プラーナ

カイロ

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第1章 叶わぬ夢

異能の頂き「序章」

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「ハーイ皆さん!ついにやって参りました!異能種の人間による異能種の人間為だけの格闘大会!「異能の頂き」!!」会場が盛り上がる。

「皆さんご存知の通り!この大会は年齢制限は設けておりません!…つまり何歳でもこの大会に出場出来ます!」

「まあ大半は大人ばっかりなんだけどね…」

「それはさておき!今大会ではなんと十代の少年が二人参加します!」会場がどよめく。

「それではご紹介致します!新崎心也選手!加藤健治選手です!」

二人が闘技場に出場すると会場から拍手喝采が起こった。

「二人の意気込みを聞いていきましょう!新崎心也選手一言お願いします!」心也にマイクが向けられる。

「僕はこの能力ちからで全ての異能種を圧倒し絶望を与える!」

「あはは…すごい自信ですね…頑張ってください…気を取り直して加藤健治選手一言お願いします!」

「俺は…心也を止めるそれだけです。」

「おっと!これは心也選手に対する宣戦布告か!それでは皆さん二人の健闘を称え盛大な拍手をください!」また拍手喝采が起き、二人は退場した。

「ここでこの大会のルールの説明を致します!今大会の参加者なんと100人!なので今大会は十人で一つのグループを十組作ります!そして一つのグループでトーナメント戦を行い、優勝した者が本選の出場権を手にします!グループ分けはあらかじめ行いましたが、トーナメント戦の振り分けは各グループごとでくじ引きで行われます!」

「そしてこの大会の勝敗の付け方ですが!レフェリーが試合続行不能と見なすまで行います!」

「そんな危険な大会なんだから当然優勝賞品はそれに見合う物になっていなくてはなりません!」

「なんと二億!二億円です!一生楽して生きていけますね!」

「それでは早速グループ分けの発表に移りたいと思います!会場のスクリーンにご注目ください!」

ぞくぞくとグループの選手が発表されていく。健治は七グループ、心也は十グループとなった。

「皆さん自分がどのグループか分かりましたか?続いてトーナメント戦のくじ引きを行います!各グループの指定された部屋に集合してください!」スクリーンに指定された部屋の場所が映る、心也はその場所に向かった。

「ここか…」部屋の扉に「十グループ」と張り紙があった。心也は部屋の扉を開けるとすでに他の選手全員が並べられた椅子に座っていた。心也は一番端の空いている椅子に座った。

黒いスーツを着た大人が選手の前に立ち話始めた。

「さて全員揃いましたねそれではトーナメント戦のくじ引きを行います。まずはくじを引く順番ですが…ジャンケンにしましょうか。」

「それでは私に勝った人は立って下さい。いきますよ…最初はグー…ジャンケン…」黒いスーツを着た大人はグーを出した。心也はチョキを出したので敗北、勝った人は五人いた。

「おっ…それではちょうど五人に別れたのでそれぞれで最終的に決めて下さい。」心也は最終的に六番目にくじを引くことになった。

「それぞれくじを引く順番が決まりましたね。それではくじ引きを開始します。」ぞくぞくと選手達がくじを引いていく。そして心也の番になり、くじを引くと九番のくじを引き当てた。

「それではトーナメント戦のくじ引きの結果が出ましたので、各自解散してください。」黒いスーツを着た大人が部屋を出ていった。

「よお少年、君が俺の対戦相手のライアンだ、よろしく!」心也より身長が二倍ぐらいある巨漢が話しかけてきた。

「……」心也は無視した。

「おいおい冷たいなーもしかして緊張してる?」

「お前みたいな雑魚に付き合ってる暇はない。」

「何だと!?…まあいいや…お互い全力で戦おう。」

「あぁ…せいぜい後悔しないように全力でこい。」心也とライアンは別れた。

そして予選一回戦がスタートする。
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