悪役令嬢はまた墜ちて行く……

droit

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「あぁ、ママおはよう・・・・・・。」

「あんた今日から旅行なのにそんなんで大丈夫なの? うなされてたわよ」

「うーん、なんかちょっと変な夢を見てたみたいだけど大丈夫だよ!」

そのまま立ち上がり着替え始めることにした。

ああいう夢を見るのがはじめてじゃないのは事実だ、ただママにはわざわざ言うほどのものでもないだけである。

「朝ごはん出来てるから支度して降りて来なさい!」

「はぁーいママ!」

ママはそう言って階段を下りて行った。

私もしばらくしてそれに続く・・・・・・そしてそのまま洗面所へ向かった。
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