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コンタクトの回
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「ナナッチ、作戦開始だニョン!」
「オーケー、花蓮、進めるよ。」
「今!」
ソソソ~っと進む花蓮。
(見つかったら一貫の終わりだニョン。)
「ストップ!まだ扉に手をかけないで、先生が後ろ列の高山君に質問してるから」
「クソ~、高山め~
遅刻こっそりバレませんでした作戦が失敗するじゃないか~!
ナナッチ、また教えてね!」
「うん、でももうすぐ一限目の授業終わるよ?普通に「遅れましたー」
って言ってくればいいじゃん。」
「そ、そこはナナッチには譲れないの!バレない為にもォ⤴︎にヒヒ‥」
キンーコンーカンーコンー‥
(ウニャァァァ!授業終わっちゃったあ~)
(よし、なり終わる前に、潔く先生のところに行こう!)
「ゴメン、ナナッチ作戦放棄ね!
というか、スマホの残量がヤバい!」
「え、ちょ、花蓮?!」
勢いよく扉を引く花蓮。
「先生!すみません、遅刻しましたァァァ!」
生徒の焦点は花蓮に一点集中する。
「ん、その声は滝川花蓮かー」
「ハイ、すみません遅刻しました!」
「なんだ、遅刻しとったのか、てっきり出席してるかと思ってたよ。」
「へ?」
「学校に向かう際にコンタクトが乾燥してたのか、取れちゃってさ、探しても見つからないからこのままで来たんだよ。言われるまで気づかなかったや笑」
(墓穴掘ってしまった‥)
「ちゃんと見えないって怖いなぁ~
正直に言ってくれたから、今回は
見逃してやるから、今度からは遅刻しないようにな!」
「え、ほんと!?先生、ありがとう!
大好き~!!」
「お、おう、今度から気をつけなよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
昼休み、屋上にてー
「よかったね~~花蓮、今朝見逃してもらって。」
「うん、良かったよ~
まさか先生がコンタクトつけたなんて驚いた!ナナッチ知ってた?」
「ううん、今日私も初めて知ったの。」
「あ、ナナッチ、後ろ」
「ん?」
こちらにスタスタと向かってくる
身長180センチくらいの男性ー。
その男性は一言、こう言った。
「こんにちは、私はタワシ部部長、
磯貝健太です。入ってみませんか?」
「オーケー、花蓮、進めるよ。」
「今!」
ソソソ~っと進む花蓮。
(見つかったら一貫の終わりだニョン。)
「ストップ!まだ扉に手をかけないで、先生が後ろ列の高山君に質問してるから」
「クソ~、高山め~
遅刻こっそりバレませんでした作戦が失敗するじゃないか~!
ナナッチ、また教えてね!」
「うん、でももうすぐ一限目の授業終わるよ?普通に「遅れましたー」
って言ってくればいいじゃん。」
「そ、そこはナナッチには譲れないの!バレない為にもォ⤴︎にヒヒ‥」
キンーコンーカンーコンー‥
(ウニャァァァ!授業終わっちゃったあ~)
(よし、なり終わる前に、潔く先生のところに行こう!)
「ゴメン、ナナッチ作戦放棄ね!
というか、スマホの残量がヤバい!」
「え、ちょ、花蓮?!」
勢いよく扉を引く花蓮。
「先生!すみません、遅刻しましたァァァ!」
生徒の焦点は花蓮に一点集中する。
「ん、その声は滝川花蓮かー」
「ハイ、すみません遅刻しました!」
「なんだ、遅刻しとったのか、てっきり出席してるかと思ってたよ。」
「へ?」
「学校に向かう際にコンタクトが乾燥してたのか、取れちゃってさ、探しても見つからないからこのままで来たんだよ。言われるまで気づかなかったや笑」
(墓穴掘ってしまった‥)
「ちゃんと見えないって怖いなぁ~
正直に言ってくれたから、今回は
見逃してやるから、今度からは遅刻しないようにな!」
「え、ほんと!?先生、ありがとう!
大好き~!!」
「お、おう、今度から気をつけなよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
昼休み、屋上にてー
「よかったね~~花蓮、今朝見逃してもらって。」
「うん、良かったよ~
まさか先生がコンタクトつけたなんて驚いた!ナナッチ知ってた?」
「ううん、今日私も初めて知ったの。」
「あ、ナナッチ、後ろ」
「ん?」
こちらにスタスタと向かってくる
身長180センチくらいの男性ー。
その男性は一言、こう言った。
「こんにちは、私はタワシ部部長、
磯貝健太です。入ってみませんか?」
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