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トラウマ
3(最後の方一瞬だけR15ぐらいです。一瞬だけ)
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あれからいつも通り過ごして、いつも通りの日常だった。
変わったのは、俺が悪夢を見る頻度が増えた事だけ。
悪魔というか、昔のことを夢に見る。そしてその昔のことが今出会った人たちに変わって、離れて行く。そんな夢。
そんな事はないと信じたいけど、信じたらまた裏切られるんじゃないかなんて思ってしまう。
そのせいで少し寝不足だ。
クマができてるよと京くん達に心配されたけど、夜更かししちゃってと誤魔化した。
余計な心配かけたくないんだ。ごめんね。
「…お腹、すかないな」
これは明日のお弁当にしよう…。
ラップをかけて冷蔵庫にいれる。
眠れないのもだけど、なんだか食欲も無くなってしまってご飯を食べない日が続いていた。
京くん達は何か言いたそうにしているけど、俺が何も言わないから何も言わないようにしているみたいだった。
このままじゃ、ダメだよなぁ…。
…気分転換に外を散歩しよう。
**
はー夜でも暑くなってきたなぁ。
しばらく歩いて一休みしようと側にあったベンチに腰掛ける。
生温い風を浴びながら空を見上げて、どうしたらいいんだろうと答えの出ない問いを考えた。
このまま、現状維持なんて出来ないし、したくないなぁ。
何度目かわからない溜息を吐いていたら、頭上に影ができた。
「…委員長さん…」
「おう。何してんだ?」
「散歩してました!」
「ふーん。お前、一人でか?」
「え?はい、ちょっと考え事したくて」
「なぁるほどなぁ…?」
顎に手を当て何かを考えている委員長さんに首を傾げて、委員長さんはなんであんな繁みの向こうから出てきたんだろう、とさらに首を傾げる。
「どうした?」
「…向こうの茂みに何かあるんですか?」
「茂みに?…あー…まあ、あるっちゃーあるな」
「もしかして何か動物がいるんですか!?」
「は?…うん、まあ、そう、だな」
「えー!みたい!」
なんだか歯切れの悪い委員長さんだけど気にせずキラキラとした瞳で委員長さんを見つめると、目を逸らされた。
う、傷付く…。
**
(委員長side)
「ぁんっ…やんっ!そこぉっ…!」
「っは…」
「ぁあぁっ…!」
びくびくと震える中に己の精を吐き出して、ゆるゆると腰を動かす。
…こいつはもう、終わりだな。
「ぃいんちょぉ…?」
「…おら、早く立て」
「腰が、抜けちゃって…っん…」
「…立てるまではいてやるから早く回復しろ」
はぁい…なんて目をハートにして呟く生徒に軽く息を吐いて、乱れた服を整える。
俺の欲を発散させてくれるセフレ。
セフレだからと雑な扱いは出来ねぇし、するつもりもねぇ。
ようやく回復した生徒と別れを告げ、茂みから出れば先日知り合った生徒会の補佐がいた。
…なんか、元気ねぇな。
つーかあいつ1人か?なんかあったら、どーすんだよ。面倒臭ぇ。
何か問題が起きる前に、帰す。
そう決意した俺は補佐に話しかけて、まさかのど天然に翻弄されるとは思っていなかった。
風紀室での出来事なんかすっかり忘れてたし。
**
…。
変わったのは、俺が悪夢を見る頻度が増えた事だけ。
悪魔というか、昔のことを夢に見る。そしてその昔のことが今出会った人たちに変わって、離れて行く。そんな夢。
そんな事はないと信じたいけど、信じたらまた裏切られるんじゃないかなんて思ってしまう。
そのせいで少し寝不足だ。
クマができてるよと京くん達に心配されたけど、夜更かししちゃってと誤魔化した。
余計な心配かけたくないんだ。ごめんね。
「…お腹、すかないな」
これは明日のお弁当にしよう…。
ラップをかけて冷蔵庫にいれる。
眠れないのもだけど、なんだか食欲も無くなってしまってご飯を食べない日が続いていた。
京くん達は何か言いたそうにしているけど、俺が何も言わないから何も言わないようにしているみたいだった。
このままじゃ、ダメだよなぁ…。
…気分転換に外を散歩しよう。
**
はー夜でも暑くなってきたなぁ。
しばらく歩いて一休みしようと側にあったベンチに腰掛ける。
生温い風を浴びながら空を見上げて、どうしたらいいんだろうと答えの出ない問いを考えた。
このまま、現状維持なんて出来ないし、したくないなぁ。
何度目かわからない溜息を吐いていたら、頭上に影ができた。
「…委員長さん…」
「おう。何してんだ?」
「散歩してました!」
「ふーん。お前、一人でか?」
「え?はい、ちょっと考え事したくて」
「なぁるほどなぁ…?」
顎に手を当て何かを考えている委員長さんに首を傾げて、委員長さんはなんであんな繁みの向こうから出てきたんだろう、とさらに首を傾げる。
「どうした?」
「…向こうの茂みに何かあるんですか?」
「茂みに?…あー…まあ、あるっちゃーあるな」
「もしかして何か動物がいるんですか!?」
「は?…うん、まあ、そう、だな」
「えー!みたい!」
なんだか歯切れの悪い委員長さんだけど気にせずキラキラとした瞳で委員長さんを見つめると、目を逸らされた。
う、傷付く…。
**
(委員長side)
「ぁんっ…やんっ!そこぉっ…!」
「っは…」
「ぁあぁっ…!」
びくびくと震える中に己の精を吐き出して、ゆるゆると腰を動かす。
…こいつはもう、終わりだな。
「ぃいんちょぉ…?」
「…おら、早く立て」
「腰が、抜けちゃって…っん…」
「…立てるまではいてやるから早く回復しろ」
はぁい…なんて目をハートにして呟く生徒に軽く息を吐いて、乱れた服を整える。
俺の欲を発散させてくれるセフレ。
セフレだからと雑な扱いは出来ねぇし、するつもりもねぇ。
ようやく回復した生徒と別れを告げ、茂みから出れば先日知り合った生徒会の補佐がいた。
…なんか、元気ねぇな。
つーかあいつ1人か?なんかあったら、どーすんだよ。面倒臭ぇ。
何か問題が起きる前に、帰す。
そう決意した俺は補佐に話しかけて、まさかのど天然に翻弄されるとは思っていなかった。
風紀室での出来事なんかすっかり忘れてたし。
**
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