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22. 王宮生活
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あれから、クスファーさんと応接室を出ると廊下に一人の女性がいて、私に宛がわれた部屋に案内してくれると言った。
クスファーさんも部屋の前までは付いて来てくれたけれど、『女性の部屋に遅くにお邪魔するものじゃないから、今日は帰るよ。明日また仕事終わりに寄る。おやすみ。』と言って帰って行った。
女性は、私のお世話係らしく仕事名は侍女というらしい。
お客様用の侍女らしくて、人数もかなりいて入れ替わりみたいだから、名前は特に言われなかった。
お世話係と言われても、私身の回りの事は出来るし。
侍女は部屋の入り口近くが少し小部屋になっていて、そこで夜私が眠りにつくまでは待機してくれるみたい。
何かあったら言い付ければお世話してくれたり、伝言をしに行ったりするのだとか。
私には必要ないような気がするのだけれど、仕事と言われたなら仕方ないよね。
まぁ、この世界にはまだまだやり方の分からない道具や、知らない常識なんかがあるだろうからすぐ近くに人がいるという事は分からない時にすぐ聞けるから良しとしよう。
部屋は、10畳位ある広さで、ベッドが真ん中にある。
正面奥は細長い大きな窓で、もう夜だから閉まっているカーテンもかなり立派だわ。
そのすぐ傍に一人用の布製のソファが四つ、木製のテーブルを四方を挟んで置かれていた。
右手奥は鏡台がある。そこに通路があり、バスルームとトイレルームが備え付けてあった。
「こんな豪勢な部屋、本当にいいのかしら。」
私が部屋の中を侍女に案内してもらった時に呟くと、
「どうぞお使い下さい。」
と言ってくれた。
こんな豪華な部屋で、緊張して寝られるかしらと思ったけれど、お風呂も湯を張って久々に入れたし、フカフカのベッドに包まれるように布団をかけたら、知らず意識を無くすように眠っていた。
パン屋では、お風呂は無かったのよね。
お湯を沸かして布で体を拭いていた。
だから、湯を張って湯船に入れる事をとても贅沢に感じてしまった。日本では普通にやっていたのに、私はこの世界に慣れてしまったのかとなんだか変な感じだわ。
ベッドも、木製の椅子に横たわって寝ていただけだったから、こんなにベッドってフカフカだったかしら、と疑問に思ってしまうほど。まぁ、ここは王宮だから特別フカフカなのかもしれないけれど、もう多分私はシラグリン国に馴染んでいるわね。
朝起きた私は一人でクスリと笑ってしまった。
食事はなんと部屋で取れるらしい。
昨夜案内してくれた人とは違う侍女が、食事を持って来てくれた。これも、とてつもなく豪華!しかも国王陛下が配慮して下さったのか焼き魚と、海苔と、味噌汁とコメだった!玉子焼きもあって驚いた。
「もし、違う食事がよければお取り換えしてきますけど。」
私がその食事を見て目を見張っていたから不安になったのか、その侍女は言った。
けれど、とんでもない!これをありがたくいただきます!!
私は所在なさげに部屋から見える外の景色を眺めていた。
そこからは色とりどりの手入れされた花が間隔を開けて咲き誇っていた。
それを見に来る人もちらほらといて、その人達を見ていた。
ここは二階だから歩いている人の顔までは見えない。わざわざ上を見上げる人もいないから私が見られる事もなく、じっくりと見ていられた。
コンコンコン
いつの間にか夕方になっていて、誰かが訪ねて来た。入り口のすぐ傍に座っていた侍女が対応してくれると、クスファーさんだった。
「仕事が終わったから、会いに来た。どうだ。一緒に食べないか?」
昨日、来てくれると言っていたものね。でも食事まで一緒にいられるのね!
クスファーさんも部屋の前までは付いて来てくれたけれど、『女性の部屋に遅くにお邪魔するものじゃないから、今日は帰るよ。明日また仕事終わりに寄る。おやすみ。』と言って帰って行った。
女性は、私のお世話係らしく仕事名は侍女というらしい。
お客様用の侍女らしくて、人数もかなりいて入れ替わりみたいだから、名前は特に言われなかった。
お世話係と言われても、私身の回りの事は出来るし。
侍女は部屋の入り口近くが少し小部屋になっていて、そこで夜私が眠りにつくまでは待機してくれるみたい。
何かあったら言い付ければお世話してくれたり、伝言をしに行ったりするのだとか。
私には必要ないような気がするのだけれど、仕事と言われたなら仕方ないよね。
まぁ、この世界にはまだまだやり方の分からない道具や、知らない常識なんかがあるだろうからすぐ近くに人がいるという事は分からない時にすぐ聞けるから良しとしよう。
部屋は、10畳位ある広さで、ベッドが真ん中にある。
正面奥は細長い大きな窓で、もう夜だから閉まっているカーテンもかなり立派だわ。
そのすぐ傍に一人用の布製のソファが四つ、木製のテーブルを四方を挟んで置かれていた。
右手奥は鏡台がある。そこに通路があり、バスルームとトイレルームが備え付けてあった。
「こんな豪勢な部屋、本当にいいのかしら。」
私が部屋の中を侍女に案内してもらった時に呟くと、
「どうぞお使い下さい。」
と言ってくれた。
こんな豪華な部屋で、緊張して寝られるかしらと思ったけれど、お風呂も湯を張って久々に入れたし、フカフカのベッドに包まれるように布団をかけたら、知らず意識を無くすように眠っていた。
パン屋では、お風呂は無かったのよね。
お湯を沸かして布で体を拭いていた。
だから、湯を張って湯船に入れる事をとても贅沢に感じてしまった。日本では普通にやっていたのに、私はこの世界に慣れてしまったのかとなんだか変な感じだわ。
ベッドも、木製の椅子に横たわって寝ていただけだったから、こんなにベッドってフカフカだったかしら、と疑問に思ってしまうほど。まぁ、ここは王宮だから特別フカフカなのかもしれないけれど、もう多分私はシラグリン国に馴染んでいるわね。
朝起きた私は一人でクスリと笑ってしまった。
食事はなんと部屋で取れるらしい。
昨夜案内してくれた人とは違う侍女が、食事を持って来てくれた。これも、とてつもなく豪華!しかも国王陛下が配慮して下さったのか焼き魚と、海苔と、味噌汁とコメだった!玉子焼きもあって驚いた。
「もし、違う食事がよければお取り換えしてきますけど。」
私がその食事を見て目を見張っていたから不安になったのか、その侍女は言った。
けれど、とんでもない!これをありがたくいただきます!!
私は所在なさげに部屋から見える外の景色を眺めていた。
そこからは色とりどりの手入れされた花が間隔を開けて咲き誇っていた。
それを見に来る人もちらほらといて、その人達を見ていた。
ここは二階だから歩いている人の顔までは見えない。わざわざ上を見上げる人もいないから私が見られる事もなく、じっくりと見ていられた。
コンコンコン
いつの間にか夕方になっていて、誰かが訪ねて来た。入り口のすぐ傍に座っていた侍女が対応してくれると、クスファーさんだった。
「仕事が終わったから、会いに来た。どうだ。一緒に食べないか?」
昨日、来てくれると言っていたものね。でも食事まで一緒にいられるのね!
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