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第27話ランガの森ダンジョン編⑧
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ハルトとマリア、そしてベネディクタが店内のカーテンで仕切られた一角に入って行く。
「その、今さらなんだけど、やっぱり服を着たままじゃダメかしら?」
ベネディクタが顔を赤くしてハルトに懇願するような視線を向ける。
「さっきマリアから聞いた通りだ。服の上からだと正確な採寸ができない。もちろんスキャンの時も同じだ。少しの間だけ辛抱してくれ」
「……わかったわ。マリアもついていてくれるし、我慢するわ」
決心したベネディクタが2人の顔を見て答える。
ハルトがベネディクタの背中へまわり、メジャーを取り出す。
「トップバストから採寸する」
ハルトがメジャーをベネディクタの豊満な胸にあてる。
(ベネディの胸、すごく大きい。私より大きいかも……)
滅多に見たことのない自分と同等の巨乳を前に、マリアが息をのんで採寸の様子を見守る。
「トップが101,5センチと」
「すごい! 100センチオーバー」
トップバストの採寸結果を聞いたマリアが思わず声を上げる。
「や、やめて。そんな大きな声で。マリアだって同じくらいでしょ」
ベネディクタが顔を真っ赤にして尋ねる。
「私はトップが99センチで、アンダーが67くらいだったかな」
「違う。アンダー67,3センチ、Iカップだ」
ハルトが訂正する。
「ハルトって、どうでもいいことに細かいわね」
「どうでもよくない。戦闘用ブラはミリ単位で調整してる。戦闘で最高のパフォーマンスを発揮するためだ」
マリアがベネディに向かって苦笑いする。
「次はアンダーを測る」
ハルトが胸の膨らみの下にメジャーをまわす。
(ベネディの胸、すごく大きいのに垂れてなくて綺麗な形。うらやましい……)
マリアは目の前の白く美しい巨乳に見とれていた。マリアの胸は非常に柔らかく、下へ垂れた長い形状をしている。ベネディクタの巨乳はお椀型をしており、張りのある巨大な乳房が前に向かって飛び出ている。
「アンダーが67,6センチ。トップとアンダーの差が33,9だから、Jカップになるな」
「じぇ、Jカップ! 私より大きい!」
マリアが驚嘆し、改めてベネディクタのJカップ乳を凝視する。
「まさか、そこまで成長していたなんて……我ながら驚いたわ」
「普段さらしを巻いて生活してた上、まともな採寸すらしたことなかったんだろ? 本人が驚くのも無理ないな」
ハルトが淡々と言いながらメジャーをポケットにしまった。
「布を巻きつけておけば、大きな胸が邪魔にならずに済んで動きやすいの。ただ、呼吸が苦しくなって短い時間しか剣を振ることができないの。結局私には、魔法を使う道しか残されてなかった……」
ベネディクタが悲しい目で話す。
「大丈夫! ハルトの作ってくれたブラを着ければ、また思いっきり剣が振れるよ」
マリアがベネディクタの手を握って励ました。
「その、今さらなんだけど、やっぱり服を着たままじゃダメかしら?」
ベネディクタが顔を赤くしてハルトに懇願するような視線を向ける。
「さっきマリアから聞いた通りだ。服の上からだと正確な採寸ができない。もちろんスキャンの時も同じだ。少しの間だけ辛抱してくれ」
「……わかったわ。マリアもついていてくれるし、我慢するわ」
決心したベネディクタが2人の顔を見て答える。
ハルトがベネディクタの背中へまわり、メジャーを取り出す。
「トップバストから採寸する」
ハルトがメジャーをベネディクタの豊満な胸にあてる。
(ベネディの胸、すごく大きい。私より大きいかも……)
滅多に見たことのない自分と同等の巨乳を前に、マリアが息をのんで採寸の様子を見守る。
「トップが101,5センチと」
「すごい! 100センチオーバー」
トップバストの採寸結果を聞いたマリアが思わず声を上げる。
「や、やめて。そんな大きな声で。マリアだって同じくらいでしょ」
ベネディクタが顔を真っ赤にして尋ねる。
「私はトップが99センチで、アンダーが67くらいだったかな」
「違う。アンダー67,3センチ、Iカップだ」
ハルトが訂正する。
「ハルトって、どうでもいいことに細かいわね」
「どうでもよくない。戦闘用ブラはミリ単位で調整してる。戦闘で最高のパフォーマンスを発揮するためだ」
マリアがベネディに向かって苦笑いする。
「次はアンダーを測る」
ハルトが胸の膨らみの下にメジャーをまわす。
(ベネディの胸、すごく大きいのに垂れてなくて綺麗な形。うらやましい……)
マリアは目の前の白く美しい巨乳に見とれていた。マリアの胸は非常に柔らかく、下へ垂れた長い形状をしている。ベネディクタの巨乳はお椀型をしており、張りのある巨大な乳房が前に向かって飛び出ている。
「アンダーが67,6センチ。トップとアンダーの差が33,9だから、Jカップになるな」
「じぇ、Jカップ! 私より大きい!」
マリアが驚嘆し、改めてベネディクタのJカップ乳を凝視する。
「まさか、そこまで成長していたなんて……我ながら驚いたわ」
「普段さらしを巻いて生活してた上、まともな採寸すらしたことなかったんだろ? 本人が驚くのも無理ないな」
ハルトが淡々と言いながらメジャーをポケットにしまった。
「布を巻きつけておけば、大きな胸が邪魔にならずに済んで動きやすいの。ただ、呼吸が苦しくなって短い時間しか剣を振ることができないの。結局私には、魔法を使う道しか残されてなかった……」
ベネディクタが悲しい目で話す。
「大丈夫! ハルトの作ってくれたブラを着ければ、また思いっきり剣が振れるよ」
マリアがベネディクタの手を握って励ました。
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