ただ女の子が自慰をするだけ

まー

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 どれくらいの時間が経ったのだろうか。
 前章の最後からもうかれこれ約一時間程経っているような気がする。とはいえそれはクリトリスを弄られている気持ち良さと絶頂出来ない苦痛によるものだろう。
「はあ、はあ……あっ、んぅう……あんっ」
 散々弄られ、私の股間はもうグチョグチョに濡れてしまっていて、いつでもディルドを挿入できそうだ。あ、また絶頂感が……。
 私は電動マッサージ機をクリトリスから離す。
「あっ……」
 また絶頂し損ね、悔しそうな吐息を漏らす私。
 まあ私にしては頑張った方だと思うし、この辺りでディルドを突っ込んでみるか。ここまで濡れていたらそこまで痛くないと思うし。
 電動マッサージ機を置き、ディルドに持ち直し、ボディーソープを全体に塗り、それを自分の膣口にあてがう。そして意を決してその中に挿入していく。
「……うん?何で?」
 何故かディルドが入ってくれない。よく見てみると膣口でディルドが逸れているようだ。大陰唇と小陰唇が擦られてそれはそれで気持ちが良いのだが、私の目的はディルドを突っ込むことだ。これ以上焦らすようなことをしても私の身体からは絶望的な吐息と愛液しか出てこないので早くして欲しいのだが。何か間違っていたのか。
 一度玩具たちを置いて乳首とクリトリスを弄りながらネットで『ディルド 使い方』で検索をかけてみる。すると初心者用のディルドの使い方が乗っているページを見付けた。そこには、床に吸盤を引っ付けて騎乗位風が良いと記述してあった。
 首を傾げながらもう一度ディルドを見てみると、確かに底に吸盤が付いていた。
「ああ、成る程」
 そう呟き風呂場の床にディルドを立てる(立てる、なのか?)。そしてボディーソープをそれに塗り込み、馴染ませる。その上に和式便所を使う時のように屈み、先を膣口に軽く当てる。
「あっ……」
 一度刺激を止めたが、まだ感度は高まったままのようで、私の口から声が漏れる。
「んーー」
 腰をどんどん落としていくにつれ、自分の中にディルドが入っていくことを感じ、その声が段々大きくなっていく。自分の中に何かが入ってくる違和感と、中を占領される屈服感、そしてそれらを凌駕するような快感が込み上げて私を包んでいく。
「あっ……」
 その快感に思わず身をよがらせた瞬間、私の陰部からプチっという何かが破れるような音がした。見るとそこから少量の紅い液体が流れている。
 しまった。今更になって処女膜が切れたか。
 そしてその液体を見た瞬間、私は今更やってきた激痛でその体勢から一ミリも動くことができなくなった。
 それなのに私の脳は『動け、動け』と指令を出しているようで、少し腰を落として戻すを繰り返しながら、私の膣はディルドの根元まで咥えこんでしまった。そして腰を前後左右に動かし始める。この動き自体はアダルトビデオを見て学んだものなので、本来そこまで上手くいかないはずなのだが、どうやら本能的に私はその動きをとっているようで、腰を動かす度に快感が込み上げるようになっているようだ。
「ん……あっ、あっ……あ、あぅっ……ぅん……」
 喘ぎ声が相変わらず可愛いものではないが、段々快感が限界近くに達してきているので仕方ないと思うしかない。段々痛みも快感に変換されていっているし、この調子だ。
「ひぁっ、やあぁ……んぅ……」
 あと少し、あと少しだ。あと少しで絶頂できる。
 そう思い、更に腰の動きを激しいものにする。
「はっ、ぁっ……あっっ、ああ!あっぁっ、あっあああぁぁっぁぁあああ!」
 やっぱり絶頂している時の声も可愛くないな私。
 でもしっかり絶頂できたから良かったことにしよう。
「はぁ、はぁ……」
 風呂から出て休みながらどのアイスを食べようか。そんなことを考えながら私は絶頂の余韻に浸った。
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