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決して、今日はハロウィンだったなとか、まだ11月になってなかったな、なんて思ってないよ。本当だよ。クローゼットの中に計画表や、ちまちま隠れて作っていた、三人分の衣装なんて隠してないよ。千春君と千秋君から、お泊り会をする話を聞いたときにこっそり、箱に入れて、クローゼットの奥深くになんて隠してないからね。
・・無かった事にしたのだから、忘れなきゃ、なのに、ついついクローゼットを見ちゃう。
僕がハロウィンできなかったの、あの人達の所為だなんて、それは思ってたりするけど。
今年はハロウィンができると思っていたのに。記憶にあるあの人達の顔を思い浮かべて、パンチ、パンチしておく。
「悠暉?」
お父さんに呼ばれて振り向く。
「どうした?手を振り回して」
・・・・無意識に手も動いていたみたいだ。
前に人がいるときは考えないように気を付けよう。
「ナンデモナイヨ」
「久しぶりに海にいくか?」
「行く。そして、海鮮丼、食べる」
「おお、いいね、帰りに食べていこう。じゃ、美月さん達に遅くなるって連絡入れよう」
「うん」
そして、砂浜に立ち、海を見ながら、父さんに声をかける。
「お父さんは僕の進路に反対しないの?」
「ん?悪徳弁護士になることに」
「うん」
「悪徳弁護士になるやつは普通はそう誓言しないだろう?俺は悠暉はいい弁護士になると思うよ」
「そうかな?僕、千秋君と千春君が関わる事なら、どんなことでも、相手に有責を与えて、無罪を勝ち取る気満々でいるのに?」
「ハハッ、過激だなぁ。そもそも、あの二人が悠暉にそんな事させないだろう?それに、悠暉がそうやって動くときは、二人が理不尽に陥れられたときだろう?」
「うん、僕は千春君と千秋君の力になりたいんだ。そして、守りたい」
「ハハッなら、いいじゃないか、何かあったら、俺も手を貸すよ」
「フフッ、ありがとう。でも上手くやるから大丈夫」
なんたって、僕はお父さんとお母さんの子だからね。
「ハハッ、ああ、そうだな。悠暉なら大丈夫だ、俺と喜美子の子だからな」
「お口に出てましたか」
「ああ、フフッアハハハ」
お父さんに頭を撫でられながら、口に出てしまう癖をどうにかしようと思った。
どうする?悠暉、やってきたお客さんにうっかり、
『悪徳弁護士の菅野悠暉です』なんて言ってしまったら、身も蓋もない。目を当てられない光景だよ。
笑い声が増したお父さんに、お目目がジト目になっていくぜ。
笑いが収まったお父さんは僕の方を見て、慌てて謝ってきた。
「ごめん。悪かった。海鮮好きなの頼んでいいから」
「本当?僕、ずっと食べてみたかったのがあるんだ。やったー」
お高い海鮮丼。カニやうに、イクラに伊勢海老、大トロ、アワビ、ヤリイカ楽しみだな。
・・・・休業だった。臨時休業。
これは、お高いものは将来自分で稼いだお金で食べなさいということだね。ならば、楽しみは取っとくとして、お父さんとコンビニによって肉まんを買って食べて、帰りに夕飯の材料買って帰ろう。
今日は刺身にしよう、サンマもいいな。
・・無かった事にしたのだから、忘れなきゃ、なのに、ついついクローゼットを見ちゃう。
僕がハロウィンできなかったの、あの人達の所為だなんて、それは思ってたりするけど。
今年はハロウィンができると思っていたのに。記憶にあるあの人達の顔を思い浮かべて、パンチ、パンチしておく。
「悠暉?」
お父さんに呼ばれて振り向く。
「どうした?手を振り回して」
・・・・無意識に手も動いていたみたいだ。
前に人がいるときは考えないように気を付けよう。
「ナンデモナイヨ」
「久しぶりに海にいくか?」
「行く。そして、海鮮丼、食べる」
「おお、いいね、帰りに食べていこう。じゃ、美月さん達に遅くなるって連絡入れよう」
「うん」
そして、砂浜に立ち、海を見ながら、父さんに声をかける。
「お父さんは僕の進路に反対しないの?」
「ん?悪徳弁護士になることに」
「うん」
「悪徳弁護士になるやつは普通はそう誓言しないだろう?俺は悠暉はいい弁護士になると思うよ」
「そうかな?僕、千秋君と千春君が関わる事なら、どんなことでも、相手に有責を与えて、無罪を勝ち取る気満々でいるのに?」
「ハハッ、過激だなぁ。そもそも、あの二人が悠暉にそんな事させないだろう?それに、悠暉がそうやって動くときは、二人が理不尽に陥れられたときだろう?」
「うん、僕は千春君と千秋君の力になりたいんだ。そして、守りたい」
「ハハッなら、いいじゃないか、何かあったら、俺も手を貸すよ」
「フフッ、ありがとう。でも上手くやるから大丈夫」
なんたって、僕はお父さんとお母さんの子だからね。
「ハハッ、ああ、そうだな。悠暉なら大丈夫だ、俺と喜美子の子だからな」
「お口に出てましたか」
「ああ、フフッアハハハ」
お父さんに頭を撫でられながら、口に出てしまう癖をどうにかしようと思った。
どうする?悠暉、やってきたお客さんにうっかり、
『悪徳弁護士の菅野悠暉です』なんて言ってしまったら、身も蓋もない。目を当てられない光景だよ。
笑い声が増したお父さんに、お目目がジト目になっていくぜ。
笑いが収まったお父さんは僕の方を見て、慌てて謝ってきた。
「ごめん。悪かった。海鮮好きなの頼んでいいから」
「本当?僕、ずっと食べてみたかったのがあるんだ。やったー」
お高い海鮮丼。カニやうに、イクラに伊勢海老、大トロ、アワビ、ヤリイカ楽しみだな。
・・・・休業だった。臨時休業。
これは、お高いものは将来自分で稼いだお金で食べなさいということだね。ならば、楽しみは取っとくとして、お父さんとコンビニによって肉まんを買って食べて、帰りに夕飯の材料買って帰ろう。
今日は刺身にしよう、サンマもいいな。
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