性奴の夜

くねひと

文字の大きさ
1 / 6

SMプレイの始まり

しおりを挟む
 土曜日の夜、セイヤのマンション……。 僕は奴隷としてラグマットの上に跪いていた。 素裸の身は後ろ手に厳しく縛りあげられ、しかも意地悪いことに局部は玉袋もろとも根元深く細引でくくりあげられ、その縄尻をセイヤに握られている………。

 僕は大学二年生。セイヤは今年大学を卒業して父親の経営する外車ディーラーの若専務におさまり優雅な独身生活をおくっている。
 その向きの人しか知らないマッチングアプリで知り合ったのは、つい二三ヵ月前だったが根っからのSとMですぐに意気投合(もちろんセイヤがS、僕がM)、こうして週に一度はセイヤのマンションでSMプレイをするようになった。

 今夜もこれからセイヤの性奴として調教を受けるのだが、いつもなら期待と不安に胸を震わせているのに今夜ばかりはどうにも勝手が違う。なぜっていえば僕とセイヤの他にもう一人この部屋にいるから………。まだ中学生ぐらいの少年で、セイヤとはSNSで知り合ったのだと云う。

 SMに興味はあるが、まだ未体験なので今夜僕達がSMプレイすると聞いて、セイヤに頼んで連れてきてもらったらしい。断りもなしにこんな少年を呼んで、僕はちょっと不満だったが、そんな僕の気持ちには全くお構いなしに、たちどころに服を脱がされ縄をかけられ、いつものとおり僕は奴隷としての誓いをしなければならないのだ。

 セイヤと少年はソファに座り、正座する僕を見下ろしている。少年の目がくくられた怒張にじっと注がれているのが痛い程、よくわかる。
 羞ずかしい………。
 僕とセイヤの他に、一人の少年が加わっただけなのに、セイヤと二人きりのときに感じる甘い屈辱感とは違う、何とも耐え難い羞ずかしさが僕を襲う。

 たった一人でも赤の他人に僕の性癖を知られることで、まるで全ての人に僕がMだと知られてしまったかのように、僕の心はうろたえてしまうのだ……。
……それでも生来のMなのだろう。僕の肉サオは、これ以上はないというくらいに反り返ってしまっている。何と浅ましい業なのだろうか……。

「うっ………」
 不意に急所の細引をギュッと引かれ、僕はうめいた。
「ホラ、さっさと奴隷の誓いをしないか。お客様がお待ちかねだろう」
 僕は顔を赤らめながらも、いつもSMプレイの初めに言わされる誓いの言葉を述べた。

「わ、私、渋谷ユウキは森セイヤ様をご主人様とする性の奴隷、性奴です…。ご主人様の命令はいかなる命令であろうと絶対服従いたします。もし命令を守らなかった場合は、どのようなお仕置きをされても構いません……」

「よし、じゃあその証しとしてまず俺達の足を舐めな」
“ドキッ……いつもやっていることだけど、ここで早くもこの少年の足の裏まで舐めさせられるのかしら……”
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

処理中です...