プラーナ

カイロ

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第1章 叶わぬ夢

死の足跡「デスフット」

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「決行は今週の休日4月13日、各自二人一組と三人一組で行動してもらう。俺とミュイは今回は戦力外だ、メンバーはどうしようか。」

「そうだなー適当でいいんじゃね?」

「じゃあ私が決めようか。」

「一組目はジーアと心也 二組目はリサとリューイと私でどうだろう?」

「それでいいんじゃないでしょうか。」と僕は賛成した。

「決まりだね⋯それじゃあ休日決行だ。」

作戦会議を終え、家に帰るとまた綾野さんが居ない。最近綾野さんは帰りが遅くなっていた。

「ただいまー」

「お帰りなさい。最近帰りが遅いですね何かしているのですか?」

「……あなたになんで教えないといけないの?」綾野さんが眉間にしわを寄せながら僕を睨む。

「⋯!すみません!言いたくなかったらいいんです⋯」一瞬、血の気が引いたまさか綾野さんがあんな顔をするとは想像出来なかったからだ。

「……ならいいわ。すぐに晩ごはんの支度するからねー」いつもの綾野さんに戻った。

(さすがに無神経すぎた⋯ちょっと考えれば分かることじゃないか!今後は発言に気を付けよう。)

その後は何事もなくその日を終えた。

そして翌日、いつも通りに登校していると竜時に会った。

「おはよう。竜時」

「⋯おはよう」

「昨日はごめん。あの事を秘密にしていて⋯悪いことをしました。」

「じゃあ⋯辞めてくれ」

「えっ?」

「悪いと思っているなら詫びだと思って辞めてくれ⋯」

「⋯」何を言っていいのか分からなくなって黙り込んでしまった。

「⋯ごめん先に行くわ⋯」竜時は足早に立ち去った。

その日以来竜時とは日を重ねていくうちに疎遠になっていった。

そして迎えた休日、僕達は打ち合わせしたとおり、二組になって行動することになった。

ラース班は人の多い場所をジーア班はあまり人気のないところを中心に捜索することになった。

捜索中、木々が生い茂った一本道を見つけ、そこを捜索する事にした。

「なんだかこの道…すげぇ吸い込まれる感じがするぜ…」

「確かにこの道を無性に行きたくなる感じがします⋯」

僕達は不思議な魅力に逆らえなくなった。

「ククク…キタキタ!釣られてきやがったまんまと、まるでオアシスを求める難民みてぇーに。」

「おっ?こいつは……間違いねぇ新崎心也だ!すぐに知らせなければ!」

「レン様⋯新崎心也が見つかりました。」

「そうか…ついにあいつが見つかったか…殺せと連絡しろ」

「承知しました。」

(待っていたぞこの時を…新崎心也お前を絶対殺してやる!)
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