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家に帰る時間
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私、めい。小学二年生。
私の住んでる村には、カラスの守り神がいる、らしい。
だから、村のあちこちにカラスの銅像があったり、カラスの掛け軸が家に飾ってあったり、家の門の所にカラスを飾っている家もたくさんある。
学校の校門にも、カラスの像があり見守ってくれているらしい。
学校から帰って友達と遊ぶのが日常だけど、帰る時間は決まってるの。
夕方、太陽が沈みかけてカラスが鳴いて、学校の裏山に飛んで行くのが友達と分かれて家に帰る時間。
昔から言われていたから、みんな何も考えずにそうしていた。
でも、今月学校へ転校生が来て、その子は『えーもっと遊ぼうぜ!』って言う。
転校生のはるとくんは、都会から引っ越して来たみたいだからか、もっと暗くなるまで遊びたいんだって。
でも、もうカラスが鳴いて山へ飛んで行っている。私達も帰らないと。
「じゃあ、あと1回隠れんぼしてから帰ろうぜ!早く数えろよー!」
「えー!!」
「はるとくん、帰ろうよ!」
「だめだよー、帰る時間だよー!」
「どうしよう…。」
「早く見つけて帰ろう?」
「大丈夫かなぁ。暗くならないかな…。」
私達は早く帰りたいと思っていると、空で鳴いて飛んでいたカラスが1羽、私達の前に降りてきた。
「おい、なにしてる?早くかえりな!」
「え!?カラスがしゃべった!?」
「え!?」
「しゃべった!!」
「おい、聞いてるか?早く家に帰れ。」
「帰りたいけど…」
「はるとくんが…」
「隠れちゃって…」
「はると?………あぁ、あいつだな。分かった。遅くなると危ない。お前らは帰るんだ。はるとはおれが送る。」
「え!本当?」
「大丈夫?」
「帰っていい?」
「あぁ。気をつけて帰るんだよ。」
「ありがとー!」
「ありがとう!」
「ありがとうです!」
翌朝。
学校で、はるとくんが来たから昨日の事を聞いてみた。
「うーん、おかしいんだよなー。上手い場所に隠れたつもりだったのに、いつの間にか自分の家の前にいたんだよ。それでさ、なんかカラスが、隣にいて、帰る時間は守りなさいって言ってきたんだ。」
そうなんだ。良かった!やっぱり、カラスがこの村の人達を守ってるんだ!
カラスが鳴いて山へ飛んで行っていたら、暗くなるまえに家に帰らないとね!
私の住んでる村には、カラスの守り神がいる、らしい。
だから、村のあちこちにカラスの銅像があったり、カラスの掛け軸が家に飾ってあったり、家の門の所にカラスを飾っている家もたくさんある。
学校の校門にも、カラスの像があり見守ってくれているらしい。
学校から帰って友達と遊ぶのが日常だけど、帰る時間は決まってるの。
夕方、太陽が沈みかけてカラスが鳴いて、学校の裏山に飛んで行くのが友達と分かれて家に帰る時間。
昔から言われていたから、みんな何も考えずにそうしていた。
でも、今月学校へ転校生が来て、その子は『えーもっと遊ぼうぜ!』って言う。
転校生のはるとくんは、都会から引っ越して来たみたいだからか、もっと暗くなるまで遊びたいんだって。
でも、もうカラスが鳴いて山へ飛んで行っている。私達も帰らないと。
「じゃあ、あと1回隠れんぼしてから帰ろうぜ!早く数えろよー!」
「えー!!」
「はるとくん、帰ろうよ!」
「だめだよー、帰る時間だよー!」
「どうしよう…。」
「早く見つけて帰ろう?」
「大丈夫かなぁ。暗くならないかな…。」
私達は早く帰りたいと思っていると、空で鳴いて飛んでいたカラスが1羽、私達の前に降りてきた。
「おい、なにしてる?早くかえりな!」
「え!?カラスがしゃべった!?」
「え!?」
「しゃべった!!」
「おい、聞いてるか?早く家に帰れ。」
「帰りたいけど…」
「はるとくんが…」
「隠れちゃって…」
「はると?………あぁ、あいつだな。分かった。遅くなると危ない。お前らは帰るんだ。はるとはおれが送る。」
「え!本当?」
「大丈夫?」
「帰っていい?」
「あぁ。気をつけて帰るんだよ。」
「ありがとー!」
「ありがとう!」
「ありがとうです!」
翌朝。
学校で、はるとくんが来たから昨日の事を聞いてみた。
「うーん、おかしいんだよなー。上手い場所に隠れたつもりだったのに、いつの間にか自分の家の前にいたんだよ。それでさ、なんかカラスが、隣にいて、帰る時間は守りなさいって言ってきたんだ。」
そうなんだ。良かった!やっぱり、カラスがこの村の人達を守ってるんだ!
カラスが鳴いて山へ飛んで行っていたら、暗くなるまえに家に帰らないとね!
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