ある日、ゲイになった話。

蟷螂/冬堤A子

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日常

カミングアウトとやら

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LGBTの人が周りに自分の性について話すことをという。
本日はカミングアウトについて話したいと思う。

僕はまだ誰にも自分自身のジェンダーについて話したことは無い。
それは、話すのが躊躇われるなどと言ったことではなく、ただ話す必要が無いからだ。
僕は自分自身のことを分かってもらおうとは思っていないし、されるのも嫌だからだ。

〇アウティングとは
アウティングとは、カミングアウトを受けた人が、カミングアウトした当人の同意がないままに、その人のセクシュアリティを第三者に教えてしまうこと。


じゃあなぜそんなリスクを冒してまで
カミングアウトする人がいるのか?
たとえば

〇自分が異性愛者として扱われ続けることが嫌だから

たしかに、「早く結婚しなさい」だとか「彼女つくらないの?」だとか
今の段階では同性婚は禁止されているし、合法になったからと言って世間はまだまだLGBT(性的少数者)に冷たい。

〇大切な相手を騙すようなことはやだ。
本当の自分を知っていて欲しい。


〇男性として扱われるのが嫌だ。
女性として扱われるのが嫌だ。

などなど。


こういった理由は性的多数者の方でも理解ができるのではないかと思う。


〇勇気を振り絞りカミングアウトした性的少数者の人たちへして欲しいこと。

アウティングの禁止
アウティングが「貴方になら話してもいい」そういった信頼の上でされたことをわかっていて欲しい。
アウティングをきっかけに自殺をする人も多く居る。

否定の禁止
否定は絶対しないで欲しい。
あなたが思っている以上にその人は苦しんで来ている。そこで自分の性について否定されるのは物凄く悲しいことであるから。

LGBTへの理解を深める
LGBTの方は13人に1人という割合でいると言われている。
周りにはいないと思っていても、カミングアウトしていないだけかもしれない。
LGBTへの理解を深めることは、カミングアウトがしやすくなったり、もっと生きやすい社会の形成に繋がる。
子どもや友人にカミングアウトされた時は否定せずインターネットなどで調べて見て欲しい。
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