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人物紹介、設定集(微バレ注意)

人物紹介

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■内容は物語の進行に応じて随時更新する予定です。

【メインキャラクター】

●ウィルフレッド一行

○ウィルフレッド
『組織』によってアルマと呼ばれる生体兵器へと改造された地球人。姓はなくただのウィルフレッド。20代の外見で、狼を連想させるボサボサとした銀色の髪に青紫の瞳を持つ。胸にはアスティル・クリスタルと呼ばれる青い結晶が嵌めこまれている。
寡黙で物静かだが人情に厚く、高い戦闘能力を有する。ある人物との戦いで異世界ハルフェンへと転移してしまう。
常にツバメのペンダントを身に着けている。

○エリネ・セインテール
異世界ハルフェンの三大聖王国のうち、ルーネウス王国にあるブラン村出身の女の子。16歳。
茶色寄りの金髪で、左右サイドの三つ編みが特徴。カイの妹であり、活発で優しい性格。
生来盲目だが、聴覚やマナ等の知覚能力が高いため一人でも不自由なく行動できる。ウサギリスのルルといつも一緒。

○カイ・ジエリオ
異世界ハルフェンの三大聖王国のうち、ルーネウス王国にあるブラン村出身の男の子。
エリネの兄で、正義感が強く直情的。
駆け出しの猟師で弓の扱いに長けている。

〇ラナ・ヘスティリオス・ヘリティア
三大聖王国のうちヘリティア皇国の第一皇女で、太陽の女神エテルネの魂の力を受け継いだ太陽の巫女。聖痕は左首筋にある。
誇り高く強き心を持ながら、普段は聡明で優しい一面も見せる。ミスリル製の皇国の宝剣エルドグラムと強大な魔法で戦うその勇猛さから、皇国内では絶大のカリスマを誇っている。

〇レクス・アートゥルス
ルーネウス王国レタ領の領主。
父ロムネスから男爵の爵位を世襲している。おおらかな性格でどこか抜けた雰囲気を感じさせる青年。レタ領の人々とは良好な関係を築いており、ブラン村のエリネとカイとも分け隔てなく気楽に接している。

〇アイシャ・フェルナンデス・ルーネウス
三大聖王国のうちルーネウス王国の第三王女で、月の女神ルミアナの魂の力を受け継いだ月の巫女。聖痕は右二の腕にある。
お淑やかで落ち着いた女性であり、その透き通った歌声は歌姫と呼ばれるほど美しい、王女らしい王女。ラナとは昔からの付き合いで、彼女からはアイシャ姉さまと呼ばれている。

〇ミーナ・シルヴァティヌ
知識の探究を生き甲斐とするビブリオン族のエルフにして、邪神ゾルドの封印を管理する封印一族の一人。
若い外見だが相当の長生き。ラナとアイシャの教師でもある。昔は知識以外の物事は興味薄だったが…。


●邪神教団ゾルデ

〇ギルバート・ラングレン
ウィルフレッドと同じアルマとしての改造を受けた地球人。
ウィルフレッドにとって彼は数多の戦場をともに乗り越えてきた恩人で、兵士としての師もあり、良き家族ファミリーだった。

〇ザナエル
邪神教団ゾルデを率いる大神官。
鉄製の仮面を被り、邪神ゾルドの復活を目論む。

〇エリク・テフェル
ザナエルの腹心。封印の里でミーナと相弟子の関係にあった。
落ち着いた書生の外見をしながら、邪神復活のためハルフェンの各地で様々な残酷な工作を進めている。

〇オズワルド・フォルシネ
ヘリティア皇国の現宰相。皇妃ヒルデの実弟でラナの叔父。
皇帝暗殺事件以降のヘリティア皇国を実質的に支配している。


●地球

〇アオト・カンナギ
ウィルフレッドが所属していた対異星人特殊部隊の一員で、五人のアルマの一人。アルマ形態は遠距離特化スナイパータイプ。短髪の黒髪でいつも眼鏡をかけており、気弱で温和な性格。
ウィルフレッドとは新兵時代からの付き合いで、彼の無二の親友でもあった。

〇キース・アイワート
ウィルフレッドが所属していた対異星人特殊部隊の一員で、五人のアルマの一人。アルマ形態は近距離特化メレータイプ。身長が200cm程もある巨漢だが、気さくで親しみやすい性格。
ウィルフレッド達とは数度ミッションで協力し、アルマとなってからは共に数多の戦いを潜り抜けてきた。『組織』に入るまでは農場ファームのファーマーで、バーグという弟がいる。

〇サラ・シャノア
ウィルフレッドが所属していた対異星人特殊部隊の一員で、五人のアルマの一人。アルマ形態はサポート特化ジャミングタイプ。パンク風の緑と赤の髪と袖なしのシャツがトレードマーク。
気性が荒く、特にウィルフレッドによく当たっているが、本人は特に気にしてはいない。

〇ミハイル・アッカーソン
『組織』の対異星人特殊部隊アルマの総指揮を担う人物。
鋭い目つきが印象的で、ギルバートとは旧知の仲でもある。


【サブキャラクター】

〇イリス・マティルネ
ルーネウス王国のブラン村にある教会で三女神のシスターを務めている中年の女性。
エリネとカイの養母として、二人を教会に引き取っている。

〇マティ・ランフレー
エルフの百氏族・エル族出身。エルフらしい秀麗な顔をもつ美青年。
レクスの直属騎士で優等生な性格をしており、いつも気の抜けたレクスに頭を悩ませている。

〇アラン・ハウゼン
ラナ直属の近衛騎士。
落ち着いた物腰だが、騎士としての腕や経験は確かな50代。

〇クラリス・ハウゼン
アランの娘。
最近正式にヘリティア騎士になったばかりの新米騎士。オズワルドに掌握された帝都を離れ、ある包みを持ってラナ一行を目指している。

〇ドーネ
ハーゼン町でレクス達に同行するドワーフ。
マイペースな性格だが、鍛冶の腕は本物。

〇ヒルデ・フォルシネ・ヘリティア
ヘリティア皇国の皇妃でありラナの母。
皇帝暗殺事件以来、体調が崩れたという理由により公衆の前に出ていない。

〇エイダーン・ヘスティリオス・ヘリティア
ヘリティア皇国の元皇帝。故人で、ルーネウス親善団によって暗殺されたと噂されている。

〇ロバルト・フェルナンデス・ルーネウス
ルーネウス王国の国王でアイシャの父。文芸を重視するあまり戦力が衰退していたルーネウスの軍を鍛えなおした武闘派だが、本人の文芸における見識も相当のもの。エイダーンとは国レベルで良好な関係を築いていた。

〇ジュリアス・フェルナンデス・ルーネウス
ルーネウス王国の第一王子。長い髪を後ろに纏めている文武両道の美青年。家族の間ではジュリと愛称されている。

〇ルドヴィグ・フェルナンデス・ルーネウス
ルーネウス王国の第二王子。愛称はルイ。大剣クレイモアで果敢に戦う姿、颯爽とした風貌に、優しく勇敢な性格から、当代もっとも勇者に近い人物であると呼ばれ、慕われている。

〇ローザ・シェルジェ・ルーネウス
ルーネウスの后妃でアイシャの母。

〇カトー・マルファンテ
第八章に登場。ソラ町で暮らしている細身で気弱なアーティスト。あまりにも独特なアートスタイルで中々売れ出されず、生活に苦しんでいる。アリスとは恋人関係。

〇アリス・サヴィーニ
第八章に登場。ソラ町の領主ケントの一人娘。カトーとは恋人関係。

〇ケント・サヴィーニ
第八章に登場。ソラ町の領主で美術商もしている。

〇オーデル
第九章に登場。様々な勝利を味わうことを生き甲斐とし、時に見る残酷な戦い方やその真っ赤な鎧から鮮血将軍と呼ばれている。

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