主人公殺しの主人公

マルジン

文字の大きさ
24 / 40

24.殺し合いをしてもらうぞバカヤロー

しおりを挟む
「よーしよし、良くできた。偉いぞ」
「――はい」
「Aは喋れないぐらい疲れてるな。傷も痛そうだ」
「はい」
感覚鋭化シャープネスセンス

「ひっ、ぎゃあああ゛、い゛痛い゛!止め゛て!」
「ひっ、ひぃぃぃ」

 Cはトラウマになってるみたいだ。慣れてないと怖いよな。俺も、お前が叫んだときちょっとだけ可哀想だと思ったもん。
 秒で慣れたけどな。

「殺して欲しいぐらい痛いんだろ?」
「……」
「答えないの?」
「お願いします、殺さないでください」
「どーしよっかなー。神様に言われてるんだよねー。君たちは悪者だから殺せってー」
「そ、そんな!僕たちはアナタが魔王だから……」
「魔王は俺だって誰が言ってた?神か?」
「元老院の院長が……」
「ソイツに騙されたんじゃないの?」

 マジでクソだな元老院。スタ○・ウ○ーズでもクソだったし。元老院てのは基本的にクソしか集まらんのかっ!

「すみませんでした。僕が間違ってました!だから助けてください」
「いいよ。君に2つ、ミッションを与える。それをクリアしたら助けてあげる」
「それは一体」

 お前を置いて逃げた、もう一人のでゅふふを殺して、遺体を持ってくること。それから、ゆりかちゃんを拉致って来ること。殺すのは禁止。

「ゆりかを拉致?それは、難しいかもしれません」
「何で?」
魔導書グリモワールに選ばれた者だからです」
「ほーん」

 アイツか。確かに美形だ。Cよ、お前も中々運がいいな。

「大丈夫、味方もいるから。それとな、ゆりかちゃんを連れてきたら、童貞を捨てさせてやるよ」
「――それはどういう意味ですか?」
「そのまんまの意味。ゆりかちゃんとヤラせてあげる」
「ゆりかはこうたの彼女で……」
「魔法があんじゃん。気にすんなよ、俺がなんとかしてやっから。いいな?ミッションクリアすれば、仲間を生かしてやるし、童貞も捨てられる。最高だろ?」
「は、い」
「じゃあ頑張ってー。アイツらが逃げる前にクリアしろよー」

 チクタクチクタク。
 オークたちも頑張ってますね。
 では、そろそろ青頭に頑張ってもらわねば。

 俺は戦場を後にしてある場所へと向かった。

 目の前にあるのは、ただの民家。戦場から数メートル先の、誰かの家だ。忘れちゃあいけない、ここはただの村だ。木造建築ばっかだってのに、火ばっか撃ちやがって。後でオークに片付けさせよっと。

 ノックノック、トリックオアトリート!

「標様、申し訳ありませんが、手が離せませぬゆえ」

 引き戸を開けると、青頭とフレデリカが何故か抱きしめあっていた。
 転生者軍団が来る前に、族長から相談があった。フレデリカが青頭を喰わず、どうすればよいかというものだった。
 愛、か?愛なのか?ロリ婚ですか?それって法律的に大丈夫なんですか?

 羨ましい。相思相愛、見事なり。

 ババアは必死の説得を続けていたが、タァァイムアップ。次は俺のターンというわけだ。

「よっ」
「お前は……。何の用だ、フレデリカは渡さない」
「うんいいよ。でも俺との約束は守れよな」
「転生者狩りか。それは分かっているが、外の騒ぎは何だ」
「お前の復讐相手が来てるんだよ」
「何っ!?」
「でゅふふC、あ、名前聞くの忘れてた。えーと、全裸でギンギンの奴がいるから、ソイツの手伝いをしてほしい」
「そんな変態が?誰だ」
「さあ、お前のクラスメイトにいたけど」
「――そうか、分かった。それで?手伝いをしたら、他の奴らを殺せばいいんだな?」
「醤油こと!」
「フレデリカ……」

 イチャイチャすんなよ。オッサンへの当てつけですか?
 ひえっ、愛してるよって……。ガキのくせに、一端に言いやがる。
 ヒエッ、キス…………。
 純愛だよー。もう見てらんないよー。風俗に通い倒すオッサンには猛毒だよー。

「フレ、デリカ、ちょっと、人前で……」
「いいじゃん。この人たちは、私達の仲を引き裂こうとしたんだから」
「まあそうだけど」

 はあ、嫌んなるね。異世界エンジョイ勢はムカつくね。ムカつくから痛めつけたくなる、そして俺は気持ちよくなる。
 神ってバカなの?
 俺の神以外の神はボケてるの?何万年も生きて、痴呆症に?俺のオナ○ーばっか手伝ってどういうつもりなのよ。
 まあこの程度なら可愛いからいいや。

 ネズ公の神みたいに、手を出してこなければ、お互いに仲良くやれるな。太陽と月、光と影、陰と陽、ト○とジェ○ーぐらい仲良くやれそうだ。

「さっさと手伝ってあげろよー。でゅふふは俺のペットだから、死んだら許さんからなー」
「あっ、んん、は、わかっ、んん、た!」

 な~んも分かってねえだろタコ。楽しくチュパチュパ、チュパカブラぐらいヨダレ吸ってろい!


 俺は鎮座している。良い感じの椅子がなかったので、サバサバ系の棟梁に拵えてもらった。めっちゃ座りやすいロッキングチェア。
 戦場において似つかわしくない、なんとも奇妙な椅子だ。揺ら揺らしながら戦場を眺めるも、一進一退の攻防が続くばかり。
 にしてもでゅふふCは頑張っている。エクスカリバーとでも言おうか、太く逞しいシンボルを振り回しながら、ターゲットでゅふふを追いかけている。

 遊んでる、訳じゃないよな。

 暇だー。またお肉でも削ぐ?いや飽きたなー。バトロワ始まんないかなー。動物たちが死にすぎてて気分悪いよー。犬さんが可愛そうだよー。鳥と豚は、まあいいんじゃね?

「標様、ご報告が」
「お?おお、話すのって……」
「久しぶりかと存じます」
「ダイキリ兄やん!」
「なんと畏れ多い呼び名でしょう、感謝致します」

 イケメソの兄やん、ダイキリは魔族の中でも飛び抜けて強いらしい。なんでも、独りで転生者を殺したそうだ。何人も。
 神に愛されしチーターに、パンピーが敵うはずもないのだが、ダイキリ兄やんは、類稀なる才能の持ち主らしい。
 転生者みたいなチート技はないけど、魔力量とか、運動神経とか、頭の良さとか、ヤバいらしい。
 しかもカッコいいし。何なのマジで。転生者なら顔面焼いてオークのナニをしゃぶらせてましたヨ。

「ほんで?」
「はっ、準備が終わりました。バトルロワイヤルを何時でも始められます」
「おお!マジで?すぐにスタートして!」
「はっ」

 今戦っているのはネズ公の部下、魔物たちだ。魔族は一切手を出していない。人が少ないなーと思っていたら、急に俺の所に集まり始めた。
 なるほど、準備で忙しかったのか。
 真面目だねー。復讐に余念がないよ。いい心掛けだ。

 テクテクと戦場近くまで歩いたダイキリは、手を掲げて何やら呪文を言った。そしたら空で大きな花火が……。

 ドォォォン!

「うわっ、たーまやーー」
「はっ、何でしょうか?」

 チェリーが出てきた。いや、呼んだわけじゃないのよ。

「異世界では花火を見ると、言わなきゃいけないってルールがあんのよ」
「はっ。では、私も。たーまやーー」
「たーまやーー」

 魔族の大合唱が起きた。
 あんたらは言わんでええけどね。
 ダイキリが驚いて振り返ってるじゃん。大丈夫!こっちの話だから!

 俺の思いが伝わったのか、戦場に向き直ると地面に手を当てた。

留置結界ディテンションピラミッド

 でっけえ声だ。ありがとう。創出者の皆にもルビつきで魔法が伝わったよ。さすがイケメンの傑物だな。気配りも完璧よ。

 濁ったバリアが転生者を取り囲むように、ピラミッドになった。数匹の魔物たちも閉じ込められたが、致し方なし。ドンマイ。
 バリアを叩いたり、魔法をぶち込んだりしているがビクともしない。あれが結界か、凄いな。

「標様、一言ご挨拶を頂けますかな?」
「ん?開会宣言的な?」
「恐らく、開会宣言的なやつでございますな」
「オッケー」

 族長のジジイもノリを覚えてきたらしい。良いことだ。では遂に、あの名言を言ってやる日が来た!

 ロッキングチェアから立ち上がり、ダイキリの横に並んだ。
 右肩をクイックイッと動かす独特な仕草と、引き攣った右頬を忠実に再現し、転生者たちの目を余すことなく眺める。

「魔王っ!なんのつもりだ!」

 サルめ、人の大事な時に水を差すじゃねえ!
 さあ、いきましょう。ビート○けしが、映画バトルロワ○ヤルで言った名言です。どうぞっ!

「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」

 …………………………ヒエッ。

「ふざけんじゃねえよ!今すぐに出せっ!」

 す、スベっただとっ!?
 お前こそふざけんじゃねえよ!笑えよ!バカヤロー!座○市、宜しく切り刻んでやろうか!それともなにかい、アウトレ○ジ宜しくチャカで蜂の巣にしてやろうか!

「標様……」
「ダイキリ、何も言うな」

 ああ、恥ずかしい。

「始めてくれ」
「はっ」

 何事もなかったように、俺は腕を組み偉そうにした。
 ヤジは一切耳に入れない。何も聞かない。聞きたくない。

 あれって、モノマネだよね?確か……ニュースに出てるおじさんの。ああ、お笑いの人じゃないの?ええ?映画監督だよ!

 多彩なんだよバカヤロー!元はお笑いだ!今でも面白いわ!コソコソ喋ってんじゃねえよ、聞こえてんだよ!

「お前たちの襲撃は予測していた。だからこうして捕らえることができたのだ」
「どうする気だ!そしてこの魔法はなんだ!」
「この魔法は、精神に作用する。あと数分で何人か錯乱し始めるだろう」
「まさか、本気で殺し合いを……」
「半数以下になれば錯乱は止まる。ああそれから、この中に裏切り者がいると知っていたか?」
「――何?」
「襲撃日時の予測だけで、ここまで大掛かりに罠が成功するとでも?当然、内通者がいる。上手く殺せるといいな。おっと、始まったようだ」
「レイタ、待て!落ち着け!」

 スターーーート!
 ダイキリの揺さぶりもいいね。良かったよ!
 ちなみに、この結界に囲まれたからといって錯乱しません。影に潜んでいる者が片っ端から錯乱の魔法を掛けているだけです。精神操作系は、掛かり易さが人それぞれみたいなので、上手く行けば……。

「殺す殺す殺す殺す!」

 というふうに、狂気を丸出しにして襲うわけでございますな。

 さて、クラスメイトと付き合ったことがあるという人はいるだろうか。お前らどう?付き合ってるよーとか、もう別れたわ!とかそんな人いる?いないよねー。寂しい奴らばっかだろうし。バカにしてる訳じゃない。俺を見れば、分かるだろ?風俗に通い倒すような男だ、察してくれ。

 でだ、クラス内に彼女なり彼氏がいるのはどのくらいだろうか。10%?20%?多分そんなもんだろ。数値はウンコしてる時に適当に考えた。根拠はないので悪しからず。
 20%の割合で恋人がいて、生き残れるのは半数だけ。錯乱の魔法に掛かるのは、50%と仮定しよう。

 ――――――――――算数苦手です。やっぱり計算止めます。

 要するに、彼氏彼女を助けたいならさっさと半分以下にしろってことよ。結界を解けば錯乱が止まると信じてるんだから、一生懸命頑張ってくれるはず。

 もし頑張らなかったら?
 心に深い傷を負う、と思う。
 コイツ、俺のことを想ってくれてないんだとか、勝手に傷ついてくれるだろ。

 ほら、始まりました。

「ゆい!」
「しょーた!」

 恋人が錯乱中。ああ、やばい反撃されて殺されるぅ。

「てめえ、ゆいに手を出すな!」
「だって、ぐっ……」

「しょーた……」
「すまん、殺らなきゃ殺られてたんだ」

 明暗くっきりですね~。
 ゆいちゃんは愛されてる。クラスメイトを殺すぐらいに愛してるんだね彼氏君は。このこの~。

 しょーた君は、愛されてない。
 彼女ちゃんは悲しげに眺めてるだけ。
 あーー後ろからキチガイが……。ポックリ。
 即ざまぁ。乙。

 人が死んでいくよー。堪んないよー。
 泣きながら、そうそう、殺しちゃいなよ。

「何だ、これは」
「ん?おお、青頭」

 顔面も青くなってるけど、大丈夫?
 唇が腫れすぎ。ワロス。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。 〜あれ?ここは何処?〜 転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

処理中です...