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3日 : 出会った日
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はあ…
すごく眠い。空って、こんなにまぶしかったっけ。
ふらふらしながら、登校していた。昨日はあまり眠れなかったんだ。だって、あんなことが起こったのに。
昨日のあとで、智也兄の顔にどう向き合えばいいのかわからなかった。だから、晩ごはんは抜こうって思った。でも― 部屋まで智也兄が呼びにきたんだ。
そのとき思った。あのことがあってから、智也兄の笑顔が、なんだか…裏があるように見えてしまった。
今までと同じ笑顔なのに、どこか目だけが笑っていないような―そんな気がした。
夕飯のときも、智也兄は母さんと普通に、楽しそうに話していた。まるで、いつもと何も変わらない態度で。
あんなことが起きたばかりなのに。。。
智也兄は、僕にとっては近所の優しいお兄さんで、幼なじみで、親友で、家庭教師。
幼い頃から、ずっと一緒にいた人だった。僕より四つ年上。今は大学生で、いつも忙しそうなのに、僕が「いてほしい」と思うとき、なぜかそばにいてくれた。智也兄の家は一軒家で、僕の家より二倍くらい大きい。でも、ひとりで住んでいるらしい。
たしか、智也兄の家族には会ったことがない。海外で会社をやってると聞いたことがある。もしかして、智也兄が卒業したら、あの会社で働くのかな。
別の場所に……ここじゃないところに、海外に行っちゃうのかな。ずっと会えないかもしれない…
そう考えると、なぜか胸が、きゅっと鳴った。
はじめて智也兄と出会ったのは、僕が小三で、智也兄が中一のときだった。
昔から勉強は苦手だった。今もそうだ。
テストではいつも赤点をとって、先生に呼び出されては叱られた。
僕の考え方は、まっすぐすぎるって言われる。曲がった線みたいな遠回りはできない。
だから、みんなが笑っている冗談も意味がわからないし、何を言っているのか頭の中でつながらない。特に複雑な課題、数学なんかは最悪だ。数字と記号がぐちゃぐちゃになって、すぐ混乱する。
クラスメイトからは、「つまらないやつ」「バカ」と言われて、友達もいなかった。
それでも、動物は好きだった。動物は複雑じゃない。お腹が空けば鳴く、眠ければ寝る、嫌いなものには近づかない。それだけだ。とても分かりやすい。
学校の帰り道には、よく通る小さな広場があった。そこに、野良の子犬がいた。
お母さんは「家では飼えない」と言ったから、僕は拾ったプラスチックの箱を置き、雨が入らないようにしてやった。学校帰りにはこっそり餌を持っていき、広場の隅で一緒に遊ぶのが日課になった。
真っ黒な毛並みがさらさらと光る。
その子犬に「カラス」と名前をつけた。オスだったし、黒くてかっこよかったからだ。
ある日――夜中に雷の音で目が覚めた。
外は大雨。稲妻が空を裂くたび、部屋の中が一瞬白く光る。
カラスのことが、どうしても気になった。
プラスチックの箱は置いたけど、こんな嵐じゃ飛ばされているかもしれない。
僕はこっそり家を出た。傘をさしても、風でひっくり返ってすぐ壊れた。仕方なく捨てて、びしょぬれのまま広場へ走る。ついたとき、嫌な予感が的中した。箱は風で飛ばされ、カラスの姿はどこにもない。
「カラス!」
叫んだ声は、雨と雷にかき消された。自分の耳にも届かない。心臓が痛いほど早く打って、呼吸が荒くなる。暗い広場をぐるぐると走り回った。街灯の光は雨粒に反射して滲み、視界はほとんど効かない。水たまりを踏みしめる靴が、びちゃりと音を立てる。服も髪も、全身ずぶ濡れだ。
そのとき――。
「何をしてるんですか?」
突然、背後から落ち着いた声がした。振り向くと、そこに立っていたのは年上の美少年だった。
嵐の中でも傘をしっかり握り、背筋をまっすぐ伸ばしている。その静かな佇まいが、この荒れた景色から浮き上がって見えた。
「あの… カラスを探してるの!」息を切らしながら必死に言う。
「ああ、あの黒い犬なら… 僕の家にいますよ」美少年は表情をほとんど変えずに答えた。
「……本当?」 思わず縋るように聞くと、彼は無言でうなずき、歩き出す。
広場の隣には、大きな家があった。どうやら彼の家らしい。中に入ると、家は広いのに不思議なほど静まり返っていた。
そのとき――。
「わん!」
懐かしい鳴き声が玄関の奥から響き、黒い毛玉が一直線にこちらへ駆けてきた。
「カラス!」僕の腕に飛び込んできたその温もりに、胸の奥がじんわりと熱くなる。
「……窓から、たまたま見えたんです」 美少年はそう言って、静かに傘を畳んだ。
「ありがとう、お兄さん」
「君、よくこの子と遊びますね。俺の部屋の窓から、広場がはっきり見えるんです」
「うん。カラスは、僕の唯一の友達なんだ」
「犬が……友達?」
「僕、この子以外に友達いないの。もしカラスがいなかったら、ずっと一人ぼっちだよ」
お兄さんは少し黙り、それから低くつぶやいた。
「……いいですね。うらやましい。俺には、誰もいなかった」
その言葉は独り言のようで、この広い家の静けさに反響した。 声には深い寂しさが滲んでいて、聞いていると胸が痛くなる。 それに――この家は、やけに寒かった。僕の服が濡れているせいだけじゃない。空気そのものが冷えていて、広さのわりに、どこか空っぽだった。
「じゃあ……僕がカラスを貸してあげる」 そう口にすると、お兄さんがわずかに眉を上げた。
「カラスは優しい犬だよ。お兄さんとも仲良くしてくれる。僕も一緒に遊ぶから、三人で遊ぼう」
わん!
僕の言葉に、カラスは尻尾を振ってお兄さんの前にちょこんと座った。
お兄さんはしばらくその様子を見てから、ふっと息を漏らした。
「……この手で、俺に犬を飼うように仕向けたんですか。賢い子ですね」
予想外の言葉に、僕は驚いて首をひねった。
「あ!そんな方法もあるんだ」
思わず口走ってしまい、お兄さんが小さく目を瞬かせる。
「僕、そんなことまで考えてなかったよ。ただ……お兄さんが寂しそうだったから」
僕の言葉を聞いたお兄さんは、ふっと口元をゆるめ――次の瞬間、肩を小さく揺らして笑い声を漏らした。
その笑いは意外なほど柔らかくて、見ているこちらまで息が温まるようだった。
美少年と呼ぶにふさわしい整った顔立ちが、その瞬間だけ一層まぶしく輝く。寒々しかったこの家も、不思議と少しだけ暖かく見えた。
「……いいですよ。この犬、貸してもらいましょう。返したくなったら、ちゃんと言ってくださいね」
それから、僕は智也兄―そう名乗った彼の家によく通うようになった。
あの夜、家に帰った僕はお母さんにこっぴどく怒られた。
けれど、智也兄がうまく取りなしてくれて、なんとか許してもらえた。彼はすぐにお母さんとも打ち解け、結局カラスはそのまま智也兄の家で暮らすことになった。
時は流れ――カラスはもう老犬だ。かつて広場を駆け回っていた脚も、今ではのんびり歩くのがやっとになっている。あの時、大好きな智也兄と一緒にいたいと思って、智也兄の通う学校に行こうと決めた。
でも、彼が通う高校は名門で、すごく優秀な生徒ばかりの学校だった。自分には無理だと気づいたとき、すごく泣いた。そんな僕を見て、智也兄は一緒に勉強を教えてくれた。あの頃より彼の表情はずっと豊かになっていた。
そして、なんとか頑張って入学できたけれど、高校と中学校の校舎は別々で、僕がまだ中学生のとき、智也兄はもう高校生だった。
僕は相変わらず友達がいなかった。友達を作ろうと努力してもうまくいかず、寂しい時は智也兄のところに行った。でも、同じクラスの子たちはそれを妬まれた。智也兄は学校の人気者で、生徒会長も務めていた。そんな彼の隣に僕のような存在がいると、目障りに思われたのかもしれない。
もちろん。優秀なDOM、成績トップ、生徒会長、顔だって神様が作ったように美しい。
僕と智也兄――どこまでも正反対だ。
すごく眠い。空って、こんなにまぶしかったっけ。
ふらふらしながら、登校していた。昨日はあまり眠れなかったんだ。だって、あんなことが起こったのに。
昨日のあとで、智也兄の顔にどう向き合えばいいのかわからなかった。だから、晩ごはんは抜こうって思った。でも― 部屋まで智也兄が呼びにきたんだ。
そのとき思った。あのことがあってから、智也兄の笑顔が、なんだか…裏があるように見えてしまった。
今までと同じ笑顔なのに、どこか目だけが笑っていないような―そんな気がした。
夕飯のときも、智也兄は母さんと普通に、楽しそうに話していた。まるで、いつもと何も変わらない態度で。
あんなことが起きたばかりなのに。。。
智也兄は、僕にとっては近所の優しいお兄さんで、幼なじみで、親友で、家庭教師。
幼い頃から、ずっと一緒にいた人だった。僕より四つ年上。今は大学生で、いつも忙しそうなのに、僕が「いてほしい」と思うとき、なぜかそばにいてくれた。智也兄の家は一軒家で、僕の家より二倍くらい大きい。でも、ひとりで住んでいるらしい。
たしか、智也兄の家族には会ったことがない。海外で会社をやってると聞いたことがある。もしかして、智也兄が卒業したら、あの会社で働くのかな。
別の場所に……ここじゃないところに、海外に行っちゃうのかな。ずっと会えないかもしれない…
そう考えると、なぜか胸が、きゅっと鳴った。
はじめて智也兄と出会ったのは、僕が小三で、智也兄が中一のときだった。
昔から勉強は苦手だった。今もそうだ。
テストではいつも赤点をとって、先生に呼び出されては叱られた。
僕の考え方は、まっすぐすぎるって言われる。曲がった線みたいな遠回りはできない。
だから、みんなが笑っている冗談も意味がわからないし、何を言っているのか頭の中でつながらない。特に複雑な課題、数学なんかは最悪だ。数字と記号がぐちゃぐちゃになって、すぐ混乱する。
クラスメイトからは、「つまらないやつ」「バカ」と言われて、友達もいなかった。
それでも、動物は好きだった。動物は複雑じゃない。お腹が空けば鳴く、眠ければ寝る、嫌いなものには近づかない。それだけだ。とても分かりやすい。
学校の帰り道には、よく通る小さな広場があった。そこに、野良の子犬がいた。
お母さんは「家では飼えない」と言ったから、僕は拾ったプラスチックの箱を置き、雨が入らないようにしてやった。学校帰りにはこっそり餌を持っていき、広場の隅で一緒に遊ぶのが日課になった。
真っ黒な毛並みがさらさらと光る。
その子犬に「カラス」と名前をつけた。オスだったし、黒くてかっこよかったからだ。
ある日――夜中に雷の音で目が覚めた。
外は大雨。稲妻が空を裂くたび、部屋の中が一瞬白く光る。
カラスのことが、どうしても気になった。
プラスチックの箱は置いたけど、こんな嵐じゃ飛ばされているかもしれない。
僕はこっそり家を出た。傘をさしても、風でひっくり返ってすぐ壊れた。仕方なく捨てて、びしょぬれのまま広場へ走る。ついたとき、嫌な予感が的中した。箱は風で飛ばされ、カラスの姿はどこにもない。
「カラス!」
叫んだ声は、雨と雷にかき消された。自分の耳にも届かない。心臓が痛いほど早く打って、呼吸が荒くなる。暗い広場をぐるぐると走り回った。街灯の光は雨粒に反射して滲み、視界はほとんど効かない。水たまりを踏みしめる靴が、びちゃりと音を立てる。服も髪も、全身ずぶ濡れだ。
そのとき――。
「何をしてるんですか?」
突然、背後から落ち着いた声がした。振り向くと、そこに立っていたのは年上の美少年だった。
嵐の中でも傘をしっかり握り、背筋をまっすぐ伸ばしている。その静かな佇まいが、この荒れた景色から浮き上がって見えた。
「あの… カラスを探してるの!」息を切らしながら必死に言う。
「ああ、あの黒い犬なら… 僕の家にいますよ」美少年は表情をほとんど変えずに答えた。
「……本当?」 思わず縋るように聞くと、彼は無言でうなずき、歩き出す。
広場の隣には、大きな家があった。どうやら彼の家らしい。中に入ると、家は広いのに不思議なほど静まり返っていた。
そのとき――。
「わん!」
懐かしい鳴き声が玄関の奥から響き、黒い毛玉が一直線にこちらへ駆けてきた。
「カラス!」僕の腕に飛び込んできたその温もりに、胸の奥がじんわりと熱くなる。
「……窓から、たまたま見えたんです」 美少年はそう言って、静かに傘を畳んだ。
「ありがとう、お兄さん」
「君、よくこの子と遊びますね。俺の部屋の窓から、広場がはっきり見えるんです」
「うん。カラスは、僕の唯一の友達なんだ」
「犬が……友達?」
「僕、この子以外に友達いないの。もしカラスがいなかったら、ずっと一人ぼっちだよ」
お兄さんは少し黙り、それから低くつぶやいた。
「……いいですね。うらやましい。俺には、誰もいなかった」
その言葉は独り言のようで、この広い家の静けさに反響した。 声には深い寂しさが滲んでいて、聞いていると胸が痛くなる。 それに――この家は、やけに寒かった。僕の服が濡れているせいだけじゃない。空気そのものが冷えていて、広さのわりに、どこか空っぽだった。
「じゃあ……僕がカラスを貸してあげる」 そう口にすると、お兄さんがわずかに眉を上げた。
「カラスは優しい犬だよ。お兄さんとも仲良くしてくれる。僕も一緒に遊ぶから、三人で遊ぼう」
わん!
僕の言葉に、カラスは尻尾を振ってお兄さんの前にちょこんと座った。
お兄さんはしばらくその様子を見てから、ふっと息を漏らした。
「……この手で、俺に犬を飼うように仕向けたんですか。賢い子ですね」
予想外の言葉に、僕は驚いて首をひねった。
「あ!そんな方法もあるんだ」
思わず口走ってしまい、お兄さんが小さく目を瞬かせる。
「僕、そんなことまで考えてなかったよ。ただ……お兄さんが寂しそうだったから」
僕の言葉を聞いたお兄さんは、ふっと口元をゆるめ――次の瞬間、肩を小さく揺らして笑い声を漏らした。
その笑いは意外なほど柔らかくて、見ているこちらまで息が温まるようだった。
美少年と呼ぶにふさわしい整った顔立ちが、その瞬間だけ一層まぶしく輝く。寒々しかったこの家も、不思議と少しだけ暖かく見えた。
「……いいですよ。この犬、貸してもらいましょう。返したくなったら、ちゃんと言ってくださいね」
それから、僕は智也兄―そう名乗った彼の家によく通うようになった。
あの夜、家に帰った僕はお母さんにこっぴどく怒られた。
けれど、智也兄がうまく取りなしてくれて、なんとか許してもらえた。彼はすぐにお母さんとも打ち解け、結局カラスはそのまま智也兄の家で暮らすことになった。
時は流れ――カラスはもう老犬だ。かつて広場を駆け回っていた脚も、今ではのんびり歩くのがやっとになっている。あの時、大好きな智也兄と一緒にいたいと思って、智也兄の通う学校に行こうと決めた。
でも、彼が通う高校は名門で、すごく優秀な生徒ばかりの学校だった。自分には無理だと気づいたとき、すごく泣いた。そんな僕を見て、智也兄は一緒に勉強を教えてくれた。あの頃より彼の表情はずっと豊かになっていた。
そして、なんとか頑張って入学できたけれど、高校と中学校の校舎は別々で、僕がまだ中学生のとき、智也兄はもう高校生だった。
僕は相変わらず友達がいなかった。友達を作ろうと努力してもうまくいかず、寂しい時は智也兄のところに行った。でも、同じクラスの子たちはそれを妬まれた。智也兄は学校の人気者で、生徒会長も務めていた。そんな彼の隣に僕のような存在がいると、目障りに思われたのかもしれない。
もちろん。優秀なDOM、成績トップ、生徒会長、顔だって神様が作ったように美しい。
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