最後の魔法は、ひとを待つための魔法だった

「忌み子」として忌避された少女クロエを拾い、大魔法使いユーグは『次代の魔法使い』として育てる。

ユーグはクロエが最愛の人の生まれ変わりだということを告げぬまま、次の生へと旅立った。

残されたクロエは、ユーグが遺した記憶の断片から自分が最愛の人の生まれ変わりであることを知る。

師への恋心を抱くことはないと自らを戒めながらも、やがて再び生まれ変わってくるユーグを待つ決意を固める。
何百年もの時を経てついにユーグは転生する。
その時、クロエは……。

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