23 / 28
23. 王宮生活は退屈?
しおりを挟む
せっかくならと、ヤマトテイに行く事になった。
今日は王宮からだし、日も暮れ始めて暗くなってきているので王宮にある馬車を使わせてもらって行く事になった。
「ヤマトテイも、領地へ行ったらなかなか行けなくなるからな。」
そう言ってくれた。いつも気に掛けてくれるから本当に優しいわ。
「おや、また来てくれたのかい?」
店に入ると、カウンターに座っていたおきよさんは、こちらに顔を向けると言ってくれた。
「はい、また来ました!」
「個室にするかい?奥へどうぞ。」
「ありがとう。おきよさん、実はリンと一緒に俺の領地へ行く事になってね。挨拶がてら来たんだ。」
席へ案内してもらう間に、クスファーさんはおきよさんへ向けて言った。
「おや、そうなのかい?それは、二人結婚するのかな?いいねぇ!淋しくなるけど、誰かが幸せになる事は嬉しいもんだね。」
おきよさんはそう話してくれた。
「おきよさん、そう言えば息子さんがなかなか会えないと淋しそうに言われてましたよ。」
「お!会ったのかい?元気だったかな?そうかねぇ。わたしには王宮は似合わないからね。ははは。」
うーん、そんなものなのかしら。
「さぁ。今日は何を食べるかな?また決まったら呼んでおくれ。」
そう言って、おきよさんは席へ案内してくれるとまたカウンターへ戻って行った。
「クスファーさんは、何が好きとかあります?」
私はメニューを見ながらクスファーさんに訪ねた。メニューには、日本食っぽいのがずらりと並んでいる、と思う。
私はこの世界の文字が読めないから分からないけれど、文字っぽいのの下にイラストが書いてあるのでなんとなくだけど、定食や親子丼みたいなのがあるみたいだった。
「そうだな。おやこどんが俺は好きだな。あとは焼き魚セットかな。リンはどうだ?」
「うーん。迷うなぁ。焼き魚もこの前の、美味しかったわ!」
「そうだな。ニッポンで獲れるものとは違うものもあるみたいだが、どれも似せたメニューらしいぞ。」
そうなんだ!うーん今日はこれにしよう。
「親子丼にするわ!」
「そうか。俺もそうしよう。」
注文を早速し、今日あった事をお互いに話した。
「なんだ?今日一日暇だったのか。」
「はい。だって今まで日本でも働いてましたし、ここでもパン屋さんで働かせてもらってましたから、やる事がなくて…。」
「じゃあ、少し早いが明日、臨時の家庭教師をお願いするか?」
「え?家庭教師?」
「そうだ。まずは…所作かな。リンはそのままでもキチンとしているが、貴族の事やこの国の事を少しずつ学んで欲しいんだ。」
「したい!やれるなら、ぜひともしたいわ!」
「ははは。気合いが入っているな。無理しなくていいからな。よし、じゃあ早速手配しよう。」
「はい!ありがとうございます!!」
やったわ!王宮の庭園を見ているのも楽しめたけれど、ずっとじゃあ飽きてくるもの。それに、もっとこの世界に馴染めるわよね!
今日は王宮からだし、日も暮れ始めて暗くなってきているので王宮にある馬車を使わせてもらって行く事になった。
「ヤマトテイも、領地へ行ったらなかなか行けなくなるからな。」
そう言ってくれた。いつも気に掛けてくれるから本当に優しいわ。
「おや、また来てくれたのかい?」
店に入ると、カウンターに座っていたおきよさんは、こちらに顔を向けると言ってくれた。
「はい、また来ました!」
「個室にするかい?奥へどうぞ。」
「ありがとう。おきよさん、実はリンと一緒に俺の領地へ行く事になってね。挨拶がてら来たんだ。」
席へ案内してもらう間に、クスファーさんはおきよさんへ向けて言った。
「おや、そうなのかい?それは、二人結婚するのかな?いいねぇ!淋しくなるけど、誰かが幸せになる事は嬉しいもんだね。」
おきよさんはそう話してくれた。
「おきよさん、そう言えば息子さんがなかなか会えないと淋しそうに言われてましたよ。」
「お!会ったのかい?元気だったかな?そうかねぇ。わたしには王宮は似合わないからね。ははは。」
うーん、そんなものなのかしら。
「さぁ。今日は何を食べるかな?また決まったら呼んでおくれ。」
そう言って、おきよさんは席へ案内してくれるとまたカウンターへ戻って行った。
「クスファーさんは、何が好きとかあります?」
私はメニューを見ながらクスファーさんに訪ねた。メニューには、日本食っぽいのがずらりと並んでいる、と思う。
私はこの世界の文字が読めないから分からないけれど、文字っぽいのの下にイラストが書いてあるのでなんとなくだけど、定食や親子丼みたいなのがあるみたいだった。
「そうだな。おやこどんが俺は好きだな。あとは焼き魚セットかな。リンはどうだ?」
「うーん。迷うなぁ。焼き魚もこの前の、美味しかったわ!」
「そうだな。ニッポンで獲れるものとは違うものもあるみたいだが、どれも似せたメニューらしいぞ。」
そうなんだ!うーん今日はこれにしよう。
「親子丼にするわ!」
「そうか。俺もそうしよう。」
注文を早速し、今日あった事をお互いに話した。
「なんだ?今日一日暇だったのか。」
「はい。だって今まで日本でも働いてましたし、ここでもパン屋さんで働かせてもらってましたから、やる事がなくて…。」
「じゃあ、少し早いが明日、臨時の家庭教師をお願いするか?」
「え?家庭教師?」
「そうだ。まずは…所作かな。リンはそのままでもキチンとしているが、貴族の事やこの国の事を少しずつ学んで欲しいんだ。」
「したい!やれるなら、ぜひともしたいわ!」
「ははは。気合いが入っているな。無理しなくていいからな。よし、じゃあ早速手配しよう。」
「はい!ありがとうございます!!」
やったわ!王宮の庭園を見ているのも楽しめたけれど、ずっとじゃあ飽きてくるもの。それに、もっとこの世界に馴染めるわよね!
57
あなたにおすすめの小説
魔力ゼロと捨てられた私を、王子がなぜか離してくれません ――無自覚聖女の王宮生活――
ムラサメ
恋愛
伯爵家で使用人同然に扱われてきた少女、エリナ。
魔力も才能もないとされ、義妹アリシアの影で静かに生きていた。
ある日、王国第一王子カイルの視察で運命が動き出す。
誰も気づかなかった“違和感”に、彼だけが目を留めて――。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
「不吉な黒」と捨てられた令嬢、漆黒の竜を「痛いの飛んでいけー!」で完治させてしまう
ムラサメ
恋愛
漆黒の髪と瞳。ただそれだけの理由で「不吉なゴミ」と虐げられてきた公爵令嬢ミア。
死の森に捨てられた彼女が出会ったのは、呪いに侵され、最期を待つ最強の黒竜と、その相棒である隣国の竜騎士ゼノだった。
しかし、ミアが無邪気に放った「おまじない」は、伝説の浄化魔法となって世界を塗り替える。
向こう見ずな天才騎士に拾われたミアは、隣国で「女神」として崇められ、徹底的に甘やかされることに。
一方、浄化の源を失った王国は、みるみるうちに泥沼へと沈んでいき……?
騎士団寮のシングルマザー
古森きり
恋愛
夫と離婚し、実家へ帰る駅への道。
突然突っ込んできた車に死を覚悟した歩美。
しかし、目を覚ますとそこは森の中。
異世界に聖女として召喚された幼い娘、真美の為に、歩美の奮闘が今、始まる!
……と、意気込んだものの全く家事が出来ない歩美の明日はどっちだ!?
※ノベルアップ+様(読み直し改稿ナッシング先行公開)にも掲載しましたが、カクヨムさん(は改稿・完結済みです)、小説家になろうさん、アルファポリスさんは改稿したものを掲載しています。
※割と鬱展開多いのでご注意ください。作者はあんまり鬱展開だと思ってませんけども。
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
異世界で王城生活~陛下の隣で~
遥
恋愛
女子大生の友梨香はキャンピングカーで一人旅の途中にトラックと衝突して、谷底へ転落し死亡した。けれど、気が付けば異世界に車ごと飛ばされ王城に落ちていた。神様の計らいでキャンピングカーの内部は電気も食料も永久に賄えるられる事になった。
グランティア王国の人達は異世界人の友梨香を客人として迎え入れてくれて。なぜか保護者となった国陛下シリウスはやたらと構ってくる。一度死んだ命だもん、これからは楽しく生きさせて頂きます!
※キャンピングカー、魔石効果などなどご都合主義です。
※のんびり更新。他サイトにも投稿しております。
【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
朝日みらい
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる