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奴隷
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「おかえり、ぐらすぅ……」
昔の冒険者仲間とかなんとかの通信が入ったとかなんとかで、一旦個室の外に行ったグラスが帰ってきた。結局あれからどれくらい経ったのか、結局私は水モドキの酒を飲ませられて頭がぽやぽやする。美味しい酒は水のようだとかなんとかいってくれますけど、それならタダの水でいいじゃん。なんで無味無臭の酒なんて造ったんだよ……この世界の酒好きの考えることはわからない。
前の世界は基本的に酒の匂いが嫌いで飲まなかったのだが、まさかこんな無味無臭の酒があるとは思わなかった。思わず酔いどれの頭が重く感じて、皿をどかして高級な布が被さった円卓に頭を乗せてグラスをみる。微笑ましそうに5本目の白ワインを開けながらグラスがこちらを見ている。お前はなにザルなの?
「酔うという感覚は如何ですか?カリスティア」
器用にコルクを外して注いだ白ワインを優雅に、口を付けて微笑む。グラスから見たらそうとう気持ちよさそうによって見えるらしい。ご本人様の私はすごく嫌ですが。
「ぽわぽわする。二度とお酒飲まない」
「嫌い……ですか?」
「嫌い」
申し訳なさそうに顔を困らせるグラスの言葉を一刀両断して嫌いと言う。ぽわぽわする感覚も思考がしびれる感覚も心地よいものだというものは認めよう。もう一度グラスを見て居ると……ワインを持つ手が尋常じゃないほどに震えている。酒を飲ませた=私が嫌いって捉えているのが手に取るように分かる。手の狼狽えよう。
「グラスじゃない、お酒」
「酒……ですか、何故です?」
気分を持ち直したグラスが、白ワインをもう一口飲みながら訪ねてくる。あれだけ飲んでいるのに全くペースが落ちないから飲み過ぎないかと心配になるが、とりあえず酒嫌いになった理由を言うことにした。前の世界の経験だから多少ははぐらかしたのだけれど。
「私さ、リチェルリットで」
「はい」
酔いが回って舌が美味く回らない為に単語が、不自然な所でぶつ切りになるがグラスは真剣に聞いてくれる。一旦酒を飲む手を止めてワイングラスを置いてこちらを見ながら、こちらは机に突っ伏しているから置かれたワイングラス越しに見えるグラスの顔が、面白いことになっていて不自然に笑いながらも話した。
「あるばいと、してて」
「ええ、食べ物屋ですね」
「お客さんおしゃけのんでて」
「はい、確かにあそこのお店は酒類の取り扱いがありましたね」
ろれつが回らない中で、グラスが真剣に相づちをうってくる。なんで私の店のこと行ってもないのにどういう店か分かるのかと疑問に思ったけれど、そのまま眠い目をこすって話しを続ける。
「肩をかしてほしいって、言われて」
「待ってください、カリスティアはそのとき子供……」
「でぇ、かしたりゃ……肩に吐かれたからきらーい」
私の初の正社員で入った居酒屋で酔ったお客さんに肩を貸したら背中に吐かれてから、酒は本格的に匂いから無理になって、アルコール類摂取する度にそれを思い出すからなんとも言えない。そういや、これならばわざわざ飲んでから嫌いって言わなくても、良かったんじゃ。もう飲んじゃったからしかたないけれど。それにもっと嫌いなところが沢山あります。
「それにね」
「…………はい」
「おしゃけのんな男の人の、といれ、狙いが定まらなくてあっちこっちに飛んで掃除するの大変だし」
「はい…………」
「注文間違えたったときに、ごはんの器なげらりぇたし」
「はい?」
「よっぱらいどうしの喧嘩でお店の壁に穴あけられちゃったし」
「…………」
「人の理性をうすめる、お酒きらーい」
肩に吐かれたのは前の世界のことだけれども、それ以降は全部この世界に来てアルバイトしているときに、酔っ払った客にやられたことだ。子供だけれども受け答えしっかりしているし……それに具現化でちゃっかり身体の年齢を操作できる腕輪を作って12歳の状態でアルバイトに入ったしで、夜でも働かせて貰っていた懐かしい思い出。
(前の世界は、たばこ持って突然この野郎って殴られそうになったし。飲酒運転は困るから運転手には酒出せないって言ってるのにキレて、顔ぶん殴られたなぁ……まだこの世界のがマシって、前の世界のクズさよ……)
中世ナーロッパ式異世界で、保険も安全もないけど前の世界の息苦しさとキチガイの人数は前よりマシだ。そろそろ本当に眠いから、グラスに帰ろうと言おうといつの間にか壁の方に目線が行っていた顔をグラスの方へ向けると……氷の魔王が君臨していた。
「カリスティア」
「はい! なんでございましょうか!」
一瞬で私の目がぱっちり覚めてついでならば酔いも覚めた。なんで怒っているのか理由を頭で模索し始める。食事時に吐く話題とトイレの話題が悪かったのだろうか、それとも、この外食は楽しいものにしたかったのに愚痴を言ったら、楽しくなくなったと怒っているのか、いやいやそれとも、グラスは酒あんなにグビグビ飲んでいるのだから、酒という物を侮辱したと捉えて怒っているのか……。
ありとあらゆる怒らせた原因を模索している中で、冷や汗が私の額から吹き出して、鼻筋を伝って顎のあたりへ伝って落ちてゆく。絶対零度のまで自分の身体を魔力で下げているおかげで、グラスが瞬きしただけで氷の結晶があたりにふわりと飛ぶ。笑顔の鉄面皮、氷の笑顔……いや氷よりも冷たい笑顔のまま固まって目は遠くの私の後ろを睨むように鋭くキッと怒らせていた。先んじて謝ろうと私は口を開くと。
「カリスティア」
「……はい」
先に名前を呼ばれて沈黙する。グラスがふわりと雪の結晶を散らしながら立ち上がり私の元へとゆっくり歩いてゆく、私は死を覚悟してグラスの接近する様子を片時も目を離さずに見た。やがて、わたしの座って居るイスの真横にたどり着いたので慌ててイスから立ち上がってグラスに向き合う。一体どんなお叱りを受けるのやらと身を強ばらせていると。
「働かなくていいです」
「ごめんな……はい?」
グラスが顔を怒らせながら、私に抱きついてそういった。働くなと……どういうことだ。きょとんとしてグラスの顔を見上げると、グラスの顔は怒ったまま。けれど怒る対象は私というよりは……私の言った客に向けられているような感覚。
「全てが終わって正式に私の嫁となった場合は、絶対に働かなくていいです。家事も洗濯も料理も私が全てやります」
「……いや、グラスに手料理を食べて貰いたいし、グラスのことをササエタイカラ、カジハヤラセテー」
「カリスティア……!」
感動したように顔を赤くして、魔力を引っ込めるグラス。流石に家事はやらせて欲しいしニートは前に一度やったことがあるけど、暇で死にそうって感覚を覚えているので働かない状況はできれば避けたい。支えたいのも事実だしね。あと水晶に魔力を込めながらどこぞの裏の人間に人殺しを依頼するように「少しお世話をお頼みしたい人間が……」っと黒い氷の笑顔で言うグラスが怖いから。
その後、グラスも流石に酔いが回ったのか頬に薄紅を差しながら、ウィーンとスケイスが居る宿屋に向けて足を進めた。
「奴隷生活は大変でしたね……カリスティア」
その後もグラスが少し遠い優しい目で言ってきたので、私の世界の接客業はこの世界の奴隷とどっこいの労働環境みたいです。
昔の冒険者仲間とかなんとかの通信が入ったとかなんとかで、一旦個室の外に行ったグラスが帰ってきた。結局あれからどれくらい経ったのか、結局私は水モドキの酒を飲ませられて頭がぽやぽやする。美味しい酒は水のようだとかなんとかいってくれますけど、それならタダの水でいいじゃん。なんで無味無臭の酒なんて造ったんだよ……この世界の酒好きの考えることはわからない。
前の世界は基本的に酒の匂いが嫌いで飲まなかったのだが、まさかこんな無味無臭の酒があるとは思わなかった。思わず酔いどれの頭が重く感じて、皿をどかして高級な布が被さった円卓に頭を乗せてグラスをみる。微笑ましそうに5本目の白ワインを開けながらグラスがこちらを見ている。お前はなにザルなの?
「酔うという感覚は如何ですか?カリスティア」
器用にコルクを外して注いだ白ワインを優雅に、口を付けて微笑む。グラスから見たらそうとう気持ちよさそうによって見えるらしい。ご本人様の私はすごく嫌ですが。
「ぽわぽわする。二度とお酒飲まない」
「嫌い……ですか?」
「嫌い」
申し訳なさそうに顔を困らせるグラスの言葉を一刀両断して嫌いと言う。ぽわぽわする感覚も思考がしびれる感覚も心地よいものだというものは認めよう。もう一度グラスを見て居ると……ワインを持つ手が尋常じゃないほどに震えている。酒を飲ませた=私が嫌いって捉えているのが手に取るように分かる。手の狼狽えよう。
「グラスじゃない、お酒」
「酒……ですか、何故です?」
気分を持ち直したグラスが、白ワインをもう一口飲みながら訪ねてくる。あれだけ飲んでいるのに全くペースが落ちないから飲み過ぎないかと心配になるが、とりあえず酒嫌いになった理由を言うことにした。前の世界の経験だから多少ははぐらかしたのだけれど。
「私さ、リチェルリットで」
「はい」
酔いが回って舌が美味く回らない為に単語が、不自然な所でぶつ切りになるがグラスは真剣に聞いてくれる。一旦酒を飲む手を止めてワイングラスを置いてこちらを見ながら、こちらは机に突っ伏しているから置かれたワイングラス越しに見えるグラスの顔が、面白いことになっていて不自然に笑いながらも話した。
「あるばいと、してて」
「ええ、食べ物屋ですね」
「お客さんおしゃけのんでて」
「はい、確かにあそこのお店は酒類の取り扱いがありましたね」
ろれつが回らない中で、グラスが真剣に相づちをうってくる。なんで私の店のこと行ってもないのにどういう店か分かるのかと疑問に思ったけれど、そのまま眠い目をこすって話しを続ける。
「肩をかしてほしいって、言われて」
「待ってください、カリスティアはそのとき子供……」
「でぇ、かしたりゃ……肩に吐かれたからきらーい」
私の初の正社員で入った居酒屋で酔ったお客さんに肩を貸したら背中に吐かれてから、酒は本格的に匂いから無理になって、アルコール類摂取する度にそれを思い出すからなんとも言えない。そういや、これならばわざわざ飲んでから嫌いって言わなくても、良かったんじゃ。もう飲んじゃったからしかたないけれど。それにもっと嫌いなところが沢山あります。
「それにね」
「…………はい」
「おしゃけのんな男の人の、といれ、狙いが定まらなくてあっちこっちに飛んで掃除するの大変だし」
「はい…………」
「注文間違えたったときに、ごはんの器なげらりぇたし」
「はい?」
「よっぱらいどうしの喧嘩でお店の壁に穴あけられちゃったし」
「…………」
「人の理性をうすめる、お酒きらーい」
肩に吐かれたのは前の世界のことだけれども、それ以降は全部この世界に来てアルバイトしているときに、酔っ払った客にやられたことだ。子供だけれども受け答えしっかりしているし……それに具現化でちゃっかり身体の年齢を操作できる腕輪を作って12歳の状態でアルバイトに入ったしで、夜でも働かせて貰っていた懐かしい思い出。
(前の世界は、たばこ持って突然この野郎って殴られそうになったし。飲酒運転は困るから運転手には酒出せないって言ってるのにキレて、顔ぶん殴られたなぁ……まだこの世界のがマシって、前の世界のクズさよ……)
中世ナーロッパ式異世界で、保険も安全もないけど前の世界の息苦しさとキチガイの人数は前よりマシだ。そろそろ本当に眠いから、グラスに帰ろうと言おうといつの間にか壁の方に目線が行っていた顔をグラスの方へ向けると……氷の魔王が君臨していた。
「カリスティア」
「はい! なんでございましょうか!」
一瞬で私の目がぱっちり覚めてついでならば酔いも覚めた。なんで怒っているのか理由を頭で模索し始める。食事時に吐く話題とトイレの話題が悪かったのだろうか、それとも、この外食は楽しいものにしたかったのに愚痴を言ったら、楽しくなくなったと怒っているのか、いやいやそれとも、グラスは酒あんなにグビグビ飲んでいるのだから、酒という物を侮辱したと捉えて怒っているのか……。
ありとあらゆる怒らせた原因を模索している中で、冷や汗が私の額から吹き出して、鼻筋を伝って顎のあたりへ伝って落ちてゆく。絶対零度のまで自分の身体を魔力で下げているおかげで、グラスが瞬きしただけで氷の結晶があたりにふわりと飛ぶ。笑顔の鉄面皮、氷の笑顔……いや氷よりも冷たい笑顔のまま固まって目は遠くの私の後ろを睨むように鋭くキッと怒らせていた。先んじて謝ろうと私は口を開くと。
「カリスティア」
「……はい」
先に名前を呼ばれて沈黙する。グラスがふわりと雪の結晶を散らしながら立ち上がり私の元へとゆっくり歩いてゆく、私は死を覚悟してグラスの接近する様子を片時も目を離さずに見た。やがて、わたしの座って居るイスの真横にたどり着いたので慌ててイスから立ち上がってグラスに向き合う。一体どんなお叱りを受けるのやらと身を強ばらせていると。
「働かなくていいです」
「ごめんな……はい?」
グラスが顔を怒らせながら、私に抱きついてそういった。働くなと……どういうことだ。きょとんとしてグラスの顔を見上げると、グラスの顔は怒ったまま。けれど怒る対象は私というよりは……私の言った客に向けられているような感覚。
「全てが終わって正式に私の嫁となった場合は、絶対に働かなくていいです。家事も洗濯も料理も私が全てやります」
「……いや、グラスに手料理を食べて貰いたいし、グラスのことをササエタイカラ、カジハヤラセテー」
「カリスティア……!」
感動したように顔を赤くして、魔力を引っ込めるグラス。流石に家事はやらせて欲しいしニートは前に一度やったことがあるけど、暇で死にそうって感覚を覚えているので働かない状況はできれば避けたい。支えたいのも事実だしね。あと水晶に魔力を込めながらどこぞの裏の人間に人殺しを依頼するように「少しお世話をお頼みしたい人間が……」っと黒い氷の笑顔で言うグラスが怖いから。
その後、グラスも流石に酔いが回ったのか頬に薄紅を差しながら、ウィーンとスケイスが居る宿屋に向けて足を進めた。
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