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高校二年生、一年生とのギスギス
8話「海へ」
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「海行きませんかっ」
心が迫ってくる。
呆れ顔でそれを眺める花。
「う、うん、そーだねっ。
でもまだ、春ですよ、心ちゃん」
「別に良いじゃないですか。
去年の分を補充って事で」
ペロンと舌を出す心を見ると、許してしまう。
「んー、じゃあ行くか!」
決心したルアの声が、練習室に響く。
「…どうしよう。水着、ないなあ」
ルアは、実家に水着なんて置いて来た。
電車に乗るのはいささか面倒である。
「アタシと買いにいく?」
歌乃が言った。彼女は、身長も少し伸びて、
色々成長しているため、二人で買いに行くことになった。
「三連休があるでしょ?どこに遊びに行くん」
花の言葉に、心は、
「うーん、1日目でいいんじゃない?」
と返す。
「あっごめん、私その日、バレエのお稽古」
ルアが返す。来年の劇団宇宙受験対策である。
「アタシも、1日目は…声楽のレッスンがあるから。」
「ほー。じゃあ1日目はダメ。二日目は?」
花が手を上げる。
「ごめん、劇団守の、塾いかんとだから、
二日目、無理」
手を合わせる花に、心が考える。
「…もう最終日だね、こりゃ」
と言うことで、春の海は、最終日と決まった。
「先輩、海に行くんですか?」
「行くんですかぁ」
梨音と桃々華が聞き捨てならん、という
様子で来る。
「あ…うん、二人も来る?」
「はい!もちろん!友達を誘ってもいいですか?」
「うん」
何人になるのだろう。
ワクワクで眠りについた。
「これ、これでいいんじゃない?」
ショッピングモールで、歌乃と水着選びをする。
「でも、お腹出してないって、子供っぽくない?」
小言を言いながら水着を探す。
「あ、私これにしようかな」
ルアが選んだのは、ホルターネック風の、水着と、
フリルのボトム。緋色と、胸元にデザインされた、
赤い薔薇が、美しい。
「アタシもそれにする」
歌乃が手に取ったのは、グレーの、ルアと同じ物。
胸元は、黒い薔薇だ。
「レジ、いこっか」
明日は海だ。
久しぶりの休日に、ワクワクした。
つづく
心が迫ってくる。
呆れ顔でそれを眺める花。
「う、うん、そーだねっ。
でもまだ、春ですよ、心ちゃん」
「別に良いじゃないですか。
去年の分を補充って事で」
ペロンと舌を出す心を見ると、許してしまう。
「んー、じゃあ行くか!」
決心したルアの声が、練習室に響く。
「…どうしよう。水着、ないなあ」
ルアは、実家に水着なんて置いて来た。
電車に乗るのはいささか面倒である。
「アタシと買いにいく?」
歌乃が言った。彼女は、身長も少し伸びて、
色々成長しているため、二人で買いに行くことになった。
「三連休があるでしょ?どこに遊びに行くん」
花の言葉に、心は、
「うーん、1日目でいいんじゃない?」
と返す。
「あっごめん、私その日、バレエのお稽古」
ルアが返す。来年の劇団宇宙受験対策である。
「アタシも、1日目は…声楽のレッスンがあるから。」
「ほー。じゃあ1日目はダメ。二日目は?」
花が手を上げる。
「ごめん、劇団守の、塾いかんとだから、
二日目、無理」
手を合わせる花に、心が考える。
「…もう最終日だね、こりゃ」
と言うことで、春の海は、最終日と決まった。
「先輩、海に行くんですか?」
「行くんですかぁ」
梨音と桃々華が聞き捨てならん、という
様子で来る。
「あ…うん、二人も来る?」
「はい!もちろん!友達を誘ってもいいですか?」
「うん」
何人になるのだろう。
ワクワクで眠りについた。
「これ、これでいいんじゃない?」
ショッピングモールで、歌乃と水着選びをする。
「でも、お腹出してないって、子供っぽくない?」
小言を言いながら水着を探す。
「あ、私これにしようかな」
ルアが選んだのは、ホルターネック風の、水着と、
フリルのボトム。緋色と、胸元にデザインされた、
赤い薔薇が、美しい。
「アタシもそれにする」
歌乃が手に取ったのは、グレーの、ルアと同じ物。
胸元は、黒い薔薇だ。
「レジ、いこっか」
明日は海だ。
久しぶりの休日に、ワクワクした。
つづく
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