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建策
第49話 決意と鬼胎
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「私の登録抹消後、リサイクルセンターに運ばれる前に私を回収する?」
シリルは驚いた表情で伊緒を見つめる。
「うん。シリルが家から資源回収車でリサイクルセンターに運ばれてる間に、あたしたちが乗り込んでバッテリーを入れて再起動して車から抜け出す。それが出来なくても脳機能ユニットだけを取り出して持ち出す」
「本当にそんなことができるの……?」
「資源回収車って言っても自動運行車じゃない旧いトラックで、工夫次第では簡単に乗り込めそうなんだ。それにリサイクルセンターに運ばれたらすぐに解体作業に入るから、これができるチャンスは回収車の中だけ」
シリルは慌てた表情で伊緒を止めようとする。
「待って、待って伊緒。それって私を『持ち去る』ことになるのよ。窃盗に当たるわ。伊緒が罪に問われるのはだめ。私賛成できない」
慌てふためくシリルにも構わず伊緒は強い意志を感じさせる笑顔で答える。
「罪に問われたとしても大した事ないよ。牢屋に入れられるわけじゃない。それに登録抹消後の、その、……アンドロイド、の……持ち出しは罪状もかなり軽くなるって希美代さんも言ってたし。それよりもシリルの命の方がずっと大事」
「うん、私はね… 私はもういいの」
少しだけ俯いて、どうってことないように地面を靴で突っつくシリル。
「良くない!」
「いいのよ。何と言えばいいか、そう、覚悟を決めたと言うか…… ええ、そう、もう諦めたと言っていいのかも。伊緒ももう私のようなアンドロイドのことなんか諦めて――」
「諦められるわけないっ!」
シリルが全てを言い終わる前に、その言葉をさえぎってシリルを抱きしめる伊緒。
「!」
「お願いだから、ほんとお願いだから! もうアンドロイドがどうとかこうとかなんて言わないでよ。そんなの全然問題じゃないんだ」
「でも、私がアンドロイドだという事実は変わらないわ」
伊緒にきつく抱き締められながら棒立ちのシリルの表情には、諦めだけでなく、どこか悲しい色が添えられていた。
「そしたらシリルは自分がアンドロイドだからってだけの理由で殺されるのを本当に諦めらられるの? あたしと別れる事を本当に諦められるの?」
「諦めるしかないじゃない……」
「あたし、あたしシリルが殺されて永遠に離れ離れになるなんてそんなの絶対諦められないっ! 諦められるわけないじゃん!」
自分よりほんの少しだけ背が高いシリルをきつく抱きしめる伊緒。すると感極まったシリルも伊緒を抱きしめ返す。忘れよう忘れようとしていた感情が、どうやっても消せないバグの、Wraithによって生み出される感情がとめどなく、爆発するように溢れかえる。
「わ、わっ、私だって…… 私だって…… 私だって! 伊緒と別れるなんて嫌! そう、私だってそうなの。あなたと永遠に離れ離れになって一人死んでいくなんて嫌っ、嫌よっ! ずっとこうして伊緒を感じていたいの!」
「うん。あたしシリルを自由にしたい。シリルを開放したいんだ」
「自由になっていいの? 私、自由になれるの? 空を飛ぶように。伊緒、私も、私も人間と同じようにあの星灯火の一つになりたい。たとえあれが本当の星でなくたって、自分だけの輝きを持ちたい。持ちたいけど…… でも……」
シリルとの抱擁を解いた伊緒は笑顔でシリルを見つめる。
「じゃあ決まりだね。明日の朝出発をしよう。廃棄されるためにうちに帰るんじゃない。自由への出発だよ」
「……ええ」
しかし、なぜかシリルの表情には一かけらの雨雲が影を落としていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝、二人は帰路につく。帰りは近道をしてバス停へと向かうことにした。昨日の大雨で未舗装の道はぬかるみ、舗装道でも滑りやすく慎重な歩みを要する。ぬちゃぬちゃと泥を踏む音を立てながら二人は歩く。二人とも何も言わない。足元に集中していただけではない。それぞれ物思いに耽っていた。
二人は隧道《トンネル》にたどり着く。トンネル内は湿ってひんやりした空気に満たされていて気持ちいい。二人は七十メートルほどの隧道の三分の一ほどまで歩みを進めた。
シリルは歩きながらずっと考えていた。伊緒と希美代の計画によって本当に自分が生還できのるか否かを。脳機能の試算では、その可能性は極めて低い。当然の事と言える。回収車の車中で限られた時間と機器で、シリルを再起動させる。もしくは脳機能ユニットを取り出す。技術者でもない三人では至難の業だろう。それに登録抹消されたアンドロイドを再起動させた場合、何らかの問題が生じないのか。自分も知らない遠隔操作による強制機能停止装置で「突然死」するかも知れない。またシリルは希美代に対し、未だ一抹の不安を覚えていた。彼女はどこまで信用できるのだろうか。
更に伊緒はアンドロイド窃盗の罪に問われる。いくら軽い罪だと伊緒が言い張っても微罪ではないし、罪は罪だ。最大の問題はこれだ。やはり伊緒を犯罪者にする訳にはいかない。伊緒を止めよう。いつも伊緒に流されてばかりだったけれど、今回は伊緒の身を守るためにも自分がきちんと説得しなくては。
「伊緒」
足を止めるシリル。伊緒も立ち止まり、シリルの言葉を待つ。別段驚いたり訝しむ様子はない。
「この計画は最初に誰が提案したの」
「最初に思い付いたのは希美代さん。大枠はあたしと希美代さんの二人で立てて、今細かいところは希美代さんが詰めてる」
あまりにも希美代に頼る伊緒と、あまりにも伊緒に対して面倒見の良すぎる希美代。シリルはこの二人の仲に対する苛立ちと、自分が蚊帳の外に置かれていることに疎外感を覚えた。
「ずいぶん彼女を頼るのね。何でもかんでも」
「えっ」
まるで嫉妬ともとられかねないその発言に伊緒は驚く。シリルのこんな言葉は初めて聞いた。
「それに、どうしてぎりぎりの昨夜になって、このことを打ち明けたの」
「それは――」
だってシリルは絶対反対するだろうから、今のように。という言葉を伊緒はぐっと飲みこんだ。
「やはり止めましょう。無意味よ」
伊緒と正面切って見つめ合うシリルの顔はアンドロイド特有の無表情や、感情プログラムによって生み出されたどこか違和感を感じる相貌を見せている。伊緒はやはり、といった面持ちになる。落ち着いた、しかも強い意志を感じさせる言葉がトンネル内に反響する。しかしシリルの表情に違和感を覚えることはなかった。
「やってみないと分らないよ。それにもうシリルも同意してくれたじゃない」
「でも」
「何にしてもあたしはやる。やるんだ。行動して結果を見てみないと。あらゆる可能性を信じようよ」
シリルは後ずさりをする。プールの時もそうだったが、時折伊緒はシリルの予想を超えた言動をする。それが伊緒の魅力でもあり頼もしさでもあったのだが、今回の伊緒の決断は根拠のない何か強い思い込みに囚われているような気がして、シリルには恐ろしく感じられた。
「おかしいわ伊緒。今の伊緒は伊緒らしくない。目を覚まして」
「そんな事ないよ。あたしはいつだってあたしらしいよ。それに昨日はシリルとちゃんと寝たじゃない。しっかり目は覚めてるよ」
冗談めかしてシリルを説得しようとする伊緒。伊緒もシリルも知っている。今目の前にいる相手は自分と似て相当剛情である事を。
そしてやはりシリルは伊緒の軽口半分の言葉には乗ってこない。
「ごめんなさい。やっぱり私。私のせいね。私が伊緒をこんな無茶な行動に走らせてしまったんだわ。私に心が無ければ伊緒を振って、伊緒は普通の女の子として生活出来ていたはずなのに。ごめん。ごめんなさい、本当にごめんなさい…… 私が……」
シリルが混乱した口調で半ば独り言に近い言葉を口にし始めた。
トンネルは薄暗く、伊緒にはシリルの表情がはっきりと判らない。その声色は深い後悔の念に満ちていることだけは分かる。薄暗がりの中でシリルの瞳が金と深紅に輝く。
伊緒は少し不安に駆られた。シリルに近づく。
「シリル、シリル、落ち着いて。シリルはそう言うけど、実際はそうはならなかったじゃない。だから、過去の『もしも』ついて考えるのはよそう。ね?」
しかし、伊緒の言葉はシリルに届いていない。こんな事は初めてだ。シリルは逃げる様に伊緒から距離をとる。
そして伊緒も初めて見る虚ろな表情で何やらぶつぶつと独り言を口にし始めた。伊緒の事は眼に入らない様子であらぬ方向を向いたまま。
「ああ、そうね。そうよ。そうだったのよ。なぜ今まで気づかなかったのかしら。こんな簡単な事なのに」
「シリル?」
シリルと付き合い始めてから今まで感じた事がないほどの強い不安が伊緒の胸を襲う。
とうとう完全に機械の表情で伊緒をしっかりと見据えるシリル。そして声まで機械そのものの酷薄に近い無感情な口調で伊緒に告げる。
シリルは驚いた表情で伊緒を見つめる。
「うん。シリルが家から資源回収車でリサイクルセンターに運ばれてる間に、あたしたちが乗り込んでバッテリーを入れて再起動して車から抜け出す。それが出来なくても脳機能ユニットだけを取り出して持ち出す」
「本当にそんなことができるの……?」
「資源回収車って言っても自動運行車じゃない旧いトラックで、工夫次第では簡単に乗り込めそうなんだ。それにリサイクルセンターに運ばれたらすぐに解体作業に入るから、これができるチャンスは回収車の中だけ」
シリルは慌てた表情で伊緒を止めようとする。
「待って、待って伊緒。それって私を『持ち去る』ことになるのよ。窃盗に当たるわ。伊緒が罪に問われるのはだめ。私賛成できない」
慌てふためくシリルにも構わず伊緒は強い意志を感じさせる笑顔で答える。
「罪に問われたとしても大した事ないよ。牢屋に入れられるわけじゃない。それに登録抹消後の、その、……アンドロイド、の……持ち出しは罪状もかなり軽くなるって希美代さんも言ってたし。それよりもシリルの命の方がずっと大事」
「うん、私はね… 私はもういいの」
少しだけ俯いて、どうってことないように地面を靴で突っつくシリル。
「良くない!」
「いいのよ。何と言えばいいか、そう、覚悟を決めたと言うか…… ええ、そう、もう諦めたと言っていいのかも。伊緒ももう私のようなアンドロイドのことなんか諦めて――」
「諦められるわけないっ!」
シリルが全てを言い終わる前に、その言葉をさえぎってシリルを抱きしめる伊緒。
「!」
「お願いだから、ほんとお願いだから! もうアンドロイドがどうとかこうとかなんて言わないでよ。そんなの全然問題じゃないんだ」
「でも、私がアンドロイドだという事実は変わらないわ」
伊緒にきつく抱き締められながら棒立ちのシリルの表情には、諦めだけでなく、どこか悲しい色が添えられていた。
「そしたらシリルは自分がアンドロイドだからってだけの理由で殺されるのを本当に諦めらられるの? あたしと別れる事を本当に諦められるの?」
「諦めるしかないじゃない……」
「あたし、あたしシリルが殺されて永遠に離れ離れになるなんてそんなの絶対諦められないっ! 諦められるわけないじゃん!」
自分よりほんの少しだけ背が高いシリルをきつく抱きしめる伊緒。すると感極まったシリルも伊緒を抱きしめ返す。忘れよう忘れようとしていた感情が、どうやっても消せないバグの、Wraithによって生み出される感情がとめどなく、爆発するように溢れかえる。
「わ、わっ、私だって…… 私だって…… 私だって! 伊緒と別れるなんて嫌! そう、私だってそうなの。あなたと永遠に離れ離れになって一人死んでいくなんて嫌っ、嫌よっ! ずっとこうして伊緒を感じていたいの!」
「うん。あたしシリルを自由にしたい。シリルを開放したいんだ」
「自由になっていいの? 私、自由になれるの? 空を飛ぶように。伊緒、私も、私も人間と同じようにあの星灯火の一つになりたい。たとえあれが本当の星でなくたって、自分だけの輝きを持ちたい。持ちたいけど…… でも……」
シリルとの抱擁を解いた伊緒は笑顔でシリルを見つめる。
「じゃあ決まりだね。明日の朝出発をしよう。廃棄されるためにうちに帰るんじゃない。自由への出発だよ」
「……ええ」
しかし、なぜかシリルの表情には一かけらの雨雲が影を落としていた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝、二人は帰路につく。帰りは近道をしてバス停へと向かうことにした。昨日の大雨で未舗装の道はぬかるみ、舗装道でも滑りやすく慎重な歩みを要する。ぬちゃぬちゃと泥を踏む音を立てながら二人は歩く。二人とも何も言わない。足元に集中していただけではない。それぞれ物思いに耽っていた。
二人は隧道《トンネル》にたどり着く。トンネル内は湿ってひんやりした空気に満たされていて気持ちいい。二人は七十メートルほどの隧道の三分の一ほどまで歩みを進めた。
シリルは歩きながらずっと考えていた。伊緒と希美代の計画によって本当に自分が生還できのるか否かを。脳機能の試算では、その可能性は極めて低い。当然の事と言える。回収車の車中で限られた時間と機器で、シリルを再起動させる。もしくは脳機能ユニットを取り出す。技術者でもない三人では至難の業だろう。それに登録抹消されたアンドロイドを再起動させた場合、何らかの問題が生じないのか。自分も知らない遠隔操作による強制機能停止装置で「突然死」するかも知れない。またシリルは希美代に対し、未だ一抹の不安を覚えていた。彼女はどこまで信用できるのだろうか。
更に伊緒はアンドロイド窃盗の罪に問われる。いくら軽い罪だと伊緒が言い張っても微罪ではないし、罪は罪だ。最大の問題はこれだ。やはり伊緒を犯罪者にする訳にはいかない。伊緒を止めよう。いつも伊緒に流されてばかりだったけれど、今回は伊緒の身を守るためにも自分がきちんと説得しなくては。
「伊緒」
足を止めるシリル。伊緒も立ち止まり、シリルの言葉を待つ。別段驚いたり訝しむ様子はない。
「この計画は最初に誰が提案したの」
「最初に思い付いたのは希美代さん。大枠はあたしと希美代さんの二人で立てて、今細かいところは希美代さんが詰めてる」
あまりにも希美代に頼る伊緒と、あまりにも伊緒に対して面倒見の良すぎる希美代。シリルはこの二人の仲に対する苛立ちと、自分が蚊帳の外に置かれていることに疎外感を覚えた。
「ずいぶん彼女を頼るのね。何でもかんでも」
「えっ」
まるで嫉妬ともとられかねないその発言に伊緒は驚く。シリルのこんな言葉は初めて聞いた。
「それに、どうしてぎりぎりの昨夜になって、このことを打ち明けたの」
「それは――」
だってシリルは絶対反対するだろうから、今のように。という言葉を伊緒はぐっと飲みこんだ。
「やはり止めましょう。無意味よ」
伊緒と正面切って見つめ合うシリルの顔はアンドロイド特有の無表情や、感情プログラムによって生み出されたどこか違和感を感じる相貌を見せている。伊緒はやはり、といった面持ちになる。落ち着いた、しかも強い意志を感じさせる言葉がトンネル内に反響する。しかしシリルの表情に違和感を覚えることはなかった。
「やってみないと分らないよ。それにもうシリルも同意してくれたじゃない」
「でも」
「何にしてもあたしはやる。やるんだ。行動して結果を見てみないと。あらゆる可能性を信じようよ」
シリルは後ずさりをする。プールの時もそうだったが、時折伊緒はシリルの予想を超えた言動をする。それが伊緒の魅力でもあり頼もしさでもあったのだが、今回の伊緒の決断は根拠のない何か強い思い込みに囚われているような気がして、シリルには恐ろしく感じられた。
「おかしいわ伊緒。今の伊緒は伊緒らしくない。目を覚まして」
「そんな事ないよ。あたしはいつだってあたしらしいよ。それに昨日はシリルとちゃんと寝たじゃない。しっかり目は覚めてるよ」
冗談めかしてシリルを説得しようとする伊緒。伊緒もシリルも知っている。今目の前にいる相手は自分と似て相当剛情である事を。
そしてやはりシリルは伊緒の軽口半分の言葉には乗ってこない。
「ごめんなさい。やっぱり私。私のせいね。私が伊緒をこんな無茶な行動に走らせてしまったんだわ。私に心が無ければ伊緒を振って、伊緒は普通の女の子として生活出来ていたはずなのに。ごめん。ごめんなさい、本当にごめんなさい…… 私が……」
シリルが混乱した口調で半ば独り言に近い言葉を口にし始めた。
トンネルは薄暗く、伊緒にはシリルの表情がはっきりと判らない。その声色は深い後悔の念に満ちていることだけは分かる。薄暗がりの中でシリルの瞳が金と深紅に輝く。
伊緒は少し不安に駆られた。シリルに近づく。
「シリル、シリル、落ち着いて。シリルはそう言うけど、実際はそうはならなかったじゃない。だから、過去の『もしも』ついて考えるのはよそう。ね?」
しかし、伊緒の言葉はシリルに届いていない。こんな事は初めてだ。シリルは逃げる様に伊緒から距離をとる。
そして伊緒も初めて見る虚ろな表情で何やらぶつぶつと独り言を口にし始めた。伊緒の事は眼に入らない様子であらぬ方向を向いたまま。
「ああ、そうね。そうよ。そうだったのよ。なぜ今まで気づかなかったのかしら。こんな簡単な事なのに」
「シリル?」
シリルと付き合い始めてから今まで感じた事がないほどの強い不安が伊緒の胸を襲う。
とうとう完全に機械の表情で伊緒をしっかりと見据えるシリル。そして声まで機械そのものの酷薄に近い無感情な口調で伊緒に告げる。
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