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ミシャオ君と竹田さん その1
しおりを挟む晩になり、竹田さんは晩酌開始。
私は弁当を作っていた。
スーパーでヒレブロックを買って、たくさんヒレカツを作った。
晩御飯は1人でトンカツフィーバーだ。
味見したら美味かった。
明日からの竹田さんのヒレカツ弁当を作成。
私の料理の腕前は相当上がったと言っても、過言ではないと思いたい。
そして、竹田さんにLINEした。
私「弁当完成。今から行くよ!」
竹田「私は梅酒を頂いてます」
私「ほいほぉーい。ならいっちょ行ってみるわ」
竹田さんの家に到着して車に乗車。
私「お待たせ~」
竹田「お疲れ~」
私「会いたかった?」
竹田「会いたかった?」
私「俺はいつでも会いたいから、ぶっ飛んできます」
竹田「相当好きだね」
私「竹田さんがね」
竹田「素直になった方がいいよ」
近くのコンビニでコーラを買ってきた。
私「それでミシャオくんのエピソードを聞かせてよ」
竹田「ミッチェルはねぇ~高校で山下なおこと私と同じクラスだったんだけど、卒業してからしつこくデートに行こうと誘ってきてたの」
私「ほぉ、ミシャオ君のデートお誘い大作戦か」
竹田「でも私は、気持ちのない相手とは行きたくなかったから、友達と3人でならということで渋々行くことにしたの」
私「渋々でもお誘い作戦成功か。それって俺らが何歳の時?」
竹田「たぶん、22とか、それくらい?」
私「あの頃か。ミシャオ君の車が黒い時だね」
竹田「そう、あの黒い車の時の話」
私「なるほど、それでそれで?」
竹田「同級生の女の子は陸上部で、ミッチェルと部活が一緒だったの。
その子にミッチェルが頼み込んできて、2人っきりは無理だから3人でならってことでその子にも来てもらったの」
私「なるほどねぇ~面白い所に連れてってもらった?」
竹田「全然、ファミレス行って家の近くまで、送ってもらって帰ったよ」
私「そうだったのかぁ」
私なんて髪の赤い看護師に気持ちもなかったのに、強引に連れ回されるのを断れなかったというのに。
相変わらずダメな性格に反省している。
竹田「ミッチェルとよく遊んでたの?」
私「ミシャオ君とはねぇ、仕事後にファミレスに行ったり、パンを買いに県外のデパートのパン屋へ行ってたよ」
竹田「めっちゃ仲いいじゃん」
私「いきなりEメールが来て、「迎えはまだか」ってのが行くぞ!って挨拶なのよ」
竹田「どっちが迎えに行くの?」
私「だいたいミシャオ君がパン屋に行きたい時は、迎えが来てたね」
竹田「パンが好きなんだ」
私「そう!パン屋で勤めてるのに、他のパン屋にも買いに行くほどのパン好きだったのよ。
特に半額になる時間や、好きな米パンを買いに行こうとか行ってよく買いに行ってたよ」
竹田「パン屋で働いてたのに、他の店にまで行くなんて」
私「パンマニアだ」
竹田「小学校からの付き合いなんでしょ?」
私「小学校5年生の時に同じクラスになって。小学校の近くにミシャオ君の家があったから、キャッチボールをしたりして遊んでたよ」
竹田「付き合い長!」
私「ミシャオ君はまだ独身で彼女はいないけど、過去に気になる子にアタックして砕け散ってることがよくあった。
その話を本人からよく聞いてたわ」
竹田「彼女いたことないのかな」
私「いや、俺がプールでバイトをしていた時に、バイトの女の子の姉さんとミシャオ君が付き合っていることを、聞いたことがあったわ」
竹田「一応彼女いたんだ」
私「そんでミシャオ君がパン屋に勤めてた時には、好きな女の子をデートに誘ったり、若干ストーカーチックなところもあったけど彼女を作ろうと頑張ってたよ。
その子とはデートに行けなかった。残念です」
竹田「ストーカーチックってストーカーじゃん!」
私「気になる人とのEメールが、日記みたいに長くなるって言ってた。おぉ、それはそれは大変ですなって言っといた」
竹田「好きでもない相手に長いメールなんて嫌だわ」
私「パン屋で働いてた時に、その好きな子にデートに行こうと誘ったら、「嫌ですよー」って言われたと言ってたから。あー残念だったな!って慰めといた」
竹田「やっぱりね」
私「だけん、彼氏募集中の女の子を紹介したこともあったよ!恋実らずだったけど」
竹田「ミッチェルは私の家の前に来て、Eメールで「今、家の前にいるよ・・」みたいなメールで来られた事がって気持ち悪くてかかわりたくない」
私「あちゃー、それは聞いた事無かったわ」
竹田「あー怖い怖い」
まぁ、お互いがどうなってるかなんて会わないかぎりは知ることもないだろう。
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