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2話 俺と世界

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「あぁ、その説明をしていませんでしたね」

「あなたが居た世界はWorldNo.17263なんですが」
主:(そんなにあるのか)
「あなたの世界は1時期の時をループ、つまり繰り返しているんです
とは言え人がいる限り歴史があるわけですそこで私達神はあらかじめ歴史を作っておいたんです
世界5分前仮説というのをご存知でしょうか?あんな感じです
簡単に言うと転生させる生命にこのような歴史が合ったという情報をインプットさせるということです」

主:「なるほど.....」
「あなたが決めれるのはあなたが前世で生きていた時に出会った人物です」
「認識は難しいかもしれません、ただ、あなたが生まれる前の歴史なんて証拠はないでしょう?まぁ時間はあります、ゆっくり決めてください」


どうするかなぁ
いきなり決めろと言われても「じゃあこれ」と言える人間はいないんじゃないのか
鳥とかいいよなぁ空飛べるし
主:「でも、なんだかんだ人間なんだろうなぁ.....」
「その生物の一生を試すこともできますよ?」
主:「マジかよ」
「えぇ、マジです」

主:「もう少し待ってくれ」
「了解しました」
ちょい待てちょい待て
すごすぎだろ天界

主:「ひとついい?」
「なんでしょう?」
主:「俺はいま他の霊?魂?にどうやって見えてるんだ?」
「前世、高石裕也の姿ですね」
主:「そうなのかありがとう」


どうするかなぁ((本日二度目))
一度選んだものはやり通すんだろうし...
そういえば前世の記憶を保存ってなんだろう、後で聞いてみるか
主:「そっかー、俺死んだのかー」
自覚ないなぁ
死ぬ前に暗殺○室の最終話見とくんだったなぁ
母さんのカレー、レトルトだったのかぁ
今頃葬式とかやってんのかなぁ
アイツは元気にしてるかなぁ....

主:「そうだッ!」
主:「あの、」
「はいなんでしょうか?」
主:「試しに一回その人の人生を体験ってできる?」
「はい、できますよ」
主:「じゃあ、俺のたった一人の友達渡部わたべ 健二けんじを頼む!」
「わかりました、渡部健二を追体験ですね。期間は一週間です、詳しい説明は追体験先で受け取る手紙に記します、ではいってらっしゃい」
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