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群青騎士団入団編
15.私の二度目の初陣
しおりを挟むリビングが乱交部屋というならば、とくにそういう気分ではないときに、専用奴隷以外と1対1でするための部屋が、寮にはある。私は自室でもいいのでは、とも思ったが、魔肛持ちの自室の奥には専用奴隷の個室があるため、いろんな心境を加味した結果、寮には完全にベッドしかない部屋が、数部屋用意されていた。
研修期間は好き勝手に、いろんな場所でいろんな相手とよく繋がっていたので、そういう点では、この寮はだいぶ配慮されているのではないかと思う。私は廊下だろうが階段だろうが、迷惑がかからなければ外でも気にしないのだが。
「んっあ、っあん、ああっ、そこ、は、あっ!」
そんなヤリ部屋の1つに連れ込まれて、今日は気持ちよくおまんこを犯されていた。相手はマインラートで、手話の勉強後に訓練でもしようかと廊下を歩いていたところ、手を取られた。断る理由などもちろんなく、部屋に入り、こうして性交に耽っている次第だ。
彼は、私を壁に押し付けるようにして、片足を掬い上げ、斜めから突き上げるように陵辱していた。
私と彼とでは、だいぶ体格差があるにも関わらず、よくこの体位でバランスが取れるものだ。エリーアス様の専属なだけあって、いろんな体位での経験が豊富なのだろう。
私の相手をしてくれる奴隷は、あまりいない。いや、いるにはいるのだが、他の魔肛持ちがセックスしている回数と、私がしている回数を比べると、なぜか私は少ないのだ。……理由は、なんとなくわかるけども。
情緒がない、と言われる私の態度が、彼らにとって気が進まないのと、あとユストゥスが、彼らになにか言っているようなのだ。いまのところ、ユストゥスがきちんと相手してくれるので問題はない。だが私としては、肉便器扱いでも構わないのにな。
でもそれは奴隷にしてみれば、あまり受け入れられない思考らしい。
いつでも誰でも受け入れるより、基本は専用奴隷を相手にして、時折のスパイスとばかりに他の奴隷に抱かれる方が、奴隷も、騎士も好きらしい。難しいものだ。正直、エリーアス様は私とほぼ変わらない態度なのに、あの方はとても穴に入れてもらえている。どこがどう違うのか一度、きちんとお話を伺うべきか。
「っぁああっ!」
私が気を散らしているのがわかったのか、マインラートが、がっと臀部を掴むと一気に突き上げた。柔らかな肉膣が、剛直をぐにぐに揉み込みながら、腹の奥の、種の近くまで受け入れてしまう。
精嚢と結腸奥に埋め込まれた種は、両方とも明確な性感帯で、そこをガツガツ突き上げられると、目の前がチカチカしてくる。片足でふらつく私を、マインラートはしっかりと壁で挟んで、私の逃げ場を無くしてくれた。壁に縋り付いて爪を立て、頭を擦り付ける。
ああ……ぜんぶ、ぜんぶおしつぶされてるっ!
「っひ、あっあ、っぁああ!!」
壁に擦り付けていた、私のペニスから精液が漏れ出た。びりびりとしびれる快感に嬌声を上げる。とろとろに蕩けた媚肉は、逞しいおちんぽに完全に屈していて、白濁を注がれるのを待っていた。そしてぐっと彼の身体が密着して、望んだ雄汁が与えられる。絞るようにうごめくナカに、私も堪らなくて背をそらした。おまんこきもちいぃ……っ。
絶頂を美味しく味わっていると、マインラートが不意に背中に指を滑らせた。肩甲骨の間を通り、背骨のくぼみをたどり、そして仙骨まで辿った。ぞくっと違う感覚を覚えた私が、身をよじるのとマインラートが、尾骨をぐりっと押したのがほぼ同時で。
「……?……っ?……っが、あぁ!!」
一番上だったと思っていた快感にさらに上があって、予想していなかった快楽の高まりに、私は力を失って、その場にずるずるとへたり込んでしまった。私の急激な反応に、さすがにマインラートも支えきれずに、ペニスが抜けてしまう。
壁にへばり付きながら身体を震わせた私は、逃げられない快感に奥歯を噛み締めた。精液にまみれた後孔が、くぱくぱと淫らな動きをみせて、埋めるものを求めている。合わせてくちゅ、くちゅ、と密やかな水音が漏れた。
<大丈夫ですか?>
マインラートが心配そうに私の顔を覗き込んでくる。身震いに任せて頷いたら、がくがくと大振りになってしまった。大丈夫、大丈夫だが、少し待って欲しい。今は自分で動くだけでも、全身にばちばち稲妻が走るようだった。
こうなると、落ち着くまで身体を丸めて待つしかない。マインラートが私に手を伸ばしてきたので、それには首を横に振る。すると、彼はそのままじっと待ってくれた。
「あり、ありがとう……こうなると、動けなくて」
しばらく待って、ようやく絶頂から降りてこれた。短かった呼吸をゆっくりとしたものに変えて、私を見下ろしたマインラートに微笑む。すると、彼はわずかに目を見開いた。マインラートも驚いたようだが、私のほうが驚いた。
ユストゥス以外に、こんな状態になるなんて初めてだ。
「『洗浄』……すまないが、その、私がこんな状態になるのは、誰にも言わないでくれないか。あと、次回からは今触ったところには触らないで欲しい……」
マインラートの身体を魔法で清めて、私はぼそぼそと彼に懇願した。最近、身体がどうも変なのだ。穴の感度が高い分には問題ないし、まあ陰茎を擦れば、気持ちいいのは当然だ。それはわかる。
でもたぶん、全然なんでもないところを触られるだけで、こう……達してしまうのはどうも変だ。
べったりと壁に精液を付けてしまった。気恥ずかしいが、この部屋は定期的に洗浄がかかるように、あちこち魔法陣が散りばめられている。軽く布で拭うだけにとどめて、私は訓練用の衣服を身に着けた。
<最後、滅多に見れない姿を見れて、大変良かったです。可愛らしかったので、他の者にも貴方の弱点を教えていいですか?>
マインラートの手がなにかを告げている。良かった、と可愛い、はわかった。それ以外は不明だが、ひとまずマインラートは満足してくれたらしい。私はゆっくりと頷いた。
「うん。私も良かった」
<ふふ。適当に頷くからいけない。早く手話を覚えた方が良いですよ。言質は取りましたからね>
『クンツくーん。10分内に鎧を身につけて、玄関おいで。初陣だよ。今回は魔物退治だ』
「!」
ジジっと聴覚に負担がかかって、バルタザールの声がした。任意の相手に言葉を飛ばす魔術だ。距離も関係するらしいが、寮と訓練場辺りまでなら問題なく聞こえる。性交が終わった後のタイミングで良かった。最中でも呼び出されたらいかなければいけない。
極端に外に出れないような状態だと、他の騎士が出撃することもあるが、これは私が名指しだ。受けない理由はない。
「バルタザールに呼ばれた。行ってくる。今日はありがとう」
<お気をつけてくださいね>
マインラートに挨拶もそこそこに、私は部屋を飛び出した。駆け足で鎧が収められている部屋に向かえば、そこにはユストゥスが待っていた。見れば研修騎士服を身に着けているし、私が支給された装備品を手にしていた。
「着付けを手伝ってくれるのか」
頷いたユストゥスは、私が着ている服の上着を脱がすと、衝撃吸収用のインナーを手渡してきた。それを身に着け終わると次は甲冑を渡された。早い。私がもたもたと着付けて行く間に、ユストゥスは足元から装備を付けてくれる。
重量系のせいで身につける防具が多いが、ユストゥスは手早く私の装備品を装着してくれた。あとは兜をかぶり、大剣をつければ完了だ。
この鎧は胸元には群青魔導騎士団の紋章が入り、また全体的に群青色が施されていて、色で身元を証明してくれている。私が前に使っていた、量産品とは格段に違うオーダーメイドだ。
兜と大剣をユストゥスから受け取ろうと手を伸ばすと、逆にその手を握られて走り出す。
駆動を邪魔しないデザインの装備品は、走っても苦ではなかった。しっかりとした重さもあり、多少擦れ合って金属音が鳴るが、それも些細な音量だ。本当に前の装備とぜんぜん違う。
バルタザールに言われた10分内に、どうやらぎりぎり到着できたようで、懐中時計を手にした彼に、笑顔でひらひらと手を振られる。
対して私は仏頂面になっていることだろう。バルタザールが呼び出したのは、私だけではなかった。
「よう、マインラートが個室に連れ込んでたから、時間かかるかと思ったが、間に合ったな」
群青に、赤のラインを入れた鎧を着ているのはアンドレ先輩だ。彼は私とは違い、兜ではなく額当てを付けている。
「そういうところはマインラートも十分に理解しているからね、すぐに手放すさ」
群青に、金と銀の装飾を施された鎧を身に着けているのは、誰もが羨む麗しの我らが英雄、エリーアス様だった。きれいな顔は覆うものがなく、頭部の保護が気になるところだが、それを口に出す勇気はない。
小隊長と小隊副隊長が2人で出撃するとなると、相手が群青騎士でも考えられないほど強い相手なのか、それとも逆に、保険として任命されたのか……。
よく考えずともわかる。そんな強い敵がいる初陣を、騎士団が私に用意してくれるはずもない。基本的に初陣は、勝つことが前提で出撃するものだ。初回から負け戦では、本人の経歴に傷が付くし、心を折りかねない。
私だって15歳で初めての初陣は、近くで出たゴブリンの一斉討伐で、倍の数で一気に掃討した。おかげで逆に、一匹も討伐出来ないかもしれないという不名誉を、心配するほどだったのだ。
つまり、エリーアス様とアンドレ先輩は、どう考えても、私の引率なのではないか。私の出番はなさそうな気がしてならない。
内心、吐きかけたため息を噛み殺す。敵がなんであれ、騎士団の意向がどうであれ、私は騎士として敵を倒すのみだ。
「転送魔法陣を使うよ。クンツくん転送酔いする方?」
バルタザールは、玄関を出てすぐにある石面上に、半分だけ刻まれている転送魔法陣の空いた部分に、今回の移動先を粉で追記していく。
「……いや。問題ない」
実際は転送魔法を使ったことがなかった。騎士で転送魔法を使ったことがないと言うと、貧乏貴族扱いされるらしいので言わない。転送魔法も使える人が限られていて、そういう人材を抱えているのが貴族のステータスの1つらしい。
実家にもいるにはいたが、私は使わせてもらえるような立場ではなかった。なので今までは移動は、徒歩か平民が使う馬車を使っていたのだ。
こういうのは気持ちの問題で、酔うと思えば酔うのだ。酔わないと思えば酔わない。
転送魔法陣が完成したのか、うっすらと光を纏う。
「じゃあお先」
先にアンドレ先輩が魔法陣に入り、姿を消す。次は、とエリーアス様を見るとにっこりと微笑まれた。
「次はクンツだよ」
「……はい」
先鋒はアンドレ先輩、殿はエリーアス様とか。間に挟まれる私は、どこぞの姫君かなにかか。これが群青騎士の出陣かと思うと、眉間にシワが寄る。
ユストゥスから兜をもらってかぶると、そこで仕込まれていた魔法陣に、自分の魔力を通して展開する。視野の狭かった兜が透けて、中から外が見やすくなるのだ。大剣を手渡してくるユストゥスは、とんとん、と軽く私の肩を叩き、短い抱擁をくれた。……あれ、奴隷も連れて行くのではなかったか。
見ればアンドレ先輩の奴隷も、この場に留まっている。先に騎士が飛んで、あとから奴隷が追いかけてくるのだろうか。そういう細かい手順は、全く聞いていない。が、まあ皆落ち着いているので、私はこのまま彼らの指示にしたがって動けば良いのだろう。
言われるがまま魔法陣に入り、自分の視界がぐにゃりと眩み、私は喉を鳴らした。頭を掴まれて、ぐるんぐるんと回されているような感覚に、なるほどこれが転送酔いかと納得する。一時の浮遊感が収まると、私は見知らぬ土地に立っていた。
耳をつんざく悲鳴に、逃げ惑う足音。周辺には、ぽつんぽつんと民家が離れて立っており、その周辺には畑が見える。これは国内のどこかの農村だろうか。
「クンツ!後ろ!」
アンドレ先輩が半壊になった民家の中から顔を出して、こちらに声を張り上げた。大丈夫、魔力の塊が私の背後にいるのは、知っている。向けられる殺意と、右側に感じる風。魔力で身体強化をして、大剣を強く握り、振り向きざまに振るう。
鈍い金属音が響いて、私の剣は上手く振り被られた斧を防いだ。びりびりと手が痺れる。だがこれで手を放したほうが負けだ。相手の力に、足元がずずっと、地面を巻き込んで滑る。
「『土よ』」
単なる地面が、私の魔力に応じて隆起し、足元を固定するように硬度を増す。単なる盾魔法の応用だが、こういう力任せな相手には有益な魔法だ。
おそらくアンドレ先輩は、この地に降り立った途端、力任せな斧の一撃を食らって、吹き飛ばされたのだろう。あれだけ声を張り上げられるのだから、大きな怪我は少ないはずだ。私はそう確信して、その魔物と対峙した。
「アンドレ先輩を吹き飛ばしたのは、貴様か」
「ガアァァアアアアアッ!!」
大仰な咆哮を上げて、私の身の丈半分ほどの斧を手にしているのは、3mはある大きさのミノタウロスだった。すでに攻撃を受けていて暴走状態に近い。
角は折られ、口端からは泡を吹いていた。全身も傷だらけで満身創痍だが、その赤い目を見る限り、闘志は失われていなかった。
他からも上がる悲鳴を聞く限り、この場には他にも魔物がいる。
群青騎士は呼ばれても、なにも戦場の真っ只中に現れるわけではない。戦場であれば本陣だし、魔物退治なら防衛線の内側の筈だ。つまり状況は最悪というわけだ。戦線はすでに崩壊していて、蹂躙が開始されていた。
ミノタウロスの斧も、赤黒い血でてらてらと濡れている。……その斧に、どれだけの民の血を吸わせたのか。
目の前が怒りで朱に染まりそうなところを、深呼吸で散らした。怒りで我を忘れては、勝てるものも勝てない。今までならすぐに正義感のまま飛び出して、あの斧にミンチになっていただろう。その姿がたやすく脳裏に浮かんで、私は口元を歪めた。
ああ、ほんとうに。クリス先輩ではないけれど、今のほうがいい。
人格再形成のお陰で、感情と理性の分離が容易になっている。身体は熱くなるのに、脳は寒さを感じそうなほど冷静だった。
「……っはははははッ!ぶち殺してやるッ!!」
斧を力いっぱい押しのけで、私はそう吠えた。ふん。この程度の威嚇で身体を硬直させるなど、弱い魔物だな。
他にも魔物がいるということなら、こんな雑魚に構っていられない。一瞬で決めてやろう。転送酔いもなく、体調も万全だ。
ついさっき精液をもらったこともあって、気力も体力も十分だった。大剣を振り上げて、勢いよく振り下ろす。
ミノタウロスは先程の私のように、その斧で私の剣を受けようとしたが、それは叶わなかった。斜めに袈裟斬りすれば、斧ごとその硬い肉体が切れていく。私の剣で物が切れるとは、本当に今は調子が良いらしい。血を吹き出しながらその巨体が倒れていく。
「ふん」
物言わぬ肉塊となったミノタウロスを睥睨し、私はすぐさま踵を返した。気配を探るのは得意ではないが、悲鳴が上がるところにいけば魔物がいるだろう。大剣をずるずると引きずりながら歩き出すと、光をまとった鳩が、私の肩に飛んできた。
『村の塔に向かって右側に行け。他は俺とエリーアスがやる』
鳩が喋った。声はアンドレ先輩のもので、足を止めて言われた塔を探した。塔というからもっと高いものを想像したが、戦場にも簡易で建てられるような、3階建ての櫓が目に入る。あれの右側か。
逆側から聞こえてくる悲鳴に後ろ髪を引かれたが、戦場で上官に逆らう理由はない。そちらにはアンドレ先輩の作った幻獣が、飛んでいくのが見えた。なので私は魔力と悲鳴を探して、右側に走り出す。
時間は掛けられない。私は目についた魔物を大剣で潰しながら、敵を探して駆け回った。
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