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第82話渦巻く陰謀と新たな敵③
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俺は会議室にみんなを集め、レベッカから提供された情報を展開した。
「討伐クエを受けたのはギルド『ゴールドコイン』、マスターはランクURの勇者ディアナ・カイザーだそうです。皆さんご存知ですか?」
「ギルド『ゴールドコイン』は王国ギルドランク1位の最強ギルドです。規模は他大手ギルドと比較すると小さいですが、構成メンバーに腕利きが揃っています。戦闘スタイルは武器術、体術中心で攻撃スキル重視のオフェンス一点突破型ですね」
ギルド協会長スナイプが説明する。
この国最強ギルドか……。
今の『ドラゴンブレス』にはちょっと荷が重いけど、魔術をうまく駆使すれば戦えなくもないよな。
「勇者ディアナって言ったら、あの剛腕ディアナだよな? 体術でランクSSRの剣士や魔術師と試合して勝っちまったっていう……」
「はい。マスターの言う通り、規格外の化け物ですね。魔術師アウリー亡き今、王国最強の勇者と言っても過言ではありませんね」
レイドの話にレオンが同意する。
うわぁ。
マスターまで最強とかチートすぎだろ……。
体術使いだからといって、遠距離攻撃が無いとも限らない。
アイゼンとの試合で痛い目見たからなあ。
俺が相手することになるから、作戦考えないと。
「規格外の化け物ならうちにもいるでしょ!」
「げほっ」
クレアに思いっきり背中を叩かれて咳込んだ。
会議室中が笑いに包まれる。
「この絶倫王、ズリキチ勇者がいれば誰が相手でも負けないわ!」
クレア、一言多いぞ。
でもキレイだから許す。
あとエロい。
「他ギルドは動かないみたいですが、王国軍5千人が動きます。ただし、こちらは『ゴールドコイン』が魔王討伐完了した際に、リラン及び伯爵領を占拠するための要員みたいです」
「魔王と言うのはユージ様のことですよね? やはりピンときませんな。なぜ陛下はそこまでユージ様を敵視されるのでしょうか?」
「俺も王様に会ったこと無いんで分かりません。おそらく近いうち、会うことになるんで聞いてみますね」
俺が答えるとゲーテ伯爵は苦笑いしていた。
ゲーテ伯爵の孫娘であるフィーニが命を狙われた。
今度は伝説の勇者とされる俺や仲間たちが狙われている。
どうも国王の周囲から怪しい臭いが漂っている。
「住民の避難はいかがいたしましょう?」
「村には年寄りも多いので、あまり遠くへの移動は困難かと……」
商工会長バーンズとキューべ村村長が俺の顔を見る。
「避難はしなくて大丈夫です。町も村も俺が守ります。ただ、家から外へ出ないようにだけお願いします」
「了解いたしました」
二人が力強くうなずいた。
「で、王国最強ギルド相手にどう戦うよ? まさか、真っ向勝負ってわけじゃねぇよな?」
「真っ向勝負しかできないマスターでも、敵の戦力をご理解いただけた様子で安心しました」
髪をかき上げながらレオンがレイドをいじる。
「うるせっ!」
レイドがレオンにツッコミを入れる。
レイドの言う通り、正面突破はただの愚策でしかない。
人は予想外の出来事が起こるとすぐには対処できない。
そのスキを利用し敵をかく乱させ、流れをこちらに呼び込まなければ勝機は無い。
「ありますよ。とっておきの秘策が」
俺の顔を見て、二人はニヤリと笑った。
「討伐クエを受けたのはギルド『ゴールドコイン』、マスターはランクURの勇者ディアナ・カイザーだそうです。皆さんご存知ですか?」
「ギルド『ゴールドコイン』は王国ギルドランク1位の最強ギルドです。規模は他大手ギルドと比較すると小さいですが、構成メンバーに腕利きが揃っています。戦闘スタイルは武器術、体術中心で攻撃スキル重視のオフェンス一点突破型ですね」
ギルド協会長スナイプが説明する。
この国最強ギルドか……。
今の『ドラゴンブレス』にはちょっと荷が重いけど、魔術をうまく駆使すれば戦えなくもないよな。
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「はい。マスターの言う通り、規格外の化け物ですね。魔術師アウリー亡き今、王国最強の勇者と言っても過言ではありませんね」
レイドの話にレオンが同意する。
うわぁ。
マスターまで最強とかチートすぎだろ……。
体術使いだからといって、遠距離攻撃が無いとも限らない。
アイゼンとの試合で痛い目見たからなあ。
俺が相手することになるから、作戦考えないと。
「規格外の化け物ならうちにもいるでしょ!」
「げほっ」
クレアに思いっきり背中を叩かれて咳込んだ。
会議室中が笑いに包まれる。
「この絶倫王、ズリキチ勇者がいれば誰が相手でも負けないわ!」
クレア、一言多いぞ。
でもキレイだから許す。
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「他ギルドは動かないみたいですが、王国軍5千人が動きます。ただし、こちらは『ゴールドコイン』が魔王討伐完了した際に、リラン及び伯爵領を占拠するための要員みたいです」
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「俺も王様に会ったこと無いんで分かりません。おそらく近いうち、会うことになるんで聞いてみますね」
俺が答えるとゲーテ伯爵は苦笑いしていた。
ゲーテ伯爵の孫娘であるフィーニが命を狙われた。
今度は伝説の勇者とされる俺や仲間たちが狙われている。
どうも国王の周囲から怪しい臭いが漂っている。
「住民の避難はいかがいたしましょう?」
「村には年寄りも多いので、あまり遠くへの移動は困難かと……」
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「避難はしなくて大丈夫です。町も村も俺が守ります。ただ、家から外へ出ないようにだけお願いします」
「了解いたしました」
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「うるせっ!」
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人は予想外の出来事が起こるとすぐには対処できない。
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「ありますよ。とっておきの秘策が」
俺の顔を見て、二人はニヤリと笑った。
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