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「あら、悠暉君、楽しそうね」
「希恵さん、お疲れ様です」
バイト中、お客さんが居ない時間に僕は脳内で当日の予定と構想を練っていた。
当然、千春君と千秋君のことを考えていて、僕のお口元は緩んでしまう。そこを見ていた店長の希恵さんに声を掛けられたのだ。
「お口が緩みっぱなしで、すみません。金曜日、大切な人達の誕生日でして、どんな風にしたら、喜んでくれるか。そして、その日は幸せな気持ちで一日を過ごして欲しくて、僕に何ができるか考えていたのです。あ、お客さんだ。希恵さん、すみません」
僕は手を洗い、ゴム手袋をつけ、店のカウンターへと向かう
「いらっしゃいませ」
お客さんが帰った後は、やっぱり、二人のことを考えてしまう。
バイトが終わり、家事も終わり、寝る前に復習をし終えた僕は、学校用のノートじゃないしいいかと。次のページに書いた。
〘千春君、千秋君を幸せにする為に僕が出来ること〙
その一、美味しいご飯を作ること。うんうん、これは得意。
その二、わがままを言わない。 うんうん、二人の行動を制限しては駄目だぞ。悠暉。
その三、あまり甘えないようにする。うんうん、少しは許してもらおう。
その四、頼り過ぎないで自分のことは自分で何とかする。うんうん、頼り過ぎは良くないよね。どうしようもない時は頼ってもいいかな?
その五、その五…あれ、僕に出来る事って意外と少ない。
ノートの上に顎を乗せて、頬を膨らませる。二人の力になれる事って、何があるんだろう?
そう言えば二人は媚薬を飲まされたんだよね。香菜さんも毒を仕込まれて大変な目に合っていたし、将来どんな職業についたら、千春君や千秋君、そして、皆を守れるだろう?
考え事をしていたら、寝てしまったようだ。途中で千秋君と千春君が僕の名を呼ぶ声がした気がしたんだけど。気のせいかな?
「!?」
ベッドで寝よう、そう思ってノートを片付けようとして、見つけたものに、慌てて、立ち上がり、僕は書いてある指示通り、リビングへと向かった。
「起きたか、悠暉」
「悠暉も何か飲む?」
そう言って微笑む千秋君と千春君に駆け寄ると抱き着いてぎゅっと抱き締めた。
抱き付きたくて仕方がなかった。そうすることでしかこの押し寄せる感情の高波を乗り越えることが出来ない気がしたんだ。
もうっ、もうっ、もうっ、僕の語彙力じゃ、言葉に出来ない思いが溢れでてくる。
だって、ノートに書かれていた文字に訂正が入っていた。
その二、わがままは俺達が聞きたいから、我慢せずに言うこと
その三、俺達は甘えて欲しいから、甘えまくること
その四、些細なことでも、俺達が居るのだから、頼ること。
その五、俺達の傍を離れようとしないこと
というか悠暉がいてくれるだけで、俺達は幸せだ。
もし、起きたら、リビングへおいで。
これでは僕の方が幸せ無限Maxではないか。
「大好き」
結局僕の語彙力ではこの言葉しか出てこなかった。
絶対に絶対、成功させるぞ。千春君と千秋君の誕生日パーティー
「希恵さん、お疲れ様です」
バイト中、お客さんが居ない時間に僕は脳内で当日の予定と構想を練っていた。
当然、千春君と千秋君のことを考えていて、僕のお口元は緩んでしまう。そこを見ていた店長の希恵さんに声を掛けられたのだ。
「お口が緩みっぱなしで、すみません。金曜日、大切な人達の誕生日でして、どんな風にしたら、喜んでくれるか。そして、その日は幸せな気持ちで一日を過ごして欲しくて、僕に何ができるか考えていたのです。あ、お客さんだ。希恵さん、すみません」
僕は手を洗い、ゴム手袋をつけ、店のカウンターへと向かう
「いらっしゃいませ」
お客さんが帰った後は、やっぱり、二人のことを考えてしまう。
バイトが終わり、家事も終わり、寝る前に復習をし終えた僕は、学校用のノートじゃないしいいかと。次のページに書いた。
〘千春君、千秋君を幸せにする為に僕が出来ること〙
その一、美味しいご飯を作ること。うんうん、これは得意。
その二、わがままを言わない。 うんうん、二人の行動を制限しては駄目だぞ。悠暉。
その三、あまり甘えないようにする。うんうん、少しは許してもらおう。
その四、頼り過ぎないで自分のことは自分で何とかする。うんうん、頼り過ぎは良くないよね。どうしようもない時は頼ってもいいかな?
その五、その五…あれ、僕に出来る事って意外と少ない。
ノートの上に顎を乗せて、頬を膨らませる。二人の力になれる事って、何があるんだろう?
そう言えば二人は媚薬を飲まされたんだよね。香菜さんも毒を仕込まれて大変な目に合っていたし、将来どんな職業についたら、千春君や千秋君、そして、皆を守れるだろう?
考え事をしていたら、寝てしまったようだ。途中で千秋君と千春君が僕の名を呼ぶ声がした気がしたんだけど。気のせいかな?
「!?」
ベッドで寝よう、そう思ってノートを片付けようとして、見つけたものに、慌てて、立ち上がり、僕は書いてある指示通り、リビングへと向かった。
「起きたか、悠暉」
「悠暉も何か飲む?」
そう言って微笑む千秋君と千春君に駆け寄ると抱き着いてぎゅっと抱き締めた。
抱き付きたくて仕方がなかった。そうすることでしかこの押し寄せる感情の高波を乗り越えることが出来ない気がしたんだ。
もうっ、もうっ、もうっ、僕の語彙力じゃ、言葉に出来ない思いが溢れでてくる。
だって、ノートに書かれていた文字に訂正が入っていた。
その二、わがままは俺達が聞きたいから、我慢せずに言うこと
その三、俺達は甘えて欲しいから、甘えまくること
その四、些細なことでも、俺達が居るのだから、頼ること。
その五、俺達の傍を離れようとしないこと
というか悠暉がいてくれるだけで、俺達は幸せだ。
もし、起きたら、リビングへおいで。
これでは僕の方が幸せ無限Maxではないか。
「大好き」
結局僕の語彙力ではこの言葉しか出てこなかった。
絶対に絶対、成功させるぞ。千春君と千秋君の誕生日パーティー
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