僕に双子の義兄が出来まして

サク

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あれ、どこまで紹介したっけ?7(僕視点に戻るよ…僕って誰なんて言わないでね!悠暉だよ)

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「「親睦を深める為、一緒に寝るか?」」
そう二人に聞かれた。

速攻で、何度も何度も頭を動かし頷く。そんな僕に二人は笑った。
仕方がないのだよ。ホラー映画の恐怖シーンが頭から離れないのだから、きっと、誰だって頷くと思う。だって、ホラー映画のお化けって、ほとんど、一人の時に現れるし。
ここぞとばかりに優しい二人に甘えまくる。そして、甘やかされまくりの3連休を過ごした。僕のやりたいこと、千春君のやりたいこと、千秋君のやりたいこと全てやり切った。

一番の変化は夜に3人で寝るようになったこと。嬉し恥ずかし。でも、ホッとするのだ、二人の間にいると。もう一つ、学校の行き帰りも途中まで途中からとかだけど、一緒にいるようになった。変わっていく日常にニマニマしちゃう。

そんな幸せな日常の休日の朝、玄関掃除をしようとドアを開けたら、スーツ姿の見知らぬ男性二人がいた。僕の顔を見ずに頭を下げた二人は義兄達の名前を呼んだ。

「千春様」
「千秋様」
「「本邸に来るよう、義道様がお呼びです」」

美月さんと父は仕事に行っている。先ほど、お弁当を渡し、見送りしたばかりだ。後ろを振り返っても、二人の姿はない。

「二人はまだ、寝ているよ。とりあえず、中に入ってリビングで待っていて」

僕の声に吃驚したように顔を上げた二人、とりあえず、ドアを開けて、二人が入れるようにして、千春君と千秋君を起こしに部屋に行く。二人を起こして、準備している内にご飯の用意をして置こうと思って下に降りていくと中に入っているけど、玄関先で二人は立っていた。
「外、寒かったでしょう?義兄たちの朝ごはん用意するけど、お二人はどうする?」
「良いのですか?いただきます」
「いえ我々の分は大丈夫です」

同じタイミングで答えられたので、言葉が混じって何を言っているのか分からなかった。

「?ごめんね。言葉が混じって、何言っているかわからなかった。とりあえず、朝ご飯は大事だから、食べてって。それか、温かい飲み物だけでも飲んでいってね。中へどうぞ」
 
リビングに続く扉を開けて置く。とりあえず、千春君と、千秋君の知り合いなら、大丈夫だろうという、考えの元、二人を招いたのだ。そんな僕は服を着替えて、降りてきた二人にもう少し、警戒心を持てと諭されることになる。

二人の名前は土岐竜胆さんと木戸レイトさん、木戸さんはハーフらしい。銀髪に青目の綺麗な細マッチョな美形さん、土岐さんは黒髪、黒目の細マッチョな、爽やかな美形さん。…類は友を呼ぶのだね。千春君と千秋君のお友達も顔が良かったなあ、と遠い目をしちゃうよ。準備が終わったのか、降りてくる、千秋君と千春君の足音を聞こえてきて、ご飯とみそ汁を用意して持って行くと、二人のお椀が空になっていたので、おかわりをするか聞いた。

「良いのですか、ありがとうございます」
と元気の良い返答が竜胆さんから聞こえ、

それを咎めるような木戸さんだったが
「こんな、美味しいご飯、おかわりせずにいられないだろう。もったいない」

その土岐さんの言葉に息を詰まらせた後、視線を泳がせ、お椀を両手で掲げ言った。
「私の分もお願いします。後味噌汁も」
「了解。おかずも、ご飯も、味噌汁もたくさんあるから、遠慮しなくていいからね」

なんだか、可愛らしい人達だね。
二人におかわりのご飯と味噌汁を渡し、入ってきた千春君と、千秋君を見た僕は固まった。固まる僕に、二人は微笑んだ。


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