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3章〜嘘か誠か〜
安全地帯
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「安全地帯」
猫目はそう呟いた。
「安全地帯か…。そんなの存在するのかな?」
すると、少し驚いたような顔で猫目が
「えっ?無線聞いてないの?、この先真っ直ぐ行った所の町にキャンプがあるらしいの、嘘か本当かは知らないけどね、そこが隔離されてて安全だってさ」
そこにいげば少しで生存できる可能性がある。
どつせいつか皆おかしくなる。
行く価値はある。心の中でそう思った
「そこが、安全がなんてのはわからないけど、行く価値はあるんじゃない?」
僕がそう言うと猫目は
「そうね、行ってみましょ」
即決したようにすぐ返答してきた
それにしても、さっきから、見渡す建物はもう植物などコケなどがついて緑がかっている
どこか美しく、自然を感じた
歩いてれば、普通に動物に出会う
猿・鹿・イノシシ
動物への感染はしていないようだ
でも、確定はしていないので気を付けながら歩いていかなければならない
安全地帯と言われている場所まではまだ長くかかりそうだ
この先真っ直ぐ行って……。
地図は苦手だ。
猫目に渡しておこう。
「地図もよめないのね、まぁいいわ、そこの家で休みましょ、食料とか探すついでに」
そう言って、コケのかかった家に入り込んだ
デットがいる可能性も考えて、ゆっくりと足を踏み出しながら物資を探す
「何も無いなー、あったのは、包帯、消毒液、成人向けの本だけか」
と猫目が口にする
「成人向けの本なんていらないだろ、捨てろ」
と言うと
「本当は、興味あるくせに、私の事も変な目で見てたりして~」
おちょくるように猫目が言った
「がきんちょには興味ないわ!」
慌てふためいて言葉にした
とにかくここで休んで、明日安全地帯に向かうことにした。
幸いベッドは2つあってよかった
朝目が覚めると、猫目の姿がなかった
慌てて探して、やっと見つけたと思ったら、素早い平手打ちをくらった
「な…なにすんだよ!」
猫目は泣き目で恥じているかのように顔を赤くしていた
「どっ、どうした?!」
「どうしたじゃないわよ!この変態!」
まさかと思い下を見ると、猫目はスッポンポンだった
「あっ!ごめん。気づかなかった」
急いで部屋を出て、さっきの光景を思い浮かべた
「以外に、あったな…。」
ハッと我に返り相手は高校生だと言うことを肝に銘じた
猫目がやっと、しかめっ面で部屋から出てきた
「行くわよ」
何事も無かったかのように振る舞う猫目の顔は少しだけ赤面していた。
そうして、家から出て、僕達はまた安全地帯へと向かい始めた。
猫目はそう呟いた。
「安全地帯か…。そんなの存在するのかな?」
すると、少し驚いたような顔で猫目が
「えっ?無線聞いてないの?、この先真っ直ぐ行った所の町にキャンプがあるらしいの、嘘か本当かは知らないけどね、そこが隔離されてて安全だってさ」
そこにいげば少しで生存できる可能性がある。
どつせいつか皆おかしくなる。
行く価値はある。心の中でそう思った
「そこが、安全がなんてのはわからないけど、行く価値はあるんじゃない?」
僕がそう言うと猫目は
「そうね、行ってみましょ」
即決したようにすぐ返答してきた
それにしても、さっきから、見渡す建物はもう植物などコケなどがついて緑がかっている
どこか美しく、自然を感じた
歩いてれば、普通に動物に出会う
猿・鹿・イノシシ
動物への感染はしていないようだ
でも、確定はしていないので気を付けながら歩いていかなければならない
安全地帯と言われている場所まではまだ長くかかりそうだ
この先真っ直ぐ行って……。
地図は苦手だ。
猫目に渡しておこう。
「地図もよめないのね、まぁいいわ、そこの家で休みましょ、食料とか探すついでに」
そう言って、コケのかかった家に入り込んだ
デットがいる可能性も考えて、ゆっくりと足を踏み出しながら物資を探す
「何も無いなー、あったのは、包帯、消毒液、成人向けの本だけか」
と猫目が口にする
「成人向けの本なんていらないだろ、捨てろ」
と言うと
「本当は、興味あるくせに、私の事も変な目で見てたりして~」
おちょくるように猫目が言った
「がきんちょには興味ないわ!」
慌てふためいて言葉にした
とにかくここで休んで、明日安全地帯に向かうことにした。
幸いベッドは2つあってよかった
朝目が覚めると、猫目の姿がなかった
慌てて探して、やっと見つけたと思ったら、素早い平手打ちをくらった
「な…なにすんだよ!」
猫目は泣き目で恥じているかのように顔を赤くしていた
「どっ、どうした?!」
「どうしたじゃないわよ!この変態!」
まさかと思い下を見ると、猫目はスッポンポンだった
「あっ!ごめん。気づかなかった」
急いで部屋を出て、さっきの光景を思い浮かべた
「以外に、あったな…。」
ハッと我に返り相手は高校生だと言うことを肝に銘じた
猫目がやっと、しかめっ面で部屋から出てきた
「行くわよ」
何事も無かったかのように振る舞う猫目の顔は少しだけ赤面していた。
そうして、家から出て、僕達はまた安全地帯へと向かい始めた。
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