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第十六章 帝都奪還
帝都奪還 第三節
しおりを挟む同盟軍のキャンプ地の縁にある小さな丘。心地良い夜風が、そこで座っているウィルフレッドとエリネを撫でていく。
「わあ…気持ち良い風…」
「キュキュ~」
ウィルフレッドに後ろから抱いて貰ってるエリネが気持ちよく夜風を感じ、ルルは少し寒いと感じたのか、暖かなウィルフレッドのコートの中へと避難した。
「風、思ったよりも寒いな、大丈夫かエリー?」
「大丈夫ですよ。ウィルさんの体、とても温かいんですから」
エリネはウィルフレッドの体温に甘えるように彼の腕を掴む。彼もまたそんな彼女を存分に暖めるようにより自分に寄り添うよう抱きしめる。
「さっきはごめんなさい、ウィルさん。私のせいで辛い目を合わせてしまって…」
「大丈夫。ああいうのはもうとっくに慣れてるから」
エリネはかつてウィルフレッドの地球で受けた仕打ちを思い出す。ビリーの操作による大衆の敵視と軽蔑の中で逃亡していた頃の苦しみ。魂を通して感じていたためか、彼女もまたありありとそれを自分のことのように感じられ、唇を噛み締める。
「それに、今の俺には君が一緒にいてくれる。どれほど軽蔑されても動揺しないさ」
「ウィルさん…」
嬉しくも恥ずかしい言葉に頬を染めるエリネ。そんな彼女を抱きしめる腕に力が籠る。
「それにさっきはエリーの方こそ大変だったろう?あんな風に言い寄せられて、気持ちのいいものじゃないからな」
さっきの人達の声を思い出して口を尖らせるエリネ。
「ほんと、さっきは最悪でした。ウィルさんにあげる水は落としてしまうし、みんな王女とか巫女とかだけに声をかけて、私自身に声をかける人なんて一人もいなから余計酷いです。アイシャさんやラナさん達の苦労が身に染みて分かります」
彼女に同意するようにウィルフレッドが苦笑する。
「やはり辛いか?巫女で王女であることに」
エリネは毅然と頭を振った。
「ううん。巫女のことは前にも言ったように、ウィルさんを助けられることができるから寧ろ嬉しいです。王女のことは…、もう否定しようもない事実ですから、好きとか嫌いとかじゃなくて、そういうものだと今は考えてますね。さっきみたいな面倒くさいことはどうしようもないですけど、システィさんやラナさん達が支えていますから」
いつもの元気な笑顔を見せるエリネに、やはり強かな女性だとウィルフレッドは思った。
「それに、ウィルさんが私の傍にいるんだもの。だから全然辛くありませんよ。大好きな彼氏は天下無敵の魔人さんですし、寧ろハルフェンで一番幸せな人じゃないでしょうか、私」
恐ろしいアルマのことを冗談で笑い飛ばしてくれるエリネに、ウィルフレッドの胸が軽くじんわりとして、そっと彼女を抱いた。
「ああ、これから同じことがあっても、君がどこにいても、必ず君のところに駆けて守り抜くよ。大好きな君を絶対に手放ししたりはしないから」
決意の込めた声が、エリネの胸を温かくする。
「どこにでも、ですか?」
「ああ、たとえ深い海の中でも、世界の果てまでも助けにいってやる。俺は天下無敵の魔人だからな。これからまた誰かにちょっかいされたら、すぐ駆けつけてみせるさ」
「ふふ、期待してますよ」
積もる不安を溶かすように、二人は互いに甘えていく。ウィルフレッドはそっとエリネの頭に口付けを落としては愛でるように強く抱き寄せ、エリネも照れ笑いながらもその鍛えられた胸板に愛らしく顔をうずめた。
「…ん?」
暫くして、二人は同時にキャンプ地内で騒がしくなっていることに気付く。
「? なにかあったのかな?」
ウィルフレッドが目のズーム機能で騒ぎの元を確認すると、傷を負った伝令らしい人が騒いでいるのが見えた。
「はぁ…はぁ…っ、ラナ様はっ、ラナ様はおられるかっ?アイシャ様かレクス様でも良いっ!至急報告したいことが…っ」
「慌てるなっ、私ならここにいるっ」
傷ついた伝令の前に、小会議を終えたばかりのラナとレクスが人混みを分けて出た。レクスが彼の鎧の紋章に注目する。
「君、パーム子爵の部下だよね?攻城兵器を率いて合流する予定の…って、その傷、まさかっ」
連合軍の魔法使いに治癒をかけられながら、伝令が続いた。
「わ、我が部隊は…、攻城兵器を護送していた我が部隊は、黒い魔人の襲撃を受けて全滅してしまいましたっ」
「なんだって!?」
******
静かな夜の時間を迎えるはずの連合軍陣地がざわめいていた。ラナ達や各国諸侯と騎士が集う会議用のテントに、別の兵士が駆けつける。
「報告します!レブナ様の攻城兵器護送隊からも、黒い魔人の襲撃を受けたとの報告が入りました!」
地図が置かれている丸い机を囲んでいる諸侯らがざわめく。
「レブナ様の隊まで…っ、これじゃ残りの攻城兵器も…」
「間違いなく全滅したと思うよ。魔人の機動力から見てもね」
テント内の張り詰めた雰囲気に反して、レクスの口調は淡々としていた。すぐ近くに座ってるウィルフレッドの拳に力が入る。攻城兵器を次々と喜々と破壊していくギルバートの姿を思い浮かびながら。
(ギル…っ)
「魔人というのは末恐ろしいものですな。攻城兵器を護送している兵士や騎士団は本隊に及ばずとも相当の実力の持ち主のはずなのに。我が軍の無敵の魔人殿はこれを防げなかったのでしょうかね」
諸侯らの軽蔑的な視線にウィルフレッドは顔色を変えない。エリネは彼の手を握っては諸侯達に不快の顔色を示し、アイシャが反論しようとするカイを抑えて諸侯を咎めた。
「言葉が過ぎますよ。ウィル様がいてこそ、今日の戦いは大きな被害を出さずになりましたし、彼が本隊から離れては寧ろこちらが教団の魔人の脅威にさらされるのですから」
騎士ウルサ達を始めとする一部諸侯も擁護する。
「アイシャ様の仰るとおりです。それに今は対策を練るのが先決。責任追及なぞ無意味です」
旗色が悪いのか、不満を示しながらも諸侯達はこれ以上ウィルフレッドを咎めることはしなかった。ウィルフレッドは礼を示すように擁護してくれた騎士や諸侯達に小さく会釈する。擁護勢には一部、アイシャ達巫女のご機嫌をとる目的の人達もいるが、そんな些細なことなぞ彼には関係なかった。
ルーネウスの諸侯の一人が唸る。
「ぬうぅ…、しかし合流予定の攻城兵器が全滅したとなれば大問題ですぞ。この本隊が保有する攻城兵器の数では、あの帝都を落とすなぞ不可能に近い」
「確かに、ここに描かれている図面を見るだけでも気が引けるぐらい守りが固いんですよね。帝都ダリウスは」
レクス達の視線は、机に置かれている帝都ダリウスとその周辺の俯瞰図に向かれる。そこにはラナ達ヘリティア側が提供した帝都の城壁構造、水路に武装などの詳細がびっしりと描かれていた。
「厚さと高さが他より二倍もある城壁が二重で帝都全体を囲み、その上には互いのインターバルを埋めれるほどの最新型大砲群が埋め尽くすように配備され、そしてダリウスの有名スポットでもある帝都門はドワーフたち謹製の鋼の門で、ご丁寧に対魔法加工されてるときた。地下水路はすべて防衛工事が施され、城壁には魔法使いや弓兵隊用の射撃窓もあるし、正に鉄壁という名に相応しい造りだね」
レクスが肩をすくめて苦笑する。
「いくらなんでもやりすぎじゃない?ここまで来ると都というよりは軍事要塞と言っていいぐらいだよ」
ヘリティア諸侯の一人が誇らしげに胸を張る。
「当然だ。偉大なる先祖ダリウス様の血を受け継ぐ我らヘリティア皇国の首都なのだぞ。その名に恥じない威容を持たせるのは当たり前だろう」
エステラの諸侯が突っ込む。
「今は自慢する場合ではないでしょう。そのお陰で我々はいま苦しい境地に立たされているのですから」
アランがフォローする意図で説明する。
「帝都ダリウスはオクト族の退治戦争で一度襲撃を受けていたことがあり、その時に守りをさらに固めるよう大きな防衛増強工程が行われたのです。一応戦争が終結してから不要な大砲などを取り下げることも議論されてましたが、一部民衆からの受けも良くてあやふやになってましたからね」
「しかし、となれば攻略はどうすべきか。やはり総力戦で破城槌を一気に城門まで推し進めるか」
「無茶だ。最初から説明しただろう。帝都の城門はどれもドワーフ達が特別鋳造した正に鉄壁の門。破城槌がそこに届いても、攻城兵器の援護なしでは門を打ち破る前に集中攻撃を受けて破壊されるのがオチだ」
「そのとおりだ。しかもそこで指揮を執るのはわが国では天才とも謳われたオズワルド。普通の討ち合いでも勝てるかどうか分からん相手なのだぞ」
「邪神教団の存在も忘れてはならん。邪気をまとった邪神兵どもがどれほど手ごわいのか、我らは嫌ほど思い知らされてきただろう」
「であれば、帝都を篭城させて長期戦で消耗させた方がよろしいのでは…」
「そんな悠長なことを言っていられません。教団は今でも刻一刻と邪神復活の準備を進めている。今回あの魔人が攻城兵器だけを狙ったのも我らに長期戦を強いて時間を稼ぐ魂胆に違いない」
「そうだ。ここは魔人殿の力を借りてはどうか?今日見たような並外れた力であれば、あるいは――」
「残念ながら今回は無理だ」
否定したのはミーナだった。
「敵にも魔人が一人いることを忘れてはいまいな。結構前から我々でその案を検討していたが、ウィルが魔人化して戦場に出れば、すぐに敵の魔人が彼を牽制して身動きができなくなる。そのことは大地の谷でも検証ずみだ」
傍に座るウィルフレッドが頷く。
「ならいったいどうすれば…」
諸侯らの誰もが厳しい顔をするなか、その一人がレクスに声をかけた。
「レクス殿。この窮地に際し、何か良い案はおありでしょうか」
テント内の視線が、相変わらずどこか抜けた感じの彼に全て集中する。
「僕?」
「そうですとも、女神軍結成時からラナ様の軍師を務め、今まで無敗を誇ってきたのではありませんか」
「おおっ、確かに。セレンティアの会議で我らが自薦したにも関わらず、ラナ殿下は厳なにそなたを引き続き軍師とすると推したぐらいですからな」
「いかがですかな?先ほどからあまり緊張してるようには見えませんが、ひょっとしたら何か妙策があるのでしょうか?」
そういう諸侯の表情には含みがあった。それはこれを機にレクスの評価を落とし、ラナから遠下げる打算もあったからだ。テント内に一瞬の静寂が訪れる。心配そうにレクスを見るウィルフレッド達。そしてラナはただ静かに彼を見つめていた。
やがてレクスが、いつもの彼らしいのほほんとした顔と口調で答えた。
「うん。一応はね」
諸侯らがどよめく。
「まことですか?攻城兵器もないまま、いったいどうやって…」
レクスが地図にある帝都門を指差す。
「この門はその重さと大きさから機械式で開くようになっているよね。しかもレバー一つで制御できるとか。ようはうち一人がそこまでたどり着いて引いておけばいい話だよ。門が開ければ、あとは大軍が都内へ推し進めれば勝ちは確定だから」
諸侯らの間に軽く失笑の声が響く。
「それができれば、三国諸侯一同がここで集まって悩む必要もありませんよ」
「ですなあ。レバー自体は分厚い城壁の裏側の部屋にあり、そこにたどり着けるにはやはり門を超えなければならない」
「それともレクス殿は、密かにそこへ人を送り込ませることができる手立てがあると?」
「潜入はまず無理だろうね。相手があのオズワルドだと、ああ言う小細工は基本的に無理だと思う」
「ではいったい…」
「うん。それをこれから説明するよ」
レクスが諸侯達に、ウィルフレッド達に彼が考えた作戦を説明した。
今度は諸侯達でなく、ラナやアイシャ、ミーナ達までも驚きを見せていた。諸侯達が互いに議論する。
「そのようなこと、本当に可能なのか…?」
「いや、ひょっとしたらいけるかも知れませんが、しかし…」
「私は反対ですぞっ。こんな賭けみたいな作戦では、巫女様たちを危険に晒すことになるっ」
「ウィルさん…」
同じようにその作戦に不安を感じるエリネが強くウィルフレッドの手を掴む。自分のことではなく、彼の体に対しての不安だ。だが彼は大丈夫だと訴えるかのように優しく手を握り返し、自分に振り向くレクスを見つめては頷いた。ラナとアイシャもレクスに同意するように頭を振ると、彼は礼を言うように微笑んでは、諸侯達に向きなおした。
「レクス殿、そなたは我らだけでなく、巫女様まで賭け金にするというのか?」
「そのとおりさっ!」
かつてない程のレクスの大声がテント内に響く。諸侯達が、昔から彼を知っていたカイ達までもが、唖然としたまま彼を見た。
「今は攻城兵器も殆どないまま、要塞同然の帝都を落とそうとしてるし、教団に邪神復活の時間を与えないためにも速攻の必要がある。とすればそれを成し遂げるリスクも当然それぐらい大きくなるものだ。巫女様達もそれを理解してこそ、僕はこの提案をしている」
ラナとアイシャ、そしてエリネが頷く。
「それに魔獣退治しかり、人同士の戦いしかり、戦場に立つことは命を危機に晒すのと既に同義。それを理解し、巫女様たちの命を他の皆も含めて背負う覚悟はとうにできている。皆だって生ぬるい戦いにしか出ていない訳じゃないでしょ。あの帝都と教団を相手する時点で、すでに同じ覚悟をしたと思うけど、違った?」
諸侯から抗議の声はなかった。ラナがレクスにどことなく嬉しそうな眼差しを送ると、彼はにんまりといつもの気の抜けた笑顔に戻る。
「勿論、そのリスクってのを最大限へらす努力も大事だからね。だから他に良い案があればここで聞いておくよ」
暫く安静が続いた。シャフナスが最初の声を挙げた。
「私はレクス殿の案に賛同する」
次にルヴィアも手をあげて賛同する。
「私もレクス殿の作戦に同意します」
「このウルサも同意しましょう」
「俺とこちらの騎士たちもその作戦に乗りましょう」
その場全員が、テント内に入ってくる三人の方を向いた。ルーネウスの諸侯達が驚嘆の声をあげる。
「ル、ルドヴィグ様っ!?」「ルドヴィグ王子っ!」
そして当然、王女たるアイシャも。
「ルイ兄様っ!?」「えっ!?」
そしてヘリティア側の諸侯ら、アランとラナがもう二人の方に目を見開く。
「カレス殿にルシア殿ではないかっ!」
「カレス、ルシアっ!」
ウィルフレッドとほぼ同じぐらい長身で、大剣を背中に背負い、どこか野性味を感じながらも、颯爽とした雰囲気を持ったルーネウス第二王子ルドヴィグ。ルーネウスの諸侯達が慌てて立ち上がり一礼をすると、彼は爽やかな笑顔で彼らに軽く挨拶すると、驚いたまま目を見開くアイシャに声をかけた。
「久しぶりだ、アイ。王都を発ってから随分と経つけど、どうやら上手くやっているようだね」
「ルイ兄様…」
もう二人の騎士、鎧を着てもその体格の逞しさが感じられる精悍な男と、どこかおっとりとした女性が、ラナの前に跪いた。
「ラナ殿下、騎士カレス、ただいま参上いたしました」
「同じく騎士ルシア、ラナ殿下が無事であるお姿が見られ、とても嬉しく存じます」
ラナが穏やかな笑顔を見せた。
「顔をおあげなさい二人とも。ガルシアから話を聞いてましたが、よく無事でいられましたね」
二人がどこか苦い表情を見せる。
「勿体無いお言葉です。エイダーン陛下の直属騎士でありながら、陛下をお守りできなかった無念をラナ殿下に処断していただくまでには、死んでも死に切れません」
「相変わらず律儀ね、安心したわ」
ラナが苦笑すると、自分に向かって流暢に一礼するルドヴィグに顔を向けた。
「大層お久しぶりです、ラナ様。数年前の王家主催のダンスパーティ以来でしょうか」
「そうですね、ルドヴィグ様。まさか貴方がカレスたちとともに来るとは思いもよりませんでした」
「数日前、教団軍と遭遇した際に偶然と顔を合わせることになったんです。お陰でこちらも無事、我が父と合流を果たすことができました」
「ロバルト様と?では」
ルドヴィグが頷く。
「先日の教団による各地蜂起以来、ルーネウスの前線はなぜか魔人の阻害を受けることがなくなったんです。父上はこれをチャンスだと思い、貴方の力になれるよう残りの兵力を率いて帝都に向かって進軍していました」
レクスがポンッと手を叩いた。
「そっか、今回の攻城兵器破壊や帝都の防衛のためにギルバートが移動したから、ルーネウス軍への足止めも止まったって訳か」
ルドヴィグが続く。
「それで、こたびの作戦はラナ様主導という父上の意向で、私が連絡役として作戦を伺いに参りました。暫く会議の内容を拝聴させて頂きましたが…噂に聞いた通り中々大胆な発想をしますね、ラナ様の軍師殿は」
レクスが少し恥ずかしそうに頭を掻いては、ルーネウス流の正式な一礼をした。
「なはは。ルドヴィグ殿下にそう褒めてもらって恐縮です。…一つ確認したいんですけど、そちらの攻城兵器は被害を受けてませんでした?」
「残念ですが、我が軍は以前から度々魔人の阻害を受けていたため、保有している兵器の数も少ないです。あの帝都を落とすには不足かと」
「そっか…。まっ、仕方ないよね」
肩をすくめるレクス。
「とにかく、後で細かい打ち合わせも必要になるけど、本当に僕の作戦で構わないのですかルドヴィグ殿下?自分でいうのもなんだけど、これ、かなり危険な賭けですよ?」
「ああ。勿論ですとも。それだけの価値にこの戦いにはありますからね。このルドヴィグ、命を貴方とラナ様に預けましょう」
ルドヴィグの爽やかな笑顔にレクスが思わず頬を掻いた。
(う~んん、めっちゃ眩しい好青年。噂どおりの方だねルドヴィグ様って)
小さく苦笑すると、彼はラナ達の方を向いて、改めて全員の同意の頷きを得て、諸侯らに最後の確認をする。
「それじゃ、もし他に異論がなければ作戦は決定ということで。みんな一緒で、あのオズワルドに一泡吹かせてやろうじゃないかっ!」
【続く】
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