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第八章
事件の顛末(三)
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ルシアナの頭に口付けながら、呟くようにレオンハルトが続ける。
「罪を犯した魔法術師の処遇は、魔法術師協会に一任することが規則として決まっている。だから、あの男……いや、あの女は昨夜のうちにブルタ連合共和国にある魔法術師協会に引き渡した。できることならこの手で――」
そこで言葉を止めると、レオンハルトは深く息を吸い込む。腰に回していた手を肩へと移動させ、指先でルシアナの髪を梳いた。
「……ジャネット・ダンヴィルは、二つの禁忌魔法に手を出した。だから、弁解の余地なく極刑が決まったそうだ」
「そうなのですね……」
魔法術師協会の定める極刑というのは、協会の建物にかかった大がかりな魔法を稼働させる原動力として、生涯そのマナを搾取し続けるというものだ。生命を維持できるギリギリのマナだけを残し、延々とマナを引き出され続ける。
(魔法術師にとっては命を失うより屈辱的なことだと教わったわ)
ジャネット・ダンヴィルがやったことを考えれば、当然の処置だろう。
ルシアナは小さく息をつくと、レオンハルトを見上げる。
「先ほど、二つの禁忌魔法、とおっしゃいましたが、やはり身代わりの魔法を?」
レオンハルトに「犯人は“キャサリン・アンデ”だ」と言われたときから、身代わり魔法が使われた可能性については考えていた。
身代わり魔法は禁忌魔法の一つで、文字通り、自分の姿を他人の姿へと変える魔法だ。
容姿や性別だけでなく、世界に同じものは一つとしてないマナも相手のものへと変えることができるため、通常身代わりが行われても気が付くことができない。
もし身代わりに気付くことがあれば、それは死体が見つかったときだけだろう。身代わり魔法は、身代わりになりたい相手を殺さなければいけないため、禁忌とされているのだ。
レオンハルトも先ほど「あの男」と言ってから「あの女」と言い直したが、ルシアナが会場で見たジャネット・ダンヴィルの姿も、間違いなく“男”だった。
ルシアナの問いに、レオンハルトはゆっくりと首肯した。
「ああ。……一角雷獣の件があって、警戒していたはずなのに……奴の侵入を許してしまった。……貴女に怪我を負わせてしまったことは俺の失態だ。本当に――」
「レオンハルト様のせいではありませんわ!」
煩悶するように顔を歪めたレオンハルトを宥めるように、ルシアナは両手で彼の頬を包む。
「身代わり魔法は気付かないことが常です。禁忌は手を出してはいけないもの、手を出すこと自体難しいものです。そんな禁忌が犯されている可能性を常時考えていては、心がすり減ってしまいますわ。それに、わたくしの怪我はわたくしの責任です。レオンハルト様だって、そうお考えになるでしょう?」
これは騎士としての、武器を持って戦う者としての問いだ。
レオンハルトは、ぐっと眉を寄せると、頬に添えられた手を取り、手のひらに口付ける。
「貴女を……侮っているわけではないし、貴女の能力を疑っているわけでもない。ただ……」
問いに答えることなく言い淀んだレオンハルトは、ただルシアナの手のひらに唇を寄せる。元王女にしては少ししっかりとした、しかし、騎士にしては柔らかな、手のひらに。
ルシアナは、まるで葛藤しているかのようなレオンハルトの姿に、ふっと表情を緩めると、レオンハルトに身を寄せる。
「わかっておりますわ。わたくしも、レオンハルト様を案じていますもの」
彼の騎士としての腕を疑ったことはない。
自分がそうであるように、剣を振るっている以上、怪我も覚悟のうえだということは理解している。
しかし、どうしても安全な場所にいてほしいと願ってしまう。怪我をするような状況に身を置いてほしくないと思ってしまう。
レオンハルトを、心から愛しているから。
(一角雷獣の件を聞いてレオンハルト様の身を案じたときは、まだ確信が持てていなかったけれど、今ならわかるわ。愛しているから、必要ないとわかっていも心配してしまう。どうしようもなく、心がかき乱されてしまうの)
もし同じ状況で立場が逆だったら、彼と同じように、怪我は自分のせいだと言っただろう。
これは信じていないとか、侮っているとかの話ではなく、ただ自分にとって相手が一等特別な存在というだけの話なのだ。
「愛していますわ、レオンハルト様。だからわたくしも、レオンハルト様の身を案じてしまいます。レオンハルト様がわたくしを心配してくださるのも、同じ理由だと思ってよいのでしょう?」
問いの答えは、口付けで返される。
先ほど引き起こされた体は、再びソファに沈められた。
レオンハルトの舌が歯列をなぞり、口蓋を舐め、ルシアナの舌を根元から絡めとる。
「ぁ、っふ……」
隙間なく口を塞がれ、唾液を分け合い、粘膜を擦り付けるように舐められると、わずかな疼きが体の下のほうに溜まっていくようだった。
特別なキスは、レオンハルトの舌使い一つで、官能を呼び起こすものになったり、ただ心地よく安堵感だけを抱くものになったりする。それにたどたどしく応えることしかできないのが申し訳なくて、ルシアナはレオンハルトの首に腕を回し、とにかく彼を受け入れることだけに集中する。
「んぅ……っ」
嚥下しきれなかった唾液が口の端からこぼれると、レオンハルトは顔を離し、ルシアナの口元を伝う唾液を拭う。
どこか熱っぽい視線を向けるレオンハルトをぼんやりと見つめながら、ルシアナはレオンハルトの髪を梳くように後頭部を撫でた。
「上手にできなくてごめんなさい」
「俺も不慣れだから、そんな風に気にする必要も、謝る必要もない」
レオンハルトからの軽やかな口付けを受けながら、ルシアナははたと目を見開く。
「……不慣れ、なのですか?」
「……誤解されたくないから言うが、俺がこうして女性に触れるのは貴女が初めてだ。キスも、当然ながらその先も」
えっ、と声を上げそうになったルシアナは、はっとしたようにレオンハルトを窺った。
「で、では男性との経験が――」
「ない。どちらもない。誤解を生むような言い回しをした。こうした触れ合いは貴女が初めてだし、生涯貴女だけだ。キスも、その先も」
少々早口に否定したレオンハルトは、深く息を吐くと、きつくルシアナを抱き締めた。
「……俺が戦場にいたから、男と経験があると思ったのか?」
「え、ええと、はい……。その、女性を呼べるような場所なら女性と、それが無理な場所なら年若い騎士などの男性と……というのが、わりと一般的だと教わって……」
戦場では戦闘後の昂ぶりを発散するため、近くの街から娼婦を呼んだり、それが難しい場合は騎士になりたての少年などがあてがわれたりすることもある、と教えられた。
レオンハルトは長いこと戦場の最前線にいたし、地位も名誉もある。そんな男性に経験がないほうが珍しい。だから婚約後潔白であるのなら、過去どんな経験をして、誰と関係があったとしても、それを追求してはいけないと、母や姉に口酸っぱく言われていた。
「……それを知っているのに、閨事は作業のようなものだと思ってたのか?」
「閨事は一種の義務ですが、欲求の解消は……そうではありませんから」
おずおずと答えたルシアナに、レオンハルトは「なるほど」と小さく呟く。
「貴女の中で、閨事と欲求の解消は切り分けられているんだな」
レオンハルトはもう一度息を吐くと体を離し、ルシアナを見下ろした。
(え……)
その視線に、ぎくりと体が強張る。いつも涼しげだったシアンの瞳が、どろりとした熱と甘さを孕んでいたのだ。
視線から熱が伝わってくるかのように、じわじわと体が熱を持っていくのを感じながら、ルシアナは小さく喉を鳴らした。
「罪を犯した魔法術師の処遇は、魔法術師協会に一任することが規則として決まっている。だから、あの男……いや、あの女は昨夜のうちにブルタ連合共和国にある魔法術師協会に引き渡した。できることならこの手で――」
そこで言葉を止めると、レオンハルトは深く息を吸い込む。腰に回していた手を肩へと移動させ、指先でルシアナの髪を梳いた。
「……ジャネット・ダンヴィルは、二つの禁忌魔法に手を出した。だから、弁解の余地なく極刑が決まったそうだ」
「そうなのですね……」
魔法術師協会の定める極刑というのは、協会の建物にかかった大がかりな魔法を稼働させる原動力として、生涯そのマナを搾取し続けるというものだ。生命を維持できるギリギリのマナだけを残し、延々とマナを引き出され続ける。
(魔法術師にとっては命を失うより屈辱的なことだと教わったわ)
ジャネット・ダンヴィルがやったことを考えれば、当然の処置だろう。
ルシアナは小さく息をつくと、レオンハルトを見上げる。
「先ほど、二つの禁忌魔法、とおっしゃいましたが、やはり身代わりの魔法を?」
レオンハルトに「犯人は“キャサリン・アンデ”だ」と言われたときから、身代わり魔法が使われた可能性については考えていた。
身代わり魔法は禁忌魔法の一つで、文字通り、自分の姿を他人の姿へと変える魔法だ。
容姿や性別だけでなく、世界に同じものは一つとしてないマナも相手のものへと変えることができるため、通常身代わりが行われても気が付くことができない。
もし身代わりに気付くことがあれば、それは死体が見つかったときだけだろう。身代わり魔法は、身代わりになりたい相手を殺さなければいけないため、禁忌とされているのだ。
レオンハルトも先ほど「あの男」と言ってから「あの女」と言い直したが、ルシアナが会場で見たジャネット・ダンヴィルの姿も、間違いなく“男”だった。
ルシアナの問いに、レオンハルトはゆっくりと首肯した。
「ああ。……一角雷獣の件があって、警戒していたはずなのに……奴の侵入を許してしまった。……貴女に怪我を負わせてしまったことは俺の失態だ。本当に――」
「レオンハルト様のせいではありませんわ!」
煩悶するように顔を歪めたレオンハルトを宥めるように、ルシアナは両手で彼の頬を包む。
「身代わり魔法は気付かないことが常です。禁忌は手を出してはいけないもの、手を出すこと自体難しいものです。そんな禁忌が犯されている可能性を常時考えていては、心がすり減ってしまいますわ。それに、わたくしの怪我はわたくしの責任です。レオンハルト様だって、そうお考えになるでしょう?」
これは騎士としての、武器を持って戦う者としての問いだ。
レオンハルトは、ぐっと眉を寄せると、頬に添えられた手を取り、手のひらに口付ける。
「貴女を……侮っているわけではないし、貴女の能力を疑っているわけでもない。ただ……」
問いに答えることなく言い淀んだレオンハルトは、ただルシアナの手のひらに唇を寄せる。元王女にしては少ししっかりとした、しかし、騎士にしては柔らかな、手のひらに。
ルシアナは、まるで葛藤しているかのようなレオンハルトの姿に、ふっと表情を緩めると、レオンハルトに身を寄せる。
「わかっておりますわ。わたくしも、レオンハルト様を案じていますもの」
彼の騎士としての腕を疑ったことはない。
自分がそうであるように、剣を振るっている以上、怪我も覚悟のうえだということは理解している。
しかし、どうしても安全な場所にいてほしいと願ってしまう。怪我をするような状況に身を置いてほしくないと思ってしまう。
レオンハルトを、心から愛しているから。
(一角雷獣の件を聞いてレオンハルト様の身を案じたときは、まだ確信が持てていなかったけれど、今ならわかるわ。愛しているから、必要ないとわかっていも心配してしまう。どうしようもなく、心がかき乱されてしまうの)
もし同じ状況で立場が逆だったら、彼と同じように、怪我は自分のせいだと言っただろう。
これは信じていないとか、侮っているとかの話ではなく、ただ自分にとって相手が一等特別な存在というだけの話なのだ。
「愛していますわ、レオンハルト様。だからわたくしも、レオンハルト様の身を案じてしまいます。レオンハルト様がわたくしを心配してくださるのも、同じ理由だと思ってよいのでしょう?」
問いの答えは、口付けで返される。
先ほど引き起こされた体は、再びソファに沈められた。
レオンハルトの舌が歯列をなぞり、口蓋を舐め、ルシアナの舌を根元から絡めとる。
「ぁ、っふ……」
隙間なく口を塞がれ、唾液を分け合い、粘膜を擦り付けるように舐められると、わずかな疼きが体の下のほうに溜まっていくようだった。
特別なキスは、レオンハルトの舌使い一つで、官能を呼び起こすものになったり、ただ心地よく安堵感だけを抱くものになったりする。それにたどたどしく応えることしかできないのが申し訳なくて、ルシアナはレオンハルトの首に腕を回し、とにかく彼を受け入れることだけに集中する。
「んぅ……っ」
嚥下しきれなかった唾液が口の端からこぼれると、レオンハルトは顔を離し、ルシアナの口元を伝う唾液を拭う。
どこか熱っぽい視線を向けるレオンハルトをぼんやりと見つめながら、ルシアナはレオンハルトの髪を梳くように後頭部を撫でた。
「上手にできなくてごめんなさい」
「俺も不慣れだから、そんな風に気にする必要も、謝る必要もない」
レオンハルトからの軽やかな口付けを受けながら、ルシアナははたと目を見開く。
「……不慣れ、なのですか?」
「……誤解されたくないから言うが、俺がこうして女性に触れるのは貴女が初めてだ。キスも、当然ながらその先も」
えっ、と声を上げそうになったルシアナは、はっとしたようにレオンハルトを窺った。
「で、では男性との経験が――」
「ない。どちらもない。誤解を生むような言い回しをした。こうした触れ合いは貴女が初めてだし、生涯貴女だけだ。キスも、その先も」
少々早口に否定したレオンハルトは、深く息を吐くと、きつくルシアナを抱き締めた。
「……俺が戦場にいたから、男と経験があると思ったのか?」
「え、ええと、はい……。その、女性を呼べるような場所なら女性と、それが無理な場所なら年若い騎士などの男性と……というのが、わりと一般的だと教わって……」
戦場では戦闘後の昂ぶりを発散するため、近くの街から娼婦を呼んだり、それが難しい場合は騎士になりたての少年などがあてがわれたりすることもある、と教えられた。
レオンハルトは長いこと戦場の最前線にいたし、地位も名誉もある。そんな男性に経験がないほうが珍しい。だから婚約後潔白であるのなら、過去どんな経験をして、誰と関係があったとしても、それを追求してはいけないと、母や姉に口酸っぱく言われていた。
「……それを知っているのに、閨事は作業のようなものだと思ってたのか?」
「閨事は一種の義務ですが、欲求の解消は……そうではありませんから」
おずおずと答えたルシアナに、レオンハルトは「なるほど」と小さく呟く。
「貴女の中で、閨事と欲求の解消は切り分けられているんだな」
レオンハルトはもう一度息を吐くと体を離し、ルシアナを見下ろした。
(え……)
その視線に、ぎくりと体が強張る。いつも涼しげだったシアンの瞳が、どろりとした熱と甘さを孕んでいたのだ。
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