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しおりを挟む晄が麗禾の膣内で果てた事7回。やっと落ち着いた性欲も、麗禾1人で背負わせてしまい、不甲斐無さでいっぱいだった。
---またヤッちまったな……
だが、以前の様に襲ったという事はなく、同意であったのと、充実感と達成感は麗禾から伝わっていた。
「麗禾、水飲ませるぞ」
「…………ん……」
榊から持って来てくれた2ℓの水ももう空になる。セックス中、何度も水を飲み、飲ませて脱水症状にはなっていない事に安堵し、濡れた身体を拭いてから、麗禾に水を飲ませた。
「大丈夫か?」
「身体…………動かせられません……晄さんは……もう治まりました?」
「ヤれるけど、お前が無理だろ………水飲みきっちまったから持って来る………少し寝てろ。風呂入りたいだろうが、身体休めてから入れてやる」
「すいません…………体力無くて……」
「謝るな…………まだピル飲ませてねぇし、水は要るから休憩しとけ」
麗禾が謝る事はないのだ。
元はと言えば、晄の油断が招いた事で、麗禾が責任を取る事でもない。
うつらうつらと、麗禾の瞼が閉じていき、晄は毛布を麗禾に掛けると、寝室から出た。
「あっ、あ………卓ぅ……」
「小夜…………」
リビングから聞こえて来る榊と小夜夫婦の声に晄は察する。
「てめぇ等、何人ん家でセックスしてやがる」
「こ、晄さん!」
「……………げっ!」
ソファで対面し抱き合っているのだから、最中なのだろう。
慌てて、榊と小夜は離れるが、晄はそれ以上追求は止めておいた。
「触発されたか?俺達の声によ」
「アンタこそ、全裸で出て来ないでよね!」
「俺の家だ、どんな格好で過ごそうと勝手だろ…………小夜の心配する様な事にはなってねぇから安心しろ」
服を整えた小夜はキッチンにある冷蔵庫を開けた晄の様子を観察していた。
「アンタは大丈夫なの?媚薬の効果」
「あぁ、取り敢えず落ち着いた」
「小夜、若頭の傷を見てくれ」
「あ、そうね…………晄、見せて」
「んなもん、まだ後で………」
「アホ!見せるのよ!麗禾ちゃんを少しでも長く休ませろ!」
晄は渋々な顔で小夜に怪我した手を見せた。
「ちょっと!前ぐらい隠せないの?」
「榊の見慣れてんだろうが」
「アンタと卓とは違うのよ!」
「バスローブ持ってきますから、今は着て下さい、若頭」
「タオルで隠しゃいいだろ」
「どっちでも良いわよ………お勃ってるもんは隠せないんだから」
まだ、性欲はあるのだろう。興奮した状態から戻らない晄は、大股開きで椅子に座っているので、小夜も目のやり場に困っている。
「なぁ、小夜」
「何?」
「ピル飲まなくなりゃ、妊娠って直ぐか?」
「直ぐって訳じゃないけど………飲まなくなって生理来て排卵日にセックスすれば、可能性はあるわね…………何?避妊薬もう飲まないって麗禾ちゃんが言った訳?」
「言ってはいないが、どうせ結婚するしよ。遅かれ早かれ飲まなくても良いだろう、と」
「話し合って決めなさいよ、それは………麗禾ちゃんはまだ大学生なんだし」
「…………あぁ、そうだったな」
傷の治療を小夜に任せている晄は、姿が見えない寝室で眠る麗禾の方へ見上げた。
「でも、アンタが子供欲しいって言うなら、麗禾ちゃんはピルの飲用止めるんじゃない?何だかんだあったけど、麗禾ちゃんはアンタに惚れてる訳だしさ」
「……………そうだな」
「何?親になるの不安なの?」
「小夜、俺達は極道なんだから」
「極道ったって表の顔もあるんだから、無縁に生活出来る方法に変えたって養えるわよ」
「そりゃ、無理な話だ」
「分かってるけどさ…………はい、出来た………無茶すると傷口開くから、暫く安静にしてよね」
根付いてしまった習慣は、なかなか無くせないもので、極道としてだけに生きている組員達も中には居る。晄や榊の様に、器用に生きていける者は極僅かなのだ。
「サンキュ…………てめぇ等も続きヤるならヤっても良いが、俺達の邪魔だけはするなよ」
「うっさいな!だったら、声漏らさない様にアンタもヤりなさいよ!」
「俺の家だ、何が悪い」
「小夜…………もう黙ろうか……それについては、俺達の負けだから」
榊と小夜は、麗禾の喘ぎ声と晄の攻め言葉に欲情したのは、榊と小夜が悪いし文句も言える立場でもない。
「俺ん家で始めたお前等が負け」
新たなペットボトルに入った水を持ち、晄は寝室に戻ると、麗禾はそのまま夢の中だった。
「幸せそうな顔しやがって………俺はまだヤり足りねぇってのによ」
「……………晄さん?」
「休みながら聞いてくれ、麗禾」
麗禾の枕元に座った晄の気配に気が付いた麗禾は、目を開けた。
「はい………何ですか?」
「このピル、お前が持ってろ」
「私が管理するって事ですよね、はい………それぐらいなら別に良いですよ」
「……………お前がこれを飲むか飲まないか、も判断を任せようと思ってる」
「……………飲まなかったら妊娠しちゃうんじゃ………」
「そうだ…………妊娠するだろうな。数が減ったら小夜に頼めば用意してくれる。それはお前が決めろ」
晄は、麗禾に委ねたいのだろうが、それは明らかに責任を擦り付ける様な言い方に聞こえた。
「私、妊娠しても良い、て事ですか?それとも私1人で大事な事を決めろ、と言うんですか?」
「妊娠しても良い、て思ってる」
「……………」
「それは、お前の都合の良い時期を決めてくれたら良い、という俺の意見だ。俺がピルを飲ませてなきゃ、もうガキが出来てても不思議じゃないし、まだ飽きる程、麗禾を抱き潰してねぇから、まだ先でも良いと思う俺も居る。結婚するつもりでいるなら、麗禾のタイミングに合わせようと思っての事だ…………俺との未来、少しは考えてくれてんだろ?」
「そ、それは………はい………」
「飲むか飲まないか、今日から麗禾が決めろ。俺はもう心構えは持ってる」
「っ!」
その胸に飛び込めば、麗禾も晄と同じ心構えを持っていると思われるだろう。抱き着きたくなってしまうのを我慢し、麗禾は考える事にした。衝動的な行動は晄の役目なのに、晄なりの麗禾の意思を尊重した言い方は、精一杯の晄の譲歩だと思われる。
「晄さん………私、飲まなくなった時、報告しますね」
「あぁ…………そうしたら、婚姻届にサインでもするか?俺は今書いても構わねぇがな」
「あるんですか?婚姻届」
「用意してある」
「じゃ、報告の時に書きます」
晄はホッと一息吐き、麗禾の肩を掴むと、そのまま雪崩れ込み、麗禾を抱き締めていた。
「……………休憩、終わらせて良いか?」
「え?」
「さっき迄は媚薬の所為で、麗禾を堪能出来てねぇからな………欲望のままじゃねぇ、テクで酔わせてやるよ」
「ち、ちょっ…………晄さん!…………ま、まだ休ませて下さいってば!」
「却下」
絶倫巨根の晄相手を今後もしなければならないと思うと、麗禾は返事を早まったかもしれない。
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