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6. 魔術師団の建物には魔道具があるそうです
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魔術師団の使う建物は三つに分かれており、食堂が入っていた棟が本棟で、魔術師達の仕事場がある。
二階には、板張りの訓練場があり、魔術が施されていてどんなに力の入った訓練をしても建物が壊れないようになっている。
三階には、研究所となっており、道具に魔力を込められた魔道具なども研究されている。
本棟を挟んで左右には、東棟と西棟があり、東棟には魔術師団に所属している者達の宿舎となっている。
西棟には、他国の魔術師などが訪れた時に滞在する宿舎となっていて、レナータもこちらに案内された。
王宮にも、国賓が泊まる部屋はもちろんあるのだが、魔術師は地位に屈しない確立された役職となっている。その為、権力で抑えつけようとする人を拒絶する者も居ないわけではないので、余計なトラブルを回避する為にも、魔術師団の建物に宿舎がありそこに滞在する。
また、魔術師の中には平民の者も少なくない為、元々の身分が低い為に王宮に泊まる事が出来ないという理由もあった。
昨日、少し早めに夕食をしたレナータは、レオシュに部屋を案内された。
「ここは、部屋毎にきちんと魔術が施されているんだ。その為、レナータが部屋に入って内鍵を掛けたら、外からはこじ開けて入れないようになっているからね。安心すると良いよ。あ、だから部屋に入ったらすぐに内鍵を掛ける事。いいね?」
「ええ。すごいわ!魔術が間近にあるのね!」
「ん?レナータの周りにも、魔術、傍にあるだろう?」
「え?無いわ。私、魔力持ってもいないし。」
「そうじゃなくて。え、じゃあ辺境伯がこっそりと掛けてくれているのか?」
「お父様が?」
「あぁ。レナータが乗ってきた馬にも足に水魔力が掛けられていたよ。薄い膜みたいなね。それがあるから、長時間走っても足の蹄が削れたりして疲れないようになっている。」
「そうだったの?知らなかったわ…。」
「レナータも、魔道具をつけているよね?その、耳に嵌められたイヤリング。魔力が感じるよ。きっと悪意ある者がレナータに触れると防御の魔力が発動するのかな?」
「え…そうだったの…。」
「きっと、とてもレナータが大切なんだね。」
そう言われ、ベトジフの事を思い出し胸が熱くなった。
「あ、ごめん!泣かせたいわけじゃないよ?大丈夫?」
レオシュは、レナータが泣きそうになってしまったのを見て慌て出し、頭を掻いたレオシュだったが、レナータの頭を優しく撫でた。
「俺も、じゃあ力をレナータに。」
そう言って、ゆっくりとレナータを優しく抱き締める。
「レナータ、君はよくこんな遠くまで頑張って来たね。お疲れ。君が疲れた顔をしてバルツァル領に帰っても皆が悲しむだけだから、元気な顔をして向こうへ向かおうな。だから、今日はゆっくり休むんだよ?部屋には風呂もある。魔道具が施されているから、部屋を開けたら湯が溜まっているはずだからすぐに入れるから。明日、朝一緒に食事をしよう。な?」
「う、うん…」
家族の事を思い出し、哀愁に駆られたレナータだったが、レオシュが抱き締めてくれると顔に熱が集中してそれどころではなくなった。
「よし!じゃあまた明日。少し早いけれど、お休み。」
そういって、レオシュは去って行った。
(な、なに?今の…!)
すぐに動けなくてしばらくレオシュが去って行った方を見ていたレナータだったが、慌てて部屋に入って、言われた通り内鍵をしめた。
二階には、板張りの訓練場があり、魔術が施されていてどんなに力の入った訓練をしても建物が壊れないようになっている。
三階には、研究所となっており、道具に魔力を込められた魔道具なども研究されている。
本棟を挟んで左右には、東棟と西棟があり、東棟には魔術師団に所属している者達の宿舎となっている。
西棟には、他国の魔術師などが訪れた時に滞在する宿舎となっていて、レナータもこちらに案内された。
王宮にも、国賓が泊まる部屋はもちろんあるのだが、魔術師は地位に屈しない確立された役職となっている。その為、権力で抑えつけようとする人を拒絶する者も居ないわけではないので、余計なトラブルを回避する為にも、魔術師団の建物に宿舎がありそこに滞在する。
また、魔術師の中には平民の者も少なくない為、元々の身分が低い為に王宮に泊まる事が出来ないという理由もあった。
昨日、少し早めに夕食をしたレナータは、レオシュに部屋を案内された。
「ここは、部屋毎にきちんと魔術が施されているんだ。その為、レナータが部屋に入って内鍵を掛けたら、外からはこじ開けて入れないようになっているからね。安心すると良いよ。あ、だから部屋に入ったらすぐに内鍵を掛ける事。いいね?」
「ええ。すごいわ!魔術が間近にあるのね!」
「ん?レナータの周りにも、魔術、傍にあるだろう?」
「え?無いわ。私、魔力持ってもいないし。」
「そうじゃなくて。え、じゃあ辺境伯がこっそりと掛けてくれているのか?」
「お父様が?」
「あぁ。レナータが乗ってきた馬にも足に水魔力が掛けられていたよ。薄い膜みたいなね。それがあるから、長時間走っても足の蹄が削れたりして疲れないようになっている。」
「そうだったの?知らなかったわ…。」
「レナータも、魔道具をつけているよね?その、耳に嵌められたイヤリング。魔力が感じるよ。きっと悪意ある者がレナータに触れると防御の魔力が発動するのかな?」
「え…そうだったの…。」
「きっと、とてもレナータが大切なんだね。」
そう言われ、ベトジフの事を思い出し胸が熱くなった。
「あ、ごめん!泣かせたいわけじゃないよ?大丈夫?」
レオシュは、レナータが泣きそうになってしまったのを見て慌て出し、頭を掻いたレオシュだったが、レナータの頭を優しく撫でた。
「俺も、じゃあ力をレナータに。」
そう言って、ゆっくりとレナータを優しく抱き締める。
「レナータ、君はよくこんな遠くまで頑張って来たね。お疲れ。君が疲れた顔をしてバルツァル領に帰っても皆が悲しむだけだから、元気な顔をして向こうへ向かおうな。だから、今日はゆっくり休むんだよ?部屋には風呂もある。魔道具が施されているから、部屋を開けたら湯が溜まっているはずだからすぐに入れるから。明日、朝一緒に食事をしよう。な?」
「う、うん…」
家族の事を思い出し、哀愁に駆られたレナータだったが、レオシュが抱き締めてくれると顔に熱が集中してそれどころではなくなった。
「よし!じゃあまた明日。少し早いけれど、お休み。」
そういって、レオシュは去って行った。
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