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第四章
結婚前夜(二)
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サロンで向かい合わせに座りながら、ルシアナはハーブティーに口を付ける。
(美味しい……)
ラベンダーの爽やかな香りが鼻に抜けていき、ルシアナの口元は自然と緩む。
レオンハルトも一口飲むと、カップをソーサーに戻した。視線を斜め下に下げながら、腰元で手を組んで動かず、ただ瞬きだけをしている。
「お伝えするのが遅くなりましたが、まずは北部での魔物討伐、お疲れまでした」
「いえ。それが私の仕事ですので。……そのせいで、今日までルシアナ様と話すお時間が取れず、大変申し訳ございませんでした」
深く腰を折ったレオンハルトに、ルシアナも持っていたカップを戻すと、両手を振った。
「頭をお上げください! 時間がなかったのは、わたくしが多くのパーティーに顔を出していたせいですから。レオンハルト様にもたくさんお付き合いいただいて、本当にありがとうございました」
「……いえ。当然のことです」
頭を上げ、真っ直ぐにルシアナを見つめながらそう言うレオンハルトに、ルシアナは微笑を返す。
(最初のパーティーであのようなことがあったから、盾になってくださったのよね。政略結婚だけれど、わたくしたちの仲は悪くないと示し、後ろ盾になってくださったのだわ)
カルラが社交界に顔を出さない理由を知っている人々は、当然ながらルシアナに気を遣う。しかしそれは、ルシアナがまだ“トゥルエノ王国の王女”だからだ。
(王女でなくなったわたくしは、格別気を遣わなければいけない存在ではない。けれど、レオンハルト様との仲が良好であれば、シュネーヴェに帰化したとしても下手に手出しはできない。それを暗に示してくださったのだわ)
常に傍で気遣ってくれていたレオンハルトを思い出し、ルシアナはつい笑みを漏らす。不思議そうにわずかに首を傾げたレオンハルトに、ルシアナは「いえ」と首を横に振った。
ルシアナはもう一度ハーブティーを飲むと、カップを置いて背筋を伸ばす。
「わたくしのことは、どれほどお調べになられたのですか?」
一瞬視線を逸らしたレオンハルトは、そのシアンの瞳を再びルシアナに向けた。
「トゥルエノ王国現国王ベアトリス・セシリー・アストン・トゥルエノ女王陛下の第五子、ルシアナ・ベリト・トゥルエノ第五王女殿下。二の月の六日のお生まれで、十八歳のお誕生日に騎士の叙任をお受けになった精霊剣の使い手。他の王女殿下方は十五歳で人前に姿をお出しになられたが、第五王女殿下は唯一、十八歳までその姿を見せえることがなかった。……というのが、事前に得た情報です」
「基本的なことですわね」
ルシアナはにこりと笑顔を返す。
「では、トゥルエノの王族が何故十五までその姿を見せないのかは?」
「……公式には発表されていませんが、トゥルエノ王国内では、王族は例外なく“塔”に入る、というのが共通認識だと」
「その通りですわ」
しっかりと首肯すると、ルシアナは窓の外にある高い月を見つめる。
「トゥルエノの王族は、生まれて間もなく、宮殿の近くにある塔に入ります。塔には、遥か昔火の精霊王がもたらしてくださった、永劫に消えぬ火があるのです」
はっと息を吞む音が聞こえる。ルシアナは横目でレオンハルトを見ると、目尻を下げた。
「塔を中心としたあの敷地一帯は火の精霊王の強力な結界に守られ、絶対的な不可侵領域となっておりますので、このことは国王陛下や王太子殿下にご報告いただいても構いませんよ。さすがに中の構造は機密ですので、レオンハルト様にもお教えできませんが」
眉尻を下げれば、レオンハルトは「いえ」と少々強く声を発した。
「命令とあれば報告せざるを得ませんが、そうでない限り、誰であってもこのことは口外いたしません。私を信用しお教えくださった王女殿下のために」
「あなたの誠意に感謝いたします。シルバキエ公爵閣下」
レオンハルトは、さっと頭を下げる。
(レオンハルト様の前で王女然とするのは、少し変な感じね)
ルシアナは、ふっと口元を緩めると、再び月を見上げた。
「トゥルエノの王族がみな一様に火の精霊の加護を受けているのは、あの塔に火の精霊王の聖火があるからです。あの塔で十五年。精霊と契約するために祈りを捧げ、剣の腕を磨いているのです。一国の王女ですから、歴史やマナーなども学びますが、最も大事なのは、剣や弓などの武術の鍛錬でした」
塔の前に用意された、高い塀に囲まれた練武場。天気などは関係なく、毎日決められた内容をこなさなければならず、終わらなければ眠ることも許されなかった。
(食事は体を作る基本だからと食べさせられたわね。鍛錬で食欲がなくても、食べ終わるまで席を立つことは許されなかったわ。もちろん病気のときはその限りではないけれど)
ルシアナは、視線を落とし、自身の手を見つめる。剣を握るには小さく細い手。まめが潰れて少し皮膚が硬い、自慢の手。
「……塔にいる期間は十五年だと決まっています。レオンハルト様もご承知かとは存じますが、騎士になれるのは十六歳からなので、十五で塔を出て、一年で外の世界に慣れ、正式に叙任を受けるのです」
視線を上げ、レオンハルトを見る。彼はただ真っ直ぐ、静かにルシアナを見つめていた。ルシアナはスカートを握り込みながら、喉を上下させると口を開く。
「……わたくしは、慣例とは異なり、生まれてすぐではなく三歳のときに塔に入りました。ですから、わたくしが塔を出たのは十八の誕生日。シュネーヴェ王国から親書が届く一週間ほど前に、塔から出てきたのです」
静かに話を聞いていたレオンハルトは、少しして、はっとしたようにわずかに眉間に皺を寄せた。
「……この婚姻が決まったから、デビュタントボールを開けなかったのですね」
ルシアナは軽く首を横に振り、穏やかに微笑む。
「この婚姻は、わたくしが受けると決めて正式に決定したものです。ですから、デビュタントボールを開けなかったことに後悔はありません。どうかお気になさらないでください。そもそも、わたくしの塔入りが遅れなければ、そのようなことにはなりませんでしたから」
「……遅れた理由を、お聞きしても?」
おずおずと尋ねるレオンハルトに、眉尻を下げると言葉を続けた。
「わたくしは、とても小さな体で生まれてきたそうです。このまま生きられるかわからない。そう言われたと」
レオンハルトの目が小さく見開かれる。
「生まれてから、呼吸が止まりかけたことが何度かあるそうで……それもあって、お医者様から大丈夫だと判断されるまで、塔に入ることができなかったのです。塔に入ってからも、お姉様方が同い年の頃にできたことが、わたくしにはできませんでした。いくら体を動かし、食事をしても体は大きくならず、それどころか、頻繁に熱を出してはよく寝込んでいました」
ルシアナの視線が自然と下がる。レオンハルトの顔が直視できず、いつも伸ばしていた背筋が丸まり、スカート越しに爪が手に食い込んだ。
「……わたくしは、お姉様方ほど優れた体格でもなければ、才のある騎士でもありません。建国式典に出席されたお二方のような……いえ、フィリアお姉様が来ると、そう思われていたことはわかっています。フィリアお姉様でなくても、お姉様のように、背が高く、凛としていて、トゥルエノの王族らしいそのような者が来ると」
ルシアナが使うには少し大きな家具が用意された、落ち着いた雰囲気の部屋。ルシアナが整えたこのサロンとはまるで違う、大人びた空間。レオンハルトの隣に立つに相応しい人物を想像して作られた場所。
(お姉様方がこの縁談を受けることは絶対になかったわ。だからわたくしに尋ねられたのだもの。……けれど、あのときわたくしが受けると決めなければ)
そうすれば、レオンハルトはもっと違う、彼に相応しい人と一緒になれたのではないか。レオンハルトと共に過ごすなかで、そう思ったことが、ないわけではなかった。
(……がっかり、されたかしら)
自然と口元に力が入る。顔を上げられずにいると、レオンハルトが動く気配がした。視界の端にレオンハルトの靴が映り、目の前で彼が片膝をつく。
「ルシアナ様」
名前を呼ばれ、そっと顔を上げれば、レオンハルトは力強い瞳でルシアナを見つめていた。
(美味しい……)
ラベンダーの爽やかな香りが鼻に抜けていき、ルシアナの口元は自然と緩む。
レオンハルトも一口飲むと、カップをソーサーに戻した。視線を斜め下に下げながら、腰元で手を組んで動かず、ただ瞬きだけをしている。
「お伝えするのが遅くなりましたが、まずは北部での魔物討伐、お疲れまでした」
「いえ。それが私の仕事ですので。……そのせいで、今日までルシアナ様と話すお時間が取れず、大変申し訳ございませんでした」
深く腰を折ったレオンハルトに、ルシアナも持っていたカップを戻すと、両手を振った。
「頭をお上げください! 時間がなかったのは、わたくしが多くのパーティーに顔を出していたせいですから。レオンハルト様にもたくさんお付き合いいただいて、本当にありがとうございました」
「……いえ。当然のことです」
頭を上げ、真っ直ぐにルシアナを見つめながらそう言うレオンハルトに、ルシアナは微笑を返す。
(最初のパーティーであのようなことがあったから、盾になってくださったのよね。政略結婚だけれど、わたくしたちの仲は悪くないと示し、後ろ盾になってくださったのだわ)
カルラが社交界に顔を出さない理由を知っている人々は、当然ながらルシアナに気を遣う。しかしそれは、ルシアナがまだ“トゥルエノ王国の王女”だからだ。
(王女でなくなったわたくしは、格別気を遣わなければいけない存在ではない。けれど、レオンハルト様との仲が良好であれば、シュネーヴェに帰化したとしても下手に手出しはできない。それを暗に示してくださったのだわ)
常に傍で気遣ってくれていたレオンハルトを思い出し、ルシアナはつい笑みを漏らす。不思議そうにわずかに首を傾げたレオンハルトに、ルシアナは「いえ」と首を横に振った。
ルシアナはもう一度ハーブティーを飲むと、カップを置いて背筋を伸ばす。
「わたくしのことは、どれほどお調べになられたのですか?」
一瞬視線を逸らしたレオンハルトは、そのシアンの瞳を再びルシアナに向けた。
「トゥルエノ王国現国王ベアトリス・セシリー・アストン・トゥルエノ女王陛下の第五子、ルシアナ・ベリト・トゥルエノ第五王女殿下。二の月の六日のお生まれで、十八歳のお誕生日に騎士の叙任をお受けになった精霊剣の使い手。他の王女殿下方は十五歳で人前に姿をお出しになられたが、第五王女殿下は唯一、十八歳までその姿を見せえることがなかった。……というのが、事前に得た情報です」
「基本的なことですわね」
ルシアナはにこりと笑顔を返す。
「では、トゥルエノの王族が何故十五までその姿を見せないのかは?」
「……公式には発表されていませんが、トゥルエノ王国内では、王族は例外なく“塔”に入る、というのが共通認識だと」
「その通りですわ」
しっかりと首肯すると、ルシアナは窓の外にある高い月を見つめる。
「トゥルエノの王族は、生まれて間もなく、宮殿の近くにある塔に入ります。塔には、遥か昔火の精霊王がもたらしてくださった、永劫に消えぬ火があるのです」
はっと息を吞む音が聞こえる。ルシアナは横目でレオンハルトを見ると、目尻を下げた。
「塔を中心としたあの敷地一帯は火の精霊王の強力な結界に守られ、絶対的な不可侵領域となっておりますので、このことは国王陛下や王太子殿下にご報告いただいても構いませんよ。さすがに中の構造は機密ですので、レオンハルト様にもお教えできませんが」
眉尻を下げれば、レオンハルトは「いえ」と少々強く声を発した。
「命令とあれば報告せざるを得ませんが、そうでない限り、誰であってもこのことは口外いたしません。私を信用しお教えくださった王女殿下のために」
「あなたの誠意に感謝いたします。シルバキエ公爵閣下」
レオンハルトは、さっと頭を下げる。
(レオンハルト様の前で王女然とするのは、少し変な感じね)
ルシアナは、ふっと口元を緩めると、再び月を見上げた。
「トゥルエノの王族がみな一様に火の精霊の加護を受けているのは、あの塔に火の精霊王の聖火があるからです。あの塔で十五年。精霊と契約するために祈りを捧げ、剣の腕を磨いているのです。一国の王女ですから、歴史やマナーなども学びますが、最も大事なのは、剣や弓などの武術の鍛錬でした」
塔の前に用意された、高い塀に囲まれた練武場。天気などは関係なく、毎日決められた内容をこなさなければならず、終わらなければ眠ることも許されなかった。
(食事は体を作る基本だからと食べさせられたわね。鍛錬で食欲がなくても、食べ終わるまで席を立つことは許されなかったわ。もちろん病気のときはその限りではないけれど)
ルシアナは、視線を落とし、自身の手を見つめる。剣を握るには小さく細い手。まめが潰れて少し皮膚が硬い、自慢の手。
「……塔にいる期間は十五年だと決まっています。レオンハルト様もご承知かとは存じますが、騎士になれるのは十六歳からなので、十五で塔を出て、一年で外の世界に慣れ、正式に叙任を受けるのです」
視線を上げ、レオンハルトを見る。彼はただ真っ直ぐ、静かにルシアナを見つめていた。ルシアナはスカートを握り込みながら、喉を上下させると口を開く。
「……わたくしは、慣例とは異なり、生まれてすぐではなく三歳のときに塔に入りました。ですから、わたくしが塔を出たのは十八の誕生日。シュネーヴェ王国から親書が届く一週間ほど前に、塔から出てきたのです」
静かに話を聞いていたレオンハルトは、少しして、はっとしたようにわずかに眉間に皺を寄せた。
「……この婚姻が決まったから、デビュタントボールを開けなかったのですね」
ルシアナは軽く首を横に振り、穏やかに微笑む。
「この婚姻は、わたくしが受けると決めて正式に決定したものです。ですから、デビュタントボールを開けなかったことに後悔はありません。どうかお気になさらないでください。そもそも、わたくしの塔入りが遅れなければ、そのようなことにはなりませんでしたから」
「……遅れた理由を、お聞きしても?」
おずおずと尋ねるレオンハルトに、眉尻を下げると言葉を続けた。
「わたくしは、とても小さな体で生まれてきたそうです。このまま生きられるかわからない。そう言われたと」
レオンハルトの目が小さく見開かれる。
「生まれてから、呼吸が止まりかけたことが何度かあるそうで……それもあって、お医者様から大丈夫だと判断されるまで、塔に入ることができなかったのです。塔に入ってからも、お姉様方が同い年の頃にできたことが、わたくしにはできませんでした。いくら体を動かし、食事をしても体は大きくならず、それどころか、頻繁に熱を出してはよく寝込んでいました」
ルシアナの視線が自然と下がる。レオンハルトの顔が直視できず、いつも伸ばしていた背筋が丸まり、スカート越しに爪が手に食い込んだ。
「……わたくしは、お姉様方ほど優れた体格でもなければ、才のある騎士でもありません。建国式典に出席されたお二方のような……いえ、フィリアお姉様が来ると、そう思われていたことはわかっています。フィリアお姉様でなくても、お姉様のように、背が高く、凛としていて、トゥルエノの王族らしいそのような者が来ると」
ルシアナが使うには少し大きな家具が用意された、落ち着いた雰囲気の部屋。ルシアナが整えたこのサロンとはまるで違う、大人びた空間。レオンハルトの隣に立つに相応しい人物を想像して作られた場所。
(お姉様方がこの縁談を受けることは絶対になかったわ。だからわたくしに尋ねられたのだもの。……けれど、あのときわたくしが受けると決めなければ)
そうすれば、レオンハルトはもっと違う、彼に相応しい人と一緒になれたのではないか。レオンハルトと共に過ごすなかで、そう思ったことが、ないわけではなかった。
(……がっかり、されたかしら)
自然と口元に力が入る。顔を上げられずにいると、レオンハルトが動く気配がした。視界の端にレオンハルトの靴が映り、目の前で彼が片膝をつく。
「ルシアナ様」
名前を呼ばれ、そっと顔を上げれば、レオンハルトは力強い瞳でルシアナを見つめていた。
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