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第二部 - 第一章
義両親の来訪(二)
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「将来的に子どもたちの意向も確認しますが、いずれ産まれてくる我が子に私の生まれ育った家を継いでほしいと思っています。そのためにも子どものころから相応しい教育を――」
「ちょ、ちょっと待って、レオンハルト」
ユーディットの制止に、レオンハルトはすぐに口を閉じる。その様子が、こんなことを思ってはいけないと思いつつ、よく訓練された犬のようだと思ってしまった。
(だめよ、今は大事な話をしているのだから)
緩みそうになる口元を引き締めつつ、不愛想にならない範囲で柔らかな笑みを浮かべる。
ユーディットは一度ローズピップティーに口を付けると、そっと息を吐き出しルシアナたちを見る。
「二人の気持ちは嬉しいわ。私も、叶うことなら自分の息子や孫に我が家を継いでほしいと思っていたもの。でも、それだとシルバキエ公爵家はどうするの? この土地は、貴方がこれまで頑張ってきた証じゃない」
「私はただ為すべきことを為したまでです」
あまりにも生真面目なその返答に、ルシアナはわずかに頬を膨らませると、レオンハルトの頬をつついた。
「レオンハルト様。お義母様はそのようなことをおっしゃっているのではありませんわ。こういうときは、ご心配くださったことにお礼を申し上げればよいのです」
「え、ああ……ご心配いただきありがとうございます」
ルシアナの言葉通りの文言を口にし、頭を下げたレオンハルトに、ユーディットが小さく吹き出し、笑いを堪えるように口元を抑えた。義父のディートリヒも口元に手を当てており、その口角はわずかに上がっている。
「んっ、ふふ……ごめんなさい、笑うつもりはなかったのよ。ただレオンハルトがあまりにもよく躾けられた犬みたいで……」
ユーディットもそう思ったのか、と思うと同時に、今の自分の行動はよくなかったかもしれないと思い直す。
レオンハルトと義両親のコミュニケーションをもっと円滑にしようとあのような言動をしたが、レオンハルトの威厳が半減してしまったかもしれない。他の人の前だったら絶対にこのような行動は取らないが、義両親――家族の前だからと少々気を緩めすぎた。
レオンハルトの名誉回復のためにも何か言わなければ、と口を開いたルシアナだが、それより早くレオンハルトが言葉を発した。
「ありがとうございます、光栄です」
「レオンハルト様……!?」
その反応は合っているのだろうか、と驚き彼を見上げれば、レオンハルトは他の人に向けるのとはまるで違う、蕩けるような眼差しでルシアナを見る。
「貴女に躾けられるなどこれほど嬉しいことはない。俺が貴女に忠実であることが他者の目から見てわかるというのは、喜ばしいことだ」
そうなのか、と一瞬納得しかけたルシアナだが、すぐに首を横に振り、「いいえ」と声を上げる。
「周りの方々にそのように思われてはレオンハルト様の威厳が――」
「そんなもの貴女の前では不要なものだ。貴女の隣に立つ俺は、貴女に忠実な存在でありたい」
熱いシアンの瞳に射貫かれ、じわりと体温が上がる。
今この場にレオンハルトと二人きりだったら、間違いなく口付けを交わしていたことだろう。
このままでは流されてしまう、と思ったルシアナは、レオンハルトから顔を逸らすと、居住まいを正して義両親を見た。ルシアナたちを見る二人の眼差しはどこか嬉しそうだ。
(お義父様とお義母様の前で……恥ずかしいわ)
ルシアナは場の空気を変えるように一つ咳払いすると、「話を戻しますが」と続ける。
「ご心配いただきましたが、我が家のことも問題ございません。わたくしの家系は多産で、わたくし自身子どもは五人ほどほしいと思っております。もし望んでいただけるのであれば、ヴァルヘルター公爵家の後継者の座を我が子のいずれかに与えていただきたく存じます」
「そうか、確かにトゥルエノは……」
ぽつりと呟かれたディートリヒの言葉に、ユーディットも小さく頷く。
「ルシアナさんも五人姉妹だったわね」
「はい。トゥルエノの血を引く者は五人から七人ほど子を産むのが一般的です。双子や三つ子が生まれる確率も高くて」
「第三王女殿下と第四王女殿下も双子でいらっしゃったな」
ディートリヒの言葉に、ルシアナは「はい」と頷く。
「諸事情あってわたくしはお会いしたことがないのですが、従兄姉にも双子や三つ子が多いそうです。母が八人姉妹だったこともあり、従兄姉だけで四十人近くおりますわ」
あっけらかんと言ってのけたルシアナに、ユーディットだけでなく、ディートリヒも驚いたように目を見開いた。その表情は、以前トゥルエノの多産の話を聞いたレオンハルトととてもよく似ており、ルシアナは思わず笑みを漏らす。
「もちろん、実際経験してみないことにはわかりません。出産というのはとても大変なことですから。ですが、わたくしがそうだったように、子どもたちにも兄弟と共に過ごす喜びというものを感じさせてあげたいのです」
覚悟を示すように胸を張って笑めば、ユーディットは目を瞬かせたあと表情を緩めた。
「大変な思いをするのはルシアナさんだもの。そのルシアナさんが了承しているなら、是非二人の子を我が家の後継者にしたいわ」
ユーディットの言葉にディートリヒも頷く。
ヴァルヘルター公爵家は、もともとユーディットの生家だ。当主はディートリヒだが、家のことに関してはユーディットに決定権があるのかもしれない。
そんなことを考えてると、ユーディットがいたずらっぽく口角を上げた。
「うちの人もよく躾けられているのよ」
「お望みなら尻尾でも振るか?」
「あら」
なんてことない表情でティーカップに口を付けるディートリヒに、ユーディットはくすくすと笑みを漏らす。
その仲睦まじい様子にルシアナの心はほわりと温かくなる。
(初めてお会いしたときからお義父様もお義母様もとても優しく接してくださっていたけれど……それでも厳かな雰囲気に包まれていて、このようなお姿は見られなかったからなんだか嬉しいわ。気安い様子を見せられるような関係になれたようで)
そう思いつつ隣を窺えば、レオンハルトもどこかぼんやりと二人を見つめていた。
(そういえば……レオンハルト様は十六歳のときに戦争に参加されて、それから六年戦場に、その後は爵位を授与されずっとシュネーヴェの王都でお過ごしだったから、十年ほどご両親とは別に暮らしていらっしゃったのよね)
戦争に参加する以前は剣の鍛錬ばかりしていたと言うし、もしかしたらこういった両親の姿を見た経験が少ないのかもしれない。そう思うと、レオンハルトが彼の両親に対して一線を引いた姿勢を崩さないのも仕方ないのかもしれないという気持ちになる。
(烏滸がましいけれど……わたくしが潤滑油になれたら嬉しいわ)
義両親がレオンハルトのことを気に掛けているのは言動の端々から感じられる。こうして泊まりに来たのも、少しでもレオンハルトと過ごしたいという想いがあったのではないだろうか。
彼らがプレゼントとして食材をたくさん持って来たのも、レオンハルトのためだろう。
レオンハルトの乳母であり、家政婦長であるバルバラが言っていた言葉が思い出される。
『旦那様のお誕生日は毎年盛大にお祝いしていらっしゃいました。野菜や肉、魚などの料理はもちろん、果物やデザートなども様々な種類をご用意して……旦那様は好き嫌いのない方ですから、毎年料理の種類だけ増えていって。ルドルティ以外の国からも食材を買い付けていたくらいです』
義両親からのレオンハルトに対する愛情を感じられ、ルシアナは微笑みながら繋ぐ手を揺らす。それにはっとしたようにこちらを見たレオンハルトは、どこか戸惑っているようにも見えた。
(レオンハルト様とお二方がもっと交流できる機会をお作りしたいわ)
そんな思いを込めて宥めるように繋いだ手の甲を撫でれば、レオンハルトの顔が徐々に綻んでいく。
それにルシアナも微笑を返せば、「よかった」という心底安堵したような呟きが向かい側から聞こえた。
「ちょ、ちょっと待って、レオンハルト」
ユーディットの制止に、レオンハルトはすぐに口を閉じる。その様子が、こんなことを思ってはいけないと思いつつ、よく訓練された犬のようだと思ってしまった。
(だめよ、今は大事な話をしているのだから)
緩みそうになる口元を引き締めつつ、不愛想にならない範囲で柔らかな笑みを浮かべる。
ユーディットは一度ローズピップティーに口を付けると、そっと息を吐き出しルシアナたちを見る。
「二人の気持ちは嬉しいわ。私も、叶うことなら自分の息子や孫に我が家を継いでほしいと思っていたもの。でも、それだとシルバキエ公爵家はどうするの? この土地は、貴方がこれまで頑張ってきた証じゃない」
「私はただ為すべきことを為したまでです」
あまりにも生真面目なその返答に、ルシアナはわずかに頬を膨らませると、レオンハルトの頬をつついた。
「レオンハルト様。お義母様はそのようなことをおっしゃっているのではありませんわ。こういうときは、ご心配くださったことにお礼を申し上げればよいのです」
「え、ああ……ご心配いただきありがとうございます」
ルシアナの言葉通りの文言を口にし、頭を下げたレオンハルトに、ユーディットが小さく吹き出し、笑いを堪えるように口元を抑えた。義父のディートリヒも口元に手を当てており、その口角はわずかに上がっている。
「んっ、ふふ……ごめんなさい、笑うつもりはなかったのよ。ただレオンハルトがあまりにもよく躾けられた犬みたいで……」
ユーディットもそう思ったのか、と思うと同時に、今の自分の行動はよくなかったかもしれないと思い直す。
レオンハルトと義両親のコミュニケーションをもっと円滑にしようとあのような言動をしたが、レオンハルトの威厳が半減してしまったかもしれない。他の人の前だったら絶対にこのような行動は取らないが、義両親――家族の前だからと少々気を緩めすぎた。
レオンハルトの名誉回復のためにも何か言わなければ、と口を開いたルシアナだが、それより早くレオンハルトが言葉を発した。
「ありがとうございます、光栄です」
「レオンハルト様……!?」
その反応は合っているのだろうか、と驚き彼を見上げれば、レオンハルトは他の人に向けるのとはまるで違う、蕩けるような眼差しでルシアナを見る。
「貴女に躾けられるなどこれほど嬉しいことはない。俺が貴女に忠実であることが他者の目から見てわかるというのは、喜ばしいことだ」
そうなのか、と一瞬納得しかけたルシアナだが、すぐに首を横に振り、「いいえ」と声を上げる。
「周りの方々にそのように思われてはレオンハルト様の威厳が――」
「そんなもの貴女の前では不要なものだ。貴女の隣に立つ俺は、貴女に忠実な存在でありたい」
熱いシアンの瞳に射貫かれ、じわりと体温が上がる。
今この場にレオンハルトと二人きりだったら、間違いなく口付けを交わしていたことだろう。
このままでは流されてしまう、と思ったルシアナは、レオンハルトから顔を逸らすと、居住まいを正して義両親を見た。ルシアナたちを見る二人の眼差しはどこか嬉しそうだ。
(お義父様とお義母様の前で……恥ずかしいわ)
ルシアナは場の空気を変えるように一つ咳払いすると、「話を戻しますが」と続ける。
「ご心配いただきましたが、我が家のことも問題ございません。わたくしの家系は多産で、わたくし自身子どもは五人ほどほしいと思っております。もし望んでいただけるのであれば、ヴァルヘルター公爵家の後継者の座を我が子のいずれかに与えていただきたく存じます」
「そうか、確かにトゥルエノは……」
ぽつりと呟かれたディートリヒの言葉に、ユーディットも小さく頷く。
「ルシアナさんも五人姉妹だったわね」
「はい。トゥルエノの血を引く者は五人から七人ほど子を産むのが一般的です。双子や三つ子が生まれる確率も高くて」
「第三王女殿下と第四王女殿下も双子でいらっしゃったな」
ディートリヒの言葉に、ルシアナは「はい」と頷く。
「諸事情あってわたくしはお会いしたことがないのですが、従兄姉にも双子や三つ子が多いそうです。母が八人姉妹だったこともあり、従兄姉だけで四十人近くおりますわ」
あっけらかんと言ってのけたルシアナに、ユーディットだけでなく、ディートリヒも驚いたように目を見開いた。その表情は、以前トゥルエノの多産の話を聞いたレオンハルトととてもよく似ており、ルシアナは思わず笑みを漏らす。
「もちろん、実際経験してみないことにはわかりません。出産というのはとても大変なことですから。ですが、わたくしがそうだったように、子どもたちにも兄弟と共に過ごす喜びというものを感じさせてあげたいのです」
覚悟を示すように胸を張って笑めば、ユーディットは目を瞬かせたあと表情を緩めた。
「大変な思いをするのはルシアナさんだもの。そのルシアナさんが了承しているなら、是非二人の子を我が家の後継者にしたいわ」
ユーディットの言葉にディートリヒも頷く。
ヴァルヘルター公爵家は、もともとユーディットの生家だ。当主はディートリヒだが、家のことに関してはユーディットに決定権があるのかもしれない。
そんなことを考えてると、ユーディットがいたずらっぽく口角を上げた。
「うちの人もよく躾けられているのよ」
「お望みなら尻尾でも振るか?」
「あら」
なんてことない表情でティーカップに口を付けるディートリヒに、ユーディットはくすくすと笑みを漏らす。
その仲睦まじい様子にルシアナの心はほわりと温かくなる。
(初めてお会いしたときからお義父様もお義母様もとても優しく接してくださっていたけれど……それでも厳かな雰囲気に包まれていて、このようなお姿は見られなかったからなんだか嬉しいわ。気安い様子を見せられるような関係になれたようで)
そう思いつつ隣を窺えば、レオンハルトもどこかぼんやりと二人を見つめていた。
(そういえば……レオンハルト様は十六歳のときに戦争に参加されて、それから六年戦場に、その後は爵位を授与されずっとシュネーヴェの王都でお過ごしだったから、十年ほどご両親とは別に暮らしていらっしゃったのよね)
戦争に参加する以前は剣の鍛錬ばかりしていたと言うし、もしかしたらこういった両親の姿を見た経験が少ないのかもしれない。そう思うと、レオンハルトが彼の両親に対して一線を引いた姿勢を崩さないのも仕方ないのかもしれないという気持ちになる。
(烏滸がましいけれど……わたくしが潤滑油になれたら嬉しいわ)
義両親がレオンハルトのことを気に掛けているのは言動の端々から感じられる。こうして泊まりに来たのも、少しでもレオンハルトと過ごしたいという想いがあったのではないだろうか。
彼らがプレゼントとして食材をたくさん持って来たのも、レオンハルトのためだろう。
レオンハルトの乳母であり、家政婦長であるバルバラが言っていた言葉が思い出される。
『旦那様のお誕生日は毎年盛大にお祝いしていらっしゃいました。野菜や肉、魚などの料理はもちろん、果物やデザートなども様々な種類をご用意して……旦那様は好き嫌いのない方ですから、毎年料理の種類だけ増えていって。ルドルティ以外の国からも食材を買い付けていたくらいです』
義両親からのレオンハルトに対する愛情を感じられ、ルシアナは微笑みながら繋ぐ手を揺らす。それにはっとしたようにこちらを見たレオンハルトは、どこか戸惑っているようにも見えた。
(レオンハルト様とお二方がもっと交流できる機会をお作りしたいわ)
そんな思いを込めて宥めるように繋いだ手の甲を撫でれば、レオンハルトの顔が徐々に綻んでいく。
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