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第79話キューベ村復興作戦⑧
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俺は再びリランへ飛び、ルイスを連れて山に入り薬草採集に取り掛かった。ルイスにスキルバからもらったメモを渡すと、一度見ただけで解毒剤の材料と理解し、手際よく薬草の生えている場所まで案内してくれた。
「ルイスさんのおかげで全部の薬草が揃いました。ありがとうございます!」
「アニキのお役に立てて良かったっす」
ルイスが嬉しそうに答える。
「なんでルイスさんは、薬草に詳しいんですか? もう薬剤師レベルじゃないですか」
「俺、ランクNでホントは冒険者なんてできるようなレベルじゃないんすよ。でも、ガキの頃からずっと冒険者に憧れてて。そんな俺を受け入れてくれたマスターやギルドのために、俺なりに貢献できることを考えて薬草について勉強したっす」
ルイスが言いながら恥ずかしそうに笑った。
戦闘が不得手でも、別の形でギルドに貢献しようと努力しているルイスを俺は尊敬した。こっちの世界に来る前の俺だったら、言い訳したり人のせいにするだけで、絶対ルイスのように頑張ることなんてできなかった。
ルイスの冒険者になりたいという熱意を汲んで、ギルドに受け入れたレイドも見直した。
いつもレオンにツッコまれてばっかだけど、けっこうカッコいいとこあるじゃん!
薬草採集を完了した俺たちはお屋敷に戻った。
その材料を元にスキルバが30分ほどで解毒剤を完成させた。
「ちょっと苦いけど、我慢してね」
スキルバから渡された薬をフィーネがゆっくり飲み干す。
「……体の痛みが無くなりました! すごい、わたくし歩けます!」
「フィーネ!」
ベッドから下りたフィーネがゲーテ伯爵に抱き着いた。
ゲーテ伯爵も孫娘をしっかり抱きしめる。
二人の目からとめどなく涙が流れ落ちた。
うわっ。なにこれ、やばい。超泣けてくるんですけど……。
「うわぁぁぁぁ。アニキィィィ。よかったっすぅぅぅ」
ルイスまで大声で泣き出す。
おいおい、そんな大声で……。
もう我慢しないでいいよね?
俺も大泣きしちゃっていいよね?
「ちょっと、そこのドラブレコンビ。泣いてる場合じゃないわよ」
スキルバが腰に手を当て、呆れた顔で俺たちを見る。
いつの間にかコンビニされてるし……。
って言うかギルドの略称カッコいいな。
俺も使おうっと。
「そういうスキルバさんだって、ウルウルきちゃってるじゃないですか」
「ほっときなさい。それより、これからが大変よ」
「へ? 何がです? フィーニの病気は治ったんですよね?」
「フィーニの中毒症は、経験を積んだ薬剤師なら誰でも治療できるものよ。それを王室専属薬剤師は治療できなかった。いえ、正確に言うと治療しなかった。この意味わかる?」
スキルバの緊迫した声に、俺たちは事の重大性を理解した。
「ルイスさんのおかげで全部の薬草が揃いました。ありがとうございます!」
「アニキのお役に立てて良かったっす」
ルイスが嬉しそうに答える。
「なんでルイスさんは、薬草に詳しいんですか? もう薬剤師レベルじゃないですか」
「俺、ランクNでホントは冒険者なんてできるようなレベルじゃないんすよ。でも、ガキの頃からずっと冒険者に憧れてて。そんな俺を受け入れてくれたマスターやギルドのために、俺なりに貢献できることを考えて薬草について勉強したっす」
ルイスが言いながら恥ずかしそうに笑った。
戦闘が不得手でも、別の形でギルドに貢献しようと努力しているルイスを俺は尊敬した。こっちの世界に来る前の俺だったら、言い訳したり人のせいにするだけで、絶対ルイスのように頑張ることなんてできなかった。
ルイスの冒険者になりたいという熱意を汲んで、ギルドに受け入れたレイドも見直した。
いつもレオンにツッコまれてばっかだけど、けっこうカッコいいとこあるじゃん!
薬草採集を完了した俺たちはお屋敷に戻った。
その材料を元にスキルバが30分ほどで解毒剤を完成させた。
「ちょっと苦いけど、我慢してね」
スキルバから渡された薬をフィーネがゆっくり飲み干す。
「……体の痛みが無くなりました! すごい、わたくし歩けます!」
「フィーネ!」
ベッドから下りたフィーネがゲーテ伯爵に抱き着いた。
ゲーテ伯爵も孫娘をしっかり抱きしめる。
二人の目からとめどなく涙が流れ落ちた。
うわっ。なにこれ、やばい。超泣けてくるんですけど……。
「うわぁぁぁぁ。アニキィィィ。よかったっすぅぅぅ」
ルイスまで大声で泣き出す。
おいおい、そんな大声で……。
もう我慢しないでいいよね?
俺も大泣きしちゃっていいよね?
「ちょっと、そこのドラブレコンビ。泣いてる場合じゃないわよ」
スキルバが腰に手を当て、呆れた顔で俺たちを見る。
いつの間にかコンビニされてるし……。
って言うかギルドの略称カッコいいな。
俺も使おうっと。
「そういうスキルバさんだって、ウルウルきちゃってるじゃないですか」
「ほっときなさい。それより、これからが大変よ」
「へ? 何がです? フィーニの病気は治ったんですよね?」
「フィーニの中毒症は、経験を積んだ薬剤師なら誰でも治療できるものよ。それを王室専属薬剤師は治療できなかった。いえ、正確に言うと治療しなかった。この意味わかる?」
スキルバの緊迫した声に、俺たちは事の重大性を理解した。
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