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悠暉の護衛 後藤視点2
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同じ服だし、間違えたのだろう、きっと学校に居るだろう、帰り迄待てばいい、そう考えた俺を殴りたい。その二時間後、親父から電話が掛かってきた。
『お前ら、今どこにいる?』
『何言っているんだ、学校に決まっているだろう。今日は悠暉様の卒業式だし』
『悠暉様は学校におられるのだな。確認したのか』
『あ、悪い、途中で違う奴、護衛していたみたいで、確認はしていない、終わるまで待っているところだ』
『お前以外の護衛は、猪野、篠田、南野、橋野、児野、野々山、殿島、大野江、日谷、大郷、大島、園部、岩山、高山であっているか?』
『あ?ああ、そうだが、親父、調べたのか?』
『なんということだ、やはり全て、知っておられたのか?』
『親父、どうしたんだ?なんなんだ?』
「どうしたのさ?後藤」
俺の電話の会話に不思議に思った奴らが集まってきていた。
『他の護衛達を近くに呼んでスピーカーにしろ』
『分かった』
『先に伝えておく、悠暉様の手紙通りに、お前たちにお咎めはない。いいか、悠暉様は学校に居ない、悠暉様はお前たちにも手紙を残している。読むぞ。後藤さん、猪野さん、篠田さん、南野さん、橋野さん、児野さん、野々山さん、殿島さん、大野江さん、日谷さん、大郷さん、大島さん、園部さん、岩山さん、高山さん、今まで、ありがとう。そして、ごめんなさい。僕は海外に行きたいから、撒いてしまうけど、そのせいで、怒られないよう手紙は残しておくけど、それでも、怒られたり、色々言われたらごめんなさい。でも、連れてはいけないのでご了承ください。それでは、お元気で』
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
近くにいた、藤野宮家の護衛達も俺達と同じく驚いていた。
『この世で一番やりにくい護衛対象は自分が、本当に動きたいときに動けるように、沈黙し、普段通りに過ごしながら、静かに周りを見ている奴だ。護衛さえも油断させ、いつの間にかいなくなる。喜美子様がそうだった。悠暉様は絹婆さんから、小さいときに情報操作等、習っていたらしい、今、必死に探しているが、悠暉様、本人が出てこない限り見つからないかもしれん』
「え?悠暉様は俺ら・・・全員の名前を知っていた?」
『ああ、書かれておる』
結局、すぐに見つかると思っていた悠暉様の行方はわからず、俺達は悠暉様を探し出すことにした。
その2年後、悠暉様は母親の命日にはお墓参りをしているという情報を手に入れる。
しかし、俺達は知らない、ことごとく悠暉様に逃げられ、悠暉様に色々と負け越すことを。
悠暉様捜索隊の、悠暉様を必ず探し出し護衛するという目的が、あまりにも捕まらな過ぎて、打倒悠暉様に変わることを。
本当に親父が言った通り、本人が帰ってくるまで、捕まらず、悠暉様が帰ってきたときに、実は頻繁に帰ってきていたことを知った日には悔し涙を流すことも、そして、攻防を続けていた所為で、悠暉様に護衛を撒く癖がついてしまい、何人もの他の護衛達が苦労し、俺達を見てくるようになることも、
「ごめん」
と戻ってくる悠暉様に、もう近くで周りを囲って護衛した方がいいのではと思ってしまうことも。
増えていく護衛をものともせず、簡単にいなくなってしまう悠暉様に、あの頃は、本当に手加減、いや、気を使われていたのだなと悟ることも。
「えっと、撒いちゃって、ごめん」
そして、俺達のことを気にかけて、俺達を探し戻ってくる悠暉様に護衛とは何かを考えさせられる日々が続くことも。
なりより、悠暉様がこちらが危ない案件は自身でこっそり対処、解決していたとことが分かった時、その対処した中に暇だと思っていたこの時期に起きた俺達の知らない出来事が入っていたことも。
何も知らず、何も気づかずにいたのが、実は自分たちの方だっだと知った俺達が悔しさと、申し訳なさに崩れ落ちることも。
そんな、楽しいとか、面白いとか言えない、しかし、つまらないとも言えない。大変で悔しく、そして忙しい未来が訪れることを知らない俺達は、今、ただただ、悠暉様が通っている学校の近くのカフェで、全員揃って、唖然として阿保面をさらしだしていた。
『お前ら、今どこにいる?』
『何言っているんだ、学校に決まっているだろう。今日は悠暉様の卒業式だし』
『悠暉様は学校におられるのだな。確認したのか』
『あ、悪い、途中で違う奴、護衛していたみたいで、確認はしていない、終わるまで待っているところだ』
『お前以外の護衛は、猪野、篠田、南野、橋野、児野、野々山、殿島、大野江、日谷、大郷、大島、園部、岩山、高山であっているか?』
『あ?ああ、そうだが、親父、調べたのか?』
『なんということだ、やはり全て、知っておられたのか?』
『親父、どうしたんだ?なんなんだ?』
「どうしたのさ?後藤」
俺の電話の会話に不思議に思った奴らが集まってきていた。
『他の護衛達を近くに呼んでスピーカーにしろ』
『分かった』
『先に伝えておく、悠暉様の手紙通りに、お前たちにお咎めはない。いいか、悠暉様は学校に居ない、悠暉様はお前たちにも手紙を残している。読むぞ。後藤さん、猪野さん、篠田さん、南野さん、橋野さん、児野さん、野々山さん、殿島さん、大野江さん、日谷さん、大郷さん、大島さん、園部さん、岩山さん、高山さん、今まで、ありがとう。そして、ごめんなさい。僕は海外に行きたいから、撒いてしまうけど、そのせいで、怒られないよう手紙は残しておくけど、それでも、怒られたり、色々言われたらごめんなさい。でも、連れてはいけないのでご了承ください。それでは、お元気で』
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
近くにいた、藤野宮家の護衛達も俺達と同じく驚いていた。
『この世で一番やりにくい護衛対象は自分が、本当に動きたいときに動けるように、沈黙し、普段通りに過ごしながら、静かに周りを見ている奴だ。護衛さえも油断させ、いつの間にかいなくなる。喜美子様がそうだった。悠暉様は絹婆さんから、小さいときに情報操作等、習っていたらしい、今、必死に探しているが、悠暉様、本人が出てこない限り見つからないかもしれん』
「え?悠暉様は俺ら・・・全員の名前を知っていた?」
『ああ、書かれておる』
結局、すぐに見つかると思っていた悠暉様の行方はわからず、俺達は悠暉様を探し出すことにした。
その2年後、悠暉様は母親の命日にはお墓参りをしているという情報を手に入れる。
しかし、俺達は知らない、ことごとく悠暉様に逃げられ、悠暉様に色々と負け越すことを。
悠暉様捜索隊の、悠暉様を必ず探し出し護衛するという目的が、あまりにも捕まらな過ぎて、打倒悠暉様に変わることを。
本当に親父が言った通り、本人が帰ってくるまで、捕まらず、悠暉様が帰ってきたときに、実は頻繁に帰ってきていたことを知った日には悔し涙を流すことも、そして、攻防を続けていた所為で、悠暉様に護衛を撒く癖がついてしまい、何人もの他の護衛達が苦労し、俺達を見てくるようになることも、
「ごめん」
と戻ってくる悠暉様に、もう近くで周りを囲って護衛した方がいいのではと思ってしまうことも。
増えていく護衛をものともせず、簡単にいなくなってしまう悠暉様に、あの頃は、本当に手加減、いや、気を使われていたのだなと悟ることも。
「えっと、撒いちゃって、ごめん」
そして、俺達のことを気にかけて、俺達を探し戻ってくる悠暉様に護衛とは何かを考えさせられる日々が続くことも。
なりより、悠暉様がこちらが危ない案件は自身でこっそり対処、解決していたとことが分かった時、その対処した中に暇だと思っていたこの時期に起きた俺達の知らない出来事が入っていたことも。
何も知らず、何も気づかずにいたのが、実は自分たちの方だっだと知った俺達が悔しさと、申し訳なさに崩れ落ちることも。
そんな、楽しいとか、面白いとか言えない、しかし、つまらないとも言えない。大変で悔しく、そして忙しい未来が訪れることを知らない俺達は、今、ただただ、悠暉様が通っている学校の近くのカフェで、全員揃って、唖然として阿保面をさらしだしていた。
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