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13. 師団長からの説明と、勝負の行方
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「レナータ嬢…いや、君はもう、私の娘みたいなもんだ。だって、親友の娘なんだからね。だから良ければ、レナータと呼んでも?」
「はい。ヤーヒム師団長様。」
「はは。なんだかくすぐったいな、ヤーヒムでいいよ。私もレナータと同じ年頃の娘がいるからね。だが、なかなか懐いてくれなくてねぇ…。」
「では、ヤーヒム様と。
そうなのですね。きっと、恥ずかしがっておられるのですよ。」
「そうだろうか。…ああ、そうだ。気になるだろうから、説明するよ。あ、食べながら飲みながらでいいからな。」
今度は、レナータ用に摘まむ物を持ってきた警備団の人から皿を受け取ったヤーヒムは、レナータにそう言って皿を目の前に置いた。
「はい、お願いします。」
ーーー
ーー
ー
☆★
ベトジフは、輪の中心へ行くと早々にレオシュに話し掛ける。
「おい、ヤーヒムからいろいろと聞いたぞ。副師団長なんだってな。」
「はい。ベトジフ辺境伯様は、ヤーヒムさんと同じ年齢だとか。」
「あぁそうだ。ヤーヒムとはもう何年も会ってなかったが、昔はあうんの呼吸で、闘っておったぞ。
…まぁ、お前、常識はあるんだな?」
「え?常識ですか?」
「ウォッホン!…その、なんだ。義父上、とでも呼ばれるかと思ったわ。」
「え!!!…いえ、まだご挨拶もしてないのにそれはさすがに、と思いまして。呼んでよろしいのですか?」
「だ、だめだだめだ!だめに決まっとるだろう!ええい、じゃあまずは、俺に魔力を使って転ばしてみろ!」
「え?こ、転ばす…うーん、では。」
レオシュは、ベトジフの立っている地面に素早く氷を張らせ、ツルツルにした。
「ほぉ…?やるな。しかも、俺の足を凍らせないとは繊細な魔力使いだ。しかし、これは俺が動かないなら意味が無いだろう?」
「ええ、そうですね。」
レオシュは、そう言いながら指先だけ動かしていた。すると、ベトジフの背中に風を受け、押されて進み始めた。
「おお、なるほど。風も使えるんか。」
ベトジフも自身に風を使ってゆっくりとブレーキを掛け、転ばないようにバランスを取った。
「まあまあだな。」
ベトジフが頷いたその時。ベトジフの周りを、風が薄いベールのように包み込み、それがやがてゆさゆさと細かく揺れて、ベトジフはこそばゆくなった。
「ん?こそば…おい、止め、止めろ!脇!腰をこしょこしょするな!おい!わはははは!」
そう言ったベトジフは体をよじり足をジタバタとしてしまい、足元の氷に足を取られて後ろにすっころんでしまう。
が、すんでの所で、レオシュが地面に水の膜を作り、頭を打ち付けずにその水の膜の中に沈み込んだ。
周りも、酒の席の思わぬ余興だと見ていたが、ベトジフがひっくり返った時に誰もが頭を打つと思い、ヒヤッとした。
人は、咄嗟の時には魔力が使えないものだからだ。
だが、水のクッションがベトジフを包み込み、それに気持ち良さそうに持たれたベトジフを見て、皆、すごいすごいと手を叩いた。
「はーなんだか、疲れが癒えるようだ。おい、副しだ…レオシュよ、私の負けだ。娘を大事にしろよ。」
未だ、その水のクッションにもたれ掛かっているベトジフに近寄ったレオシュはしゃがんで目線を合わせて言った。
「ありがとうございます、義父上。私、レオシュ=ベトナジークは、あなた様の愛娘のレナータ嬢をお慕い申し上げています。まだ、ご本人に気持ちは伝えてはいないのですが、レナータ嬢が許可を下さるのであれば、お付き合いをし、レナータ嬢と添い遂げたいと思います。その際は、こちらへ移り住んでもよろしいでしょうか。」
「ふ…まだ、レナータに気持ちを伝えていなかったのか。ますます良い。お前も、俺と一緒なんだな…。
レナータは、魔力が無い。だが、やる気だけはいつも満々で、見てるこちらがヒヤヒヤするんだ。それを、全力で守ってくれるか?」
ベトジフが、俺と一緒、と言葉にしたのはベトジフもまた、婿養子で、妻のシモナの姿を一目見て、心を奪われたからだった。
「もちろんです!あ、義父上からのイヤリングは、マルツェル様へ作動されました。決して、私では…!」
「はははは。よいよい。レナータは、レオシュが触れても嫌だと思ってないのがよく分かった。レオシュが触れても、アレは作動しなかっただろう?ん?マルツェル…?」
「ダリボル国王陛下のご子息です。王太子のカシュパル様の、義弟です。」
「は!?あの、女とあれば自分に全て靡くと勘違いしておる若造か!?自分の母親が妾で、元踊り子だから顔の造形はそれなりかもしれんが、出自は最悪だろ!?いや、踊り子は別にいいんだ。あの妾、デニサの性格が最悪なんだ!!」
なぜだかぷりぷりと怒り出したベトジフに少し疑問に思いながらも、自分が義父上と言っても対応してくれるし、認められたので、ホッとしたレオシュであった。
☆★
ヤーヒムから、討伐はどうなったのかを聞いたレナータは、改めて良かったと思った。
ヤーヒム率いる魔術師団があの日到着したのは、夜の帳がしっかりと降りてからではあったが、魔力が付与された馬達は疲れを知らなかった。馬は、厩ではなく、今は放たれて自由に川の水を飲んだり生えている草を食べたり、横になったりしているが、魔術が施された専用の笛で呼べば、すぐに集まってくる。
ククレの湖は、到着した時、まだ黒い雲が湧いては消え湧いては消えを繰り返していた。
魔獣は、溢れ出ているわけではなく、何分かに一度、その湖から出てきて、それを退治していた。
ベトジフに戦況を聞くと、朝からそんな感じだそうで、なかなか終わりが見えないと嘆いていた。少し油断した者が骨折したり、怪我をしたが、死者は一人も出なかったのが救いだと。
そこで、黒い雲を消滅させてはどうかという話になり、魔術師団と警備団が力を合わせてやった所、雲はやっと消えたのだった。念のために湖にも魔力を注ぎ、濁っていた湖の色も正常に戻った。
魔獣も、出てくる事はなくなったので、ここでやっと、終了の宴を開くに至ったのだ。
(これで、平穏に戻ったのね。本当に良かった…。)
レナータは、心の底からそう思った。
「はい。ヤーヒム師団長様。」
「はは。なんだかくすぐったいな、ヤーヒムでいいよ。私もレナータと同じ年頃の娘がいるからね。だが、なかなか懐いてくれなくてねぇ…。」
「では、ヤーヒム様と。
そうなのですね。きっと、恥ずかしがっておられるのですよ。」
「そうだろうか。…ああ、そうだ。気になるだろうから、説明するよ。あ、食べながら飲みながらでいいからな。」
今度は、レナータ用に摘まむ物を持ってきた警備団の人から皿を受け取ったヤーヒムは、レナータにそう言って皿を目の前に置いた。
「はい、お願いします。」
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ベトジフは、輪の中心へ行くと早々にレオシュに話し掛ける。
「おい、ヤーヒムからいろいろと聞いたぞ。副師団長なんだってな。」
「はい。ベトジフ辺境伯様は、ヤーヒムさんと同じ年齢だとか。」
「あぁそうだ。ヤーヒムとはもう何年も会ってなかったが、昔はあうんの呼吸で、闘っておったぞ。
…まぁ、お前、常識はあるんだな?」
「え?常識ですか?」
「ウォッホン!…その、なんだ。義父上、とでも呼ばれるかと思ったわ。」
「え!!!…いえ、まだご挨拶もしてないのにそれはさすがに、と思いまして。呼んでよろしいのですか?」
「だ、だめだだめだ!だめに決まっとるだろう!ええい、じゃあまずは、俺に魔力を使って転ばしてみろ!」
「え?こ、転ばす…うーん、では。」
レオシュは、ベトジフの立っている地面に素早く氷を張らせ、ツルツルにした。
「ほぉ…?やるな。しかも、俺の足を凍らせないとは繊細な魔力使いだ。しかし、これは俺が動かないなら意味が無いだろう?」
「ええ、そうですね。」
レオシュは、そう言いながら指先だけ動かしていた。すると、ベトジフの背中に風を受け、押されて進み始めた。
「おお、なるほど。風も使えるんか。」
ベトジフも自身に風を使ってゆっくりとブレーキを掛け、転ばないようにバランスを取った。
「まあまあだな。」
ベトジフが頷いたその時。ベトジフの周りを、風が薄いベールのように包み込み、それがやがてゆさゆさと細かく揺れて、ベトジフはこそばゆくなった。
「ん?こそば…おい、止め、止めろ!脇!腰をこしょこしょするな!おい!わはははは!」
そう言ったベトジフは体をよじり足をジタバタとしてしまい、足元の氷に足を取られて後ろにすっころんでしまう。
が、すんでの所で、レオシュが地面に水の膜を作り、頭を打ち付けずにその水の膜の中に沈み込んだ。
周りも、酒の席の思わぬ余興だと見ていたが、ベトジフがひっくり返った時に誰もが頭を打つと思い、ヒヤッとした。
人は、咄嗟の時には魔力が使えないものだからだ。
だが、水のクッションがベトジフを包み込み、それに気持ち良さそうに持たれたベトジフを見て、皆、すごいすごいと手を叩いた。
「はーなんだか、疲れが癒えるようだ。おい、副しだ…レオシュよ、私の負けだ。娘を大事にしろよ。」
未だ、その水のクッションにもたれ掛かっているベトジフに近寄ったレオシュはしゃがんで目線を合わせて言った。
「ありがとうございます、義父上。私、レオシュ=ベトナジークは、あなた様の愛娘のレナータ嬢をお慕い申し上げています。まだ、ご本人に気持ちは伝えてはいないのですが、レナータ嬢が許可を下さるのであれば、お付き合いをし、レナータ嬢と添い遂げたいと思います。その際は、こちらへ移り住んでもよろしいでしょうか。」
「ふ…まだ、レナータに気持ちを伝えていなかったのか。ますます良い。お前も、俺と一緒なんだな…。
レナータは、魔力が無い。だが、やる気だけはいつも満々で、見てるこちらがヒヤヒヤするんだ。それを、全力で守ってくれるか?」
ベトジフが、俺と一緒、と言葉にしたのはベトジフもまた、婿養子で、妻のシモナの姿を一目見て、心を奪われたからだった。
「もちろんです!あ、義父上からのイヤリングは、マルツェル様へ作動されました。決して、私では…!」
「はははは。よいよい。レナータは、レオシュが触れても嫌だと思ってないのがよく分かった。レオシュが触れても、アレは作動しなかっただろう?ん?マルツェル…?」
「ダリボル国王陛下のご子息です。王太子のカシュパル様の、義弟です。」
「は!?あの、女とあれば自分に全て靡くと勘違いしておる若造か!?自分の母親が妾で、元踊り子だから顔の造形はそれなりかもしれんが、出自は最悪だろ!?いや、踊り子は別にいいんだ。あの妾、デニサの性格が最悪なんだ!!」
なぜだかぷりぷりと怒り出したベトジフに少し疑問に思いながらも、自分が義父上と言っても対応してくれるし、認められたので、ホッとしたレオシュであった。
☆★
ヤーヒムから、討伐はどうなったのかを聞いたレナータは、改めて良かったと思った。
ヤーヒム率いる魔術師団があの日到着したのは、夜の帳がしっかりと降りてからではあったが、魔力が付与された馬達は疲れを知らなかった。馬は、厩ではなく、今は放たれて自由に川の水を飲んだり生えている草を食べたり、横になったりしているが、魔術が施された専用の笛で呼べば、すぐに集まってくる。
ククレの湖は、到着した時、まだ黒い雲が湧いては消え湧いては消えを繰り返していた。
魔獣は、溢れ出ているわけではなく、何分かに一度、その湖から出てきて、それを退治していた。
ベトジフに戦況を聞くと、朝からそんな感じだそうで、なかなか終わりが見えないと嘆いていた。少し油断した者が骨折したり、怪我をしたが、死者は一人も出なかったのが救いだと。
そこで、黒い雲を消滅させてはどうかという話になり、魔術師団と警備団が力を合わせてやった所、雲はやっと消えたのだった。念のために湖にも魔力を注ぎ、濁っていた湖の色も正常に戻った。
魔獣も、出てくる事はなくなったので、ここでやっと、終了の宴を開くに至ったのだ。
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レナータは、心の底からそう思った。
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