きもちいいあな

松田カエン

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群青騎士団入団編

8.歓迎パーティー

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 寮に戻ってくると、玄関で出迎えてくれたのは行くときにはいなかった、寮監のバルタザールだった。
「お帰り~!無事にいい奴隷買えたんだね」
 寮に入ってきた全員の顔を見やり、ベッカーに目を留めて嬉しそうに笑う。銀縁メガネがトレードマークの温和な男だった。

 特殊なこの寮内で唯一の、魔肛持ちではない貴族で、既婚者で嫁と2人の子持ちである。下級貴族である彼は、奴隷とは違う契約で縛られており、ほぼ終身雇用らしい。
 今どき安定収入大事だよ、とのほほんとしているが、魔肛持ちと奴隷の両方のメンタル管理は彼の仕事だった。細々とした所用はたいてい彼に頼むと、どうにかしてくれる。
 夜は自宅に帰ってしまうので、日中に濃い精液を貰えない悲しさを切々と語ると、親身になって聞いてくれた。ライマー先輩に言わせると聞き流してるらしいが、それでも聞いてくれるだけありがたい。

 今も、ぐずりながらエリーアス様に抱っこされている私の顔を覗き込んで、よしよしと撫でてくれている。……だいぶ、恥ずかしい。

「クンツくん、どうしちゃったの?」
「馬車でユストゥスにちょっと貸したら、腰砕けにされてしまってね」
「も、あるけます」

 やや違和感があるが、口もマシになってきた。心配そうなエリーアス様に降ろしてもらう。まだちょっと足がガクガクしてしまい、ふらついた私の腰に回されたのは、ユストゥスの大きな手だった。

「!」

 私を支える手。のように他の人からは見えただろう。でもその手の動きは官能的な色を含んでいて、まだ燻りが抜けていない私は、その手を強く叩き払って睨みつける。

「わたしにふれるな」
「ユストゥス。お前は着替えて、そのまま部屋で待機。……マインラート」

 エリーアス様に追い払われたユストゥスは、性懲りもなく去り際に私の側頭部をさらりとなでてきて、もちろんそれも叩いたが、ぞわぞわした感覚に私は奥歯を噛み締めた。

 なんなのだあの手は!少し触っただけで、この……ぶわっとした感覚になるのは嫌だ!

 エリーアス様はマインラートからベッカーの奴隷契約書を受け取り、バルタザールに渡しつつ、何かを話している。未だ全体的に警戒心を露わにしたままのベッカーが、そっと近寄ってきた。

「あー……なんかあいつが悪かったな」
 また涙目になっていた私は、不憫そうな表情のベッカーに謝られる。
「別にかまわないんだが、触るのなら中にせいえきを出してほしいし、しないなら触らないでほしい。腹がへる」

 まだ若干、舌っ足らずだ。それが悪かったのか、何気ないぼやきのつもりだったにも関わらず、ベッカーに長身を屈まれ、頭を撫でられながら目を合わせられた。

「……おっちゃん、お前さんにそういうこと言われると、悲しくなっちまうよ」
 それは私が幼少期に自宅で向けられてた、年重の使用人の優しい眼差しと同じだった。なんと返していいか言葉に迷う。それでもどうにか口を開いた。

「あの、私は人族でだな」
「いや、わかってる。わかってんだが。……はー……こんな可愛い子熊のお嬢ちゃんに、あいつなんてこと……」
「全然わかってないではないか!私は男だ。成人してるし、人族だ!」

 怒鳴るが、わかってると言う割に全然聞いてくれない。目元を手で覆って首を横に振っている。心底ショックを受けているようだ。ピンと立っていた耳もへにゃりと曲がり、尾は力なく揺れている。そ、そんなに匂いの力は強いのか……。

「えっとぉ、ベッカーくん?僕寮監のバルタザール。よろしくね。なんかあったら、小さいことでも相談に乗るから。それで早速だけど、消音魔法の魔法印付けたいんだけど、いっかな?」
 話が終わったのか、いつの間にかエリーアス様とマインラートはいなくなっていた。バルタザールがメガネを指で押し上げながら、こちらに来てごく軽い自己紹介を口にする。
 その手にはすでに魔力が籠もっていて、付与の準備は出来ているようだった。緊張感を持ったままのベッカーは、それでも抵抗もせずにバルタザールの前に進み出る。

「あー……話は馬車で聞いたけどよ。俺にはこの子熊のお嬢ちゃんだけは無理だ。勘弁してくれ。頼む」
 しゅんと大きな背を丸めて訴える姿は、嘘をついているようには見えない。バルタザールはいつものように笑みを浮かべたまま、軽く頷いてみせた。

「確か、クンツくんが獣人の子供に見える?そう感じる?んだって?それ本当?」
 問われて、私に彼の視線が向いた。親愛を込めた柔らかなそれに、私は居心地が悪くなって首をすくめる。するとまた頭をなでられた。避けようとすると悲しそうにするので、罪悪感を抱いてしまう。

「人族にゃ、あんま子供の体格差で違いねえしなあ。……大型犬の子犬と小型犬の成犬だと、同じ大きさのときがあるだろ。小型犬の成犬同士が交尾してても止めねえけど、大型犬の子犬が他の成犬に襲われてたら、止めるだろ?飼い犬ならなおさら」
 なでたまましみじみと告げるベッカーに、バルタザールも同意を示した。

「それは……止めるね」
「それと同じ」
「そっかぁ。それと同じかあ」
「な、納得しないでくれ。私にとっては死活問題だ!」

 思わずベッカーの手を払って、ぎゃんぎゃん噛み付くが、それも「まあクンツくんのことは置いといて」とさらっと流されてしまった。なんだこの扱い。バルタザールは少し考えたあと手の魔力を拡散させて、魔法印の付与を止めてしまう。

「人族の男自体は、抵抗ないんだよね?一応、君の入寮歓迎ってことで、全員リビングに揃ってるんだ。全員駄目だと困るから、念の為、先に確認してから声を封じよう」
「いいのか?そんなので」
「もちろん。これまでだって買い取った奴隷が上手くセックス出来なかったり、話より性欲減退したりすることも多かったんだ。君たちはデリケートだから。なるべくサポートするよ」
「あ、ああ……」

 任せて、と親しげにベッカーの肩を叩く。そしてまだ戸惑いを浮かべたままのベッカーを促して、先にリビングに入っていってしまった。私はといえば、ユストゥスのバカに触られたせいで、再び若干腰が抜けている。

 前にユストゥスと性交したときは、こんなことにはならなかった。普通だったと思う。なのになんで……。

「ぐぬぬ……」
 へっぴり腰のまま、私は壁に手をついてそろそろと歩く。置いていかれてしまって少しばかり寂しい気持ちだった。けれど、歓迎パーティーと聞いて、思い当たる出来事が脳裏に浮かび、私はうっとりとした笑みを浮かべた。

 私も入寮したときに体験した、顔合わせの輪姦だ。一応専属奴隷を決めるが、エリーアス様がベッカーに説明したとおり、誰とでも性交は出来るし、正直してもらわないと困る。私のときはそのとき寮にいた奴隷たちが、それぞれ一回ずつ注いでくれた。
 ……あのときは流石に穴が閉じなくなってしまって、玩具で栓をされたのが懐かしい。気持ちよかったしお腹いっぱいになるし、ホント至福の時間だった。
 あのあとはほんっとーに、みんなうっすい精液しかくれなくなったからな……。

 奴隷の彼の場合はだろう。

「さて皆。こちらが新しい奴隷のベッカーくん。見ての通り猫科獣人だ。みんなよろしくね」
 リビングに入るとバルタザールは淡々とベッカーの紹介をしていた。リビングにはテーブルやソファーや椅子など、生活に必要な家具や調度品が配置されている。その中で異質なのは、一段段差がある、円形にくり抜かれたスペースだった。

 段差部分はクッションが敷き詰められており、その地面部分は絨毯ではなく、清潔なシーツが敷き詰められている。その下には無論ちょうどよいスプリングが仕込まれているのは、実際乗ったことがあるので知っている。広さは……なんといったらいいか。今現在4人の魔肛持ちが靴を脱いだ騎士服姿のまま、その上にいるが、それでも余りある広さだ。
 まあなにかというと、マンネリ解消のための乱交用ベッドである。しかもこのリビングには出入り自由なので、たまに他の寮の魔肛持ちや奴隷が入ってきていることもあった。同樣のものは他寮にもあるらしい。今度行きたい。

 難点なのは、奴隷から誘った場合にしか、このベッドを使えないということぐらいか。まだ専属奴隷がいない私は、なかなか誘われず、最初のパーティー輪姦以外は、2回程度しか使ったことがない。

 円型ベッドにいるのは、ライマー先輩とジギー先輩。それからクリストフ・エルレンマイアー先輩とアンドレアス・ヒュッター先輩だった。

 クリス先輩はこの寮では最年長の43歳。薄茶色の髪で前髪はサイドに流しており、うなじはスッキリしている。おっとりした優しい風貌で、笑うと目尻にしわが出来る。細身で魔肛持ちにしては力が弱く、主に補助魔法で援護することが多かった。こんな身体で戦えるのかと驚いたが、元々は文官らしい。戦場にしかいないはずの悪魔の実に、文官がどうして……と思わなくもなかったが、そこの闇には突っ込まなかった。昔より今のほうが断然幸せ。というのが彼の口癖である。

 アンドレ先輩は私の実技の練習相手もしてくれる、頼れる兄貴肌で、赤髪と笑顔が眩しい美丈夫だ。話上手で彼がいるときは、部屋の明かりがワントーン上がる気がする。ライマー先輩も結構私に構ってくれる方だが、一度円型ベッドで3Pしてくれたのは、この先輩だった。ちなみにいえば、もう1回はエリーアス様である。マインラートのおちんぽも美味しかった。

 ベッドにいる魔肛持ち以外にも、この部屋にはそれぞれの奴隷たちが揃っていた。部屋の隅で読書をしている者もいれば、黙って円型ベッドを眺めている者もいる。1人だけベッド際に寄って、うるうると目を潤ませながら、魔肛持ちに手を伸ばしている奴隷がいたが、それは別の奴隷に引きずられて、あえなく下げられていた。誰かと思えば、クリス先輩のところの奴隷だ。奴隷の中では彼が一番若い。

「あと1人は今回不参加、そしてもう1人が今仕事に行ってていないけど、ひとまずこれがうちの寮メンバーだよ。問題なくハメれそう?」
「ハメ……あんたも貴族だろう、もっと上品にしろよ。でもまあこれなら問題ない」
 先輩たちを眺めたベッカーは、獰猛な笑みを浮かべて、その鋭い犬歯を覗かせた。私に対するのとは段違いである。

「あっははは。取り繕っても仕方ないからね。問題ないなら良しだ。魔法印付与するから舌を出して。……これでよし」
 大人しく引き出されたベッカーの舌に、バルタザールが魔力で消音魔法印を刻んでいく。これで彼は正式に群青魔導騎士団の備品だ。誰かが「あの舌で舐められたら、気持ちよさそう」と呟いている。

 ちょっと顔がキツめの美少年に、フェロモンだだ漏れの色男。落ち着いた文系の壮年に、爽やかな明るい美丈夫。今ここにはいないが、美女と見間違えるほどのほっそりした美青年と、温和で癒やし系少年。それから正統派美青年のエリーアス様。そして私。

 それがうちの寮の全メンバーだ。

「相性確認も兼ねてるから、今から全員、一回ずつこの場で性交して欲しい。順番は任せるよ。でもまあ、エリーアスくんは、この分だと最後かなあ。5回、出せるね」
「?!……っ……っ!」
 にっこりと告げられた言葉に、慌てたベッカーはなにか喋ろうと口を動かすが、消音魔法が効いていて音が出ない。それに気づいて眉をひそめる。
「君は良識人だねえ。うんうん良い奴隷が買えたよ。悪いけど性欲テストも兼ねてるから。こーゆー衆人環視の中でもヤれないとね」

 頑張って、とバルタザールは無責任にベッカーの背中を押して、円形ベッドに突き飛ばした。それに一歩だけ踏み出した彼は、改めてぐるりと部屋の中を見回してから、ベッドの中の4人を視界に収める。ふよふよと定まらない視線を向けているが、がたん、と大きな物音がして、視線がそちらにずれた。
 私も釣られて見てみれば、2人の奴隷に抑え込まれた奴隷がジタバタと暴れていた。

「ああもう、ダメですよエイデン。こんなのいつものことでしょう?」
 クリス先輩が困ったように、頬に手をあててそちらを見やっている。それにライマー先輩がけらけらと笑った。
「あいっかわらず、クリスんとこのは執着心が強いね」
「若いよねえ。もっとちゃんと咥えてあげたら?」
「適当に言わないでくださいジギー」
「無関心を装う俺の奴隷よりマシじゃないか?あいつ、本なんて読んでやがる」

 それぞれに、好き勝手話し出す彼らの雰囲気に飲まれたのか、ベッカーの表情が固くなる。初対面でいきなりこの人数を犯せと言われても、なかなか難しいものがあるのだろう。それに気づいたのか、ふとジギー先輩が提案した。

「クンツの真似でもしてみる~?あれはあれで、効果あると思うんだよねえ」
「あれか。でもうちの奴隷には不評だったぜ?まあ、俺は悪くないと思うけど」
「ああ、そういえば俺のも、もうちょっと情緒が欲しいって言ってた」
「一回目ならまだしも、性欲発散したあとですからねえ。もう少し考えないと」

 楽しげに笑いながら、彼らは自身の騎士服に手をかけた。私は急に話題に出されてびくっとしてしまう。

「わ、私がなんだと言うんだ?」
「はーい、クンツくんはこっち来て。ベッカーくんが萎えたら困るから」

 円型ベッドに近づきかけた私は、バルタザールに止められてしまった。その間にもベッドの上では、着々と準備が進む。それぞれにベッカーに熱い視線を向けたまま、ゆっくりと扇情的に、服を脱ぎ捨てていった。

「なぜ?私もあの中に入りたい」
「ベッカーくんの申告聞いてたでしょ。今回のパーティー、子熊のお嬢ちゃんはだめ。不参加」
「ッ~でも!あれは私の奴隷になるはずだ」
「事情がある場合は別なんだよねえ。はい備品申請書。エリーアスがユストゥスと交換していいって言ってたから、サインして」

 ユストゥス!またユストゥスか!

 私が激情に拳を握ってぶるぶる震えている間に、ベッドの上ではメインディッシュが並んでいた。
 全員が一糸まとわぬ姿で並ぶと、ベッカーに尻を向ける形で四つん這いになり、ベッドに肩をついて尻に手を伸ばす。それぞれが好きな形で秘めた部分を押し広げた。いやらしい穴が、4つ並ぶ。
 そして視線でそれぞれタイミングを合わせて、口を開いた。

『おまんこして』

 異口同音に発せられた言葉に、私は羞恥に、かあっと顔が赤くなるのを止められなかった。た、確かに奴隷なしの私の部屋に来てくれた、先輩方の奴隷を誘うときにそう……服を脱ぎ捨てて、自分で四つん這いになって、そう誘ったが。よもや、それが全部。

 全部筒抜け……!!

 私の動揺をよそに、ベッカーはそれを眺めて少し長めに気を吐き、一度頷くと、潔く服を脱ぎ捨てた。そのまま近づくと、右端から手をつけていくことにしたようで、アンドレ先輩の穴を指で軽く解したあと、その柔らかさに納得しながら突っ込んで、腰を揺らし始めた。
 低い艶めかしい嬌声が、部屋に響き始める。

「ほら、そっち見てないでサインして。部屋にユストゥス取りに行っていいから」
「こんな……こんな、ひどい……」
 私が一体何をしたと言うんだ。仲間たちには誘い文句を揶揄されて、パーティーには不参加。……すごく、すごく不幸だ。

 サインを終えると、用無しとばかりにリビングを追い出されてしまった。私はとぼとぼと肩を落としながらエリーアス様の部屋に向かう。遠ざかる喘ぎ声がより、私の心を寂しくした。
 たどり着いたエリーアス先輩の部屋でも、リビングと同じような声が上がっていて、もうなんとも言い難い。
 少しだけ迷ったが、仕方なくこんこんとノックすると、すぐにドアが開けられた。目の前には研修騎士服を着たままのマインラートが立っていて、部屋に招き入れてくれる。

「ぅん……っぁ!ソコ、ぁん!……っだめ、ああっ!」

 部屋の中では、ユストゥスに後ろ手に腕を掴まれて立ったまま、後から突き上げられるエリーアス様がいた。腰が打ち付けられるたびにエリーアス様の陰茎が踊り、先走りを飛び散らせている。全身から吹き出す汗がすごい。

 ユストゥスが一際大きく突き上げると、エリーアス様もびくびくっと身体を震えさせた。ユストゥスはゆっくりとおちんぽを引き抜き、掴んでいたエリーアス様の腕を手放す。
 するとそのままエリーアス様は床に倒れ込んだ。こぽっと小さな水音を立てて、エリーアス様の後孔から白濁が溢れる。慌ててマインラートが駆け寄った。

「っこの、絶倫め……5回も、したのに……」

 忌々しそうに苛立った声が、マインラートに抱き上げられたエリーアス様から漏れた。こんな態度のエリーアス様は珍しい。私も駆け寄りたかったが、入ってきてからずっとギラつく目に射すくめられて、その場に立ったまま、身動きが取れなかった。
 ユストゥスは脱ぎ捨てていたシャツで簡単に体液を拭うと、ボトムスだけ履いてこちらに向かってのしのしと歩いてくる。
 そのユストゥスのおちんぽは、勃起したままだった。エリーアス様は、奴隷交換前に搾り取るつもりで姦淫していたのだろうが、まだ私に入れるだけの体力がある。それは喜ばしいことのはずだ。それなのに。

 欲情に濡れた目を向けられて、こんな、怖いと、思うなんて……。

 竦んだ私の腕を掴んで引き寄せると、ユストゥスはそのまま縦抱きに抱き上げた。いつものように優しげに目を細めるが、それでも獲物を狙う光は消えていない。そのまま私はユストゥスに部屋から連れ出される。ぶんぶん大きく振られた尻尾が、その喜びを現していた。

「ユストゥス!クンツを抱き潰したら、他寮に送るからね!普通にやれ!」

 背にかかる声に、ユストゥスは軽く手を上げて反応する。だが、抱き上げられた私だけは、そのそばで楽しげに喉を鳴らす音を聞いていた。


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