石なりの意志 ―LinuxMintで作る小説執筆環境―

原稿用紙は何故400字詰めか

もう、いきなりネタが切れてしまいました。
このエッセイは、基本的に日々書いているブログの中にあったネタをまとめなおす（というか、ほぼ新しく書いてはいるのですが）というものなのですが、テキストエディタ周り以外は各小説投稿サービスの使い勝手とかだったりするわけです。

そのあたりは、ちょっとエッセイとも話がズレるなあ、と、思い、じゃあ何について書くんべ―か（群馬弁）と思ったところ。

ああ、そういえば、なんで原稿用紙って400字詰めなんだろう。

で、検索したらwikipediaに『原稿用紙』なんて項目が存在してるんですね。

wikipediaの内容の精査については置いておくとして、ちょっと目から鱗だったのが、紙媒体の単位が原稿用紙になっているのって、原稿料の計算の為、なんてゴシップもあったりして（真偽のほどはともかくとして）、あー、なるほど、そういう考え方もあるのかーと。

欧米だと単語数（ワード数と書くべきか？）らしいですが、こういう『単位』というのはなかなか変え難いでしょうから、あと100年くらいはこのままなんですかねー。

かつてはオリジナル原稿用紙を作っていた作家さんもいたりするようですが、私は絶望的に字が汚いのと、手書きよりもタイピングの方がずっとスピードが出るので、手で書く事は無いだろうなあ……。

西村しのぶの『一緒に遭難したいひと』で、パソコンが壊れて手書きで依頼原稿を仕上げるというエピソードがありましたが、手で書くのとキーボードで書くのでは、脳の使う場所が違ったりするのかしらと思ったりもしました。

ちなみに私はコンピュータの環境はできる限りプレーンな状態で使うようにしています。
中にはゴリッゴリにカスタマイズしたりする方もいらっしゃるようですが、機械的なトラブルで使用不能になった時、OSを入れなおしてから環境を復元するまでの時間を出来る限り短くしたいからです。

機械の標準に自分を併せてしまう方がラクなのです。
辞書もあまり鍛えてません。
辞書ファイルが飛んだ時に効率が悪くなるのが嫌なので。

カスタマイズした環境ファイルをDropboxに置いておいて、すぐに環境が復元できる、とかもかっこいいなーと思うんですけどね……。

原稿用紙換算について話を戻しますが、TATEditorと、Winodws専用ですがO'sEditorのように、テキストファイルをそのまま原稿用紙枚数換算できるのは便利でいいですねー。