5 / 13
第五夜
しおりを挟む
炊事洗濯掃除……ほかにもいろいろ教えてきたことですっかりほぼわたしだけに懐いてくれるようになった。
いまでは服や髪型、靴の趣味もすっかりわたしと同じになってしまっている。この子のファッションの流行の
基準はわたしなのである!! ここまでくればそろそろかなと思った。
「ホント、肌白いよね」
「え、そんなことないですよぅ」
「綺麗だよね、でももっと冒険してみない?」
「それってどういうことですか~」
やはり食いついてきた!
「白いのも良いけどあなたみたに若くて快活な子はもっとアウトドアなかんじを出した方が王子ももっと
気に入ってくれると思うよ」
「……というと?」
「日焼けよ日焼け、肌を小麦色にした方が似合うよ絶対! 水着着たら日焼け後のラインも出てさらにセクシー
に見えるようになるわ。」
「日焼けかあ、先輩結構焼けてますけどどこの日サロ通ってらっしゃるんですか?」
「日サロなんかじゃなく本当の日焼けしてるのよ、うち屋上にプールあんだけどね」
「へぇ~すっごいんですね」
「良かったらあなたも焼いてかない?」
いまでは服や髪型、靴の趣味もすっかりわたしと同じになってしまっている。この子のファッションの流行の
基準はわたしなのである!! ここまでくればそろそろかなと思った。
「ホント、肌白いよね」
「え、そんなことないですよぅ」
「綺麗だよね、でももっと冒険してみない?」
「それってどういうことですか~」
やはり食いついてきた!
「白いのも良いけどあなたみたに若くて快活な子はもっとアウトドアなかんじを出した方が王子ももっと
気に入ってくれると思うよ」
「……というと?」
「日焼けよ日焼け、肌を小麦色にした方が似合うよ絶対! 水着着たら日焼け後のラインも出てさらにセクシー
に見えるようになるわ。」
「日焼けかあ、先輩結構焼けてますけどどこの日サロ通ってらっしゃるんですか?」
「日サロなんかじゃなく本当の日焼けしてるのよ、うち屋上にプールあんだけどね」
「へぇ~すっごいんですね」
「良かったらあなたも焼いてかない?」
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄してくださって結構です
二位関りをん
恋愛
伯爵家の令嬢イヴには同じく伯爵家令息のバトラーという婚約者がいる。しかしバトラーにはユミアという子爵令嬢がいつもべったりくっついており、イヴよりもユミアを優先している。そんなイヴを公爵家次期当主のコーディが優しく包み込む……。
※表紙にはAIピクターズで生成した画像を使用しています
悪役令嬢のビフォーアフター
すけさん
恋愛
婚約者に断罪され修道院に行く途中に山賊に襲われた悪役令嬢だが、何故か死ぬことはなく、気がつくと断罪から3年前の自分に逆行していた。
腹黒ヒロインと戦う逆行の転生悪役令嬢カナ!
とりあえずダイエットしなきゃ!
そんな中、
あれ?婚約者も何か昔と態度が違う気がするんだけど・・・
そんな私に新たに出会いが!!
婚約者さん何気に嫉妬してない?
悪役令嬢の大きな勘違い
神々廻
恋愛
この手紙を読んでらっしゃるという事は私は処刑されたと言う事でしょう。
もし......処刑されて居ないのなら、今はまだ見ないで下さいまし
封筒にそう書かれていた手紙は先日、処刑された悪女が書いたものだった。
お気に入り、感想お願いします!
悪意には悪意で
12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。
私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。
ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。
婚約破棄されたのに、王太子殿下がバルコニーの下にいます
ちよこ
恋愛
「リリス・フォン・アイゼンシュタイン。君との婚約を破棄する」
王子による公開断罪。
悪役令嬢として破滅ルートを迎えたリリスは、ようやく自由を手に入れた……はずだった。
だが翌朝、屋敷のバルコニーの下に立っていたのは、断罪したはずの王太子。
花束を抱え、「おはよう」と微笑む彼は、毎朝訪れるようになり——
「リリス、僕は君の全てが好きなんだ。」
そう語る彼は、狂愛をリリスに注ぎはじめる。
婚約破棄×悪役令嬢×ヤンデレ王子による、
テンプレから逸脱しまくるダークサイド・ラブコメディ!
婚約者様への逆襲です。
有栖川灯里
恋愛
王太子との婚約を、一方的な断罪と共に破棄された令嬢・アンネリーゼ=フォン=アイゼナッハ。
理由は“聖女を妬んだ悪役”という、ありふれた台本。
だが彼女は涙ひとつ見せずに微笑み、ただ静かに言い残した。
――「さようなら、婚約者様。二度と戻りませんわ」
すべてを捨て、王宮を去った“悪役令嬢”が辿り着いたのは、沈黙と再生の修道院。
そこで出会ったのは、聖女の奇跡に疑問を抱く神官、情報を操る傭兵、そしてかつて見逃された“真実”。
これは、少女が嘘を暴き、誇りを取り戻し、自らの手で未来を選び取る物語。
断罪は終わりではなく、始まりだった。
“信仰”に支配された王国を、静かに揺るがす――悪役令嬢の逆襲。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる