放課後の図書室

くねひと

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# 24バイブ責め

 しかしいくらもがいてみても、林に掛けられた縄目はびくともしなかった。
 むしろもがけばもがく程、キリキリと体に喰いこんでくる気さえするのだ。
 それがまた何とも腹立たしく、僕は狂ったように体を揺すり続けた…。

 …バイブ……。
 そんな中、誰かの声が微かに聞こえた。
 そしてそれに呼応する声……。

 黒瀬と林がそれぞれ僕の足を1本ずつ抱きかかえる。僕は立ったまま人の字型に固定されてしまった。
 そして竜崎がポケットからプラスチック製の筒具を取り出した。
 ブ-ン………。
 低い振動音が伝わる………。
「うわっ!」

 その筒具が僕の肉茎に当てられ、僕は思わず声を上げ、のけぞった。
 プラスチック製の筒具…、それはバイブレーターだった。
 高圧電流が肉茎から体全体に流し込まれたかのような衝撃…。

 無意識に腰を揺すり、僕は肉茎からバイブを遠ざけようとしたが、黒瀬と林に両脚をガッチリ押さえられていては、竜崎が押し当てるバイブから逃れることなどできはしなかった。
 くううううう………。
 痺れるような快感が押し寄せると同時に心の中の怒気は押し寄せる波にもろくも崩れ去る砂の城のように、一瞬の内にかき消えていく。
 その後に残るのは疼くような妖しい快美感だけだった。

 僕の動きはピタリと止まった。
 いや、正確には止められた。
 暴れ馬は御されたのだ………。
 しかしそれでも僕に対するバイブ責めは続いた。
 人間の指さばきと異なり、機械には手加減というものがない。
 規則正しい振動はあっと言う間に僕を限界まで追い詰めていく。
 後もう少しで逝ってしまう……。
 そのとき……、不意にバイブが肉茎から離れていった。

 はああ………。
 思わず僕の口からはため息が漏れる。
 それはみんなの前で自失した姿を晒さないで済んだという安堵感……、そしてわずかではあるが後少しで逝けていたのにという恨みがましい気持ちも混ざったため息だった………。

 だが本当の苦悩が始まったのはここからだった。
 再びバイブが押し当てられる……。
 背筋が反り返る程の刺激……。
 目の前が真っ白になる……。
 と、そこでバイブは引いていく……。

 それが何度も繰り返されたのだ。
 次第に自失をためらう気持ちよりも思い切り牡精を放出したいという肉欲がじりじりとまさっていった………。
 何度目かのバイブ責めの後、僕は離れるバイブを追いかけるように、浅ましくも腰を突き出してしまった。

「おっとっと……」
 竜崎は素早く手を引くと、僕の突き出した肉茎の僅か先でバイブをこれ見よがしに「ほらここだここだ」と見せつけるのだった。
 しかし両脚を黒瀬と林に押さえ付けられていては、どうしてもこれ以上僕は肉茎をバイブに近づけることはできない。
「どうだ、池上。逝きたいか?」
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