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第一部 第一章 異世界転移の篇

20-1 モアとも激しく… ♡

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ナオ「…あとタクミとしてないのは私とツグミとアイか……」

 モアとタクミを見送った後、ナオがボソッとつぶやく。その言葉を聞いてアユミがツグミに近づいた。

アユミ「…ツグミはどうする?…別にしろっていう意味じゃなくて……」
アカリ「ツグミ…無理にしなくていいんだよ……」
ツグミ「…ありがとう…でも……あとで…真中君と……しようと思うの…」
ナオ「…ツグミ…」

ツグミ「…ホント…無理にするわけじゃないから……ただ…」
アユミ「…ただ?…」
ツグミ「…うまくできなかったら……どうしよう…って…」

 ナオがツグミの腕を取る。

ナオ「じゃあ、いっしょにしようか?…どう?私とじゃ、いや?……」
ツグミ「えっ?……いや…じゃないけど……」
ナオ「…ん?…」
ツグミ「…恥ずかしいよ(笑)…」
ナオ「…えー、何で?(笑)…もう何でも知ってるじゃん……」
ツグミ「……ウソ……私…ナオのこと…何も…知らなかった……」

 ナオが経験豊富なことなど、ツグミは何も聞いてなかったのだろう。
 彼女の困惑した表情を見て、ナオは少し下を向いた。

ナオ「……ツグミ……ゴメンね…色んなこと…黙ってて……」
ツグミ「……ううん…全然…いいよ……」
アユミ「…ツグミ…」
アカリ「…ねぇ…じゃあ、私がいっしょにいようか?…」

 ツグミとナオの間の空気を感じたのか、アカリがツグミに声をかけながら腕をからめる。
 そんなアカリの顔を見て、ツグミも笑顔になった。

ツグミ「…アカリちゃん…ありがとう…でも、ナオが最初に…言ってくれたから……」
ナオ「…私でいい?…」
ツグミ「…お願い…」
ソラ「…ツグミのことはいいけど…」

 ソラがそう言いながら視線を送る先に、みんなと離れて焚き木を拾うアイがいる。

アユミ「…アカリ…アイは…どうなんだろう?…」
アカリ「…う~ん…今までのタクミとのこともあるし…それに本を読んで、すごく怒ってたから……」
ナオ「……まあ、無理は言わないのは絶対だけど……
 現実的にツグミもタクミとしたら…アイだけしないと能力に差がでちゃうよね……」
ソラ「…まあ、確かに…」

 ナオが少し悩まし気に首をかしげると、アカリもアユミも難しい顔をした。

アユミ「…でも、無理強いはできないよ…」
ルカ「…アイちゃんの能力って、結構重要だったでしょ…もし戦うんだとしたら…」
アカリ「…アイがいやいやするとは思えないし…」
ソラ「こればっかりはどうしようもないよ……」

ナオ「…まあ、やらないといけないような雰囲気はやめようね……」
ソラ「そうそう…するかしないかはそれぞれの気持ちだから……」
アユミ「…だよね…」

 そこにいる全員が気づかれないようにアイの様子を伺っていると、彼女が手を振ってみんなを呼ぶ。
 みんなは互いに目配せをして、アイの方へ向かった。



 自分を裸のままグイグイ引っ張っていくモアの積極性に、タクミは驚いていた。

 学校ではたくさんいる女子の一人でほとんど話したこともなく、遠目に見ていても天然でマイペースないじられキャラ。モアのことはそんなふうにしか見えなかったからだ。
 だがその天然少女は今、表情こそいつものニコニコだったが、裸でひとみをピカピカ光らせながら本性を現している。

 小屋の絨毯じゅうたんを敷いた場所までくると、タクミは直ぐに座ろうとする。

モア「あー、ダメだよ!さっきここもきれいに洗ったでしょ?立ったままでいてね…」

 モアはタクミの足元に膝立ひざだちになると、タクミのおちんちんを優しくにぎったままタクミの顔を見上げてたずねる。

モア「ねぇー、さっき外で私の裸見てったでしょ…どう、私の身体っていい?魅力的?…」
タクミ「えっ?…いやー、もちろん魅力的だよ…
 あそこまでおっぱい大きいって知らなかったし…スタイルもいいし…」
モア「でしょー‼みんなにトロい女って思われてるから、こういう時に見せつけるの…
 ギャップがすごいでしょ!…」

 モアは話ながらゆっくりとタクミのものに優しく手コキを始めた。慣れているのか、強弱の微妙な加減におちんちんが何度もピクピクする。

タクミ「…ああ、ああ…」
モア「うふふ、カワイイし、美味しそう…もう食べちゃうからね、いただきまぁ~す…」

 モアはタクミに何も聞かずにタクミのものをめ始める。モアは舐めるのが好きなのか、ジュボジュボと大きな音をさせながら、口全体を激しく前後させる。
 タクミにとっては初めてのフェラチオは未知の快感だった。

 モアは舌を道にしながら、唾液だえきでいっぱいの口内を感じさせるようにタクミのものを何度も前後させる。
 そう思うと、今度は根元まで深くくわえて、そのまま舌をけい全体にわせるようにしてくる。
 かと思えば、強いバキュームで味わうように刺激する。

タクミ「…ああ、気持ちいい…その舌からませるの、すごくいいよ……」
モア「……くわぁ、ハアハア、タクミのおちんちん、美味しい……」

 一度タクミのものから離した口元からダラダラと唾液だえきれてくる。だが、その表情はごほうびをもらったかのような喜びにあふれていた。

モア「さあさあ、次は横になってね…」

 モアはタクミを寝ころばせると、タクミの上におおい被さるような姿勢になって再びタクミのものを咥えた。
 タクミが少し首を持ち上げると、またがったモアの開いた脚の間から濡れ濡れになったオマンコがはっきりと見える。

モア「フフフ、タクミのおちんちん、また元気になった…ねえねえ、私のオマンコ、見える?どう、きれいでしょ?…」

 モアの恥丘には谷間を隠すように黒い毛がしっかりと生えていた。モアが毛深いように思うが、本当はこれが普通なのだろう。
 ソラがものすごく毛が薄かったり、ルカがつるつるに剃っていたりするから毛深いように感じるんだ。
 タクミは冷静にそんなことを思う。

 まだモアの身体を触ったり、おっぱいをんだりしたわけでもないのに、彼女のオマンコからは愛液が溢れていて、黒い毛がれているのが分かる。
 タクミはそこが濡れているのを確かめるように触れると、その液で谷間全体を濡らすように触る。
 谷間を開くと濃いピンク色のひだの中はさらに多くの液がしたたっていた。

モア「…うふふ、気持ちいいから、もっといっぱい触っていいよ……」

 自分のオマンコを触られる気持ち良さからか、モアのフェラにさらに力が入る。

タクミ「……あー、そんなに強く吸ったら、もう射精ちゃうよ…」

 タクミもモアからの刺激のせいで、モアのオマンコをまさぐりまわる指が激しくなる。穴からはだらしなく液が流れ出て、襞の中から恥丘全体まで濡れ濡れにしていく。
 タクミの指の動きが激しすぎたのか、いきなりモアの穴に指先が入ってしまった。

モア「…あ~ん!ダメだよ、そんなことしたら、私もイっちゃうよ…」

 モアはタクミのものをくわえるのをやめて、彼の身体から降りる。そしてタクミが身体を起こす間もなく、タクミに襲いかかって唇を奪う。
 モアの舌がすぐにタクミの口の中に入り込み、タクミの舌にからみついた。

 タクミはモアがあまりに勢いよくキスをしてきたので押し返そうとして、その瞬間、右手のひら全体でモアのおっぱいを思いっ切りんでしまう。

モア「…あっー、いいよ、もっと揉んで…」

 モアはおっぱいをつかんでいるタクミの手の上に自分の手を重ねてもっと揉んで、と催促さいそくする。
 タクミはモアの勢いに完全に気圧けおされるが、それでもその大きなおっぱいを精一杯揉んでみた。

 ルカのおっぱいもソラのおっぱいもすばらしい揉みごたえだったが、モアはまた弾力が違う。つるつるした肌触りとふわふわの弾力のおっぱいを揉みながら、タクミの指はその真ん中のつぼみに向かった。

モア「…あ~ん、そこダメ!乳首、すごく弱いの、あっ~ん…」

 モアは乳首の刺激に身悶みもだえすると、またキスをしてきた。
 少し余裕が出てきたタクミは、今度は自分から彼女の唇を吸っていく。舌が絡み合って身体が熱くなってくるのが分かった。

 タクミは一度、モアを離すように彼女の身体を押す。モアは快感が中断されたので、「なんで?」という表情をした。少しれた眼はもう、とろんとしている。
 タクミは起き上がりながらモアと態勢を入れ替えて、彼女を寝かせて自分が上になるようにする。
 そしてモアの巨乳に顔を埋めるようにして、そのおっぱいをめていった。

タクミ(…あー、なんてふわふわなんだろう…いつまでもここに顔、うずめていてー…)

 タクミは右手で片方の巨大なふくらみをみながら、左の膨らみ全体を舌で味わっていく。
 スベスベしたマシュマロおっぱいをまあるくめると、だんだんと頂点へと上がっていき、ピンク色した大きめの乳輪をなぞるようにずっと舐め回す。

モア「…ああっ、ああっ、お願い、乳首、乳首、舐めて……」

 モアが激しい息づかいでお願いする。だがタクミはすぐには乳首へいかない。舌と唇で執拗しつように乳輪を責める。
 時々唇の端っこに乳首が当たると、モアの身体がビクビク反応する。

モア「…お願い、めて、舐めてほしいの…」

 モアが何度もビクビクさせるのを感じて、タクミは乳首に一気に吸い付く。そしてズー、ズーと大きな音を立てた。

モア「…あっ、ああ~ん、ダメぇー!…」

 モアは身体をビクンビクンさせると、腰が大きくバウンドして動きが止まった。その顔を見ると茫然ぼうぜんとして目は虚空を見ている。

タクミ「…イっちゃった?…」
モア「…バカぁ~、そこ弱点なのに(笑)…でも、すごくよかったよ…」

モアが笑顔でキスを求めてくるので、タクミも彼女と唇を合わせる。

タクミ「…もう、挿入れたいけど……」
モア「…うん、いっぱいしてほしい……」






*楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、「いいね」や「お気に入り」をいただければ励みになります。
 また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします。

 2025年9月27日
 読みやすさ改善のため、文章を大幅に変更しました。
 一部の語句や文章の修正も行っていますが、内容は変更していません。
 今後も文章の改変を随時行っていきます。ゆっくりマイペースで行いますので、どうかご理解下さい。

 2025年11月23日
 文字数がかなり多いエピソードが増えてきましたので、エピソードを分割して読みやすくしていきます。
 現状では文字数で機械的に分割を行っていますので、単純にページが増えているという感じでお読み下さい。
 こちらもマイペースで進行いたしますので、ご容赦ください。
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