14 / 44
十四話 するって何を?
しおりを挟む
「い、今すぐって、何を?」
(何をするって?)
「話聞いてなかったのか?」
「いや、だって、お前怪我してるのに……」
クロードは一瞬きょとんとしたが、そのあと珍しく微かに口角を上げた。
「結婚のことだ」
「えぇっ?」
「夫婦生活のこと考えたのか?」
セルジュはかっと赤くなると、むんずっと枕を引っ掴んでクロードの顔面に思い切り殴りかかった。
「お前が! こんな体勢で言うからだろ! 今すぐって、夜中に籍を入れられるわけないだろうが!」
クロードはさっと枕をよけると、セルジュの手首を掴んで寝具の中に引き摺り込んだ。
「もちろんこっちだっていい」
「あっ」
クロードはセルジュを自身の下にうつ伏せに組み敷くと、うなじにかかっている金髪をかきあげて露わになったそこに舌を這わせた。
「ふ、あぁっ」
ぞくりとした快感に震える背中を背後から抱いて、左手で顎を掴んで少し持ち上げると、クロードはいましがた舌を這わせたそこに軽く歯を立てた。
「法律で結ばれるのが先か、それともここに噛み跡をつけるのが先か、俺はどっちでもいい」
「お、まえ、手は痛むんじゃ……」
痛むって? ああそりゃ痛むさ。ずっと両手が燃えているようにジリジリ痛む。だがお前のことを考えるだけで、手どころか全身がいつも焼かれるように疼いていた。もしお前の全てを手に入れられるのなら、鉄球に両手を焼かれる痛みなど造作もないことだ。
「んあっ!」
クロードは右手をセルジュのシャツの下から差し込むと、胸を弄って小さな尖を捉えた。指先で先端を円を描くように撫でると、我慢できずにセルジュが背中を弓形に逸らす。クロードは彼の白い首や肩を何箇所か吸うと、胸を撫でていた手を今度はズボンの中に滑り込ませようとした。
「! そこはダメだっ!」
セルジュは自分の前に触れようとしたクロードの手を思いっきり抓った。痛みにクロードが怯んだ隙に、なんとか逞しい腕の拘束から抜け出すと、はあはあと息を切らしながらクロードと向き合った。クロードも軽く息が上がっていて、セルジュが今まで見たこともないような表情をしていた。まっすぐ自分を見る目には情欲の炎がちらつき、いつもの無表情からは想像できないほど色気が溢れている。セルジュは思わずごくりと唾を飲み込んだ。
『……少しでも哀れに思うんなら、ちょっとぐらい優しくしてやっておくれよ』
カトリーヌの言葉が脳裏に響き、セルジュはガシガシと頭を掻いた。
(ああもう、今日だけだ! こんなことになったのは俺のせいでもあるし。まあこいつが最初から俺のこと監禁しなけりゃ済んだ話なんだけど……)
セルジュは一度深呼吸して覚悟を決めると、先ほどから硬く勃ち上がって服越しに触れているクロードのそこへ手を伸ばした。
「っ!」
「て、手でいいだろ?」
子供がいるのに今更だが、記憶の上では自分はまだ処女だ。さすがに身体を許すのには勇気が足りなかった。
恐る恐るクロードのズボンに手を差し込むと、すぐに熱くて硬いそれに手が触れた。
(う、わ……)
なるべくそれを見ないようにズボンの中から引き出し、自分が自慰行為をする時の要領で軽く握って扱いてみる。見ていなくてもその大きさが、自分のものよりだいぶ大きいことが伺えた。
(まじかよ。さすがはアルファ様だな)
「セルジュ」
名前を呼ばれて顔を上げた瞬間唇を奪われた。クロードは左手でセルジュの後頭部を押さえて口付けを深めると、右手で拙い動きでクロードを扱くセルジュの手を握って一緒に動かし始めた。
「んんっ」
先走りがセルジュの手を濡らし、上下に扱くたびに卑猥な水音が鳴った。似たような音は深く重ねられた上の口からも聞こえていて、羞恥心でセルジュはおかしくなりそうだった。
「んっ、クロード……」
口付けが離れると同時に、クロードはセルジュの頭頂を抑えて顎を上向かせ、露わになった首筋にまるで血を飲むかのように吸い付いた。
「ああっ!」
思わず出た喘ぎ声はアルファを刺激するのに十分だったらしく、クロードが片手でセルジュにしがみついて肩を震わせるのと同時に、飛び出した粘液がセルジュの手や服を濡らした。
「っはぁ……」
(生まれて初めて人をイかせた……俺の記憶では、の話だけど)
クロードは射精の余韻に浸るように、セルジュの首に顔を埋めたまま肩を小さく上下させている。
(でも、いつもスカしてるこいつが余裕を無くしてる様を見るのは、ちょっと愉快だったかも)
「何笑ってるんだ?」
「え?」
まだ息が整っていないにも関わらず、クロードは再びセルジュのズボンに手を伸ばしてきた。
(しまった! 油断……ん?)
クロードが腕を伸ばす途中の動きをピタリと止めた。
「あ……」
二人が同時に顔を上げ、視線が絡んだ。何が起こったのか二人同時に理解して、セルジュの顔にじわじわと熱が上がってきた。
「セルジュ、お前……」
「やめろ! 何も言うな!」
触れていたのはクロードのもので、二人ともセルジュのものには一切触れていない。それなのにセルジュのズボンは、クロードの出したものだけでは明らかに説明できないほど濡れていた。
(何でだ? 俺のは触ってもいないのに……まさかこいつのを触っただけでイっちまったのか?)
「首にキスした時じゃないか?」
「えっ?」
「いい声で喘いでたから。俺もそれを聞いて限界だった」
クロードは先ほど吸った首筋に再び唇を寄せようと近づいた。
「もう一度聞かせろ」
セルジュは今度こそクロードの顔面に枕を思い切りぶつけるのに成功した。
「ぶっ!」
「調子に乗るな!」
しかしクロードは両腕でガシッとセルジュの腰を抱え込むと、そのまま寝台へ倒れ込んだ。
「あっ! お前また……」
「何もしないから」
クロードはセルジュの匂いを嗅ぐように胸元に鼻を擦り付けた。
「いい夢見させてくれ」
「えぇ……」
セルジュはなんとなく気恥ずかしくて一瞬視線を逸らした。しかし再びクロードを見下ろした時、彼はすでに気絶するように眠りへと落ちていた。
(早っ!)
さっきまでのは一体何だったのか。セルジュは呆れてクロードの腕から抜け出そうとしたが、やはり考え直して彼の寝台に再び横になった。
(いつも通りに見えたけど、やっぱりすごく痛んでるんだ)
エミールが居ないのは落ち着かなかったが、あの孫煩悩のカトリーヌならむしろ自分より完璧に彼の面倒を見てくれるだろう。
(まあ、たまにはこんな夜があってもいいか)
半ば諦めたようにそう結論づけると、セルジュはクロードの綺麗な寝顔を見ながら自分も深い眠りへと落ちていった。
(何をするって?)
「話聞いてなかったのか?」
「いや、だって、お前怪我してるのに……」
クロードは一瞬きょとんとしたが、そのあと珍しく微かに口角を上げた。
「結婚のことだ」
「えぇっ?」
「夫婦生活のこと考えたのか?」
セルジュはかっと赤くなると、むんずっと枕を引っ掴んでクロードの顔面に思い切り殴りかかった。
「お前が! こんな体勢で言うからだろ! 今すぐって、夜中に籍を入れられるわけないだろうが!」
クロードはさっと枕をよけると、セルジュの手首を掴んで寝具の中に引き摺り込んだ。
「もちろんこっちだっていい」
「あっ」
クロードはセルジュを自身の下にうつ伏せに組み敷くと、うなじにかかっている金髪をかきあげて露わになったそこに舌を這わせた。
「ふ、あぁっ」
ぞくりとした快感に震える背中を背後から抱いて、左手で顎を掴んで少し持ち上げると、クロードはいましがた舌を這わせたそこに軽く歯を立てた。
「法律で結ばれるのが先か、それともここに噛み跡をつけるのが先か、俺はどっちでもいい」
「お、まえ、手は痛むんじゃ……」
痛むって? ああそりゃ痛むさ。ずっと両手が燃えているようにジリジリ痛む。だがお前のことを考えるだけで、手どころか全身がいつも焼かれるように疼いていた。もしお前の全てを手に入れられるのなら、鉄球に両手を焼かれる痛みなど造作もないことだ。
「んあっ!」
クロードは右手をセルジュのシャツの下から差し込むと、胸を弄って小さな尖を捉えた。指先で先端を円を描くように撫でると、我慢できずにセルジュが背中を弓形に逸らす。クロードは彼の白い首や肩を何箇所か吸うと、胸を撫でていた手を今度はズボンの中に滑り込ませようとした。
「! そこはダメだっ!」
セルジュは自分の前に触れようとしたクロードの手を思いっきり抓った。痛みにクロードが怯んだ隙に、なんとか逞しい腕の拘束から抜け出すと、はあはあと息を切らしながらクロードと向き合った。クロードも軽く息が上がっていて、セルジュが今まで見たこともないような表情をしていた。まっすぐ自分を見る目には情欲の炎がちらつき、いつもの無表情からは想像できないほど色気が溢れている。セルジュは思わずごくりと唾を飲み込んだ。
『……少しでも哀れに思うんなら、ちょっとぐらい優しくしてやっておくれよ』
カトリーヌの言葉が脳裏に響き、セルジュはガシガシと頭を掻いた。
(ああもう、今日だけだ! こんなことになったのは俺のせいでもあるし。まあこいつが最初から俺のこと監禁しなけりゃ済んだ話なんだけど……)
セルジュは一度深呼吸して覚悟を決めると、先ほどから硬く勃ち上がって服越しに触れているクロードのそこへ手を伸ばした。
「っ!」
「て、手でいいだろ?」
子供がいるのに今更だが、記憶の上では自分はまだ処女だ。さすがに身体を許すのには勇気が足りなかった。
恐る恐るクロードのズボンに手を差し込むと、すぐに熱くて硬いそれに手が触れた。
(う、わ……)
なるべくそれを見ないようにズボンの中から引き出し、自分が自慰行為をする時の要領で軽く握って扱いてみる。見ていなくてもその大きさが、自分のものよりだいぶ大きいことが伺えた。
(まじかよ。さすがはアルファ様だな)
「セルジュ」
名前を呼ばれて顔を上げた瞬間唇を奪われた。クロードは左手でセルジュの後頭部を押さえて口付けを深めると、右手で拙い動きでクロードを扱くセルジュの手を握って一緒に動かし始めた。
「んんっ」
先走りがセルジュの手を濡らし、上下に扱くたびに卑猥な水音が鳴った。似たような音は深く重ねられた上の口からも聞こえていて、羞恥心でセルジュはおかしくなりそうだった。
「んっ、クロード……」
口付けが離れると同時に、クロードはセルジュの頭頂を抑えて顎を上向かせ、露わになった首筋にまるで血を飲むかのように吸い付いた。
「ああっ!」
思わず出た喘ぎ声はアルファを刺激するのに十分だったらしく、クロードが片手でセルジュにしがみついて肩を震わせるのと同時に、飛び出した粘液がセルジュの手や服を濡らした。
「っはぁ……」
(生まれて初めて人をイかせた……俺の記憶では、の話だけど)
クロードは射精の余韻に浸るように、セルジュの首に顔を埋めたまま肩を小さく上下させている。
(でも、いつもスカしてるこいつが余裕を無くしてる様を見るのは、ちょっと愉快だったかも)
「何笑ってるんだ?」
「え?」
まだ息が整っていないにも関わらず、クロードは再びセルジュのズボンに手を伸ばしてきた。
(しまった! 油断……ん?)
クロードが腕を伸ばす途中の動きをピタリと止めた。
「あ……」
二人が同時に顔を上げ、視線が絡んだ。何が起こったのか二人同時に理解して、セルジュの顔にじわじわと熱が上がってきた。
「セルジュ、お前……」
「やめろ! 何も言うな!」
触れていたのはクロードのもので、二人ともセルジュのものには一切触れていない。それなのにセルジュのズボンは、クロードの出したものだけでは明らかに説明できないほど濡れていた。
(何でだ? 俺のは触ってもいないのに……まさかこいつのを触っただけでイっちまったのか?)
「首にキスした時じゃないか?」
「えっ?」
「いい声で喘いでたから。俺もそれを聞いて限界だった」
クロードは先ほど吸った首筋に再び唇を寄せようと近づいた。
「もう一度聞かせろ」
セルジュは今度こそクロードの顔面に枕を思い切りぶつけるのに成功した。
「ぶっ!」
「調子に乗るな!」
しかしクロードは両腕でガシッとセルジュの腰を抱え込むと、そのまま寝台へ倒れ込んだ。
「あっ! お前また……」
「何もしないから」
クロードはセルジュの匂いを嗅ぐように胸元に鼻を擦り付けた。
「いい夢見させてくれ」
「えぇ……」
セルジュはなんとなく気恥ずかしくて一瞬視線を逸らした。しかし再びクロードを見下ろした時、彼はすでに気絶するように眠りへと落ちていた。
(早っ!)
さっきまでのは一体何だったのか。セルジュは呆れてクロードの腕から抜け出そうとしたが、やはり考え直して彼の寝台に再び横になった。
(いつも通りに見えたけど、やっぱりすごく痛んでるんだ)
エミールが居ないのは落ち着かなかったが、あの孫煩悩のカトリーヌならむしろ自分より完璧に彼の面倒を見てくれるだろう。
(まあ、たまにはこんな夜があってもいいか)
半ば諦めたようにそう結論づけると、セルジュはクロードの綺麗な寝顔を見ながら自分も深い眠りへと落ちていった。
642
あなたにおすすめの小説
冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる
尾高志咲/しさ
BL
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる
🌟第10回BL小説大賞(2022年)奨励賞。2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟
ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。
――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。
お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。
目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。
ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。
執着攻め×不憫受け
美形公爵×病弱王子
不憫展開からの溺愛ハピエン物語。
◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。
四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。
なお、※表示のある回はR18描写を含みます。
🌟第10回BL小説大賞での応援ありがとうございました!
🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
「君と番になるつもりはない」と言われたのに記憶喪失の夫から愛情フェロモンが溢れてきます
grotta
BL
【フェロモン過多の記憶喪失アルファ×自己肯定感低め深窓の令息オメガ】
オスカー・ブラントは皇太子との縁談が立ち消えになり別の相手――帝国陸軍近衛騎兵隊長ヘルムート・クラッセン侯爵へ嫁ぐことになる。
以前一度助けてもらった彼にオスカーは好感を持っており、新婚生活に期待を抱く。
しかし結婚早々夫から「つがいにはならない」と宣言されてしまった。
予想外の冷遇に落ち込むオスカーだったが、ある日夫が頭に怪我をして記憶喪失に。
すると今まで抑えられていたαのフェロモンが溢れ、夫に触れると「愛しい」という感情まで漏れ聞こえるように…。
彼の突然の変化に戸惑うが、徐々にヘルムートに惹かれて心を開いていくオスカー。しかし彼の記憶が戻ってまた冷たくされるのが怖くなる。
ある日寝ぼけた夫の口から知らぬ女性の名前が出る。彼には心に秘めた相手がいるのだと悟り、記憶喪失の彼から与えられていたのが偽りの愛だと悟る。
夫とすれ違う中、皇太子がオスカーに強引に復縁を迫ってきて…?
夫ヘルムートが隠している秘密とはなんなのか。傷ついたオスカーは皇太子と夫どちらを選ぶのか?
※以前ショートで書いた話を改変しオメガバースにして公募に出したものになります。(結末や設定は全然違います)
※3万8千字程度の短編です
追放された味見係、【神の舌】で冷徹皇帝と聖獣の胃袋を掴んで溺愛される
水凪しおん
BL
「無能」と罵られ、故郷の王宮を追放された「味見係」のリオ。
行き場を失った彼を拾ったのは、氷のような美貌を持つ隣国の冷徹皇帝アレスだった。
「聖獣に何か食わせろ」という無理難題に対し、リオが作ったのは素朴な野菜スープ。しかしその料理には、食べた者を癒やす伝説のスキル【神の舌】の力が宿っていた!
聖獣を元気にし、皇帝の凍てついた心をも溶かしていくリオ。
「君は俺の宝だ」
冷酷だと思われていた皇帝からの、不器用で真っ直ぐな溺愛。
これは、捨てられた料理人が温かいご飯で居場所を作り、最高にハッピーになる物語。
不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
悪役令嬢のモブ兄に転生したら、攻略対象から溺愛されてしまいました
藍沢真啓/庚あき
BL
俺──ルシアン・イベリスは学園の卒業パーティで起こった、妹ルシアが我が国の王子で婚約者で友人でもあるジュリアンから断罪される光景を見て思い出す。
(あ、これ乙女ゲームの悪役令嬢断罪シーンだ)と。
ちなみに、普通だったら攻略対象の立ち位置にあるべき筈なのに、予算の関係かモブ兄の俺。
しかし、うちの可愛い妹は、ゲームとは別の展開をして、会場から立ち去るのを追いかけようとしたら、攻略対象の一人で親友のリュカ・チューベローズに引き止められ、そして……。
気づけば、親友にでろっでろに溺愛されてしまったモブ兄の運命は──
異世界転生ラブラブコメディです。
ご都合主義な展開が多いので、苦手な方はお気を付けください。
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる