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5章 放浪の弟子と誰もいない世界
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ズル…
洞窟の中にいくつもある
小部屋の中央には凄惨な姿で絶命している蝙蝠人間のような化け物の死体。
同じ部屋にあった、人間のバラバラ死体が一人でに動き出す。
バラバラに千切れた両手や、胴体と離れてしまっている頭部がお互いに
まるで逆再生されているように、肉体が再生されていく…
目を覚ます。
すごくよく寝てたみたい。
すがすがしい気持ちで伸びをする。
ここはどこ?
洞窟の中に居ることに気づく。
あ、そっか。
……アレ? 何だっけ?
服がボロボロなのにも気づく…
「えっとたしか図書館で誰かに襲われて、そうだ! あの女…」
「う…」
まだ少し頭が痛い。
ここ、洞窟にいつの間にかなってるけど、夢でも見ているのか。
「あと、なんだっけ… そうだ女の子が助けてくれたんだ。」
朦朧としていた意識の中でも、かすかに覚えている。
ショートヘアのブロンドの女の子が私を襲った女をやっつけてくれて…
2回も助けてくれた? 夢の中であの子が洞窟の中であのお女を倒してくれた気がする。
それ以外は記憶が曖昧だ…
よろめきながら立ち上がって周りを見てみる。
ん?
足元に何かあった…
「ナイフ?」
あの子の持ち物? 忘れていった? 違うか、置いてってくれたの?
アレ?
そっか、私襲われたんだよね。
まだ頭がハッキリとしない。
一瞬寒気がする。
私いきなり自分の職場で殺されかけたんだ。
それであの子が助けてくれて、手当もしてくれて、でそのあとあの殺人鬼が化け物になって
それで私はまた殺されて… また殺された?
それで?
またあの子がたすけてくれた?
それで、いま洞窟にいる?
もう何が何だかわかんないけど…
自分の頭がおかしくなってしまったんじゃないかと不安になる。
よくわからないけど、この変な洞窟から生きて出よう。
途端にあの子の顔が脳裏に浮かぶ。
頼もしかったな。
あんな風に強くなりたいな。
ふと近くに何かあることに今更ながら気が付く。
自分のすぐ近くにあの化け物の死体を見つける。
あの女だ。無残な姿で死んでいた。
他にもなにか見える。
「なにこれ…? エナジー? 光る粒子?」
何かエネルギーの細かい光が漂っているのが見える。
死体からもすこし出ているけど。すぐに消えていく。
?
わたしからも出てる!?
また脳裏にイメージが浮かぶ。
アネッサ
ヴァンパイア レベル1
アビリティ
「ナイトストーカーの呼吸」 「超再生」
なにこれ。
ナイトストーカーの呼吸?
意識してみると何かが変わったような気がする。
でもよくわからない。
あの女の化け物の死体の近くをまたみる…
私は…
この化け物によってバラバラにされたんだとは思うけど…
この女、化け物の死体から流れる血をみると
心臓が高鳴る、目が、自分の瞳孔が収縮しているのがわかる。
ものすごく魅力的な人を街で見かけたときとかに自分の瞳がシュッとなったときみたいに…
魅力的?
この化け物の死体が?
いや、血が?
……ヴァンパイアだっけ?
さっき脳裏に浮かんできたイメージ。
自分でも気づかないうちに口角が吊り上がって笑っていることに気づいた。
なぜ? なんで悦に浸っているの? 私は。
吊り上がった口角からむき出しになっている己の歯に触れる。
犬歯が伸びている…
笑いがこみ上げてくる…
気付くと忌まわしき醜悪な化け物の頭部を掴み上げ首に噛みついていた
ブドウの房を持ち上げて房の下から食べるように…
自分の目が愉悦で笑っているのがわかる…
「美味しい…」
喉が潤う…
化け物の血を吸いつくしてミイラのようになった搾りかすを床にゴミのように捨てる。
「はぁ… 気持ちよかったぁ…
あ! そうだ、あの子探さないと! 私の命の恩人。」
お礼も言わなきゃ!
あと、それと血を…
あ、だめだ、そんなこと。
あとは協力してここから脱出しよう! うん!
その後洞窟内であの子は見つからなかった。
さらに探し続けると
一階でマンホールを見つける。
多分あの子はここに入っていったんだよね。
梯子を下りていく。
ずいぶん降りたと思ったらもっと大きな洞窟の天井にでた。
下に降りてあの子を探す。
20メーターほど先に大蛇がいる。すごく大きい。
気づかれないようにしなきゃ。
と思った矢先大きな蛇が襲い掛かってきた。
いきなり時間の流れが遅くなったような感覚になる。
なにか自分の中の何かが切り替わったような感じ。
すごい力が湧いてきて大蛇の頭と首を掴んでそのまま壁に鞭のように打ちつける。
そのあと頭部を破壊したほうがいいことに気づいて持っていた頭部に意識を向けると
もう大蛇の頭部は私の握力と指先から生えていている、鋭く凶悪そうな5センチほどの爪が貫いていた。
アドレナリンが脳を駆け巡っている、気が付くとフゥフゥと音を出しながら息をしている。
血が自分の中に巡っていく感覚が凄く心地いい。もっと戦いたい! もっと殺したい!
ふふふ、血も吸おう…
「あー♪ 気持ちいい…」
洞窟の中にいくつもある
小部屋の中央には凄惨な姿で絶命している蝙蝠人間のような化け物の死体。
同じ部屋にあった、人間のバラバラ死体が一人でに動き出す。
バラバラに千切れた両手や、胴体と離れてしまっている頭部がお互いに
まるで逆再生されているように、肉体が再生されていく…
目を覚ます。
すごくよく寝てたみたい。
すがすがしい気持ちで伸びをする。
ここはどこ?
洞窟の中に居ることに気づく。
あ、そっか。
……アレ? 何だっけ?
服がボロボロなのにも気づく…
「えっとたしか図書館で誰かに襲われて、そうだ! あの女…」
「う…」
まだ少し頭が痛い。
ここ、洞窟にいつの間にかなってるけど、夢でも見ているのか。
「あと、なんだっけ… そうだ女の子が助けてくれたんだ。」
朦朧としていた意識の中でも、かすかに覚えている。
ショートヘアのブロンドの女の子が私を襲った女をやっつけてくれて…
2回も助けてくれた? 夢の中であの子が洞窟の中であのお女を倒してくれた気がする。
それ以外は記憶が曖昧だ…
よろめきながら立ち上がって周りを見てみる。
ん?
足元に何かあった…
「ナイフ?」
あの子の持ち物? 忘れていった? 違うか、置いてってくれたの?
アレ?
そっか、私襲われたんだよね。
まだ頭がハッキリとしない。
一瞬寒気がする。
私いきなり自分の職場で殺されかけたんだ。
それであの子が助けてくれて、手当もしてくれて、でそのあとあの殺人鬼が化け物になって
それで私はまた殺されて… また殺された?
それで?
またあの子がたすけてくれた?
それで、いま洞窟にいる?
もう何が何だかわかんないけど…
自分の頭がおかしくなってしまったんじゃないかと不安になる。
よくわからないけど、この変な洞窟から生きて出よう。
途端にあの子の顔が脳裏に浮かぶ。
頼もしかったな。
あんな風に強くなりたいな。
ふと近くに何かあることに今更ながら気が付く。
自分のすぐ近くにあの化け物の死体を見つける。
あの女だ。無残な姿で死んでいた。
他にもなにか見える。
「なにこれ…? エナジー? 光る粒子?」
何かエネルギーの細かい光が漂っているのが見える。
死体からもすこし出ているけど。すぐに消えていく。
?
わたしからも出てる!?
また脳裏にイメージが浮かぶ。
アネッサ
ヴァンパイア レベル1
アビリティ
「ナイトストーカーの呼吸」 「超再生」
なにこれ。
ナイトストーカーの呼吸?
意識してみると何かが変わったような気がする。
でもよくわからない。
あの女の化け物の死体の近くをまたみる…
私は…
この化け物によってバラバラにされたんだとは思うけど…
この女、化け物の死体から流れる血をみると
心臓が高鳴る、目が、自分の瞳孔が収縮しているのがわかる。
ものすごく魅力的な人を街で見かけたときとかに自分の瞳がシュッとなったときみたいに…
魅力的?
この化け物の死体が?
いや、血が?
……ヴァンパイアだっけ?
さっき脳裏に浮かんできたイメージ。
自分でも気づかないうちに口角が吊り上がって笑っていることに気づいた。
なぜ? なんで悦に浸っているの? 私は。
吊り上がった口角からむき出しになっている己の歯に触れる。
犬歯が伸びている…
笑いがこみ上げてくる…
気付くと忌まわしき醜悪な化け物の頭部を掴み上げ首に噛みついていた
ブドウの房を持ち上げて房の下から食べるように…
自分の目が愉悦で笑っているのがわかる…
「美味しい…」
喉が潤う…
化け物の血を吸いつくしてミイラのようになった搾りかすを床にゴミのように捨てる。
「はぁ… 気持ちよかったぁ…
あ! そうだ、あの子探さないと! 私の命の恩人。」
お礼も言わなきゃ!
あと、それと血を…
あ、だめだ、そんなこと。
あとは協力してここから脱出しよう! うん!
その後洞窟内であの子は見つからなかった。
さらに探し続けると
一階でマンホールを見つける。
多分あの子はここに入っていったんだよね。
梯子を下りていく。
ずいぶん降りたと思ったらもっと大きな洞窟の天井にでた。
下に降りてあの子を探す。
20メーターほど先に大蛇がいる。すごく大きい。
気づかれないようにしなきゃ。
と思った矢先大きな蛇が襲い掛かってきた。
いきなり時間の流れが遅くなったような感覚になる。
なにか自分の中の何かが切り替わったような感じ。
すごい力が湧いてきて大蛇の頭と首を掴んでそのまま壁に鞭のように打ちつける。
そのあと頭部を破壊したほうがいいことに気づいて持っていた頭部に意識を向けると
もう大蛇の頭部は私の握力と指先から生えていている、鋭く凶悪そうな5センチほどの爪が貫いていた。
アドレナリンが脳を駆け巡っている、気が付くとフゥフゥと音を出しながら息をしている。
血が自分の中に巡っていく感覚が凄く心地いい。もっと戦いたい! もっと殺したい!
ふふふ、血も吸おう…
「あー♪ 気持ちいい…」
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