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最終戦争【3】
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戦っているうちに空から無数の矢の雨が降ってきた。咄嗟に上を見て避けると雲に隠れた天使がまだまだ沢山居た。王都の方も被害が出ていて守る為の大きい魔法障壁みたいなのが張られていた。これって何時は入れるようになるんだろうか? なんて考えながらもグラスに攻撃が行かないように必死で剣を振り回す。
【団体は真 異端は偽】
【団体は偽】
【異端は真】
詠唱は絶えず妨害されている。けれど妨害している間はどうしても無防備になる。それを知る冒険者達がセシルとスケイスを守って傷を負い倒れてゆく。それでも、勝つために犠牲を飲んで戦わねばならない。魔力妨害は技術と心の戦い……私はスケイスとセシルとそれを守ってくれる冒険者達を信じてグラス守るのに専念する。
【過ぎの貴方に反逆の垂氷により歩みを止めよう さして時は止る さして空間は凍結する】
聞いた事のある詠唱が響き渡る。凜々しく喧噪を裂く氷柱のように涼やかな声で高らかに鳴り渡る。それを妨害しようと魔法で、剣で、矢で、様々の方法で私達を襲ってくる。私は強くない……だから段々とグラスの目の前で傷付いてゆく。それでもグラスの詠唱は止らない。止めさせない。
【氷核を持て 集え これぞ全てを氷塊に塵と化す力なり】
肩に一撃を貰い、足に一撃を貰い、様々な所に一撃を貰った。けれど私は立つ……身体は痛くとも守りたいから。この世界で生きたいからこそ立ち上がる。下にはスケイスやセシル、知らないけれど確かに生きている人達。ここでグラスの詠唱が終わらせられなければ物量で押されて全員……死ぬ。
「う゛っ」
詠唱で動けないグラスの目の前に突撃した剣を持った天使を、身体を張って剣で受ける。矢で切り裂かれた左肩から血があふれ出しても、力を込めて剣を弾き切った。咄嗟にグラスを見ると……私の肩が吹き出しただろう血が多少顔に掛かってしまっていた。怪我はない。それだけ確認してまた数多の天使たちの攻撃を受けた。
【我は永遠を留め置く者 過ぎ去りを止める者 止まれ 凍てつけ】
もうすぐ、もうすぐ、もうすぐ!!! 焦る気持ちを抑えつけながら天使達の猛攻を身一つで受け止める。それでもイレギュラーは起こるわけで。
「な、捨て身!」
三人わざと自身の中の魔力循環を荒らして突撃してきた。このままでは魔力爆発をおこして守り切れない。慌ててグラスの方向に向かおうとしても別の天使達が邪魔をして向かいに行くのが遅れる。
「グラス! 詠唱止めて逃げて!!! グラス!!!」
速さをおおよそ見積もって五秒で、どうやってもグラスが爆発に巻き込まれてしまう距離になってしまう。ギリギリ間に合うか間に合わないかの所で、限界を超して足に魔力を込めてもギリギリ間に合わない。それでもグラスは詠唱を辞めなかった。
「ああああぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」
いつの間にか出ていた叫び声のまま、それでも諦め悪く私は妨害を退けながら走る。後一秒で、離れていても爆発に巻き込まれる圏内に入る。
「あ~。某中々いいときに来ちゃったぁ? これ中々良い人になれるから気持ちいですな」
奇っ怪な言葉遣いと共にコンマ一秒の天使達が魔力爆発をを起こす前に、別の爆発で墜落していった。肩で息をする中でその奇っ怪な声の元を辿ると。無邪気に手をふってお~い! っとぼさぼさの髪を振り乱して居る……モルゲンが居た。
あの寝ていた人が助けてくれたんだと、認識した頃にグラスの詠唱が完成した。
【時も空間も天も地にも安寧はない…… 臓を 血を 命を 全てを止めて知れ アンファング・ザミェルザーチ】
詠唱完了と共に私達の見える範囲を含め……空に居る天使も雲の中に隠れている天使も全てを一瞬で凍らせた。凍った雲が天使を取らえ隕石のように急速に地上に落ちてくる。今の詠唱で4分の1は相手の天使の戦力減ったんじゃ……。そんな背筋がゾッとする考えがよぎる中で、私の身体の緊張が解け、魔法を意地出来なくなり地上へ頭から落ちた。
「カリスティアッ!」
間一髪グラスが転移して私を受け止めてくれた。降りたところで慌ててスケイスとセシルとモルゲンが駆け寄ってくる。けど、私は自身の血でグラスの衣服が真っ赤になってしまった事に顔をブルーにした。浄化魔法掛けてもこれは色抜くのに時間かかる。
「主はん大丈「あははははは、お久しぶりだね。ほどよい血だらけ状態の所悪いけれど君らにはまだ働いて貰うよ。えーっと、あったあった、これじゃこれじゃ~モルゲンスペシャル」
「もご!」
「むぅ!」
スケイスの気遣いの言葉を盛大に遮って話しを進めたのに加え、自身の懐をガサゴソと漁って出した二つのオレンジ色の液体……瓶にちょびっとばかし玉になった埃が付いてて、いつ作ったのか知りたい所だ。それを聞く前にグラスも私も認識できない手の速さで、口に突っ込まれ飲まされた。
とろみの付いた無味無臭のゼリーのような感じで案外あっさりと飲めた。飲んですぐ私の高品質ポーションなんて足下にも及ばないほどの速さで傷と体力と魔力が回復した。私の高品質ポーションは体力までは回復できないから凄く驚いた。
「え、凄いなにこれ」
「回復力のあるトロールのう◯この菌を培養して作った高級品だよ。一日10本しか作れない高級品だからありがたく思いなさ~いネ」
「うん、材料は知りたくなかったけどありがとう」
「ありがとうございます。それでは我々は先に向かいますので」
そうだよね。前の世界のヨーグルトのとある菌入りのやつも、元を正せばう◯ちから培養した歴史があるからおかしかないんだけど、出来れば知りたくなかった。グラスもそうなのか別の理由があるからなのかモルゲン相手に、嫌そうにお礼を言ってスタスタと私を抱えたままリチェルリットへ向かった。もう一度モルゲンを見ると私と目を合せてニッコリと笑って、手を小さく振ってくれた。私も振り返すとモルゲンはニッコリと笑って壊れた街道の方へ身体を向けた。
「グラスは~ん。まって~」
「グラス、グラス、二人置いてってるストップストップ!!!」
「あぁ! 失礼しました」
「ええよ、相変わらずグラスはん苦手やな」
「追いついた……ふぅ。そうなのですか? グラスさん」
グラスが私の声で立ち止まり二人が追いつくまで待った。その後謝罪したあとに後頭部をポリポリかいたスケイスが、モルゲンが苦手みたいな事を言っているけど、ホントなのだろうか? っと重いグラスの顔を見るとバツの悪そうに目をそらされた。セシルも問うように言うとグラスは歩き始めながらポツポツと語り始めた。
「少し前はどちらかと言えば苦手な部類の人物ですが、今は特に思うところはありません。ただこのまま此処にいますと……」
「あぁ、そうですねぇ」
「なんやセシルもグラスも、ニガウリ食ったような顔して教えんかい」
「……まさかね」
私の病室を吹っ飛ばしたように爆弾だぜイェア! みたいなノリで踊り狂うとか? 流石にそれはないと思いたい。グラスもセシルも互いに顔を見合わせた後に。
「「直接みればわかります」」
っと回答して余計に謎の恐怖に煽られた。やがて南門に別の天使の軍団が集まって来たところで、グラスとセシルは猛ダッシュで王都の障壁の中へと滑り込んだ。その後に続いて若干反応の遅れたスケイスも後に続いて入った。なんかベテランの人も「邪魔になるから今は急いで王都に入れ!」っと良くわからない顔をしようがしまいが問答無用で、全員を王都へと敷き詰めた。いよいよ嫌な予感がして、ひとりぼっちになったモルゲンに100人以上は確実に居る天使が降り注いで来た。
「らんらんらん~。はんはんは~ん。さぁさぁご覧なさい。僕の最高の技術をお見せするのはここだけ今だけでございますのでございます。ご遠慮も無用、観覧も無料! これっぽちの爆破で死んでは困ります? 血しぶきを吹き出しても困りんす。 拙僧は純粋に爆破を楽しみたいのさ、さ、さ! 正しい間違いの倫理なんていりませぬ、馬鹿げたままに爆撃が一番です!」
独特のリズムを刻みながら歌って敵を爆発四散していく様こそ狂ってる。爆破しながら爆破の素晴らしさを歌いながら語り出すってどれだけ滑舌がいいんだか。私が苦戦した量を思う存分あっという間に爆破で片付け行くモルゲンに怖いとか苦手とか振り切って、もう苦笑いしか浮かべられない。
しかも考えなしの思うままに爆破しているかと思えば、全く周りに被害がない。矢も魔法も全て爆風をうまく調節して土地に傷が付かないように無力化している器用さと。私が見える範囲ならば、未来でも見えてんのかってくらいに相手が攻撃する前にその攻撃を読んで防いでる。頭も良い、反射神経も良い、私の具現化が霞むLevelで中々のチートだ怖い。
「絶対に敵に回しちゃいけない系だこれ……。敵にしたくない」
「あはは、僕も同感です。戦闘での大軍殲滅能力はモルゲン様が幹部一です。過去に一度、千人を一夜にして皆殺しにした実績を持つお方ですから。殲滅狂乱のモルゲン……本当に味方で良かったです」
なんつう物騒なあだ名。そんなあだ名にドン引きしていると。
「被虐体質カリスティア」
ちゃっかりグラスが私の不名誉な称号とあだ名を追加した。
「ぐ~ら~す~!!!」
否定できないのが辛い。ぶすくれながらもとりあえず城に向かうか、救援しようかと迷っていると。セシルは一度城の方で状況確認とうを行った方が良いと行ってくれたので。私達は城へ向かうこととなりました。それにしても的を得ている分……被虐体質の否定が出来なくて悔しい。悔しいよぉう……。
【団体は真 異端は偽】
【団体は偽】
【異端は真】
詠唱は絶えず妨害されている。けれど妨害している間はどうしても無防備になる。それを知る冒険者達がセシルとスケイスを守って傷を負い倒れてゆく。それでも、勝つために犠牲を飲んで戦わねばならない。魔力妨害は技術と心の戦い……私はスケイスとセシルとそれを守ってくれる冒険者達を信じてグラス守るのに専念する。
【過ぎの貴方に反逆の垂氷により歩みを止めよう さして時は止る さして空間は凍結する】
聞いた事のある詠唱が響き渡る。凜々しく喧噪を裂く氷柱のように涼やかな声で高らかに鳴り渡る。それを妨害しようと魔法で、剣で、矢で、様々の方法で私達を襲ってくる。私は強くない……だから段々とグラスの目の前で傷付いてゆく。それでもグラスの詠唱は止らない。止めさせない。
【氷核を持て 集え これぞ全てを氷塊に塵と化す力なり】
肩に一撃を貰い、足に一撃を貰い、様々な所に一撃を貰った。けれど私は立つ……身体は痛くとも守りたいから。この世界で生きたいからこそ立ち上がる。下にはスケイスやセシル、知らないけれど確かに生きている人達。ここでグラスの詠唱が終わらせられなければ物量で押されて全員……死ぬ。
「う゛っ」
詠唱で動けないグラスの目の前に突撃した剣を持った天使を、身体を張って剣で受ける。矢で切り裂かれた左肩から血があふれ出しても、力を込めて剣を弾き切った。咄嗟にグラスを見ると……私の肩が吹き出しただろう血が多少顔に掛かってしまっていた。怪我はない。それだけ確認してまた数多の天使たちの攻撃を受けた。
【我は永遠を留め置く者 過ぎ去りを止める者 止まれ 凍てつけ】
もうすぐ、もうすぐ、もうすぐ!!! 焦る気持ちを抑えつけながら天使達の猛攻を身一つで受け止める。それでもイレギュラーは起こるわけで。
「な、捨て身!」
三人わざと自身の中の魔力循環を荒らして突撃してきた。このままでは魔力爆発をおこして守り切れない。慌ててグラスの方向に向かおうとしても別の天使達が邪魔をして向かいに行くのが遅れる。
「グラス! 詠唱止めて逃げて!!! グラス!!!」
速さをおおよそ見積もって五秒で、どうやってもグラスが爆発に巻き込まれてしまう距離になってしまう。ギリギリ間に合うか間に合わないかの所で、限界を超して足に魔力を込めてもギリギリ間に合わない。それでもグラスは詠唱を辞めなかった。
「ああああぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」
いつの間にか出ていた叫び声のまま、それでも諦め悪く私は妨害を退けながら走る。後一秒で、離れていても爆発に巻き込まれる圏内に入る。
「あ~。某中々いいときに来ちゃったぁ? これ中々良い人になれるから気持ちいですな」
奇っ怪な言葉遣いと共にコンマ一秒の天使達が魔力爆発をを起こす前に、別の爆発で墜落していった。肩で息をする中でその奇っ怪な声の元を辿ると。無邪気に手をふってお~い! っとぼさぼさの髪を振り乱して居る……モルゲンが居た。
あの寝ていた人が助けてくれたんだと、認識した頃にグラスの詠唱が完成した。
【時も空間も天も地にも安寧はない…… 臓を 血を 命を 全てを止めて知れ アンファング・ザミェルザーチ】
詠唱完了と共に私達の見える範囲を含め……空に居る天使も雲の中に隠れている天使も全てを一瞬で凍らせた。凍った雲が天使を取らえ隕石のように急速に地上に落ちてくる。今の詠唱で4分の1は相手の天使の戦力減ったんじゃ……。そんな背筋がゾッとする考えがよぎる中で、私の身体の緊張が解け、魔法を意地出来なくなり地上へ頭から落ちた。
「カリスティアッ!」
間一髪グラスが転移して私を受け止めてくれた。降りたところで慌ててスケイスとセシルとモルゲンが駆け寄ってくる。けど、私は自身の血でグラスの衣服が真っ赤になってしまった事に顔をブルーにした。浄化魔法掛けてもこれは色抜くのに時間かかる。
「主はん大丈「あははははは、お久しぶりだね。ほどよい血だらけ状態の所悪いけれど君らにはまだ働いて貰うよ。えーっと、あったあった、これじゃこれじゃ~モルゲンスペシャル」
「もご!」
「むぅ!」
スケイスの気遣いの言葉を盛大に遮って話しを進めたのに加え、自身の懐をガサゴソと漁って出した二つのオレンジ色の液体……瓶にちょびっとばかし玉になった埃が付いてて、いつ作ったのか知りたい所だ。それを聞く前にグラスも私も認識できない手の速さで、口に突っ込まれ飲まされた。
とろみの付いた無味無臭のゼリーのような感じで案外あっさりと飲めた。飲んですぐ私の高品質ポーションなんて足下にも及ばないほどの速さで傷と体力と魔力が回復した。私の高品質ポーションは体力までは回復できないから凄く驚いた。
「え、凄いなにこれ」
「回復力のあるトロールのう◯この菌を培養して作った高級品だよ。一日10本しか作れない高級品だからありがたく思いなさ~いネ」
「うん、材料は知りたくなかったけどありがとう」
「ありがとうございます。それでは我々は先に向かいますので」
そうだよね。前の世界のヨーグルトのとある菌入りのやつも、元を正せばう◯ちから培養した歴史があるからおかしかないんだけど、出来れば知りたくなかった。グラスもそうなのか別の理由があるからなのかモルゲン相手に、嫌そうにお礼を言ってスタスタと私を抱えたままリチェルリットへ向かった。もう一度モルゲンを見ると私と目を合せてニッコリと笑って、手を小さく振ってくれた。私も振り返すとモルゲンはニッコリと笑って壊れた街道の方へ身体を向けた。
「グラスは~ん。まって~」
「グラス、グラス、二人置いてってるストップストップ!!!」
「あぁ! 失礼しました」
「ええよ、相変わらずグラスはん苦手やな」
「追いついた……ふぅ。そうなのですか? グラスさん」
グラスが私の声で立ち止まり二人が追いつくまで待った。その後謝罪したあとに後頭部をポリポリかいたスケイスが、モルゲンが苦手みたいな事を言っているけど、ホントなのだろうか? っと重いグラスの顔を見るとバツの悪そうに目をそらされた。セシルも問うように言うとグラスは歩き始めながらポツポツと語り始めた。
「少し前はどちらかと言えば苦手な部類の人物ですが、今は特に思うところはありません。ただこのまま此処にいますと……」
「あぁ、そうですねぇ」
「なんやセシルもグラスも、ニガウリ食ったような顔して教えんかい」
「……まさかね」
私の病室を吹っ飛ばしたように爆弾だぜイェア! みたいなノリで踊り狂うとか? 流石にそれはないと思いたい。グラスもセシルも互いに顔を見合わせた後に。
「「直接みればわかります」」
っと回答して余計に謎の恐怖に煽られた。やがて南門に別の天使の軍団が集まって来たところで、グラスとセシルは猛ダッシュで王都の障壁の中へと滑り込んだ。その後に続いて若干反応の遅れたスケイスも後に続いて入った。なんかベテランの人も「邪魔になるから今は急いで王都に入れ!」っと良くわからない顔をしようがしまいが問答無用で、全員を王都へと敷き詰めた。いよいよ嫌な予感がして、ひとりぼっちになったモルゲンに100人以上は確実に居る天使が降り注いで来た。
「らんらんらん~。はんはんは~ん。さぁさぁご覧なさい。僕の最高の技術をお見せするのはここだけ今だけでございますのでございます。ご遠慮も無用、観覧も無料! これっぽちの爆破で死んでは困ります? 血しぶきを吹き出しても困りんす。 拙僧は純粋に爆破を楽しみたいのさ、さ、さ! 正しい間違いの倫理なんていりませぬ、馬鹿げたままに爆撃が一番です!」
独特のリズムを刻みながら歌って敵を爆発四散していく様こそ狂ってる。爆破しながら爆破の素晴らしさを歌いながら語り出すってどれだけ滑舌がいいんだか。私が苦戦した量を思う存分あっという間に爆破で片付け行くモルゲンに怖いとか苦手とか振り切って、もう苦笑いしか浮かべられない。
しかも考えなしの思うままに爆破しているかと思えば、全く周りに被害がない。矢も魔法も全て爆風をうまく調節して土地に傷が付かないように無力化している器用さと。私が見える範囲ならば、未来でも見えてんのかってくらいに相手が攻撃する前にその攻撃を読んで防いでる。頭も良い、反射神経も良い、私の具現化が霞むLevelで中々のチートだ怖い。
「絶対に敵に回しちゃいけない系だこれ……。敵にしたくない」
「あはは、僕も同感です。戦闘での大軍殲滅能力はモルゲン様が幹部一です。過去に一度、千人を一夜にして皆殺しにした実績を持つお方ですから。殲滅狂乱のモルゲン……本当に味方で良かったです」
なんつう物騒なあだ名。そんなあだ名にドン引きしていると。
「被虐体質カリスティア」
ちゃっかりグラスが私の不名誉な称号とあだ名を追加した。
「ぐ~ら~す~!!!」
否定できないのが辛い。ぶすくれながらもとりあえず城に向かうか、救援しようかと迷っていると。セシルは一度城の方で状況確認とうを行った方が良いと行ってくれたので。私達は城へ向かうこととなりました。それにしても的を得ている分……被虐体質の否定が出来なくて悔しい。悔しいよぉう……。
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