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獣軍連邦潜入編
51.ワーム退治
しおりを挟む詰め所を出ると、私はアーモスと一緒に来た道を戻り始めた。上機嫌に揺れる尻尾が恨めしい。私はそっと、アーモスの手を握る。素手でだ。剣だこに気付いてくれまいかと、彼の手の指に指をすり合わせると、照れたように笑われた。……くッ。気づいてくれない。
「お兄様」
「ん?なにクーちゃん」
「私は何歳に見える?」
「またその質問?いくら大人びてて大きくても、クーちゃんはまだ8歳ぐらいにしか見えないよ」
チィ!私とおまんこしたいと思わないのか、お兄様。一度失敗したぐらいで諦めるなど、意思が弱いぞ。ちゃんと私の正体を見極めて、交尾してくれ。
……あれ、でも潜入捜査なことを考えると、バレない方が良いのか。難しいものだ。でもドゥシャンには成人していることは気付かれたが、まだ人族ということには気づかれていない。……私はどれだけ獣人ぽいのだ。
ここに来てから、他の子供たちと一緒に肉体労働したり、木の上り下りをするのが、普通より体力を使うことに気づいた。
身体能力に長けた獣人と、人族の私とでは、そもそもの基礎が違う。体力も筋力も、成獣になる前の幼獣と一緒だからこそ、まだついて行ける。これがもし、私が幼女の匂いをさせるわけではなく、成獣たちの間に潜入するような任務だったら、早々に体力のなさから怪しまれていたことだろう。
細いと言われるのは歯がゆいが、そういった面ではまだよかったかもしれない。今でも時々、彼らについて行くために強化魔法を使ってしまう。寮にいた時より、ユストゥスに精液をもらう回数も増えた。
あいつはド変態だから、まだ出せると豪語するが、それでも節約できた方がいいに越したことはないのだ。私が、食べやすそうな子供たちを、下のお口でぱくんと食べてしまわないようにしなければいけない。
そう考えると、食べれるおちんぽは多ければ多いほどいいが、孤児院にいる大人に手を出すのは躊躇われる。彼らは私を幼女……ではなくとも子供として見ている。少しも子供ではないということを疑う様子がないし、孤児院の中ではいやらしい眼差しを向けてくる輩は、ひとまず現状ではいない。
こんなに知性にあふれて……いや、ちょっと欲張ってしまった。あまり知性はないかもしれないが、でもほかの子供より、私は大人だと思うのだが、扱いは完全に子供だった。
ときおりよじ登ったり飛び降りたりしつつ、橋を渡り、孤児院の木まで戻ってくると、今度はユストゥスの元に向かうために、根元に向かって下りていく。この辺りは首都では端の方で平民……というには少し、貧しい者が多かった。そのため、下に下りるにつれて治安が悪くなる。一本の木に、50人から多いところでは1000人ほど住むという。
地上には暮らせないため、巨木が育つのを待つしかないらしい。随分と不便な場所に住んでいるなと思ったが、山脈を越えた平地は、我が王国を始めとする人族が領土としている。本来なら相容れないらしい、肉食獣人と草食獣人たちが一緒に暮らしているのは、その辺りに理由がありそうだった。
だいぶ下ると、ユストゥスの住まいとなっている階層までたどり着いた。この辺りはほとんど人気がない。下からワームが上がってくる危険性もあるし、上からの落下物も多かった。時々わざとごみを捨てたりする人も見かけるから、それが当たることもあるらしい。
畑や放牧をしている階層は上にあって、さらにその上に人が住む地域がある。ここよりもっと中央の木々は、とても煌びやかに飾った巨木があるそうだ。軍事国家とは聞いていたが、どこも金持ちがやることは変わらないらしい。
耳を澄ませると、下の方から地響きが聞こえる。魔物が這いずり回っている音らしい。無意識に耳がそちらに向くのを感じながら、私はユストゥスが借りた部屋のドアをノックした。
元々ここは空き家で、何度かノックしても返事がない。アーモスが大きな耳をぴくっと左右に動かした。ちらっとどこにいるか確信しているかのように視線を動かすが、これ以上動こうとしない。
「もう少しで終わりそうだから待ってよう。なんだかんだ言いつつ、あの変態狼もやるんだよなあ」
嫌そうに眉間にしわを寄せながら鼻を鳴らす。なんだか、なにか見たような言い草だ。おそらく私には聞こえないやり取りを、その大きな耳で拾っているのだろう。ずるい。
だから私は堂々と主張した。
「見に行きたい」
「駄目に決まってるだろクーちゃん」
「見たい」
「駄目」
いつもそうだ。別に参加すると言っているわけでもないのに、アーモスであれドゥシャンであれ、私を魔物には近づけようとしない。
ユストゥスだけは、見たけりゃ見ていていいとは言ってくれるが、やっぱり手出しはさせてくれなかった。私がうっかり地面に落ちてしまうことを心配しているらしい。大丈夫だと言い張ったが、あの狼が切なそうに懇願するので、私は仕方なく見物するだけにしている。
そこまで我慢しているのに、見るのもだめと言われるのは納得いかない。
「ケチ」
「ケチでもなんでも……危ないんだから。傭兵でも落ちたりするし、観客で怪我する人だっているんだぜ」
傭兵によるワーム退治は、下級市民に娯楽として定評があるらしく、襲われている木とは違う木から眺めるのが良いらしい。が、ワームが暴れた際や傭兵が攻撃した際に、石や木片が違う木に飛んでくることもあるので、注意が必要だった。
私に言い聞かせようとしているアーモスは、このままだと連れて行ってくれそうにない。……仕方がない。私は軽く息を吐くと、ブラウスの第二と第三ボタンを外した。
開いた割れ目から肌が覗く。それからアーモスの手を掴んで、その割れ目から手を差し込ませた。
ぶわっと噴き出た手汗で、手のひらはしっとりしている。アーモスは手を引き抜こうとしたが、私はしっかりと握って手放さなかった。目を白黒させたアーモスが、口を開いた。
「く、くく、クーちゃん?なにしてんの?」
「おっぱい、揉むかと思って」
「いやいや。ちょ……まっ……だれか来たら」
尾を膨らませてアーモスが、わたわたと周囲に視線を巡らせる。ここに人気がないのは確認したばかりだ。ユストゥスの住まいが、ほかの傭兵が住まう場所より辺鄙なところにあるのは、私とのことを考えてだろう。
アーモスは動揺しっぱなしだが、その手はむぎゅむぎゅと私の胸を揉んでいる。どうやらアーモスの手には、別の意思が宿っているようだった。指と指の間で挟まれた乳首が、その刺激に反応して勃ってくる。
「んッ……」
私は小さく声を漏らした。近頃ユストゥスは、私の乳首を育てることに熱中していて、なにかと触れてくる。おちんぽやおまんこはだいたい開発したので、今度はここだと言っていた。なので、最近は、乳首や、おっぱいを触られると変な気分になってくる。
尾や耳を触れつつ、乳首をくりくりとあの武骨な手で弄られると、ペニスは勃起するし、後孔は柔らかく口を開き始めてしまう。さらにキスをされながら弄られると、気持ちがいい。その上でおちんぽを入れられると堪らない。
……ああ、腹が切なくなってきた。
「クーちゃん?あのね」
「ユストゥスの活躍が見たいのだ。別に離れていて構わない。うんと言ってくれるまでは、手は離さないからな」
「ッ~……あのね!俺が紳士なのわかってる?!そーゆーことすると、いろいろ危ないんだからな!」
アーモスなら別にいくらでもおまんこして良いのだが……ドゥシャンの許可が難関だ。
ただ他の相手、この辺りに住む平民や傭兵でも、私のような幼女に手を出そうとする犯罪者は、即手首を反対側に押し曲げるようにと、ユストゥスからも言われている。私とて見知らぬ信用もない相手に、身体を許す気はなかった。
アッ、今回の黒幕は別だぞ?1人や2人や3人ぐらいなら、きっと私が搾り取って、廃人にしてやってもいいはずだ。悪党だしな。力いっぱい後悔させてやる。何ならイチモツ握り潰してもいいしな!
ただ普通に考えたら、獣人ぐらいだろうな。こんな筋肉のある私を、襲おうと思う奇特な生き物は。
「見たい」
私が絶対引かないという意思を持って言い切ると、アーモスは大きくため息をついて、肩を落とした。
「…………わかったよ。でも、あんまり近づかないからな」
「っありがとう!お兄様は優しいな。せっかくだ、両方揉んでおいてくれ」
揉むと大きくなるらしい。ツェルリリが得意げに言っていた。でもそれを聞いた大人の職員に、どこかに連れられて説教されていたようだった。彼女を責めるよりも先に、そういったことを彼女に教えた相手を、探した方が良いと思う。
私の胸も、ドゥシャンのように素晴らしい胸筋まで育ってほしいものだが、そうすると鎧も新調しなければいけないな!帰ったら一度、胸囲を図ってもらおう。
「……」
もう一方の手を掴んでも抵抗がなく、私はそれを胸に押し付けた。するりとブラウスの間から入ってきた手に、胸を柔らかく優しく揉まれる。そちらも指の合間に乳首を挟まれて、くにくにと刺激された。
その触れ方が絶妙で「ぁうッ」と思いのほか、大きな声が出てしまった。その声に驚いたのか、びくっと肩を震わせたアーモスが手を引いていく。若干前かがみになっている。辛そうだなお兄様。
ぷちぷちとボタンを嵌めつつ、ちろりと見やると、耳をふるふると震わせて、何かを耐えているようだった。
「少し、席を外した方が良いだろうか」
本音を言えば、今すぐこのキュロットを脱いで、中に注いでもらってもらいたいところだ。ユストゥスは忙しそうだし、ドゥシャンも毎日『ごはん』をくれるわけではない。
無駄打ちするよりも、私も気持ちいいしアーモスだって気持ちよくて、本当はいいこと尽くめのはずなのだ。
「っだれのせいだと……」
「私のせいだな、すまないアーモス」
うっすらと涙目になっている。わがままを通すためとはいえ、多感な相手にせくはらしすぎは良くないな。私は素直に謝った。すると、アーモスにまじまじと見つめられる。
「……クーちゃんて」
「ん?」
「いや、何でもない。じゃあ行くか。って言っても、そろそろ終わりそうだけど」
「えっでは急ごう!」
ぎゅっとアーモスの手を握って私が下に下ろうとすると、アーモスに訝しげに見つめられた。
「えっと、クーちゃん、本当に聞こえてないのか?そっちじゃなくて、こっち。向こうの木に移動してる」
「……聞こえない」
ブレスレットで聴力は上がっているはずだが、それでも地鳴りや鳥や、ほかの物音に紛れて聞こえない。ただこの表情からすると、熊獣人なら聞こえているような音量なのだろうか。
アーモスに手を引かれるまま、上にあがり、橋を渡って別の木に移る。そうして3本ほど木を渡ると、私の耳にも声が届いてきた。観客と思しきだらけた大人たちが、アルコールを片手に適当な声援を送っている。
巨木は等間隔に立ち並び、根元はワームの侵入を阻むために、半月の笠が幾重にも形作られていた。
それを大きな……10mは越すだろう長さに、野太い胴体を持つ、先端に鋭い牙と二本の触角をもつ、巨大な芋虫がよじ登ってきていた。
見る限り、何体かはすでに落としたようで、どす黒い体液だけがそこにある。平地では珍しい魔物だ。王国では、確か土竜と呼ばれていた。
幾重にも層になった歯で、威嚇をしている。あの牙で葉を食い荒らすそうだ。
ここのジルチグアの巨木は、地面から毒素のある水を吸い上げていて、普通よりも大きく育つらしい。栄養素も高いが、根元は毒素が強く、上に進むにつれて濾過されるため、住まいや畑などは綺麗な水を使っている。ワームは、その澄んだ水で生い茂る木の葉を食べるために、上がってくるらしい。
葉を食べられた巨木は立ち枯れしてしまうので、獣人たちは住まわせてもらう代わりに、ワームから木を守っているのだった。不思議なほど上手く、共存関係が出来ている。
目を凝らせば、斜め向かい側の木の笠の上に、ユストゥスがいるのが見える。他にも何人かの傭兵の姿も、ドゥシャンがいるのも見えた。
それでも私の目は、ユストゥスの姿にくぎ付けになる。
普段は寮で自堕落に享楽に耽っているが、ああして戦う姿を見ると……ものすごくかっこいい。私の装備を手入れしているときの凛々しさに共通するものがある。鋭い視線が、相対する敵に向けられる。
その目で見つめてほしいと思うあたり、また私はユストゥスに魅了をかけられているようだ。ほう、とため息が出てしまう。
ユストゥスは警戒するように周囲を見回し、音を聞きつけて走り出す。剣を構えた見るからに若い傭兵が、大きなワームに襲われかけるのを間一髪で助ける。
それにも、歓声が上がった。私もつられて歓声を上げる。
「すごいっかっこいいなユストゥス!」
興奮のあまり、アーモスの肩にぎゅっと抱き着く。あまり力を込めすぎないように気をつけないと。下手したらうっかり強化魔法を使ってしまい、アーモスの肩など潰してしまう。テンションの上がる私とは対照的に、アーモスはなんだか冷めていた。
それでも何やら私の胸を見つつ、必死で普通の顔を作ろうとしている。全然鼻の下が伸びているぞ。アーモスは本当に私の胸が好きだな。
「そっかあ?普通だろ?それならドゥシャンの方がかっこいいと思うぞ」
「ドゥシャンもかっこいい。でもユストゥスもかっこいい!」
私は拳を握って力説した。普段あんなに不細工な狼が、こんなにきりっとして見えるのだ。見惚れるのが普通だろう。そう言うと、アーモスに残念そうな顔で見られた。どうやらアーモスも、魅了にはかかってないらしい。
私にしかかからない魅了など、効率悪すぎではないか。もっとユストゥスには、魅了魔法の精度を上げてもらいたいところだ。
ドゥシャンは大斧を振り回し、場合によってはそれを投げている。大斧は鎖で繋がっていて、ワームの身体に刺さっても、腕力で引き抜いて引き寄せるという荒業をしている。
対してユストゥスは、刃部分の長い、ロングスピアを使っていた。同じように鎖がついてはいるが、基本的には切りかかって、上手くワームの身体を切り刻んでいた。
苦戦している傭兵もいるのを見るに、上手く切らねば、ぶよぶよとした体表に阻まれてしまうらしい。私だったらどうするだろうか。……うーん押しつぶす自分の姿しか想像できないな。
最後まで粘っていたワームの一匹を落とすと、大喝采が上がった。
「あの狼やるなあ!」
「ちょっと目つきが悪いけどいい男よねえ」
そう満足したように、ろれつの回らない誉め言葉を告げる、粗野な雄の獣人たちや、どこか婀娜っぽさ見せる妙齢の雌の獣人たちに、私も無駄に誇らしい気がしてくる。
そうだろう素晴らしいだろう!あれは私の狼なのだぞ!
「くふふふ……」
上機嫌で笑っていると、「やべ……っ」とアーモスが小さく声を漏らした。
「こぉらアーモスッ!!クーちゃん連れてくんなって何度言やわかるんだ!!」
木を隔ててるにも関わらず、その怒声は間近に感じられた。そばに立っているユストゥスが、耳を伏せて顔をしかめている。
「ああもうバレた……」
アーモスが顔を押さえて伏せているが、私は気にもならなかった。
「おとーさまっ!かっこいーぞ!」
アーモスに抱き着いたまま、負けないぐらいの声を張り上げると、みるみるうちにドゥシャンの顔が真っ赤に染まり、そばにいたユストゥスを含め、傭兵たちに笑われていた。
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