婚約破棄オブザデッド

droit

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6話

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 少し彼のトーンが静かになった気がした。

「お前がここまでたかが免許の条件一つでぐちぐちぐちぐちねちねちねちねち文句付けるような女だなんて

思わなかった、もう城からも出ていけ。二度とオレの前に顔を見せるんじゃねぇぞクソアマ!!」

「何よぅ、男でAT限定が恥ずかしいなんて風潮今に始まったことじゃないし、しかも車好きを自称するような男

ならなおさらいじられても仕方のないネタでしょ、そんな怒ることないじゃん、恥ずかしくないのそんな必死

になっちゃってさwww?」

「いじる? そんな必死に国の免許制度がどうこうとかまで突っ込みだしてまで批判するとかちょっとからかう

ようなレベル超えてるだろうが、ふざけんじゃねーぞ。そんないじりをこれから死ぬまで聞いていかなきゃなら

ねーのかよ俺は、死んでもごめんだね!」

ぎすぎすした車内の雰囲気はこのまま変わることなくそのままそこで私は降りることにした……。
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