26 / 332
25話 「ギルドにて」
しおりを挟む
両開きの扉をくぐった二人の目に飛び込んできたのは人に溢れ、活気のあるロビーの姿だった。
ある者はテーブルを囲み飲み食いしながら雑談に興じ、ある者は依頼表を見ているのだろうか人ごみに紛れボードを眺めている。
それ以外にも壁際に並ぶ椅子に腰かけ本を読んでいる者が居たりと…各自思い思いに過ごしているようだ。
「わー結構こんでるー……あ、でもカウンター前はすいてるね?」
「ん、本当だ」
そんな人に溢れたギルド内だがカウンター前に座っている人は居るものの並んでいる者はいないようだ。
そんな様子をみてさてどうしたものかと悩む二人へと話しかけてくる人物がいる。
話しかけてきたのは中背のかなりがたいの良いおっさんだ。
着ている服が受付カウンターにいる人と同じである事からギルドの関係者であることが伺える。
「いらっしゃいませ、本日はどういったご用件で?」
「へっ? …ぁ…えっと」
「あ、ギルドに登録しにきたんすよー」
急に話しかけられどもる加賀をよそにあっさりと答える八木。
八木の答えを聞いたギルド員らしき人物はちらりと視線をバクスに向け口を開いた。
「そうですか…そちらのお方も?」
「いや、俺は違う。その二人だけだ」
ギルド員はバクスの言葉にそうですか、と一言つぶやくと壁際に立てかけられていた台上の箱からプレートの様なものを取り出し、二人へと手渡す。
「ではお二人はこちらのプレートを持っていてください。…カウンター横に置かれているボードがわかりますか? 順番が来ますとそのプレートに書かれた番号がボードに記載されますので、プレートを持って受け付けの者に要件を伝えてください」
職員に礼を言いプレートを受け取った二人は空いている席へと腰掛けた。
バクスは二人へと一言二言声をかけるとどこかへと向かって行ってしまった。
周りが気になるのかどこかそわそわした様子の加賀、それに気が付いた八木が苦笑しつつも声をかける。
「どした? 緊張でもしてんのか?」
「んー…いや、ほらこういった場合ガラの悪いのに絡まれるのがセオリーみたいなもんでしょ? いつくるのかなーって」
「なんだそりゃ…」
加賀の回答に軽くため息つき、やれやれと言った様子で首をふる八木。
そんな八木をみてむっと頬をふくらませる加賀であるが、八木は気にした様子もなく口を開く。
「こんな誰がお客さんなのか、加入希望者なのか分からない状態で絡むような奴そうそう居ないって…それにほれ、そこらに居る職員さん見てみ」
「ん…」
八木に言われ部屋を見渡す加賀。
その視線の先にはギルド職員…と言うよりは警備員っといった体の人がちらほらと見受けられる。
服の上からでも尋常じゃない体をしているのがよくわかる。
「職員ってか警備員? よくよく見なくても筋肉やばいね、むっきむき」
「うん、まあ…こんな状態で騒ぎ起こすのはまず居ないだろ、居ないよな?」
「…ほれ、飲み物もってきたぞ。順番来るまで時間かかるだろうからそれでも飲んどけ」
テーブルへと置かれる3つのコップ、中身は柑橘系の飲み物のようだ。
さきほどふらりとどこかへ行ったバクスだが、二人のために飲み物を取ってきてくれたようだ。
二人は礼をいって受け取ると歩いて喉が渇いていたのか嬉しそうにコップを傾ける。
「んで、何が居ないんだ?」
「う?」
「あぁ…加賀がですね」
二人の会話が気になったバクスが先ほどの会話について尋ねる。
八木は大したことじゃないんですが、と一言おき頬を軽く掻きながら話はじめる。
「…と言った具合です」
「まあ、そういった連中もたまにはいるな」
「あ、やっぱいるんだー」
「向こうみてみ」
そういって視線の先をあごで指すバクス。二人がそちらを見ると奥のほうに何やら扉が見える。
何の扉だろうか?そう二人が疑問に思っているとコップを傾けていたバクスが一息つき、口を開く。
「扉の向こうは飯屋でな、酒も出す。こっち側には酒持ち込み禁止だし、飲むのは大抵仕事終わった連中なんだが…たまに酔っ払ってこっち側に来た挙句絡みだすバカがいてな」
まあ、すぐ職員にしょっぴかれるんだけどな。そう言って一気にコップの中身を飲み干すバクス。
「酒場の方にいかなきゃまあ、大丈夫だろう。行くにしても一人でいかずに何人かで行くんだな」
その後3人は雑談しつつ自分たちの順番が来るのをまつ。
およそ30分ほど立っただろうか、職員がボードに数字を書き込み声を上げる。
加賀はボードの番号と自分のプレートの番号を確認する、どうやら聞こえたの加賀の持つプレート番号のようだ。
「お…ボクの番号よばれたっぽい。それじゃ先行ってくるねー?」
「あいよー気をつけてなー」
「何もないとは思うが……一応様子は伺ってるから何かあったら手招きなりで合図だせ。」
やはりこの男その厳つい見た目に合わずどこか甘く、心配性な処があるようだ。
すぐに向かう。そういうバクスに加賀は笑顔で礼を言うと加賀は職員の待つカウンターへと向かう。
「…本日はどういった用件で?」
加賀に気が付いた職員がちらりと視線を向け口を開く。
受付に居たのはまさに容姿端麗といった人物であった。若干童顔…と言うよりは実際若いのだろう、くりっとした目が非常に可愛らしい。さらには肩にかかる金髪は艶が良く手入れされており、細かい装飾のされた髪飾りが良く似合っている。
胸元の露出が若干多いのは…客層に男性が多いためだろうか。
「探索者ギルドと商人ギルドに登録を…」
「この受付表をもって各ギルドの受付にいってください」
…そんなまさに受付嬢といった容姿の職員であったが、加賀の対応をするその様はどこかぞんざいである。
説明はそこで聞いて。そういって受付表を置くと話はもう終わりだとばかりにボードに新たな番号を書き始める。
(うわぁ…)
一方の加賀は明らかにドン引きした様子である。
もうこちらを見ようともしない様を見て加賀は軽くため息をつき席へ戻るべく立ち上がる。
が、ふい出したように口を開く。
「…各ギルドの受付場所はどこですか?」
せめて場所は確認しないと、そう思って聞いた加賀であったが返ってきたのはその辺の職員に聞いて。のみであった。
「あれ?もう終わったんか?」
「うん…まあ、うん」
腑に落ちないような顔をした加賀。
そんな様子をみて八木は軽く首をかしげ受付のほうを見やる。
「? ……俺の番みたいだしとりあえず言ってくる、話は終わったらな」
「うん、気をつけてねー」
そう言って手をぱたぱたと振る加賀。
そんな二人の様子を見ていたバクスが心配げに口を開く。
「その様子だと何かあったのか…? プレートはもらえた様だが…」
バクスがちらりと向けた視線の先にあるのは先ほど受け取ったプレート。
その視線に気づいた加賀はプレートをテーブルにことりと置きう~んと軽くうなり、口を開いた。
「ギルド登録したいと伝えてそのプレート貰ったんですけどー…何の説明もなくてですね…。ギルドの場所聞いてみたんですけどその辺の職員に聞いての一言だけで」
そこまで言うとコップを手に取り軽く口づける加賀。
軽くため息をつくと再び口を開く。
「この対応が普通なんでしょうか?」
「そんな事はないぞ、総合ギルドが請け負っている業務の内に加入希望者への説明、ギルドへの案内も含まれる……はずなんだがなあ」
そう言ってじろりと八木の向かったカウンターへと視線を向けるバクス。
自分に向けられたものでは無いと分かりつつもその視線の鋭さに思わず身を竦める加賀。
「…明らかに職務怠慢だな。この分だと八木も碌に説明されんだろうし、ギルドへの案内は俺がするとして…後で苦情も言っておくから安心しろ。今後は多少ましになるだろうさ」
「ありがとうございます…助かります、本当に」
身を強ばらす加賀に気づいたのだろう、バクスは幾分声と視線と声を和らげると安心させるように加賀へと声をかける。
加賀も先ほどの職員の対応がおかしかった事、それに今後は改善されるであろうと言う事を聞き安心した様子である。
「…八木のやつ戻ってこないな」
「そういや戻ってこない…ボクの時はすぐ終わったのに」
加賀がそうであったようにすぐ戻ってくると思われていた八木だったが二人の予想に反してなかなか戻って来ないようだ。
二人がカウンターの方を見やると八木はまだカウンターに座っており、職員と会話している事が伺えた。
距離がそれなりにあるのと回りの喧騒のせいで会話を聞き取ることは出来ないが、加賀に対応した時と違い何やら楽し気に話しているように見える。
「なんかボクのときと雰囲気チガウんですけどー」
「たしかになあ…」
カウンターの様子を不思議そうに眺める二人であったが、八木の方はまだまだ話が終わりそうにない。
これは時間がかかりそうだな、そう呟くとバクスは空になったコップを持ち追加の飲み物を注文しにいくのであった。
ある者はテーブルを囲み飲み食いしながら雑談に興じ、ある者は依頼表を見ているのだろうか人ごみに紛れボードを眺めている。
それ以外にも壁際に並ぶ椅子に腰かけ本を読んでいる者が居たりと…各自思い思いに過ごしているようだ。
「わー結構こんでるー……あ、でもカウンター前はすいてるね?」
「ん、本当だ」
そんな人に溢れたギルド内だがカウンター前に座っている人は居るものの並んでいる者はいないようだ。
そんな様子をみてさてどうしたものかと悩む二人へと話しかけてくる人物がいる。
話しかけてきたのは中背のかなりがたいの良いおっさんだ。
着ている服が受付カウンターにいる人と同じである事からギルドの関係者であることが伺える。
「いらっしゃいませ、本日はどういったご用件で?」
「へっ? …ぁ…えっと」
「あ、ギルドに登録しにきたんすよー」
急に話しかけられどもる加賀をよそにあっさりと答える八木。
八木の答えを聞いたギルド員らしき人物はちらりと視線をバクスに向け口を開いた。
「そうですか…そちらのお方も?」
「いや、俺は違う。その二人だけだ」
ギルド員はバクスの言葉にそうですか、と一言つぶやくと壁際に立てかけられていた台上の箱からプレートの様なものを取り出し、二人へと手渡す。
「ではお二人はこちらのプレートを持っていてください。…カウンター横に置かれているボードがわかりますか? 順番が来ますとそのプレートに書かれた番号がボードに記載されますので、プレートを持って受け付けの者に要件を伝えてください」
職員に礼を言いプレートを受け取った二人は空いている席へと腰掛けた。
バクスは二人へと一言二言声をかけるとどこかへと向かって行ってしまった。
周りが気になるのかどこかそわそわした様子の加賀、それに気が付いた八木が苦笑しつつも声をかける。
「どした? 緊張でもしてんのか?」
「んー…いや、ほらこういった場合ガラの悪いのに絡まれるのがセオリーみたいなもんでしょ? いつくるのかなーって」
「なんだそりゃ…」
加賀の回答に軽くため息つき、やれやれと言った様子で首をふる八木。
そんな八木をみてむっと頬をふくらませる加賀であるが、八木は気にした様子もなく口を開く。
「こんな誰がお客さんなのか、加入希望者なのか分からない状態で絡むような奴そうそう居ないって…それにほれ、そこらに居る職員さん見てみ」
「ん…」
八木に言われ部屋を見渡す加賀。
その視線の先にはギルド職員…と言うよりは警備員っといった体の人がちらほらと見受けられる。
服の上からでも尋常じゃない体をしているのがよくわかる。
「職員ってか警備員? よくよく見なくても筋肉やばいね、むっきむき」
「うん、まあ…こんな状態で騒ぎ起こすのはまず居ないだろ、居ないよな?」
「…ほれ、飲み物もってきたぞ。順番来るまで時間かかるだろうからそれでも飲んどけ」
テーブルへと置かれる3つのコップ、中身は柑橘系の飲み物のようだ。
さきほどふらりとどこかへ行ったバクスだが、二人のために飲み物を取ってきてくれたようだ。
二人は礼をいって受け取ると歩いて喉が渇いていたのか嬉しそうにコップを傾ける。
「んで、何が居ないんだ?」
「う?」
「あぁ…加賀がですね」
二人の会話が気になったバクスが先ほどの会話について尋ねる。
八木は大したことじゃないんですが、と一言おき頬を軽く掻きながら話はじめる。
「…と言った具合です」
「まあ、そういった連中もたまにはいるな」
「あ、やっぱいるんだー」
「向こうみてみ」
そういって視線の先をあごで指すバクス。二人がそちらを見ると奥のほうに何やら扉が見える。
何の扉だろうか?そう二人が疑問に思っているとコップを傾けていたバクスが一息つき、口を開く。
「扉の向こうは飯屋でな、酒も出す。こっち側には酒持ち込み禁止だし、飲むのは大抵仕事終わった連中なんだが…たまに酔っ払ってこっち側に来た挙句絡みだすバカがいてな」
まあ、すぐ職員にしょっぴかれるんだけどな。そう言って一気にコップの中身を飲み干すバクス。
「酒場の方にいかなきゃまあ、大丈夫だろう。行くにしても一人でいかずに何人かで行くんだな」
その後3人は雑談しつつ自分たちの順番が来るのをまつ。
およそ30分ほど立っただろうか、職員がボードに数字を書き込み声を上げる。
加賀はボードの番号と自分のプレートの番号を確認する、どうやら聞こえたの加賀の持つプレート番号のようだ。
「お…ボクの番号よばれたっぽい。それじゃ先行ってくるねー?」
「あいよー気をつけてなー」
「何もないとは思うが……一応様子は伺ってるから何かあったら手招きなりで合図だせ。」
やはりこの男その厳つい見た目に合わずどこか甘く、心配性な処があるようだ。
すぐに向かう。そういうバクスに加賀は笑顔で礼を言うと加賀は職員の待つカウンターへと向かう。
「…本日はどういった用件で?」
加賀に気が付いた職員がちらりと視線を向け口を開く。
受付に居たのはまさに容姿端麗といった人物であった。若干童顔…と言うよりは実際若いのだろう、くりっとした目が非常に可愛らしい。さらには肩にかかる金髪は艶が良く手入れされており、細かい装飾のされた髪飾りが良く似合っている。
胸元の露出が若干多いのは…客層に男性が多いためだろうか。
「探索者ギルドと商人ギルドに登録を…」
「この受付表をもって各ギルドの受付にいってください」
…そんなまさに受付嬢といった容姿の職員であったが、加賀の対応をするその様はどこかぞんざいである。
説明はそこで聞いて。そういって受付表を置くと話はもう終わりだとばかりにボードに新たな番号を書き始める。
(うわぁ…)
一方の加賀は明らかにドン引きした様子である。
もうこちらを見ようともしない様を見て加賀は軽くため息をつき席へ戻るべく立ち上がる。
が、ふい出したように口を開く。
「…各ギルドの受付場所はどこですか?」
せめて場所は確認しないと、そう思って聞いた加賀であったが返ってきたのはその辺の職員に聞いて。のみであった。
「あれ?もう終わったんか?」
「うん…まあ、うん」
腑に落ちないような顔をした加賀。
そんな様子をみて八木は軽く首をかしげ受付のほうを見やる。
「? ……俺の番みたいだしとりあえず言ってくる、話は終わったらな」
「うん、気をつけてねー」
そう言って手をぱたぱたと振る加賀。
そんな二人の様子を見ていたバクスが心配げに口を開く。
「その様子だと何かあったのか…? プレートはもらえた様だが…」
バクスがちらりと向けた視線の先にあるのは先ほど受け取ったプレート。
その視線に気づいた加賀はプレートをテーブルにことりと置きう~んと軽くうなり、口を開いた。
「ギルド登録したいと伝えてそのプレート貰ったんですけどー…何の説明もなくてですね…。ギルドの場所聞いてみたんですけどその辺の職員に聞いての一言だけで」
そこまで言うとコップを手に取り軽く口づける加賀。
軽くため息をつくと再び口を開く。
「この対応が普通なんでしょうか?」
「そんな事はないぞ、総合ギルドが請け負っている業務の内に加入希望者への説明、ギルドへの案内も含まれる……はずなんだがなあ」
そう言ってじろりと八木の向かったカウンターへと視線を向けるバクス。
自分に向けられたものでは無いと分かりつつもその視線の鋭さに思わず身を竦める加賀。
「…明らかに職務怠慢だな。この分だと八木も碌に説明されんだろうし、ギルドへの案内は俺がするとして…後で苦情も言っておくから安心しろ。今後は多少ましになるだろうさ」
「ありがとうございます…助かります、本当に」
身を強ばらす加賀に気づいたのだろう、バクスは幾分声と視線と声を和らげると安心させるように加賀へと声をかける。
加賀も先ほどの職員の対応がおかしかった事、それに今後は改善されるであろうと言う事を聞き安心した様子である。
「…八木のやつ戻ってこないな」
「そういや戻ってこない…ボクの時はすぐ終わったのに」
加賀がそうであったようにすぐ戻ってくると思われていた八木だったが二人の予想に反してなかなか戻って来ないようだ。
二人がカウンターの方を見やると八木はまだカウンターに座っており、職員と会話している事が伺えた。
距離がそれなりにあるのと回りの喧騒のせいで会話を聞き取ることは出来ないが、加賀に対応した時と違い何やら楽し気に話しているように見える。
「なんかボクのときと雰囲気チガウんですけどー」
「たしかになあ…」
カウンターの様子を不思議そうに眺める二人であったが、八木の方はまだまだ話が終わりそうにない。
これは時間がかかりそうだな、そう呟くとバクスは空になったコップを持ち追加の飲み物を注文しにいくのであった。
18
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる