16 / 45
第十五話 決着
しおりを挟む
「さぁ。第二ラウンドといこうか」
カケルがそう言うと、二人は少し後ずさりをしたように見えた。行動として現しているのではなく、気持ちが後ずさりしているように感じたのだ。そして、剣を構えると、相手も焦った様子で構えた。
たった数秒も今は数分に感じられるほど、集中していた。観客もシーンと静まり返っていた。
そして最初に仕掛けてきたのは、ゼクス達だった。
「ヴォルルフ。挟んでも意味がない。だから交互に攻撃をして勢いを止めないぞ」
「分かったよぉ!」
ゼクスとヴォルルフは駆けながら、とっさに作戦を決めた。当然カケルには聞こえない声でだ。
この時、二人は焦っていた。見知らぬ力を見せつけられて、しかも自分達の攻撃を容易く防いだのだから焦るのも当然だろう。それに、それぞれプライドがあるのだから焦る気持ちは、より一層高まる。
これにまでない気迫でカケルに向かってくる。しかも最初の一手がどちらか分からないように、ポジションを変わるようにクロスさせながら走っていた。この作戦は試合でもよく使われており、攻撃、防御も無理なく出来ることで距離がある場合はだいたいはコレを使う。
向かってくる二人を見ながらカケルはこう思った。『実に単純な動きだ。これは作戦というのか』と。確かに他の人が見たら作戦の一つと思うだろう。だが今のカケルの観察眼は恐らくこの世界一になっていた。ただクロスしながらに向かって来るだけ。しかもお互いが、剣で仕掛けるタイミングを計っている。こんな無駄なことをするなら、脚に強化魔法を付け一直線で向かってきた方が迫力も速さあるのに勿体ない。
カケルはその場を動かず、ただ二人の動きを目で捕らえていた。そして剣が来る予測地点に盾を張る準備をした。
ゼクス達は間合いに入った。
最初に剣を向けたのはヴォルルフだった。ヴォルルフの剣はカケルの予測地点に吸い込まれるように振った。
『ビンゴ!』
カケルの予測が当たり、思ったように剣が振られてくる。
もうこれは俺の勝ちだな。
「これでもクラエェェェェ!」
声の殆どが怒りで出来ていた。客席は歓声も上げずに、ただ見守っていた。
ヴォルルフが吠えてワンテンポ遅れて来たのは、斬りつけた感触ではなく、『ギンッ』と会場に響く音だった。
「なっなに!?」
ヴォルルフは入れ替わる瞬間、またありえない光景を目にした。見た目は大きく見開いて動揺していた。
そこには予測できるはずが無い攻撃をあの暗黒に包まれた盾で防いだのだ。驚いたのはまだある。それは、盾を大きく展開するのではなく、一部分限定で展開されていたのだ。まるでそこに来ると分かっているかのように。
そこにすかさずゼクスの剣がカケルに振るわれるが、それも盾で防いだ。
今回使った盾はオリハルコンのように硬い盾だ。流石に鉄剣に強化魔法を付けても破ることは出来なないだろ。まあ出来たら超人決定だがな〈笑〉。
その後はカケルの防戦一方で仕掛けなく、ゼクス達は攻撃しかしてなかった。カケルの場合は攻撃を仕掛けれなかったではなく、仕掛けなかっただ。
全く攻撃が読め過ぎている。全く工夫などしない。いや、ただがむしゃらに攻撃しているから頭から抜け落ちているだけか。全くもしこれが戦場だったらどうするんだよ。あれ?なんで俺戦場なんて言葉が出て来たんだ?まあ良いか。
「じゃあ、そろそろ終わらせるか」
カケルはこの時力に――マーズに飲まれかけていた。初めて使った事で力の制御が出来ていなく、ただ力任せになっていたのが原因だ。
カケルは二人が攻撃しない隙を狙って盾を大きく展開して吹き飛ばした。
そして腕をゆっくりと胸の高さまで上げると、盾が現れる時のように空間が歪んだ。
歪んだ空間から現れたのは、眩い光に包まれた柄だった。カケルは柄を引き抜くと空間の歪みは何事もなかったように消えた。
手にしていたのは、全てが白銀に色づいていた剣だった。
剣を手にした姿はさながら伝説の英雄のようにも見えた。
そう光輝く剣の名は“クラウソラス”この世には存在しない伝説の剣だ。
その剣の一振りは全てを薙払い。二振りは天地を切り裂くと古くから言い伝えられてる。
「では。次は俺のターンで良いかな?」
その言葉を投げかけたと同時に、地を蹴り、二人の所へ駆けていった。
脚に強化魔法を付けているので、ほぼ一瞬で付いた。
――なっ!――
相手から動揺の声が漏れた。流石にあの速さには驚いたのだ。
「おいおい。あんな速さ帝王と呼ばれている俺でも無理だぞあれは。強化魔法を脚に付けていたとしても無理だ。はっこりゃ無理だ。もうあれは化け物としか言えない」
カケルは冷たい表情で剣を左下から右上へ薙払い、そのまま地へ振り下ろした。
一回目の攻撃は何とは二人がかりで剣で防げたが粉々になってしまった。二振り目は二人で防御魔法を使い何とか防御に成功したが、二人とも魔力を全て防御魔法に使ってしまったので空っぽなのだ。
その隙を逃すはずが無くカケルは剣を振り上げた。
その行動を見た二人は尻餅をつき、手を挙げ降参をした。それを見た審判は試合終了の合図を送ったが、カケルは振り下げるのを止めなかった。
「「ヒィィ!!」」
二人から恐怖が混じった悲鳴が聞こえたが、その悲鳴も剣も止まった。
ゼクス、ヴォルルフは体験したこと無い恐怖で気を失い、剣は寸止めだった。
カケルは剣を手放すと、空間の歪みに飲み込まれていった。
『あっこれはヤバイ……』と心で言い残すとバタリと後ろから倒れた。どうやら初めて力を使ったせいで、脳の情報処理や体が耐えきれなくなって倒れたそうだ。力はだんだんカケルから離れていき、かろうじてあった意識も次第に遠くへ行った。そして暗闇の中、またあの声と会った。
「フフッ――どうだった?――私の力」
ん?私って事は女の子なのか?まあ今は良いか。
「どうだったかね。まあ凄かったよ。でもあれが本当の力では無いんでしょ?」
「良く分かったね――そうよ――あれが本当の――力では無い」
はぁやっぱりか。確かに使いこなせてない感覚はあったからな。
「本当の力はもっと強力で凄いと」
「そうよ――当たり前――だからこれから――使いこなせるように――頑張って」
「努力するよ」
そう声は言うと、ほんの少しだけ姿が見えた気がした……。
カケルがそう言うと、二人は少し後ずさりをしたように見えた。行動として現しているのではなく、気持ちが後ずさりしているように感じたのだ。そして、剣を構えると、相手も焦った様子で構えた。
たった数秒も今は数分に感じられるほど、集中していた。観客もシーンと静まり返っていた。
そして最初に仕掛けてきたのは、ゼクス達だった。
「ヴォルルフ。挟んでも意味がない。だから交互に攻撃をして勢いを止めないぞ」
「分かったよぉ!」
ゼクスとヴォルルフは駆けながら、とっさに作戦を決めた。当然カケルには聞こえない声でだ。
この時、二人は焦っていた。見知らぬ力を見せつけられて、しかも自分達の攻撃を容易く防いだのだから焦るのも当然だろう。それに、それぞれプライドがあるのだから焦る気持ちは、より一層高まる。
これにまでない気迫でカケルに向かってくる。しかも最初の一手がどちらか分からないように、ポジションを変わるようにクロスさせながら走っていた。この作戦は試合でもよく使われており、攻撃、防御も無理なく出来ることで距離がある場合はだいたいはコレを使う。
向かってくる二人を見ながらカケルはこう思った。『実に単純な動きだ。これは作戦というのか』と。確かに他の人が見たら作戦の一つと思うだろう。だが今のカケルの観察眼は恐らくこの世界一になっていた。ただクロスしながらに向かって来るだけ。しかもお互いが、剣で仕掛けるタイミングを計っている。こんな無駄なことをするなら、脚に強化魔法を付け一直線で向かってきた方が迫力も速さあるのに勿体ない。
カケルはその場を動かず、ただ二人の動きを目で捕らえていた。そして剣が来る予測地点に盾を張る準備をした。
ゼクス達は間合いに入った。
最初に剣を向けたのはヴォルルフだった。ヴォルルフの剣はカケルの予測地点に吸い込まれるように振った。
『ビンゴ!』
カケルの予測が当たり、思ったように剣が振られてくる。
もうこれは俺の勝ちだな。
「これでもクラエェェェェ!」
声の殆どが怒りで出来ていた。客席は歓声も上げずに、ただ見守っていた。
ヴォルルフが吠えてワンテンポ遅れて来たのは、斬りつけた感触ではなく、『ギンッ』と会場に響く音だった。
「なっなに!?」
ヴォルルフは入れ替わる瞬間、またありえない光景を目にした。見た目は大きく見開いて動揺していた。
そこには予測できるはずが無い攻撃をあの暗黒に包まれた盾で防いだのだ。驚いたのはまだある。それは、盾を大きく展開するのではなく、一部分限定で展開されていたのだ。まるでそこに来ると分かっているかのように。
そこにすかさずゼクスの剣がカケルに振るわれるが、それも盾で防いだ。
今回使った盾はオリハルコンのように硬い盾だ。流石に鉄剣に強化魔法を付けても破ることは出来なないだろ。まあ出来たら超人決定だがな〈笑〉。
その後はカケルの防戦一方で仕掛けなく、ゼクス達は攻撃しかしてなかった。カケルの場合は攻撃を仕掛けれなかったではなく、仕掛けなかっただ。
全く攻撃が読め過ぎている。全く工夫などしない。いや、ただがむしゃらに攻撃しているから頭から抜け落ちているだけか。全くもしこれが戦場だったらどうするんだよ。あれ?なんで俺戦場なんて言葉が出て来たんだ?まあ良いか。
「じゃあ、そろそろ終わらせるか」
カケルはこの時力に――マーズに飲まれかけていた。初めて使った事で力の制御が出来ていなく、ただ力任せになっていたのが原因だ。
カケルは二人が攻撃しない隙を狙って盾を大きく展開して吹き飛ばした。
そして腕をゆっくりと胸の高さまで上げると、盾が現れる時のように空間が歪んだ。
歪んだ空間から現れたのは、眩い光に包まれた柄だった。カケルは柄を引き抜くと空間の歪みは何事もなかったように消えた。
手にしていたのは、全てが白銀に色づいていた剣だった。
剣を手にした姿はさながら伝説の英雄のようにも見えた。
そう光輝く剣の名は“クラウソラス”この世には存在しない伝説の剣だ。
その剣の一振りは全てを薙払い。二振りは天地を切り裂くと古くから言い伝えられてる。
「では。次は俺のターンで良いかな?」
その言葉を投げかけたと同時に、地を蹴り、二人の所へ駆けていった。
脚に強化魔法を付けているので、ほぼ一瞬で付いた。
――なっ!――
相手から動揺の声が漏れた。流石にあの速さには驚いたのだ。
「おいおい。あんな速さ帝王と呼ばれている俺でも無理だぞあれは。強化魔法を脚に付けていたとしても無理だ。はっこりゃ無理だ。もうあれは化け物としか言えない」
カケルは冷たい表情で剣を左下から右上へ薙払い、そのまま地へ振り下ろした。
一回目の攻撃は何とは二人がかりで剣で防げたが粉々になってしまった。二振り目は二人で防御魔法を使い何とか防御に成功したが、二人とも魔力を全て防御魔法に使ってしまったので空っぽなのだ。
その隙を逃すはずが無くカケルは剣を振り上げた。
その行動を見た二人は尻餅をつき、手を挙げ降参をした。それを見た審判は試合終了の合図を送ったが、カケルは振り下げるのを止めなかった。
「「ヒィィ!!」」
二人から恐怖が混じった悲鳴が聞こえたが、その悲鳴も剣も止まった。
ゼクス、ヴォルルフは体験したこと無い恐怖で気を失い、剣は寸止めだった。
カケルは剣を手放すと、空間の歪みに飲み込まれていった。
『あっこれはヤバイ……』と心で言い残すとバタリと後ろから倒れた。どうやら初めて力を使ったせいで、脳の情報処理や体が耐えきれなくなって倒れたそうだ。力はだんだんカケルから離れていき、かろうじてあった意識も次第に遠くへ行った。そして暗闇の中、またあの声と会った。
「フフッ――どうだった?――私の力」
ん?私って事は女の子なのか?まあ今は良いか。
「どうだったかね。まあ凄かったよ。でもあれが本当の力では無いんでしょ?」
「良く分かったね――そうよ――あれが本当の――力では無い」
はぁやっぱりか。確かに使いこなせてない感覚はあったからな。
「本当の力はもっと強力で凄いと」
「そうよ――当たり前――だからこれから――使いこなせるように――頑張って」
「努力するよ」
そう声は言うと、ほんの少しだけ姿が見えた気がした……。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる