プラーナ

カイロ

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始まり

アジトの仲間(後編)

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僕はその言葉を聞いた瞬間、手を離した。

手を見ると、謎の紋章が浮かびあがっていた。

「なにをしたんですか!」

「聞くより、見たほうがいいと思ってね…ほら百聞は一見にしかずってやつさ。そんなことより手に気を付けたほうがいいんじゃない?」

(しまった!)自分の手の周囲に目をやると、一匹の蛇が紋章に向かって噛みつこうとしていた。

振り払うが、いつのまにかいた蛇に紋章が浮かんでいた手を死角から噛まれてしまった。

噛まれた瞬間、紋章が体内に入っていくと、身動きがとれなくなってしまう。

「大丈夫だよ、数分は動けなくなるけど死にはしない。」

「なんのつもりですか。」

「ちょっと実力を見たくてね、うーん…なんと言うか期待外れだったかな。」

ちょっとイラッとしたが、油断した自分も悪いと思い、気を鎮めた。

数分後、一人の大人がアジトに入ってきた。

「ただいまーおっ、誰だいその子は?」

ラースが今に至るまでのことを大人に話した。

「へぇーリューイに勝ったのか~やるなー君。」

「チッ…それより仕事もってきたんだろ?」

(仕事?僕と同じくらいの年なのになんの仕事をやっているんだ?)

「あのー…仕事ってなにをやっているんですか?」

「あぁ俺達は異能種の動物駆除専門の仕事をやっているんだ。」

「政府からじきじきに仕事を頼まれているんだぜぇーすごいだろ!」ジーアは上機嫌に話した。

「まぁそのぶん難易度の高い仕事ばかりがくるけどな…そういえば、自己紹介がまだだったな。俺は野村修造のむらしゅうぞうだ、よろしく。」

「新崎心也です。よろしくお願いします。」

「では、本題に入ろうとしよう。」

そう言うと、野村さんは紙を取り出した。

「これが今回の討伐対象の投げつける猿スローエイプだ。」
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