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再会とプレゼント2。
黒崎さんから連絡をもらった私は、また病院に足を踏み入れることとなった。
カフェを探し、店内に入ると―――
〖ミオリ!!〗
と、元気よく名前を呼ばれて声がした方を見る。
するとそこに、あの外国人の姿があったのだ。
〖わぁ…!お久しぶりです。お元気になられたんですね〗
折れていた足はもう完全に治っているようで、ギプスもなければ松葉杖もなかった。
私は向かいに座り、カバンを足元に置く。
〖さっき、キミを見かけた気がしたんだ。…で、探したんだけど違う人で…〗
〖私をですか?どこでです?〗
〖そこの診察室に入ってくのを見かけたように思って…〗
〖え…それ、たぶん私だと思いますけど…〗
〖え?〗
私はどこの診察室にいたのかを説明した。
昨日火事に巻き込まれて、今日念のための再受診をしたことも。
すると、隣に座っていた人が日本語でこう話し始めたのだ。
「…私が見間違えたのかもしれません、診察室を…」
「見間違え?」
「えぇ、おそらく、アレクに言われた診察室の隣から出てきた女子高校生に声をかけたのだと思います。『若い女性』とだけしか聞いてなかったので…」
「あー……」
話を聞くと、この女性は外国人の…アレクさんの秘書だと教えてくれた。
仕事の都合上、日本に来ているもののアレクさんは日本語がさっぱりわからないのだとか。
「ちょっと…間違えたこと内緒にしてもらえませんか?」
恥ずかしそうに言う秘書さんが咎められてはかわいそうだと思い、私は無言でうなずく。
すると、しびれを切らしたかのようにアレクさんが話しかけてきた。
〖ミオリ、あの事故のときは本当にありがとう。何度礼を言っても足りないくらいだ〗
〖私は何も…。でも怪我が治ってよかったですね〗
そう伝えながら、私はスマホに挟んでおいたお札を取り出し、裸のまま差し出した。
〖これは?〗
〖あのとき、翻訳代としていただいたお金です。こんなにはいただけないので、お会いできたら返そうと思って持っていました〗
〖!!〗
〖あれは仕事ではないので…。よかったらまた日本に遊びに来てくださいね〗
そう伝えると、アレクさんは5万円を受け取り、目に涙を貯めた。
大層なことをしたわけでもないことから、私はこのまま帰ろうと席を立つ。
するとアレクさんは、私の手をガシッ!と掴んだのだ。
〖?〗
〖ミオリ!キミに聞きたいことがある…!〗
〖聞きたいこと?〗
もう一度席に座ると、アレクさんは一枚の名刺を取り出して私に差し出した。
〖この名刺…え、この会社名って……〗
名刺に書かれていた会社名、それは私が使っている補聴器のメーカーのものだったのだ。
〖ミオリがつけていた補聴器、あれは私が作ったものなんだ〗
〖!?え…!?だってあれはアメリカの……〗
〖そう。プロトタイプはオランダで制作され、そのあとアメリカのメーカーに譲渡したんだよ。何事も旬ってのがあるからね、早いうちに売却して次の起業資金に充てるのさ〗
〖へ……?〗
一瞬、野菜かなにかの話かと思った私。
でもそれは企業売買であって、数百円の話ではなかった。
〖キミがつけてたのはプロトタイプ。あれは私が作ったものだ〗
〖!!〗
まさかこんなところで補聴器の製作者に出会うとは思わず、私は驚いた。
100台しかない補聴器の生みの親、私にクリアな音を届けてくれた人が目の前にいるのだ。
〖うそ…〗
それと同時に、申し訳ない気持ちになる。
〖ミオリ…?〗
〖…すみません、実は……〗
私は、カバンに入れていたハンカチを取り出した。
そこには、あの壊れた補聴器が包まれている。
〖!!これは……〗
壊れてしまった補聴器を見て、アレクさんは切ない表情に変わった。
そして、そっと補聴器を手に取り、パーツをじっと見ている。
〖火事に巻き込まれたときに…アクシデントがあって壊れてしまったんです。本当にすみません〗
どう謝っても、補聴器は直らない。
こんな状態になってしまって、申し訳ない気持ちで頭を下げた。
ところが―――
〖これ…火事で壊れたわけじゃないよね?〗
〖え?あ……〗
〖明らかにおかしな方向から力が入ってる。指で…つぶすかのように〗
〖!!〗
〖壊れた理由、ミオリは知ってるのかい?〗
私はここで、三谷さんに壊されたことを話すかどうか悩んだ。
離すことで、私が抱えている罪悪感は薄くなるだろう。
でも、それは責任を転嫁するような気がしてしまい、言うのをためらってしまう。
(私のせいじゃないことは確かだけど、大切な補聴器を見せたのは私の責任だもん)
そう思って口をつぐんでいると、アレクさんは息を吐いた。
そして―――
〖ミオリがその補聴器を付けているのを見て、胸が高鳴ったんだよ。大事にしてくれてる人がいるんだって思って〗
〖それは…もちろんです。この補聴器、すごく合ってるので…できれば一生つけていたいくらいだったんです〗
自分に合う補聴器に出会えたことは、奇跡に近い。
難聴のレベルは人によって違うし、耳に着けることからその重さも負担になる。
それらを含めたすべてで、私にとって最適な補聴器だったのだ。
〖そう言ってもらえてうれしいよ。…この補聴器はもう音を拾うことはできないだろう〗
〖そうですよね…〗
〖でも―――〗
アレクさんは秘書に目線を向けると、彼女はカバンから小さな箱を取り出した。
その箱を受け取ったアレクさんは、迷うことなく私に差し出してきたのだ。
〖これ、ミオリに渡したくて持ってきたんだ〗
〖?〗
箱を受け取り、私はそっと開けてみる。
すると、壊れてしまった補聴器と同じタイプの補聴器が入っていたのだ。
〖!?〗
〖壊れてしまったミオリの補聴器だけど、7年も使ってくれてありがとう。もう不具合も多くなってくるころだと思ったんだ。ミオリに使ってほしくて…〗
〖え!?〗
なんと、アレクさんは事故の時の通訳のお礼として、新型の補聴器を私にプレゼントするというのだ。
〖これは、ミオリが使っていた補聴器を少し改良したものだ。また『プロトタイプ』ってやつになるけど〗
〖うそ…〗
〖つけてごらん?もう唇の動きで会話をしなくていいんだよ〗
私は好意に甘え、その補聴器の電源を入れた。
そして、耳にいれると前よりも少しクリアな音が頭に響いたのだ。
〖―――っ〗
〖ははっ、いい顔だ〗
遠くの音は遠くに聞こえ、その方向や距離までおおよその概算がきく補聴器。
あまりにも自然に聞こえるその性能に、私の目から涙がこぼれた。
〖すごいです……〗
〖ミオリに褒められちゃった。…また、大切に使ってくれるかい?〗
〖それはもちろんですけど…あの、代金を……〗
〖プレゼントって言っただろう?〗
優しく微笑むアレクさんの好意を―――とてもとても温かい好意を、私は受け取ることにした。
その代わり、この補聴器の寿命が完全に尽きるその日まで、大切にすることを誓いながら…。
〖ありがとうございます…本当にありがとう……〗
〖どういたしまして。…さ、そろそろ仕事に戻る時間だ。ミオリ、時々連絡してくれたらうれしいよ、私も連絡するから〗
〖はいっ〗
アレクさんは秘書と一緒にカフェから出て行った。
私も少し時間を置いてから病院をあとにし、黒崎さんにメールを打つ。
そのとき―――
「…え?近藤さんから着信…?」
カフェを探し、店内に入ると―――
〖ミオリ!!〗
と、元気よく名前を呼ばれて声がした方を見る。
するとそこに、あの外国人の姿があったのだ。
〖わぁ…!お久しぶりです。お元気になられたんですね〗
折れていた足はもう完全に治っているようで、ギプスもなければ松葉杖もなかった。
私は向かいに座り、カバンを足元に置く。
〖さっき、キミを見かけた気がしたんだ。…で、探したんだけど違う人で…〗
〖私をですか?どこでです?〗
〖そこの診察室に入ってくのを見かけたように思って…〗
〖え…それ、たぶん私だと思いますけど…〗
〖え?〗
私はどこの診察室にいたのかを説明した。
昨日火事に巻き込まれて、今日念のための再受診をしたことも。
すると、隣に座っていた人が日本語でこう話し始めたのだ。
「…私が見間違えたのかもしれません、診察室を…」
「見間違え?」
「えぇ、おそらく、アレクに言われた診察室の隣から出てきた女子高校生に声をかけたのだと思います。『若い女性』とだけしか聞いてなかったので…」
「あー……」
話を聞くと、この女性は外国人の…アレクさんの秘書だと教えてくれた。
仕事の都合上、日本に来ているもののアレクさんは日本語がさっぱりわからないのだとか。
「ちょっと…間違えたこと内緒にしてもらえませんか?」
恥ずかしそうに言う秘書さんが咎められてはかわいそうだと思い、私は無言でうなずく。
すると、しびれを切らしたかのようにアレクさんが話しかけてきた。
〖ミオリ、あの事故のときは本当にありがとう。何度礼を言っても足りないくらいだ〗
〖私は何も…。でも怪我が治ってよかったですね〗
そう伝えながら、私はスマホに挟んでおいたお札を取り出し、裸のまま差し出した。
〖これは?〗
〖あのとき、翻訳代としていただいたお金です。こんなにはいただけないので、お会いできたら返そうと思って持っていました〗
〖!!〗
〖あれは仕事ではないので…。よかったらまた日本に遊びに来てくださいね〗
そう伝えると、アレクさんは5万円を受け取り、目に涙を貯めた。
大層なことをしたわけでもないことから、私はこのまま帰ろうと席を立つ。
するとアレクさんは、私の手をガシッ!と掴んだのだ。
〖?〗
〖ミオリ!キミに聞きたいことがある…!〗
〖聞きたいこと?〗
もう一度席に座ると、アレクさんは一枚の名刺を取り出して私に差し出した。
〖この名刺…え、この会社名って……〗
名刺に書かれていた会社名、それは私が使っている補聴器のメーカーのものだったのだ。
〖ミオリがつけていた補聴器、あれは私が作ったものなんだ〗
〖!?え…!?だってあれはアメリカの……〗
〖そう。プロトタイプはオランダで制作され、そのあとアメリカのメーカーに譲渡したんだよ。何事も旬ってのがあるからね、早いうちに売却して次の起業資金に充てるのさ〗
〖へ……?〗
一瞬、野菜かなにかの話かと思った私。
でもそれは企業売買であって、数百円の話ではなかった。
〖キミがつけてたのはプロトタイプ。あれは私が作ったものだ〗
〖!!〗
まさかこんなところで補聴器の製作者に出会うとは思わず、私は驚いた。
100台しかない補聴器の生みの親、私にクリアな音を届けてくれた人が目の前にいるのだ。
〖うそ…〗
それと同時に、申し訳ない気持ちになる。
〖ミオリ…?〗
〖…すみません、実は……〗
私は、カバンに入れていたハンカチを取り出した。
そこには、あの壊れた補聴器が包まれている。
〖!!これは……〗
壊れてしまった補聴器を見て、アレクさんは切ない表情に変わった。
そして、そっと補聴器を手に取り、パーツをじっと見ている。
〖火事に巻き込まれたときに…アクシデントがあって壊れてしまったんです。本当にすみません〗
どう謝っても、補聴器は直らない。
こんな状態になってしまって、申し訳ない気持ちで頭を下げた。
ところが―――
〖これ…火事で壊れたわけじゃないよね?〗
〖え?あ……〗
〖明らかにおかしな方向から力が入ってる。指で…つぶすかのように〗
〖!!〗
〖壊れた理由、ミオリは知ってるのかい?〗
私はここで、三谷さんに壊されたことを話すかどうか悩んだ。
離すことで、私が抱えている罪悪感は薄くなるだろう。
でも、それは責任を転嫁するような気がしてしまい、言うのをためらってしまう。
(私のせいじゃないことは確かだけど、大切な補聴器を見せたのは私の責任だもん)
そう思って口をつぐんでいると、アレクさんは息を吐いた。
そして―――
〖ミオリがその補聴器を付けているのを見て、胸が高鳴ったんだよ。大事にしてくれてる人がいるんだって思って〗
〖それは…もちろんです。この補聴器、すごく合ってるので…できれば一生つけていたいくらいだったんです〗
自分に合う補聴器に出会えたことは、奇跡に近い。
難聴のレベルは人によって違うし、耳に着けることからその重さも負担になる。
それらを含めたすべてで、私にとって最適な補聴器だったのだ。
〖そう言ってもらえてうれしいよ。…この補聴器はもう音を拾うことはできないだろう〗
〖そうですよね…〗
〖でも―――〗
アレクさんは秘書に目線を向けると、彼女はカバンから小さな箱を取り出した。
その箱を受け取ったアレクさんは、迷うことなく私に差し出してきたのだ。
〖これ、ミオリに渡したくて持ってきたんだ〗
〖?〗
箱を受け取り、私はそっと開けてみる。
すると、壊れてしまった補聴器と同じタイプの補聴器が入っていたのだ。
〖!?〗
〖壊れてしまったミオリの補聴器だけど、7年も使ってくれてありがとう。もう不具合も多くなってくるころだと思ったんだ。ミオリに使ってほしくて…〗
〖え!?〗
なんと、アレクさんは事故の時の通訳のお礼として、新型の補聴器を私にプレゼントするというのだ。
〖これは、ミオリが使っていた補聴器を少し改良したものだ。また『プロトタイプ』ってやつになるけど〗
〖うそ…〗
〖つけてごらん?もう唇の動きで会話をしなくていいんだよ〗
私は好意に甘え、その補聴器の電源を入れた。
そして、耳にいれると前よりも少しクリアな音が頭に響いたのだ。
〖―――っ〗
〖ははっ、いい顔だ〗
遠くの音は遠くに聞こえ、その方向や距離までおおよその概算がきく補聴器。
あまりにも自然に聞こえるその性能に、私の目から涙がこぼれた。
〖すごいです……〗
〖ミオリに褒められちゃった。…また、大切に使ってくれるかい?〗
〖それはもちろんですけど…あの、代金を……〗
〖プレゼントって言っただろう?〗
優しく微笑むアレクさんの好意を―――とてもとても温かい好意を、私は受け取ることにした。
その代わり、この補聴器の寿命が完全に尽きるその日まで、大切にすることを誓いながら…。
〖ありがとうございます…本当にありがとう……〗
〖どういたしまして。…さ、そろそろ仕事に戻る時間だ。ミオリ、時々連絡してくれたらうれしいよ、私も連絡するから〗
〖はいっ〗
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